JPH0767296A - ブラシ保持装置 - Google Patents

ブラシ保持装置

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JPH0767296A
JPH0767296A JP5212778A JP21277893A JPH0767296A JP H0767296 A JPH0767296 A JP H0767296A JP 5212778 A JP5212778 A JP 5212778A JP 21277893 A JP21277893 A JP 21277893A JP H0767296 A JPH0767296 A JP H0767296A
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brush
substrate
holding frame
brush holding
commutator
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JP5212778A
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Takero Goto
健朗 後藤
Satoshi Moribayashi
敏 森林
Keiichi Konishi
啓一 古西
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/10Arrangements of brushes or commutators specially adapted for improving commutation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/02DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
    • H02K23/18DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having displaceable main or auxiliary brushes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/14Means for supporting or protecting brushes or brush holders
    • H02K5/143Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
    • H02K5/148Slidably supported brushes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業の簡単なブラシ保持装置を得る。 【構成】 ブラシ保持枠20の基板23への装着時にブ
ラシ保持枠20に設けられた凹部22と基板23に設け
られた係止部25の凸部28とを係合させて、ブラシ保
持枠20を基板23に装着すると同時に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば内燃機関のスタ
ータなどに用いられるブラシ保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えば実公平3−18658
号公報に示された従来のブラシ保持装置を示す部分断面
図、図19はブラシ保持枠が基板に装着される前のブラ
シ保持枠と基板の一部分との解説図である。1は図示し
ないスタータの回転軸に設けられている整流子であり、
この整流子1は矢印A方向に回転する。2は整流子1と
の間にすべり接点3を持つブラシで、2aは正極側のブ
ラシであり、2bは負極側のブラシである。4はブラシ
2に接続された絶縁線で、4aは正極側のブラシ2aと
接続される絶縁線であり、4bは負極側のブラシ2bと
接続される絶縁線である。5はブラシ保持枠6(後述)
とブラシ2の間に設けられたブラシばねである。
【0003】6は合成樹脂で形成され、モールド成型さ
れたブラシ保持体としてのブラシ保持枠であり、このブ
ラシ保持枠6はブラシ2とブラシばね5を保持する。7
はブラシ保持枠6の2ヵ所に設けられたフランジ部であ
り、7aは矢印A方向前部側のフランジ部、7bは矢印
A方向後部側のフランジ部である。8は2ヵ所のフラン
ジ部7の各々に設けられた位置決め穴であり、8aはフ
ランジ部7aに設けられた位置決め穴であり、8bはフ
ランジ部7bに設けられた位置決め穴である。9はブラ
シ保持枠6に凹設され、ブラシ2とブラシばね5とを収
容する収容部であり、10はブラシ保持枠6に設けら
れ、絶縁線4を通す配線用穴である。11は鋼板で形成
された円板状の基板であり、整流子1を通す軸穴12が
プレス加工により形成されている。また、基板11には
ブラシ保持枠6が矢印B方向に装着される。13は基板
11にプレス加工により形成された位置決め部としての
