JP3501873B2 - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

Info

Publication number
JP3501873B2
JP3501873B2 JP13787295A JP13787295A JP3501873B2 JP 3501873 B2 JP3501873 B2 JP 3501873B2 JP 13787295 A JP13787295 A JP 13787295A JP 13787295 A JP13787295 A JP 13787295A JP 3501873 B2 JP3501873 B2 JP 3501873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
housing
panel
spring
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13787295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08326400A (ja
Inventor
康人 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP13787295A priority Critical patent/JP3501873B2/ja
Publication of JPH08326400A publication Critical patent/JPH08326400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501873B2 publication Critical patent/JP3501873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は筐体のドア構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の筐体のドア装置の一例を
示す斜視図、図6は同ドア装置を示す断面図である。図
において、1は筐体、2は筐体1に回動可能に取付けら
れたドアである。2a、2bは、ドア2に形成された軸
穴、歯車形状である。3は、ドア2の内面にネジ止め等
で取付けられたパネル、3aは、パネル3の長手方向上
部に形成されたラッチ用突片である。4はばね、5はオ
イルダンパ、5aはオイルダンパ5に設けられた歯車、
6はドア固定具、6aはドア固定具6に形成された軸突
片、6bはドア固定具6に形成されたばね係止用突片で
ある。7はドア固定具6を筐体1に取付ける取付けネ
ジ、8はドア2を閉じた状態で、ラッチ用突片3aが嵌
合される浮出ラッチである。
【0003】ドア固定具6には、オイルダンパ5が、ネ
ジ止め等により取付けられると共に、軸突片6aとばね
係止用突片6bにより、ばね4が保持されており、更に
ばね4を角度a分、弾性範囲内で変形させた状態でドア
2の内壁に、軸突片6aが軸穴2aに、またオイルダン
パ5の歯車5aが歯車形状2bに夫々嵌め込まれた状態
で、ドア固定具6が、取付けネジ7により、筐体1に取
付けられている。又筐体1には、ドア2を閉じた状態
で、ラッチ用突片3aが嵌合し、ドア2を押込むことに
よって嵌合解除となる浮出ラッチ8が設けられている。
図6は、図5のドア構造の断面図である。ドア2を開放
するにはドア2を押込み、浮出ラッチ8のロックを解除
する。ドア2は、弾性変形しているばね4の力により、
開こうとするが、歯車形状2bに嵌合している歯車5を
介し、オイルダンパ5の粘性により急激には開かず、徐
々に二点鎖線で示すように開く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のドア構造では、
ドア2を筐体1に取付ける際に、別個の取付具であるド
ア固定具6が必要であり、ドア2を徐々に開くようにす
るためのオイルダンパ5も必要であった。又、ばね4を
軸突片6aに組み合わせた上、それを弾性変形させた状
態で、組立てを行わなければならず、組立作業性も悪
い。部品点数も多く、組立作業のバラツキにより、ドア
の円滑動作に悪影響が出やすいなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような従来装置の課題
を解決するためになされたもので、ドア取付及びその動
作に必要な部品を削減すると共に、ばねの弾性力に影響
されることなく、簡単に組立られるドア構造を得ること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるドア構
造においては、軸部を有する筐体、この筐体の軸部に回
動可能に嵌合する軸受溝が形成されたドア、このドアに
取付けられ軸受溝と対になって軸受を形成すると共に筐
体の側壁に押圧力を与える爪部が形成された弾性部を有
するパネル、一端が上記筐体に他端が上記ドアに係合し
て配置されたばねを備えたものである。また、パネルに
は筐体に設けられたラッチに係合するラッチ用突片が設
けられ、ドアの閉成時にラッチ用突片がラッチに係合す
ると共に、さらにドアを押込むことにより、この係合を
解除してドアを開放するよう構成されているものであ
る。
【0007】また、ドアにはドアを筐体に挿入して組立
てるにあたり、軸部によって変形されるパネルの弾性部
に形成された爪部に押圧されるまで、ばねを係止する係
止部が設けられているものである。さらに、ドアにはパ
ネルの弾性部に対向する位置に穴部が設けられているも
のである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたドア構造においては、
