JPH07593Y2 - 止め具 - Google Patents

止め具

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JPH07593Y2
JPH07593Y2 JP14754689U JP14754689U JPH07593Y2 JP H07593 Y2 JPH07593 Y2 JP H07593Y2 JP 14754689 U JP14754689 U JP 14754689U JP 14754689 U JP14754689 U JP 14754689U JP H07593 Y2 JPH07593 Y2 JP H07593Y2
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JP14754689U
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JPH0387740U (ja
Inventor
義一 森野
Original Assignee
サンブリッヂ工業株式会社
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  • Connection Of Plates (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は止め具に関し、特に回り縁を固定する止め具に
関する。
[従来の技術] 従来、被固定物として天井の角部に取り付ける回り縁取
り付け方を第6図に示す。第6図は室内1の断面を示
し、固定体としての天井2と壁3とが当接している角部
4に回り縁5が支持材6で支持されている図である。こ
の回り縁5を天井の角部4に取り付けるには、まず回り
縁5が固定体と接する面、即ち天井2と壁3に接する面
に接着剤を貼り、そして天井の角部4に回り縁5をもっ
ていき床面7と回り縁5の下面との間にやや長めの支持
材6で回り縁5を押圧した状態で接着剤が固まるまで支
持され、接着剤が固化した後に支持材6を取り除いて、
回り縁5の取り付けを完了している。
[考案が解決しようとする課題] 上記したように回り縁を支持材で接着材が固まるまで支
持して取り付ける方法は次の問題点がある。即ち、回り
縁の下面と床面との距離が必ずしも同じでなく、建設す
る家屋によって異なるばかりか、時には部屋によって異
なる。そのため多種の支持材を準備したり製作する必要
がある。又、回り縁の取り付けは、支持材が通行の邪魔
になるため工事の工程上最後に施工される。そのため、
他の箇所は完成しているのに室内に支持材があり見栄え
が悪く、又、この支持材は工事業者が取り払うのでなく
多くの場合、家主が行なうので廃棄処分となって資源の
無駄である。
そこで本考案はかかる不都合を解消するための止め具を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本考案は次のように構成す
る。
即ち、止め具は、固定体に固定手段を介して固定される
基部材と、被固定物に当接して基部材に沿って移動する
支持部材と、基部材に回動可能に取り付けられた回動部
材及び操作部材と、回動部材と操作部材を連結する連結
部材をを有し、操作部材を押圧して回動することによっ
て回動部材或は連結部材の何れか一方が支持部材に当接
して支持部材を移動させ、かつ、支持部材の移動を完了
したとき回動部材及び操作部材の少なくとも一方を停止
部に停止させることを要旨とするものである。
[作用] 止め具は下記の様にして被固定物を固定体に固定され
る。まず、基部材を被固定物に軽く当接した状態で基部
材を固定体に固定手段によって固定する。そして、操作
部材に押圧力を加えて基部材の取り付け位置で回動させ
ると、この操作部材に取り付けられている連結部材を介
して回動部材が基部材に取り付けられている位置で回動
し、回動部材あるいは連結部材のいずれか一方が支持部
材に当接して支持部材を移動させる。即ち、支持部材の
移動は被固定物を強く押圧する。そして、支持部材の移
動が完了したとき、回動部材及び操作部材の少なくとも
一方が停止部で停止されてその回動が阻止される。
従って、被固定物の反力が作用しても回動部材は支持部
材の移動完了位置に維持され、被固定物は押圧力を保持
されたままとなる。
反対に被固定物の固定を解除する場合には、操作部材を
前記の場合と逆の方向へ回動することによって行う。
[実施例] 本考案の実施例を図面を参照して説明する。なお、従来
例と同じ作用等をするものにるいては同じ符号を付す。
第1図は止め具10の全体斜視図である。長方形筒状の支
持部材14はアルミニューム等の軽金属で製作されてい
て、同じくアルミニューム等の軽金属で製作されている
断面長方形状の長筒の基部材12に挿入されていて基部材
12の長手方向、即ち第1図の上下方向に基部材12に沿っ
て移動可能となっている。又、支持部材14の上端部には
断面逆U字状の押圧片17を形成し、該押圧片17で被固定
物5を第1図において左の方向に押圧して支持する受け
台15が弾性体16を介して取り付けられている。基部材12