爪であり、13bは位置決め穴8bに差し込まれる第1
の位置決め部としての第1の爪であり、13aは位置決
め穴8aに差し込まれる第2の位置決め部としての第2
の爪である。この第1の爪13aと第2の爪13bとは
整流子1から等距離に設けられている。14は基板10
を図示しないスタータに固定するボルトである。
【0004】従来のブラシ保持装置は上記のように構成
されるので下記のように組み立てられる。まず、ブラシ
保持枠6に設けられた位置決め穴8に基板11に設けら
れた爪13を貫通させるように、ブラシ保持枠6を矢印
C方向から基板11に装着する。爪13のうち位置決め
穴8から突き出た部分をプレス加工により折り曲げて、
ブラシ保持枠6を基板11に固定する。ブラシ保持枠6
に設けられた収容部9にブラシ2とブラシばね5を収容
する。そして、整流子1を軸穴12に差し込み、ボルト
14によって基板11を図示しないスタータに固定す
る。
【0005】また、従来のブラシ保持装置は上記のよう
に組み立てられるので下記のように動作する。ブラシ2
はブラシばね5の弾性力により整流子1に押し付けられ
て、整流子1との間にすべり接点3を持つ。このとき、
ブラシばね5は弾性力の反作用によりブラシ保持枠6を
爪13に押し付ける。絶縁線4からブラシ2を介して整
流子1に電流が流れると、整流子1は矢印A方向に回転
する。整流子1の回転時に、回転方向すなわち矢印A方
向の摩擦力がブラシ2に対して働く。この摩擦力により
ブラシ2を保持するブラシ保持枠6に矢印A方向への力
が働き、この力はブラシ保持枠6を矢印B方向へねじる
力となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のブ
ラシ保持装置では、ブラシ保持枠6を基板11に装着固
定する際に、位置決め穴8に爪13を差し込む工程と爪
13をプレス加工して折り曲げる工程との二つの工程が
必要であるなどの問題点があった。また、第1の爪13
aと第2の爪13bとが整流子1から等距離に設けら
れ、ねじれの力を受け易いという問題点もあった。
【0007】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、ブラシ保持体を一つの工程で基板に容
易に装着固定することができ、故障が少なく、固定の確
実なブラシ保持装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるブラシ
保持装置は、ブラシ保持体の基板への装着時にブラシ保
持体の少なくとも一部に係合してブラシ保持体を固定支
持する係止部を基板に設けたものである。
【0009】また、ブラシ保持体の基板への装着時にブ
ラシ保持体の少なくとも一部に接触しながら、ブラシ保
持体を案内する案内部を設けたものである。
【0010】第2の位置決め部と整流子との距離より第
1の位置決め部の少なくとも一部と整流子との距離が短
くなるように、第1の位置決め部と第2の位置決め部を
設けたものである。
【0011】基板の整流子側から位置決め部に向かって
ブラシ保持体を移動させ、ブラシ保持体を基板に装着さ
せるものである。
【0012】
【作用】この発明においては、ブラシ保持体の基板への
装着時にブラシ保持体を固定支持する係止部を基板に設
けて、ブラシ保持体の基板への装着と同時にブラシ保持
体を固定させる。
【0013】ブラシ保持体の基板への装着時にブラシ保
持体を案内する案内部を基板に設けているので、ブラシ
保持体が案内部に案内されて基板に装着される。
【0014】整流子と第1の位置決め部との距離が、整
流子と第2の位置決め部との距離より短くなっているの
で、整流子の回転時に発生する摩擦力によるねじれの力
をブラシ保持体が受け難い。
【0015】基板の整流子側から位置決め部に向かって
ブラシ保持体を基板に装着すると、ブラシ保持体は装着
方向に対して位置決め部と整流子とによって挾持され
る。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
部分断面図であり、図2はブラシ保持枠と基板とを示す
図1中の切断線II−IIにおける断面図、図3はブラ
シ保持枠と基板とを示す図1中の切断線III−III
における断面図、図4はブラシ保持装置を示す図1中の
切断線IV−IVにおける断面図、図5はブラシ保持枠
と基板の一部分とを示す平面図であり、図5aはブラシ
保持枠が基板に装着される前のブラシ保持枠と基板の一
部分とを示す平面図、図5bはブラシ保持枠を基板に装
着した状態のブラシ保持枠と基板の一部分とを示す平面
図である。
【0017】これらの図において、20は合成樹脂でモ
ールド成型されたブラシ保持体としてのブラシ保持枠で
あり、21はブラシ保持枠20に2ヵ所設けられたフラ
ンジ部で、21aは矢印A方向前部側のフランジ部、2
1bは矢印A方向後部側のフランジ部である。22はフ
ランジ部21に設けられた凹部であり、22aはフラン
ジ部21aに設けられた凹部、22bはフランジ部21
bに設けられた凹部である。23は鋼板をプレス加工す
