JPH0124951Y2 - - Google Patents

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JPH0124951Y2
JPH0124951Y2 JP1982127627U JP12762782U JPH0124951Y2 JP H0124951 Y2 JPH0124951 Y2 JP H0124951Y2 JP 1982127627 U JP1982127627 U JP 1982127627U JP 12762782 U JP12762782 U JP 12762782U JP H0124951 Y2 JPH0124951 Y2 JP H0124951Y2
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chassis
cover
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bent portion
notch
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JP1982127627U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はRFモジユレータ、VHFチユーナ、
UHFチユーナ、FMチユーナのケースなど、小
型化が必要とされる高周波機器用ケースに関す
る。
第1図〜第8図は従来の高周波機器用ケースを
示したものである。第4図(断面図)に示すよう
に、このケースは金属性のシヤーシ1とその開口
面を覆う金属製のカバー2とから成るものであ
る。シヤーシ1内にはプリント基板3が固定さ
れ、これに高周波回路用部品4が実装される。カ
バー2の周囲にはシヤーシ1の側面と重なる折曲
部2aが形成されており、この折曲部2aとシヤ
ーシ1との間に固定機構が設けられている。
第1図と第4図に示す従来例では、折曲部2a
の下端に内方へ凸形状の突起2bと、その下から
斜めに延びるガイド片2cを形成しており、一方
シヤーシ1の側面には凹溝1aを形成している。
カバー2をシヤーシ1へ取付けるときには、折曲
部2aの弾性力を利用して突起2bを凹溝1aへ
嵌合させる。ガイド片2cは突起2bをシヤーシ
1の外側面へ導くように機能するものである。ま
た、第5図(一部断面図)に示す例ではカバー2
に前記のものと同じ突起2bとガイド片2cを設
け、シヤーシ1の側面には図と直交する方向へ延
びる帯状の突起1bを形成し、両突起2bと1b
を係合させることによつてカバー2を固定するよ
うになつている。ところが、上記2例では、カバ
ー2の折曲部2a自体の弾性力を利用して固定機
構を形成しているため、折曲部2aの内側に空間
Aを設ける必要がある。また、前記ガイド片2c
も必要であるため、カバー2の幅寸法がシヤーシ
1の幅寸法よりも大きくなる。よつて、ケース全
体の小型化が制約を受け、且つ回路部品4の収納
効率も悪くなる欠点がある。
また、第2図、第6図に示す従来例では、カバ
ー2の周囲の折曲部2aの内側に半球形状の突起
2dをプレス成形し、一方、シヤーシ1の側面に
は穴1cを形成している。カバー2を取付けると
きには、折曲部2aの弾性力を利用して半球形状
の突起2dを穴1cへ嵌合させるものである。第
7図のものはこれとは逆に、シヤーシ1の側面に
半球形状の突起1dを形成し、一方、カバー2の
折曲部2aにこれと嵌合する穴2eを形成したも
のである。この2例では、第1図、第4図、第5
図のものにおけるガイド片2cが不要であり、ま
た、半球形状の突起2d,1dは前記突起2bに
比較して小型に成形でき、そのため、折曲部2a
の内側の空間Bも前記空間Aに比べて小さくでき
る。ところが、カバー2の着脱の繰り返えしは回
数が増えると、突起2d,1dか、またはこの突
起2d,1dが当たる相手側壁面のいずれかが変
形しやすく、カバー2の取付強度が低下しやすい
不利点がある。
また、第3図と第8図に示す例のように、シヤ
ーシ1とカバー2の折曲部2aのいずれにも突起
を設けず、折曲部2aをシヤーシ1の側面に圧着
させるようにすれば、カバー2の幅寸法をシヤー
シ1とほぼ同じにできる。ところが、この構造で
は、成形時の寸法精度を高く保たねばならず、ま