の側面には、この基部材12を固定体である壁3等に固定
する手段として、両面接着テープ等でも良いが、本実施
例では基部材12の固定、離脱が容易に出来るように形成
されている。即ち、基部材12の側面22と相対する側面に
は回転軸24を介して回動自在にコの字のレバー19をそれ
ぞれ取り付け、該レバー19にコの字状に折った針20が支
持金具21を介して傾斜した状態で取り付けられている。
又、針27は基部材12の側面23の下部の位置で、側面23に
垂設して固定されている。又、後記で詳述する支持部材
14を基部材12に沿って移動させるための操作部材25が基
部材12の側面22と相対する側面で支持されている軸棒26
に回動自在に取り付けられている。
第2図は第1図で示した止め具10を被固定物である回り
縁5に適用した断面図である。回り縁5は押圧片17で図
において左の方向に押された状態で受け台15で支持され
ている。また、受け台15は弾性体16を介して支持部材14
の上端部に取り付けられていて、該支持部材14は基部材
12に内挿さている。支持部材14の側面には回転軸24を貫
通させるために切り欠き部28が形成されていて、この回
転軸24は支持部材14の上下方向の移動量を規制すると共
に基部材12からの離脱を防いでいる。基部材12の下部に
は支持部材14を基部材12に沿って移動し、被固定物5に
押圧力を加えて固定するための構造が形成されている。
即ち、回動部材30の端部は、基部材12の側面22と相対す
る側面に支持されている回動軸31に回動自在に他端部32
を後記で詳述するように操作部材25に押圧力を加えて回
動したとき支持部材14の下端部と当接するように取り付
けられている。操作部材25も同様に軸棒26に回動自在に
取り付けられ、更に可撓性30と操作部材25は連結部材33
で連結されている。なお、下記の作用説明で述べるが、
回動部材30が所定の範囲回動すると、操作部材25が停止
部(本例では基部材12の外面12bが該当する)に当接す
ることによって、その回動を阻止するようになってい
る。
次に、第2図及び第3図を参照して上記の構成の止め具
10の使用方法、作用について説明する。第3図は被固定
物を固定する時の作用図である。本例の止め具10を使用
するには、まず、被固定物5の天井2と壁3に接する面
に接着剤を塗布してから角部4に持っていき、この被固
定物5と受け台15が軽く当接する状態で止め具10、即ち
基部材12を固定体である壁3に固定手段で固定する。な
お、基部材12を固定する位置は弾性体16の弾性作用によ
り正確な位置に固定する必要がないため容易に決めるこ
とができ、前記基部材12の固定手段として、接着剤ある
いは両面テープ等で行なっても良いが、本実施例では離
脱が簡単にできかつ壁面を汚さない方法として、第3図
に示す針27を最初に壁3に突刺し、そしてレバー19を第
3図の矢印で示す時計方向に押圧して針20を壁3に挿入
して固定する。即ち、レバー19を1点鎖線の位置から実
線の位置にする。針20は針27に対して傾斜しているため
基部材12に後述する被固定物を支持部材14で押圧するた
めの反力が掛かっても容易に動くこと無く固定できる。
次に、操作部材25を第3図の矢印で示す反時計方法、即
ち図に示す実線の位置となる方法に力を加えて操作部材
25を回動させると、連結部材33を介して回動部材30を回
動させ、回動部材30の端部32は支持部材14の下端部と当
接して支持部材14を第3図の実線に示す上方向に移動さ
せる。従って、この支持部材14の移動により被固定物5
は天井2及び壁3に強く押圧される。そして、支持部材
14の移動が完了したとき、操作部材25が、停止部として
機能する基部材12の外面12bで停止されて、その回動が
阻止される(2図参照)。
即ち、前記支持部材14の移動過程を第4図に基づいてさ
らに詳しく説明すると、支持部材14の下端部に当接して
いる回動部材30の端部32には支持部材14を介して被固定
物5を押している反力Fが作用し、この反力Fによって
回動軸31にはモーメントMaが、又、軸棒26にはモーメン
トMbが生ずる。そして、支持部材14の移動初期等におい
て反力Fが回動軸31と軸棒26の中点よりも図4の右側に
位置しているとき、操作部材25に押圧力を加えることに
よって反時計方向へ回動させて、回動部材30を介して支
持部材14を上方向に移動させる。すると、支持部材14が
上昇して反力Fが回動軸31と軸棒26の中点よりも図4の
左側に位置し、モーメントMbがモーメントMaよりも大き
くなって、回動部材30は反時計方向へ回動してしまう
が、操作部材25が基部材14の外面12bで停止されて、そ
の回動が阻止されることとなる。
このため、被固定物5の反力Fが作用しても、回動部材
30は支持部材14の移動完了位置に維持され、被固定物5
は押圧力を保持された状態を維持する。
なお、被固定物5が接着剤で固定され、止め具10を取り
外すときは操作部材25に時計方向に力を加えることによ
って支持部材14は下方に移動して被固定物5の押圧をな
くし、その後、レバー19を反時計方向に回動して針20を