ることにより成型された円板状の基板であり、24はプ
レス加工により基板23から切り起こされた位置決め部
としての爪であり、24aはフランジ部21aの位置決
めをする第1の位置決め部としての第1の爪であり、2
4bはフランジ部21bの位置決めをする第2の位置決
め部としての第2の爪であり、24cは整流子1の径方
向に対してブラシ保持枠20の位置決めをする位置決め
部としての第3の爪である。25はプレス加工により基
板23から切り起こされた係止部であり、係止部25は
基板23に垂直な係止部部分26と基板23に平行な係
止部部分27を持ち、係止部部分27にはプレス加工に
よって突設された凸部28を持ち、この凸部28は凹部
22と係合する。フランジ部21a側の係止部25は係
止部25aであり、係止部部分26と係止部部分27と
凸部28とはそれぞれ係止部部分26aと係止部部分2
7aと凸部28aである。また、フランジ部21b側の
係止部25は係止部25bであり、係止部部分26と係
止部部分27と凸部28とはそれぞれ係止部部分26b
と係止部部分27bと凸部28bである。その他の構成
は図13と図14とに示された従来の装置と同様である
ので同一符号を付して説明を省略する。
【0018】この発明は上記のように構成されるので下
記のように組み立てられる。ブラシ保持枠20を基板2
3の整流子側から図5aのように矢印C方向に基板23
に差し込む。するとブラシ保持枠20に設けられている
凹部22と係止部25に設けられた凸部28が図3のよ
うに係合することによって、ブラシ保持枠20は基板2
3に固定される。その他は従来例と同様に組み立てられ
る。
【0019】また、この発明は上記のように組み立てら
れるので下記のように動作する。ブラシ保持枠20は図
5bのように基板23に装着固定される。ここで、ブラ
シ保持枠の固定方向を基板23の径方向(以下径方向と
略す)と基板23の周方向(以下周方向と略す)と整流
子1の軸方向(以下軸方向と略す)とに分けると、ブラ
シ保持枠20は径方向に対しては第3の爪24cと係止
部25とによって固定され、周方向に対しては第1の爪
24aと第2の爪24bとによって固定され、軸方向に
対しては係止部25によって固定され、また、周方向に
対してはブラシばね5とブラシ2とを介して整流子1に
挾持される。整流子1の回転時はその回転方向矢印A方
向に従来例と同様にブラシ保持枠20に矢印B方向のね
じる力が働く。このねじる力は第1の爪24aが第2の
爪24bより整流子に近いために抑えられる。
【0020】実施例2.図6はこの発明の実施例2を示
すもので、図6aは平面図であり、図6bは側面図であ
る。図7はブラシ保持枠が基板に装着される前のブラシ
保持枠と基板の一部分とを示すもので、図7aは平面
図、図7bは側面図である。図8はブラシ保持枠と基板
との係合状態を示すもので、図8aは整流子を装着する
前の部分断面図、図8bは整流子を装着した後の部分断
面図である。
【0021】これらの図において、ブラシ保持体である
ブラシ保持枠30は凹部31を持つ差し込み部32が設
けられ、また、基板33には、差し込み部32の位置決
めを行う係止部34があり、この係止部34には基板3
3に平行な係止部部分34aと垂直な係止部部分34b
がある。係止部部分34aには凸部35があり、この凸
部35は差し込み部32の凹部31を係合してブラシ保
持枠30を基板33に図8aのように固定する。また整
流子1が挿入されるとブラシばね5の弾性力によって位
置決め部分34bに差し込み部32が押し付けられて、
図8bのように位置決めされる。その他の構成は実施例
1と同様であるので、同一符号を付して省略する。
【0022】実施例3.図9はこの発明の実施例3を示
す平面図であり、図9aはブラシ保持枠を基板に装着す
る前のブラシ保持枠と基板の一部分とを示す平面図、図
9bはブラシ保持枠を基板に装着した後のブラシ保持枠
と基板の一部分とを示す平面図である。これらの図にお
いて、ブラシ保持枠40にはフランジ部41が設けら
れ、このフランジ部41には凹部42が設けられてい
る。また、基板43には、フランジ部41を包むような
形状の位置決め部44が設けられ、この位置決め部44
には凸部45が設けられていてこの凸部45は凹部42
と係合する。その他の構成及び動作は実施例1と同様で
あるので同一符号を付して省略する。
【0023】実施例4.図10は実施例4におけるブラ
シ保持枠を基板に装着する前のブラシ保持枠と基板の一
部分とを示す平面図であり、図11は実施例4における
ブラシ保持枠を基板に装着した後のブラシ保持枠と基板
の一部分とを示す平面図、図12はブラシ保持枠を示す
図10中の矢印E方向から見た側面図である。
【0024】これらの図において、ブラシ保持体として
のブラシ保持枠50にはフランジ部51が図10中左右
に設けられ、図10中奥側には円柱状の凸部52と板状
の軸方向の抜け止め53とを持った凸設部54が設けら
れている。また、基板55には案内部としての案内溝5
6がプレス加工され、この案内溝56には凸部52がは