た、シヤーシ1とカバー2相互の固定に確実性が
ない。
本考案は、上記従来例の各欠点を除去するため
のものであり、カバーをシヤーシとほぼ同じ寸法
にでき、しかも、カバーとシヤーシとの固定を確
実にできる高周波機器用ケースを提供することを
目的としている。
本考案は、高周波回路用部品を内装した板金製
のシヤーシと、シヤーシの開口部を覆う同じく板
金製のカバーとから成る高周波機器用ケースにお
いて、前記カバーの周囲にシヤーシと重なる折曲
部を形成し、この折曲部かシヤーシのいずれか一
方に切欠部を形成するとともに、この切欠部内に
てこの切欠部の周囲から一体に延びる弾性腕なら
びにその先部に形成された突起を設け、また、相
手側のシヤーシあるいは折曲部には、この突起に
対する嵌合穴を形成したことを特徴とするもので
ある。
本考案では、カバーがシヤーシに装着される
と、カバーの折曲部またはシヤーシに形成されて
いる切欠部内にて弾性腕が弾性変形し、この変形
により弾性腕の先に設けられた突起が嵌合穴に嵌
着され、これによつてカバーがシヤーシに固定さ
れる。
以下、本考案の実施例を第9図以下の図面によ
つて説明する。
第9図は本考案の1実施例を示す斜視図、第1
3図はその一部断面図である。
符号11は金属製のシヤーシであり、12は同
じく金属製のカバーである。シヤーシ11の開口
部がこのカバー12によつて覆われるようになつ
ている。このシヤーシ11とカバー12とで、例
えばRFモジユレータのケースが構成される。シ
ヤーシ11の内側面には突起11aが設けられ、
これにプリント基板3が支持されており、プリン
ト基板13には高周波回路部品14が実装される
(第13図参照)。第15図に拡大して図示するよ
うに、シヤーシ11の側面には切欠部(図の実施
例では角穴)11bが形成されている。また、こ
の切欠部11b内には弾性腕11cが延びてお
り、弾性腕11cの先部にくの字形状に折曲げら
れた突起11dが設けられている。弾性腕11c
と突起11dはシヤーシ11の素材によつて一体
にプレス成形したものである。また、カバー12
の周囲には、折曲部12aが折曲げ成形されてお
り、この折曲部12aに嵌合穴12bが穿設され
ている。嵌合穴12bは前記突起11dと同じ数
で、且つ突起11dに対応する位置に形成されて
いる。
次に、上記構成による高周波機器用ケースの組
立てについて説明する。
カバー12によつてシヤーシ11の開口部を覆
う際には、折曲部12aがシヤーシ11の外側面
に沿うようにし、カバー12をシヤーシ11へ押
すようにして取付ける。シヤーシ11に設けた突
起11dは折曲部12aに押されて、一度シヤー
シ11の内方へ引込んだ後、弾性腕11cの弾性
力により、突起11dが嵌合穴12b内へ突出し
て嵌合し、シヤーシ11とカバー12が強く固定
される。この突起11dは弾性腕11cの弾性力
によつて嵌合穴12bへ嵌合するので、カバー1
2の折曲部12a自体の弾性変形は必要でない。
よつて折曲部12aの変形空間(第4図のA部)
が不要であり、折曲部12aはシヤーシ11へ接
近した状態となり、カバー12はシヤーシ11と
ほぼ同じ幅寸法にできる。
第14図は他の実施例を示す断面図である。こ
の例では、カバー12の折曲部12aに切欠部1
2c、弾性腕12dならびに突起12eが形成さ
れている。これらの構造は第15図に示したもの
と同じである。そして、シヤーシ11の側面に突
起12eと嵌合する嵌合穴11eを設けたのであ
る。シヤーシ11とカバー12の固定機能は第1
3図に示したものと全く同じである。
次に、第10図〜第11図は本考案の他の応用
例を示した斜視図である。
第10図に示したものは、シヤーシ11の4側
面のうち2面に本考案の特徴である弾性腕11c
と突起11dを設け、他の2面には半球形状の突
起11fをプレス成形している。また、カバー1
2の周囲に形成された折曲部のうちの2面12a
には突起11dと嵌合する嵌合穴12bを形成
し、他の2面の折曲部12fには半球形状の突起
11fと嵌合する穴12gが形成されているもの
である。この構造では、半球形状の突起11fと
穴12gとの嵌合が、本考案による固定機構11
d,12bの補助固定手段として機能する。第1
1図に示すものはシヤーシ11の上下2つの開口
面を2個のカバー12によつて覆つたものであ
