JPH026851Y2 - - Google Patents

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JPH026851Y2
JPH026851Y2 JP13643482U JP13643482U JPH026851Y2 JP H026851 Y2 JPH026851 Y2 JP H026851Y2 JP 13643482 U JP13643482 U JP 13643482U JP 13643482 U JP13643482 U JP 13643482U JP H026851 Y2 JPH026851 Y2 JP H026851Y2
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JP13643482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陳列ケース用板材の取付構造に関し、
特に板材の外周を保持する保持部材に関する。
第1図に示すように陳列ケース1を組立てるた
めに、たとえば矩形状に枠組された枠材2にガラ
スまたは合成樹脂等で製造された板材4を取付け
る場合、従来は板材4の外周4aを保持する断面
U字形の長手状保持部材を用いて板材4を枠材2
に固定していた。しかし板材の外径寸法が常に同
一であれば問題はないが、製造過程によつてまた
は使用頻度が増すことによる摩耗もしくは損傷な
どによつて本来あるべき外径寸法がない時が応々
にしてある。このような外径寸法の誤差のある板
材を従来の保持部材で保持させるとガタが発生
し、完全には板材を枠材に対して固定出来なくな
る。また、これによる騒音も発生し環境を悪くす
る。さらに不安定な固定により外力が故意にまた
は偶発的に加えられた場合板材が枠材から脱落し
易くなる。
したがつて、本考案の目的は上述した欠点を解
消した陳列ケース用材板の取付け構造を提供する
ことにある。
本考案は、陳列ケースを構成する枠材の内周側
に沿つて固定され、陳列ケース用枠材の外周を保
持するように断面がほぼU字状に成形された保持
部材から成る陳列ケース用板材の取付構造におい
て、保持部材に形成されたU字状成形空間の底部
が上方の開口側よりも広がりを与えられており、
この底部に適合される基片とこの基片の両側から
基片の長手方向に延び、U字状成形空間の上方開
口方向に折曲されて陳列ケース用の板材の側壁を
保持する弾性片とから成る保持スプリングを保持
部材のU字状成形空間に適合させたものである。
以下図面に示した実施例を基にして本考案を詳
細に説明する。
第2図において、保持部材5は、断面ほぼU字
状となり、底板7と、下方で広がつている側板8
とから成る。U字状成形空間6は底板7と側板8
とで成形される。この保持部材5は陳列ケースを
構成する板材4を取付けるべき枠材2の内周2a
に沿つて固定される。なお、枠材2の内周2aに
保持部材5を取付けるには、第5図に示すように
枠材2を各四面に凹部2mを有する長手材から構
成し、この凹部2m(内周2a側)に保持部材5
を嵌合すればよい。側板8の上方開口部9は、板
材が挿入されるのに適した幅をもつている。第3
図に示す保持スプリング10は保持部材5のU字
状成形空間6の底部側に位置付けられる平坦状の
基片11と、この基片の両側から基片の長手方向
に延び、基片11の上方に向つて折曲されている
弾性片12とから成る。基片11は第2図に示す
保持部材5のU字状成形空間6の底部の幅Wと同
じ寸法になつている。基片11はU字状成形空間
6の底部に適合される。弾性片12はその先端1
3が板材4の外周の端部Sを受けやすいように少
し下方に湾曲されている。
保持スプリング10を第4図に示すように保持
部材5のU字状成形空間6の底部に適数配置させ
る。保持スプリング10の基片11はU字状成形
空間6の底部と同じ寸法になつているので、その
底部に適合される。板材4が保持部材5の上方開
口部9から保持部材5のU字状成形空間6の方
へ、または保持部材5の一方の端部からU字状成
形空間6に沿つて他方の端部の方へスライドして
挿入される。板材4の外周端部Sは保持スプリン
グ10の弾性片11の先端13に接触しそこで弾
性的に支持される。板材4の外径寸法に誤差があ
つても保持スプリング10が適切な弾性力を与え
るので板材4は保持部材5内で第4図および第5
図のように堅固に保持され、この誤差を吸収でき
る。
以上のように本考案では保持部材5に保持スプ
リング10を適合させることにより、板材4の外
径寸法が何等かの理由で誤差を生じていても、板
材4は保持スプリング10の作用により保持部材
5のU字状成形空間内で確実に保持できる。した
がつて板材の不完全な固定によるガタの発生やそ
の騒音の発生による環境悪化、および板材の脱落
を防ぐことができる。
なお、本考案ではU字状成形空間6は保持スプ
リング10の挿入や係止を容易にするために下方
を広げた形で説明したが、保持スプリング10の
基片11の裏側に接着材を塗布した状態で上から
挿入して保持スプリング10を保持部材に固定で
きるようにしたものであれば保持部材のほぼU字
状成形空間は底広にしなくても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は枠材によつて組立てられた陳列ケース
とこれに取付けられるべき板材の斜視図であり、
第2図は本考案の保持部材の斜視図であり、第3
図は本考案の保持スプリングの斜視図であり、第
4図は板材を挿入した本考案の取付構造の側面図
であり、第5図は枠材に固定した本考案の取付溝
造に板材を保持させた状態を部分的に示した図で
ある。 2……枠材、4……板材、5……保持部材、6
……U字状成形空間、10……保持スプリング、
11……基片、12……弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陳列ケースを構成する枠板の内周側に沿つて固
    定され、陳列ケース用板材の外周を保持する如く
    断面ほぼU字状に成形された保持部材から成る陳
    列ケース用板材の取付構造において、上記保持部
    材のU字状成形空間の底部側に位置される基片と
    この基片の両側より上記空間の開口方向に折曲さ
    れて上記陳列ケース用板材の側壁を保持する弾性
    片とから成る保持スプリングを有する陳列ケース
    用板材の取付構造。
JP13643482U 1982-09-08 1982-09-08 陳列ケ−ス用板材の取付構造 Granted JPS5941165U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13643482U JPS5941165U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 陳列ケ−ス用板材の取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13643482U JPS5941165U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 陳列ケ−ス用板材の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941165U JPS5941165U (ja) 1984-03-16
JPH026851Y2 true JPH026851Y2 (ja) 1990-02-19

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ID=30306775

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13643482U Granted JPS5941165U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 陳列ケ−ス用板材の取付構造

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246442Y2 (ja) * 1984-12-24 1990-12-07

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Publication number Publication date
JPS5941165U (ja) 1984-03-16

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