まり込む凹部57が設けられている。この凹部57の両
側には凹部57に弾性を持たせるための弾性溝58が設
けられている。フランジ部51の位置決めをする位置決
め部59が基板55に設けられている。ブラシ保持枠5
0は基板55に径方向、すなわち、図中矢印B方向に装
着される。そして凹部56に凸部52が係合し、図11
のように固定される。その他の構成及び動作は実施例1
と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0025】実施例5.なお、上記実施例4は基板55
に案内溝56を設けて、ブラシ保持枠50に凸設部54
が設けられていたが、逆にブラシ保持枠50に案内溝を
設けて、基板55に凸設部を設けることも可能である。
【0026】実施例6.図13はこの発明の実施例6を
示す斜視図である。図14aは基板の一部分を示す平面
図であり、図14bはブラシ保持枠を装着した後のブラ
シ保持枠と基板の一部分とを示す平面図である。図15
は図14b中の切断線XV−XVにおけるブラシ保持枠
の一部分を示す断面図であり、図16は図14b中の切
断線XVI−XVIにおけるブラシ保持枠と基板とを示
す断面図である。これらの図において、ブラシ保持枠6
0は軸方向すなわち図中矢印D方向に基板61に装着さ
れる。このとき、ブラシ保持枠60に設けられた凹部6
2と、基板61にプレス加工され形成された位置決め部
63に設けられた凸部64とが図15のように係止し、
かつ、ブラシ保持枠60に設けられた差し込み部65が
基板61に設けられた差し込み穴66に図16のように
差し込まれて装着固定される。その他の構成及び動作
は、他の実施例と同様であるので省略する。
【0027】また、上記各実施例においては、凹部をブ
ラシ保持枠に設けて、凸部を基板に設けていたが、ブラ
シ保持枠を基板に装着した際に凹部と凸部が係合すれば
よく、凹部を基板に凸部をブラシ保持枠に設けてもかま
わない。また、他の場所でもかまわないとともに、凹部
と凸部が少なくとも一対以上あればよい。
【0028】実施例7.図17は実施例7を示す解説図
である。上記各実施例では凸部と凹部を係合させていた
が、実施例7では例えば図17のようにブラシ保持部7
1の差し込み部70の幅WAを基板72のコ字状の爪7
3の幅WBより広くし、差し込み部71とコ字状の爪7
3との間の摩擦力により係合させている。このとき差し
込み部71の先端を細くすれば差し込み易いのは言うま
でもない。
【0029】また、上記各実施例において、基板の成型
方法はプレス加工としたが、その他の方法でもよいし、
さらに、ブラシ保持枠の成型方法はモールド成型とした
がその他の方法でもよい。
【0030】また、上記各実施例では基板の形状は円盤
状としていたが、他の形状でもかまわない。さらに、上
記各実施例ではブラシ保持体をブラシ保持枠としていた
が、他の形状でもかまわない。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】ブラシ保持体の基板への装着時にブラシ保
持体を固定支持する係止部を基板に設けているので、ブ
ラシ保持体の基板への装着とブラシ保持体の固定を一工
程で行うことができる。
【0033】また、ブラシ保持体が案内部に沿って案内
されて基板に装着されるので、ブラシ保持体の基板への
装着が容易である。
【0034】また、整流子と第1の位置決め部との距離
が整流子と第2の位置決め部との距離より短いので、整
流子の回転時に発生する摩擦力によるねじれの力をブラ
シ保持体が受け難い。
【0035】基板の整流子側から位置決め部に向かって
ブラシ保持体を基板に装着すると、ブラシ保持体は装着
方向に対して位置決め部と整流子とによって挾持され、
固定が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す部分断面図である。
【図2】この発明の実施例1におけるブラシ保持枠と基
板とを示す断面図である。
【図3】この発明の実施例1におけるブラシ保持枠と基
板とを示す断面図である。
【図4】この発明の実施例1におけるブラシ保持装置を
示す断面図である。
【図5】この発明の実施例1におけるブラシ保持枠と基
板の一部分とを示す平面図であり、図5aはブラシ保持
枠が基板に装着される前の平面図、図5bはブラシ保持
枠を基板に装着した状態の平面図である。
【図6】この発明の実施例2を示すもので、図6aは平
面図、図6bは側面図である。
【図7】この発明の実施例2におけるブラシ保持枠が基
板に装着される前のブラシ保持枠と基板の一部分とを示
すものであり、図7aは平面図、図7bは側面図であ
る。
【図8】この発明の実施例2におけるブラシ保持枠と基
板との係合の状態を示すものであり、図8aは整流子を
装着する前の部分断面図、図8bは整流子を装着した後
の部分断面図である。
【図9】この発明の実施例3におけるブラシ保持枠と基
板の一部分とを示すものであり、図9aはブラシ保持枠
を基板に装着する前の平面図、図9bはブラシ保持枠を
基板に装着した後の平面図である。