壁3から抜いた後に針27を抜いて取り外す。また、支持
部材14の移動を完了したとき、操作部材25を基部材14の
外面12bに当接する事によって回動阻止する様に構成し
てあるが、回動部材30が停止部として機能する基部材12
の内面12aに当接することによって、その回動を阻止す
るようにしてもよい。
第5図は他の実施例を示し、上記の実施例(第2図)に
示すように固定体5として天井2と壁3とが垂直になっ
ている角部4に被固定物を取り付けるのでなく、壁3等
の単面に取り付ける場合を示す側断面図である。本図か
ら明らかなように、上記実施例とは基部材12を固定体で
ある壁3等に固定する手段が異なっている。即ち、支持
部材12から、壁3に向かって支持片40を設け、該支持片
40に固定手段を取り付ける。固定手段は上記実施例と同
じ様に接着剤等を用いてもよいが本例では上記実施例と
同じ構造、即ち針20をレバー19によって傾斜させて壁3
に挿入して固定させている。そのため上記実施例と作用
等は同じであり、又支持部材14によって被固定物5を押
圧する作用等も同じであるため説明は省略する。なお、
本例はより堅固に止め具10を固定するため固定手段40を
一対用いているが片方でも良い。又、受け台16の断面形
状は上下にずれることがないよいうにコの字型としてい
る。
なお、上記の実施例において、連結部材33は回動部材30
及び操作部材25とは共に回動自在に接合してあるが共に
固定して、あるいは片方を回動自在に他方を固定して連
結しても良い。又、操作部材25を押圧して回動させた
時、連結部材33を介して回動部材30が回動して、その回
動部材の端部32が支持部材14の下端部と当接するように
構成されているが、連結部材33あるいは両部材が当接で
きるように形成しても良い。即ち、何れか一方の部材が
当接して支持部材14を移動させることができるように形
成すれば良い。
[考案の効果] 本考案の止め具は構造が簡単であり、被固定物を止める
ためには所謂ワンタッチで行なうことが出来る。そのた
め、作業能率があがると共に、本考案の止め具を回り縁
等に使用する場合には外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す図であり、第1図は止め具
の全体斜視図、第2図は被固定物を取り付けている止め
具の断面図、第3図及び第4図は作用説明図、第5図は
他の実施例を示す側断面図、第6図は従来例を示す図で
ある。 2…天井(固定体)、3…壁(固定体) 5…被固定物、12…基部材 12a…基部材の内面(停止部)、12b…基部材の外面(停
止部) 14…支持部材、19…レバー(固定手段) 20…針(固定手段)、25…操作部材 30…回動部材、33…連結部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定体に固定手段を介して固定される基部
    材と、被固定物に当接して基部材に沿って移動する支持
    部材と、基部材に回動可能に取り付けられた回動部材及
    び操作部材と、回動部材と操作部材を連結する連結部材
    とを有する止め具であって、操作部材を押圧して回動す
    ることによって回動部材或は連結部材の何れか一方が支
    持部材に当接して支持部材を移動させ、かつ、支持部材
    の移動を完了したとき回動部材及び操作部材の少なくと
    も一方を停止部に停止させることを特徴とする止め具。
JP14754689U 1989-12-21 1989-12-21 止め具 Expired - Lifetime JPH07593Y2 (ja)

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JP14754689U JPH07593Y2 (ja) 1989-12-21 1989-12-21 止め具

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JP14754689U JPH07593Y2 (ja) 1989-12-21 1989-12-21 止め具

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JP4591747B2 (ja) * 2004-02-27 2010-12-01 日本電気硝子株式会社 ガラス板梱包体
JP4911276B2 (ja) * 2004-07-23 2012-04-04 旭硝子株式会社 板状体梱包箱、板状体搬送方法
JP4640934B2 (ja) * 2004-12-14 2011-03-02 大日本印刷株式会社 積層体および板の利用方法
JP4911326B2 (ja) * 2009-02-09 2012-04-04 日本電気硝子株式会社 ガラス板梱包ユニット

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JPH0387740U (ja) 1991-09-06

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