一端が筐体に、他端がドアに係合されて配置されたばね
の弾性力が、ドアを開く方向に働き、ドアの軸受溝と対
になって軸受を形成するパネルの爪部が筐体の側壁に与
える押圧力により、ドアを回動させて開くときの摩擦力
を生ずる。また、パネルのラッチ用突片を筐体の浮出し
ラッチに係合させてドアを閉じると共に、さらにドアを
押込むことにより、係合を解除してドアを開き、簡単な
操作でドアの開閉を可能にする。また、ドアを筐体に挿
入して組立てるにあたり、弾性部が撓むことにより、爪
部が軸部に嵌合されると共に、軸部により変形された弾
性部に形成された爪部の一部に押圧されて、係止部から
ばねが解除され、ドアを回動させるように作用する。さ
らに、ドアの取外しを行うにあたり、弾性部に対向する
位置に設けられたドアの穴部を通して力を加えることに
より、弾性部を弾性変形させて、爪部と軸部の嵌合を解
除する。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例によるドア構造を
示す斜視図、図2はこの発明の実施例によるドア取付過
程を示す断面図、図3は、この発明の実施例によるドア
取付状態を示す断面図、図4は,ドアの動作を示す断面
図で、図3のA−A断面である。図において、1、2、
3、3a、4、8は上記従来装置と同一のものであり、
その説明を省略する。1aは、筐体1のドア嵌合部側面
に形成された軸部、2cはドア2に形成された軸受溝、
2dはドア2の側面に形成された穴、2eは、ドア2に
形成された保持片で、ばね4を保持する。2fは、ドア
2に設けられた係止片で、組立て前のばね4を,角度b
分弾性変形させた状態で仮固定する。3bは、パネル3
の側面に形成された爪部で、2点鎖線で示すようにたわ
む弾性部3cを有し、軸受溝2cと対となって軸受を構
成する。3dは、爪部3bの先端に設けられた突片であ
る。
【0010】このように構成されたドア構造において
は、ドア2を筐体1に取付ける際の動作は、図2に示す
ように、爪部3bは、軸部1aに接触し、押しつけられ
ることにより、パネル3の弾性部3cが弾性変形し、1
点鎖線で示す位置から実線の位置に移動し、同じく、爪
部3bに設けた突片3dが,隣接するばね4を係止片2
fからはずす方向に移動する。更に押しつけることによ
り、図3に示すように、軸部1aはドア2の軸受溝2c
と爪部3bとの間に嵌り込むと共に、ばね4は係止片2
fからはずれ、筐体1と接触することになる。またドア
2は閉じた状態で,ラッチ用突片3aと浮出ラッチ8の
嵌合によってロックされているが、ドア2を押込むこと
によってロック解除される。
【0011】図4は,ドアの動作を示す断面図である。
ドア2を開放するにはドア2を押し込み、浮出ラッチ8
のロックを解除する。ドア2は弾性変形しているばね4
の力により開こうとするが、爪部3bが、図3のl寸法
分常に筐体1の側壁を押圧することにより、摩擦力が発
生し、図4のドア2が開くまでの爪部3bが移動する間
(L寸法),摩擦力が作用するため、ドア2は急激に開
かず、徐々に2点鎖線の位置まで開く。ドアを取りはず
す時には、ドア2の側面に設けた穴2dを経て棒材(図
示しない)等によって弾性部3cに力を加え、弾性変形
させて、爪部3bを軸部1aとの嵌合から解除させるこ
とで、取りはずし可能となる。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。一端が
筐体に、他端がドアに係合されて配置されたばねの弾性
力が、ドアを開く方向に働き、ドアの軸受溝と対になっ
て軸受を形成するパネルの爪部が筐体の側壁に与える押
圧力により、ドアを回動させて開くときの摩擦力を生ず
るので、ドアは急激ではなく、徐々に開き、部品点数も
少なく、簡単な構造にすることができる。また、パネル
のラッチ用突片を筐体の浮出しラッチに係合させてドア
を閉じると共に、さらにドアを押込むことにより、係合
を解除してドアを開くので、簡単な操作でドアの開閉を
可能にする。
【0013】また、ドアを筐体に挿入して組立てるにあ
たり、弾性部が撓むことにより、爪部が軸部に嵌合され
ると共に、軸部により変形された弾性部に形成された爪
部の一部に押圧されて、係止部からばねを解除するの
で、ドアを筐体に挿入するだけで組立てられ、組立て作
業性がきわめてよい。さらに、ドアの取外しを行うにあ
たり、弾性部に対向する位置に設けられたドアの穴部を
通して力を加えることにより、弾性部を弾性変形させ
て、爪部と軸部の嵌合を解除するので、簡単に取外しが
可能で、サービス性の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例によるドア構造を示す斜視
図である。
【図2】 この発明の実施例によるドア取付過程を示す
断面図である。
【図3】 この発明の実施例によるドア取付状態を示す
断面図である。
【図4】 この発明の実施例によるドアの動作を示す断
面図である。
【図5】 従来のドア構造の斜視図である。
【図6】 従来のドア構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筐体、1a 軸部、2 ドア、2c 軸受溝、2d
穴、2f 係止片、3 パネル、3a ラッチ用突
片、3b 爪部、3c 弾性部、3d 突片、4 ば