【図10】この発明の実施例4におけるブラシ保持枠を
基板に装着する前のブラシ保持枠と基板の一部分とを示
す平面図である。
【図11】この発明の実施例4におけるブラシ保持枠を
基板に装着した後のブラシ保持枠と基板の一部分とを示
す平面図である。
【図12】この発明の実施例4におけるブラシ保持枠を
示す側面図である。
【図13】この発明の実施例6を示す斜視図である。
【図14】この発明の実施例6を示すもので、図14a
は基板の一部分を示す平面図、図14bはブラシを装着
した後のブラシ保持枠と基板の一部分とを示す平面図で
ある。
【図15】この発明の実施例6におけるブラシ保持枠の
一部分を示す断面図である。
【図16】この発明の実施例6におけるブラシ保持枠と
基板とを示す断面図である。
【図17】この発明の実施例7を示す解説図である。
【図18】従来のブラシ保持装置を示す部分断面図であ
る。
【図19】従来のブラシ保持装置におけるブラシ保持枠
が基板に装着される前のブラシ保持枠と基板の一部分と
の解説図である。
【符号の説明】
1 整流子 2 ブラシ 20 ブラシ保持枠 22 凹部 23 基板 24 爪 25 係止部 28 凸部 30 ブラシ保持枠 31 凹部 33 基板 34 係止部 35 凸部 40 ブラシ保持枠 42 凹部 43 基板 44 位置決め部 45 凸部 50 ブラシ保持枠 52 凸部 54 凸設部 55 基板 56 案内溝 57 凹部 59 位置決め部 60 ブラシ保持枠 61 基板 62 凹部 63 位置決め部 64 凸部 70 差し込み部 71 ブラシ保持部 72 基板 73 爪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】6は合成樹脂で形成され、モールド成型さ
れたブラシ保持体としてのブラシ保持枠であり、このブ
ラシ保持枠6はブラシ2とブラシばね5を保持する。7
はブラシ保持枠6の2ヵ所に設けられたフランジ部であ
り、7aは矢印A方向前部側のフランジ部、7bは矢印
A方向後部側のフランジ部である。8は2ヵ所のフラン
ジ部7の各々に設けられた位置決め穴であり、8aはフ
ランジ部7aに設けられた位置決め穴であり、8bはフ
ランジ部7bに設けられた位置決め穴である。9はブラ
シ保持枠6に凹設され、ブラシ2とブラシばね5とを収
容する収容部であり、10はブラシ保持枠6に設けら
れ、絶縁線4を通す配線用穴である。11は鋼板で形成
された円板状の基板であり、整流子1を通す軸穴12が
プレス加工により形成されている。また、基板11には
ブラシ保持枠6が矢印方向に装着される。13は基板
11にプレス加工により形成された位置決め部としての
爪であり、13bは位置決め穴8bに差し込まれる第1
の位置決め部としての第1の爪であり、13aは位置決
め穴8aに差し込まれる第2の位置決め部としての第2
の爪である。この第1の爪13と第2の爪13とは
整流子1から等距離に設けられている。14は基板11
を図示しないスタータに固定するボルトである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のブ
ラシ保持装置では、ブラシ保持枠6を基板11に装着固
定する際に、位置決め穴8に爪13を差し込む工程と爪
13をプレス加工して折り曲げる工程との二つの工程が
必要であるなどの問題点があった。また、第1の爪13
と第2の爪13とが整流子1から等距離に設けら
れ、ねじれの力を受け易いという問題点もあった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】これらの図において、20は合成樹脂でモ
ールド成型されたブラシ保持体としてのブラシ保持枠で
あり、21はブラシ保持枠20に2ヵ所設けられたフラ
ンジ部で、21aは矢印A方向前部側のフランジ部、2
1bは矢印A方向後部側のフランジ部である。22はフ
ランジ部21に設けられた凹部であり、22aはフラン
ジ部21aに設けられた凹部、22bはフランジ部21
bに設けられた凹部である。23は鋼板をプレス加工す
ることにより成型された円板状の基板であり、24はプ
レス加工により基板23から切り起こされた位置決め部
としての爪であり、24aはフランジ部21aの位置決
めをする第1の位置決め部としての第1の爪であり、2
4bはフランジ部21bの位置決めをする第2の位置決
め部としての第2の爪であり、24cは整流子1の径方
向に対してブラシ保持枠20の位置決めをする位置決め
部としての第3の爪である。25はプレス加工により基
板23から切り起こされた係止部であり、係止部25は
基板23に垂直な係止部部分26と基板23に平行な係
止部部分27を持ち、係止部部分27にはプレス加工に
よって突設された凸部28を持ち、この凸部28は凹部
22と係合する。フランジ部21a側の係止部25は係
止部25aであり、係止部部分26と係止部部分27と
凸部28とはそれぞれ係止部部分26aと係止部部分2
7aと凸部28aである。また、フランジ部21b側の
係止部25は係止部25bであり、係止部部分26と係
止部部分27と凸部28とはそれぞれ係止部部分26b
と係止部部分27bと凸部28bである。その他の構成
は図18と図19とに示された従来の装置と同様である
ので同一符号を付して説明を省略する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、この発明は上記のように組み立てら
れるので下記のように動作する。ブラシ保持枠20は図
5bのように基板23に装着固定される。ここで、ブラ
シ保持枠の固定方向を基板23の径方向(以下径方向と
略す)と基板23の周方向(以下周方向と略す)と整流
子1の軸方向(以下軸方向と略す)とに分けると、ブラ
シ保持枠20は径方向に対しては第3の爪24cと係止
部25とによって固定され、周方向に対しては第1の爪
24aと第2の爪24bとによって固定され、軸方向に
対しては係止部25によって固定され、また、方向に
対してはブラシばね5とブラシ2とを介して整流子1に
挾持される。整流子1の回転時はその回転方向矢印A方
向に従来例と同様にブラシ保持枠20に矢印B方向のね
じる力が働く。このねじる力は第1の爪24aが第2の
爪24bより整流子に近いために抑えられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例6.図13はこの発明の実施例6を
示す斜視図である。図14aは基板の一部分を示す平面
図であり、図14bはブラシ保持枠を装着した後のブラ
シ保持枠と基板の一部分とを示す平面図である。図15
は図14b中の切断線XIV−XIVにおけるブラシ保持枠
の一部分を示す断面図であり、図16は図14b中の切
断線XV−XVにおけるブラシ保持枠と基板とを示す断
面図である。これらの図において、ブラシ保持枠60は
軸方向すなわち図中矢印D方向に基板61に装着され
る。このとき、ブラシ保持枠60に設けられた凹部62
と、基板61にプレス加工され形成された位置決め部6
3に設けられた凸部64とが図15のように係止し、か
つ、ブラシ保持枠60に設けられた差し込み部65が基
板61に設けられた差し込み穴66に図16のように差
し込まれて装着固定される。その他の構成及び動作は、
他の実施例と同様であるので省略する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシを保持するブラシ保持体、 上記ブラシ保持体を支持する基板及び上記基板に設けら
    れ、上記ブラシ保持体の上記基板への装着時に上記ブラ
    シ保持体の少なくとも一部に係合して上記ブラシ保持体
    を固定支持する係止部を備えたブラシ保持装置。
  2. 【請求項2】 ブラシを保持するブラシ保持体、 上記ブラシ保持体を支持する基板及び上記基板に設けら
    れ、上記ブラシ保持体の上記基板への装着時に上記ブラ
    シ保持体の少なくとも一部に接触しつつ上記ブラシ保持
    体を案内する案内部を備えたブラシ保持装置。
  3. 【請求項3】 整流子と接触するブラシ、 上記ブラシを保持するブラシ保持体、 上記ブラシ保持体を支持する基板、 上記基板に設けられ、上記整流子の回転方向に対して上
    記ブラシ保持体を位置決めする第1の位置決め部及び上
    記基板に設けられ、上記整流子の回転方向の逆方向に対
    して上記ブラシ保持体を位置決めする第2の位置決め部
    を備え、 上記第2の位置決め部と上記整流子との距離より上記第
    1の位置決め部の少なくとも一部と上記整流子との距離
    が短いことを特徴とするブラシ保持装置。
  4. 【請求項4】 整流子と接触するブラシ、 上記ブラシを保持するブラシ保持体、 上記ブラシ保持体を支持する基板及び上記基板に設けら
    れ、上記ブラシ保持体を上記整流子の径方向に対して支
    持する位置決め部を備え、 上記基板の上記整流子側から上記位置決め部に向かって
    上記ブラシ保持体を移動させ、上記ブラシ保持体を上記
    基板に装着させることを特徴とするブラシ保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231571A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Jtekt Corp モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置
WO2015150672A2 (fr) 2014-03-31 2015-10-08 Valeo Equipements Electriques Moteur Platine support de porte-balais pour moteur electrique et porte-balai correspondant
JP2022090708A (ja) * 2020-12-08 2022-06-20 三菱電機株式会社 スタータ

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