JPH0354464Y2 - - Google Patents

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JPH0354464Y2
JPH0354464Y2 JP19392384U JP19392384U JPH0354464Y2 JP H0354464 Y2 JPH0354464 Y2 JP H0354464Y2 JP 19392384 U JP19392384 U JP 19392384U JP 19392384 U JP19392384 U JP 19392384U JP H0354464 Y2 JPH0354464 Y2 JP H0354464Y2
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JP
Japan
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leg
groove
shaft hole
bottom plate
shaft
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JP19392384U
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JPS61109271U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は小型テレビジヨン受像機等に設けられ
るセツト脚装置に関し、特に仰角の可変が可能な
セツト脚装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来のセツト脚装置は、例えば実公昭58−4363
号公報に記載されている如く、キヤビネツト底板
部に設けた穴部に脚の軸部を挿入して、脚の開閉
のみを可能とするものであり、仰角の可変は行え
ず、一定仰角でセツトを固定することしかできな
いものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はセツト脚装置において仰角の可変を可
能とならしめようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 キヤビネツト底板を内方に突出せしめて略凹字
状をなす溝部を設け、該溝部の端部側面に軸孔
と、該軸孔に対向する側面に凸部を設け、略コ字
状に形成された脚の両自由端に一体に延出された
軸部を前記軸孔に挿入して回動自在に取付け、前
記軸孔に隣接した底板部分に少なくとも2つスリ
ツトを形成して前記溝部と同方向に突出する小突
起を有する弾性片を設けている。
(ホ) 作用 上記のように構成すれば、脚を溝内に収納した
状態では該脚が凸部の当接により外方に拡開され
て、その収納位置に保持される第1の位置と、前
記脚を回動せしめることにより軸部が小突起の一
方側に在るとともに前記凸部の当接が解除された
第2の位置と、更に前記脚を回動付勢することに
より前記軸部が前記小突起を乗り越えて他方の位
置に移り、前記凸部により外方向に付勢されると
ともに溝端部に当接して支持される第3の位置に
前記脚が設定可能になる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を小型テレビジヨン受像機に適
用した場合につき説明する。
第1図乃至第3図は本考案のセツト脚装置の斜
視図を示しており、各図においてイはセツトの外
側から見た図、ロはセツトの内側から見た図であ
る。これら各図においては1は小型テレビジヨン
受像機のキヤビネツト底板、2は該底板1の外面
1aを押圧成形することによりキヤビネツト内方
に突出せしめて設けられた略凹字状をなる溝部で
あつて、該溝部2の端部側面2aには略矩形状の
軸孔3が設けられるとともに該軸孔3に対向する
側面2bには凸部4が形成されている。また、2
cは後述する脚を手指で取り出し易くするための
凹欠部、2dは脚を保持するための弾性爪片であ
る。
また、前記軸孔3に隣接したキヤビネツト底板
1の部分には互いに平行な2本のスリツト5,5
が形成されており、小突起6を中央部に備える弾
性片7が設けられている。8は弾性力を有する金
属棒を略コ字状に形成するとともにその両自由端
に一体に延出して設けた軸部8aを有する脚であ
つて、該脚8はその軸部8aを前記軸孔3に挿入
することにより回動自在に取付けられる。
尚、第1図イに示す如く前記凸部4,4間の距
離l1は、底板に取付けられた脚8の内幅l2よりも
少許大きく設定されている。
第1図イ,ロは前記脚8が溝部2内に収納され
た状態を示しており、このとき前記脚8は弾性爪
片2dに係合されるとともに各凸部4,4との当
接により外方に拡開されて、その収納位置に保持
されている。このとき、軸部8aは同図ロの如く
弾性片7に設けられた小突起6の一方の位置に在
る。
今、前記弾性爪片2dの係合状態を解除して矢
印A方向〔第1図参照〕に脚8を回転させると前
記軸部8aの位置は上記収納状態と同じ位置に在
るが、脚8は第4図または、そのA−A′線断面、
B−B′線断面を示す第5図及び第6図に示す如
く前記凸部4,4の当接が解除された第2図の状
態に保持される。この状態においては前記脚8は
第9図の如くキヤビネツト底板1に対してθ1なる
角度に設定されたことになる。
更に、この第2図の状態から脚8を矢印B方向
に回動付勢してやると、第4図のC−C′線断面図
である第7図の如く軸部8aが弾性片7の小突起
6の弾性力に抗して該小突起6を乗り越えるよう
に移動〔矢印C〕して、軸部8aが小突起6の他
方の位置に移る。このとき、第3図及びそのD−
D′線断面図である第8図の如く脚8は再び凸部
4,4に当接して外方向に付勢されるとともに溝
部2の端部2eに当接して支持される。このと
き、第10図の如く脚8はキヤビネツト底板1に
対しθ2なる角度に設定される。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、キヤビネツト底板に取付けら
れる脚の位置を可変できるので、小型テレビジヨ
ン受像機のようなセツトの仰角が可変でき有用で
ある。しかも、その仰角調整は脚に回動付勢力を
加えるだけで容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本考案のセ
ツト脚装置の異なる使用状態を示す斜視図であ
る。第4図は第2図の要部を示す図、第5図は第
4図のA−A′線断面図、第6図は第4図のB−
B′線断面図、第7図は第4図のC−C′線断面図、
第8図は第3図のD−D′線断面図である。第9
図及び第10図はそれぞれ本考案を小型テレビジ
ヨン受像機に使用した場合の異なる使用状態を示
す図である。 1……キヤビネツト底板、2……溝部、3……
軸孔、4……凸部、5……スリツト、6……小突
起、7……弾性片、8……脚、8a……軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト底板を内方に突出せしめて略凹字
    状をなす溝部を設け、該溝部の端部側面に軸孔
    と、該軸孔に対向する側面に凸部を設け、略コ字
    状に形成された脚の両自由端に一体に延出された
    軸部を前記軸孔に挿入して回動自在に取付け、前
    記軸孔に隣接した底板部分に少なくとも2つスリ
    ツトを形成して前記溝部と同方向に突出する小突
    起を有する弾性片を設け、前記脚を前記溝内に収
    納した状態では該脚が前記凸部の当接により外方
    に拡開されて、その収納位置に保持される第1の
    位置と、前記脚を回動せしめることにより前記軸
    部が前記小突起の一方側に在るとともに前記凸部
    の当接が解除された第2の位置と、更に前記脚を
    回動付勢することにより前記軸部が前記小突起を
    乗り越えて他方の位置に移り、前記凸部により外
    方向に付勢されるとともに溝部端部に当接して支
    持される第3の位置に前記脚が設定可能にされて
    なるセツト脚装置。
JP19392384U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0354464Y2 (ja)

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JPS61109271U JPS61109271U (ja) 1986-07-10
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JP4985537B2 (ja) * 2008-04-28 2012-07-25 アイコム株式会社 ケースの脚構造
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JP6019899B2 (ja) * 2012-07-31 2016-11-02 富士通株式会社 電子装置

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JPS61109271U (ja) 1986-07-10

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