り、各カバー12とシヤーシ11の固定は第10
図のものと同じ構造になつている。また、第12
図に示したものは、第10図のものを基本とした
ものであり、カバー12の折曲部12fに設けら
れた穴12gの両側にスリツト12hが形成され
ている。このカバー12をシヤーシ11へ取付け
るとき、半球形状の突起11fが折曲部12fを
内面から押圧するが、この際、スリツト12hの
中間部分12iのみが外方へ弾性変形し、折曲部
12f全体が変形しないようになつている。これ
により、折曲部12f全体の変形が防止できると
ともに、カバー12をシヤーシ11へ取付ける際
の押し力に対する抵抗が第10図のものよりも小
さくなる。
以上のように本考案によれば、金属製のカバー
の折曲部とシヤーシのいずれか一方に切欠部を形
成して、切欠部の周囲から一体に延びる弾性腕な
らびにその先部の突起を設け、弾性腕を切欠部に
て弾性変形させ、突起を相手側の嵌合穴へ弾性嵌
着させるようにしたので、カバーを取付ける際、
前記弾性腕の弾性力によつてカバー、シヤーシ相
互の固定機能が発揮される。よつて、カバーの折
曲部には弾性機能が必要とされず、また、折曲部
の変形空間A(第4図)、B(第7図)を設ける必
要がなくなるので、折曲部とシヤーシを接近させ
ることができる。したがつて、カバーの幅寸法を
シヤーシの幅寸法に近づけることが可能となり、
ケース全体の小型化を実現でき、回路部品の実装
効率もよくなる。また、第1図の従来例のよう
に、カバー取付部周囲への突出物2cなどがない
ので、ケース全体の形状もシンプルになる。ま
た、切欠部、弾性腕ならびに突起はプレス成形に
より簡単に成形できるので、成形作業が楽であ
り、また、価格も安く製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の高周波機器用
ケースを示す斜視図、第4図は従来例の断面図、
第5図、第6図、第7図、第8図も従来例の一部
断面図、第9図、第10図、第11図、第12図
は本考案による高周波機器用ケースを実施例別に
示した斜視図、第13図、第14図は本考案によ
る高周波機器用ケースの実施例別の一部断面図、
第15図は切欠部、弾性腕、突起を示す拡大斜視
図である。 11……シヤーシ、12……カバー、12a…
…折曲部、11b,12c……切欠部、11c,
12d……弾性腕、11d,12e……突起、1
1e,12b……嵌合穴、13……プリント基
板、14……高周波回路部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波回路用部品を内装した板金製のシヤーシ
    と、シヤーシの開口部を覆う同じく板金製のカバ
    ーとから成る高周波機器用ケースにおいて、前記
    カバーの周囲にシヤーシと重なる折曲部を形成
    し、この折曲部かシヤーシのいずれか一方に切欠
    部を形成するとともに、この切欠部内にてこの切
    欠部の周囲から一体に延びる弾性腕ならびにその
    先部に形成された突起を設け、また、相手側のシ
    ヤーシあるいは折曲部には、この突起に対する嵌
    合穴を形成したことを特徴とする高周波機器用ケ
    ース。
JP12762782U 1982-08-24 1982-08-24 高周波機器用ケ−ス Granted JPS5933277U (ja)

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JP12762782U JPS5933277U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 高周波機器用ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS5933277U JPS5933277U (ja) 1984-03-01
JPH0124951Y2 true JPH0124951Y2 (ja) 1989-07-27

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ID=30289803

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