ね、8 浮出ラッチ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−50177(JP,U) 実開 昭59−132873(JP,U) 実開 平6−38284(JP,U) 実開 平2−19914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F05D 7/12,7/10 F05D 3/02 F05D 3/06 F05D 5/02 F05D 7/00 F05D 7/04 F05D 7/081 H05K 5/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部を有する筐体、この筐体の軸部に回
    動可能に嵌合する軸受溝が形成されたドア、このドアに
    取付けられ上記軸受溝と対になって軸受を形成すると共
    に上記筐体の側壁に押圧力を与える爪部が形成された弾
    性部を有するパネル、一端が上記筐体に他端が上記ドア
    に係合して配置されたばねを備えたことを特徴とするド
    ア装置。
  2. 【請求項2】 パネルには、筐体に設けられたラッチに
    係合するラッチ用突片が設けられ、ドアの閉成時に上記
    ラッチ用突片がラッチに係合すると共に、さらにドアを
    押込むことにより、上記係合を解除してドアを開放する
    よう構成されていることを特徴とする請求項1記載のド
    ア装置。
  3. 【請求項3】 ドアには、ドアを筐体に挿入して組立て
    るにあたり、軸部によって変形されるパネルの弾性部に
    形成された爪部に押圧されるまで、ばねを係止する係止
    部が設けられていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のドア装置。
  4. 【請求項4】 ドアには、パネルの弾性部に対向する位
    置に穴部が設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれか一項記載のドア装置。
JP13787295A 1995-06-05 1995-06-05 ドア装置 Expired - Fee Related JP3501873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13787295A JP3501873B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13787295A JP3501873B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08326400A JPH08326400A (ja) 1996-12-10
JP3501873B2 true JP3501873B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=15208685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13787295A Expired - Fee Related JP3501873B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 ドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501873B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6415819B2 (ja) * 2014-01-31 2018-10-31 シャープ株式会社 開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08326400A (ja) 1996-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5263346A (en) Locking device for lid
US5593193A (en) Thumb actuated latch retracting mechanism for grip handle locks including integral installation gripping aid
JP3501873B2 (ja) ドア装置
US6312014B1 (en) Shoulder anchor position adjusting device
JP2570768Y2 (ja) ロック装置
JP4224750B2 (ja) 調整蝶番
JP4080760B2 (ja) ドアハンドル装置
JP3216755U (ja) 簡易施錠装置
JP3827884B2 (ja) ドア用レバーハンドル
JPH07233805A (ja) ユニット取付構造
JP3488840B2 (ja) ドア用レバーハンドル
JP3056364B2 (ja) シリンダ錠の組付構造
JP2935797B2 (ja) シリンダ錠装置
JPH08232511A (ja) ドア用レバーハンドルの連結構造
JP4187128B2 (ja) 連結具
JPH0720410U (ja) 取付具固着構造
JP3563632B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JPS6114526Y2 (ja)
JP3274666B2 (ja) 締付操作受容型扉用蝶番
JPH0128705Y2 (ja)
JPS593081Y2 (ja) 扉体取付け装置
JP3851298B2 (ja) ドア用レバーハンドル
JPH0517915Y2 (ja)
JPH0418025Y2 (ja)
JPS5814196Y2 (ja) 自動車用ロツク装置のガタ規制機構

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees