JP2004357486A - ブラシホルダ装置及びモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブラシホルダ装置21を構成するホルダベース22には、金属板を折曲形成してなるブラシホルダ31が固定されている。ブラシホルダ31は、ホルダベース22にカシメ固定するための一対の固定用爪46を有している。固定用爪46の曲げ戻し部47は、ホルダベース22の裏面22bに突出形成されたカシメ用突起48の頂部を越えて、ホルダベース22側に曲げ戻される。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラシホルダを固定するブラシホルダ装置及びブラシホルダ装置を備えるモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、モータのブラシホルダ装置は、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持される金属製のブラシホルダと、該ブラシホルダが固定されるホルダベースとを備えている。
【0003】
ブラシホルダは、一対の側壁と両側壁に連続する上壁とによって断面コ字状に折曲形成されている。側壁の下縁部には固定用爪が折曲形成され、固定用爪はホルダベースに設けられた貫通孔に挿通されている。そして、ホルダベースの裏面から突出した固定用爪の先端部を折り曲げることにより、ブラシホルダがホルダベースにカシメ固定される。
【0004】
このとき、固定用爪は、ホルダベースの裏面に密着するように折り曲げられることが好ましいが、金属のスプリングバック特性によって固定用爪の先端部をホルダベースの裏面に密着して折り曲げるのは困難である。そのため、ブラシホルダとホルダベースとの間にガタツキが生じ、整流子との摺接によって発生するブラシの振動がブラシホルダをガタつかせ、騒音が発生してしまう。
【0005】
そこで、固定用爪をカシメ固定するときのプレス荷重を大きくして、スプリングバックが極力生じないようにすることが考えられるが、プレス荷重を大きくすると、ホルダベースが大きなプレス荷重を受けて変形または破損するおそれがある。
【0006】
また、特許文献1においては、固定用爪を貫通孔に対し対角状に傾斜するように折り曲げて固定用爪の側縁を貫通孔の孔周縁(内周面)に突き当てることにより、ブラシホルダとホルダベースとの間のガタツキを防止するようにしている。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−27906号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示される構成においては、固定用爪の側縁が貫通孔の孔周縁に突き当てられていることから、ホルダベースを貫通する貫通孔は必須の構成となる。そのため、比較的小型の樹脂製のホルダベースを用いた場合、貫通孔を設けることでホルダベースの強度が低下してしまうため、固定用爪をカシメ固定すると貫通孔の孔周縁に亀裂が生じるおそれがある。更に、貫通孔を設けずに、固定用爪をホルダベースの周縁部においてカシメ固定する場合には、適用できないという問題もある。
【0009】
本発明は、上記問題点に着目してなされたものである。その目的は、金属製のブラシホルダに設けた固定用爪を用いて該ホルダをホルダベースにカシメ固定してなるブラシホルダ装置であって、貫通孔の有無に拘わらず、小さなカシメ荷重にてガタツキなくブラシホルダをカシメ固定することができるブラシホルダ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、ホルダベースに固定され金属板を折曲形成してなるブラシホルダの中に、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持されるブラシホルダ装置において、前記ホルダベースには、前記ブラシホルダを固定する面とは反対側の面に前記ブラシホルダをカシメ固定するためのカシメ用突起が突出形成され、前記ブラシホルダは、前記ホルダベースにカシメ固定するための複数の固定用爪を有し、該固定用爪は、前記カシメ用突起の頂部を越えて前記ホルダベース側に曲げ戻される曲げ戻し部を有することを要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記ブラシホルダには、前記ブラシの移動方向に沿って折曲される前記固定用爪が一対設けられていることを要旨とする。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記ホルダベースは絶縁性を有する樹脂材料からなり、前記ブラシホルダは、前記ブラシを収容すべく、一対の側壁、上壁及び底壁を有する断面ロ字状に折曲形成されることを要旨とする。
【0013】
請求項4に記載の発明では、ホルダベースに固定され金属板を折曲形成してなるブラシホルダの中に、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持されるとともに、前記ホルダベースに固定された金属製のターミナルプレートを介して前記ブラシとの配線が行われるブラシホルダ装置において、前記ホルダベースは、前記ターミナルプレートを固定する面とは反対側の面に前記ターミナルプレートを固定するため突出形成されたカシメ用突起を有し、前記ターミナルプレートは、前記ホルダベースにカシメ固定するための固定用爪を有し、該固定用爪は、前記カシメ用突起の頂部を越えて前記ホルダベース側に曲げ戻される曲げ戻し部を有することを要旨とする。
【0014】
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ホルダベースは、該ホルダベースの周縁部において前記ホルダベースの厚さ方向に延び前記固定用爪が収容保持される爪用溝を有していることを要旨とする。
【0015】
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明において、前記固定用爪は、前記ホルダベースの板厚と前記カシメ用突起の高さと前記カシメ用突起の幅との和よりも長くなるように設定されていることを要旨とする。
【0016】
請求項7に記載の発明では、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ホルダベースの前記カシメ用突起が突出形成される側の面から前記曲げ戻し部の先端までの高さは、前記カシメ用突起の高さよりも小さいことを要旨とする。
【0017】
請求項8に記載の発明では、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のブラシホルダ装置を備えたことを要旨とする。
(作用)
請求項1、請求項4及び請求項8に記載の発明においては、固定用爪の曲げ戻し部は、カシメ用突起の頂部を越えてホルダベース側に曲げ戻されるため、カシメ用突起によって固定用爪の曲げ変位量を大きくすることができる。よって、金属のスプリングバック特性によって固定用爪の先端がホルダベースの裏面に密着しない場合でも、曲げ戻し部はカシメ用突起を確実に把持させることができる。従って、固定用爪をホルダベースにガタツキなくカシメ固定できる。しかも、固定用爪をカシメ固定するときの荷重を大きくしなくてもホルダベースにブラシホルダまたはターミナルプレートをガタツキなく固定できる。そのため、大きなプレス荷重を受けてホルダベースが変形したり破損してしまうのを回避できる。更に、従来のような貫通孔を設けなくてもホルダベースに固定用爪をカシメ固定できるので、ホルダベースの強度低下が防止される。よって、カシメ作業におけるホルダベースの変形や破損を防止することができる。
【0018】
請求項2に記載の発明においては、一対の固定用爪が、整流子との摺接によってブラシが移動する方向に沿って配置され、ホルダベースに対してカシメ固定されている。そして、一方の固定用爪が他方の固定用爪側に向けて折り曲げられ、他方の固定用爪が一方の固定用爪側に向けて折り曲げられているため、両固定用爪は、ブラシの移動方向に対して確実にホルダベースに固定される。よって、ブラシの移動方向へのブラシホルダのガタツキを防止できる。
【0019】
請求項3に記載の発明においては、金属製のブラシホルダが底壁を有する断面ロ字状に形成されるため、ブラシホルダに底壁が形成されていない場合のように、給電時にブラシの内部抵抗によって該ブラシが発熱し、その発熱によって樹脂製のホルダベースのブラシとの接触面が溶けてしまうのを防止できる。よって、ホルダベースの表面が変形してブラシのスムーズな移動が妨げられてしまうのを回避できる。また、ブラシとブラシホルダとの接触面積が大きくなるため、ブラシホルダによる放熱効果を向上させることもできる。
【0020】
請求項5に記載の発明においては、固定用爪は、ホルダベースの周縁部においてホルダベースの厚さ方向に延びる爪用溝に収容保持された状態でカシメ固定される。よって、固定用爪を、ホルダベースの周縁部からブラシの移動方向に突出しないように配置することができるため、ブラシホルダ装置の大型化を防止できる。しかも、ほぼ同幅とすれば固定用爪が爪用溝の内側面に係止することで、ブラシホルダは、ホルダベースの周方向に対して位置ズレすることなくホルダベースに固定される。
【0021】
請求項6に記載の発明においては、固定用爪は、ホルダベースの板厚とカシメ用突起の高さとカシメ用突起の幅との和よりも長くなるように設定されている。よって、固定用爪の先端は確実にカシメ用突起の頂部を越えるため、曲げ戻し部を確実に形成できる。
【0022】
請求項7に記載の発明においては、ホルダベースのカシメ用突起が突出形成される側の面から曲げ戻し部の先端までの高さは、カシメ用突起の高さよりも小さくなっている。よって、金属のスプリングバック特性によって曲げ戻し部の先端がホルダベースの裏面に密着しない場合でも、曲げ戻し部によってカシメ用突起が確実に把持されるため、ブラシホルダまたはターミナルプレートをガタツキなくしっかりとホルダベースに固定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すモータとしてのワイパモータ1は、車両のウィンドシールドガラス(フロントガラス)に付着した雨滴等を払拭する車両用ワイパ装置の駆動源として用いられている。このワイパモータ1は、モータ部2及び減速部3から構成されている。
【0024】
モータ部2を構成するヨークハウジング4は、導電性金属材料からなり、略有底円筒状に形成されている。ヨークハウジング4の内周面には複数個のマグネット5が固定され、各マグネット5の内側にはアーマチャ6が回転可能に収容されている。ヨークハウジング4の底部には、アーマチャ6の回転軸7の基端部を回転可能に支持するスラスト軸受8及びラジアル軸受9が設けられている。ヨークハウジング4の開口部4aには、突出した回転軸7を覆う減速部3のギヤハウジング10がネジ11により組み付けられている。
【0025】
ギヤハウジング10は、アルミ合金等の金属材料からなり、ヨークハウジング4の開口部4aとほぼ同形状の開口部10aを有している。そして、ギヤハウジング10は、回転軸7の先端側及び図示しないウォームホイール等を収容可能な形状に形成されている。ギヤハウジング10内には、回転軸7の中央部を回転可能に支持する軸受12が固定されるとともに、回転軸7の先端部を回転可能に支持する軸受部10bが形成されている。軸受12と軸受部10bとの間の回転軸7にはウォーム7aが形成され、ウォーム7aはウォームホイールと噛合されている。ウォームホイールには、回転軸7と直交する方向に配置された出力軸13が設けられ、回転軸7の回転を減速して出力している。なお、このギヤハウジング10は、前記車両用ワイパ装置の取付ブラケットに取り付けられている。そして、出力軸13には、車両用ワイパ装置のリンク機構を介してワイパアームが駆動連結されており、出力軸13が回転することにより、ワイパアームが所定の払拭動作を行うようになっている。
【0026】
図2に示すように、ギヤハウジング10の開口部10a内には、前記モータ部2を構成するブラシホルダ装置21が組み付けられている。このブラシホルダ装置21は、略円環状のホルダベース22を備えている。ホルダベース22は、絶縁性を有する樹脂材料、特には熱硬化性樹脂、更に好ましくはフェノール樹脂にて形成されている。ホルダベース22の中央部には、回転軸7及び該回転軸7に固定される整流子6aが挿通されている。そして、ホルダベース22(ブラシホルダ装置21)は、ワッシャ23を介してネジ24をギヤハウジング10に螺着することにより該ギヤハウジング10に2箇所で固定される。
【0027】
ホルダベース22には、ノイズ防止用のチョークコイル25及び回路保護用のサーキットブレーカ26が設置されている。また、ホルダベース22には、3つのブラシホルダ31が固定されている。これらブラシホルダ31には、整流子6aに向けて移動可能に保持され整流子6aに摺接されるブラシ32がそれぞれ収容保持されている。そして、ブラシ32、チョークコイル25及びサーキットブレーカ26等の部品は電気的に接続されている。よって、ワイパモータ1には、コネクタ14(図1参照)を介して車両側からの電源がブラシ32等に供給され、図2に示す後記するターミナルプレート51及び一方のネジ24を介して接地される。
【0028】
図3に示すように、ブラシ32は略直方体であり、その先端部には整流子6aの摺接面と接触する略円弧状の凹部33が形成されている。また、ブラシ32の上面にはピッグテール34が取り付けられている。
【0029】
ホルダベース22の表面22aにおいて3箇所に突設された支持ピン27には、ブラシ32を整流子6a側に付勢するトーションスプリング28がそれぞれ設けられている。トーションスプリング28は、一端にブラシ32の側面に形成された係合部35に係合する係合凸部28aを有している。トーションスプリング28の中間部位には、コイル状に形成された支持部28bが設けられている。支持部28bの内径は、前記支持ピン27の径とほぼ同径になっている。
【0030】
トーションスプリング28は、その支持部28bが支持ピン27に挿入された状態で支持されている。また、トーションスプリング28の係合凸部28aは、ブラシ32の係合部35と係合されている。このように、トーションスプリング28は、支持ピン27周りの付勢力により、ブラシ32を前記ブラシホルダ31内に没入させた状態(図2及び図3の状態)に仮保持している。そして、アーマチャ6が組み付けられた後にトーションスプリング28の係合凸部28aは、ブラシ32の係合部35から離脱してブラシ32の整流子6aとは反対の背面を押圧することとなる。これにより、ブラシ32の仮保持状態が解除され、トーションスプリング28によるブラシ32の整流子6aへの付勢が行われる。
【0031】
ブラシホルダ31は、発熱防止のため低抵抗の金属材料で、しかも折曲形成が容易で折曲形状を維持できる低バネ性の金属材料によって形成されることが好ましく、例えば真鍮やステンレス等からなる金属板をプレス装置等により打ち抜き折曲形成される。図5(b)に示すように、ブラシホルダ31は、一方の側壁41、上壁42及び他方の側壁41及び底壁45の順に連続しており、それぞれ直角に折り曲げられることによって断面ロ字状に形成されている。ブラシホルダ31の下部(側壁41の下部及び底壁45)は、前記ホルダベース22の表面22a側に形成されたホルダ規制溝45a内に配置されている。これにより、このように折曲形成されるブラシホルダ31は、底壁45と一方の側壁41との間に位置する切れ目から開き変形することが防止される。
【0032】
図3に示すように、両側壁41には、トーションスプリング28の係合凸部28aの可動範囲に切欠43が形成されている。また、上壁42には、前記ピッグテール34の可動範囲に切欠44が形成されている。なお、この切欠43,44は、金属板を打ち抜く際に同時に形成されている。
【0033】
図3,図5(a)に示すように、底壁45における前記ブラシ32の移動方向(矢印F1方向)の端部には、一対の固定用爪46が折曲形成されている。図4(a)に示すように、一方の固定用爪46は他方の固定用爪46側に向けて折り曲げられ、他方の固定用爪46は一方の固定用爪46側に向けて折り曲げられている。一方の固定用爪46は、ホルダベース22の外周部において該ホルダベース22の厚さ方向に延びる爪用溝46a内に収容保持されるように折り曲げられている。また、他方の固定用爪46は、ホルダベース22の内周部において該ホルダベース22の厚さ方向に延びる爪用溝46b内に収容保持されるように折り曲げられている。なお、爪用溝46bの深さは、固定用爪46の板厚とほぼ等しくなっている。これにより、固定用爪46は、爪用溝46a,46b内に収容されるので、ホルダベース22の周縁部から突出しないように配置される。また、爪用溝46a,46bは、固定用爪46とほぼ同じ幅に形成されており、ホルダ規制溝45aに連通されている。そして、固定用爪46が爪用溝46a,46b内に収容されて該爪用溝46a,46bの内側面(ホルダベース22の周方向)に係止するので、ブラシホルダ31の周方向(図3に示す矢印F2方向)へのガタツキが防止される。そして、両固定用爪46は、ホルダベース22の面としての裏面22b側から突出される。
【0034】
図4(b),図5(a)に示すように、固定用爪46の長さLは、ホルダベース22の板厚b1と、ホルダベース22の外周部または内周部においてホルダベース22の裏面22b側に突出形成されたカシメ用突起48の高さc1と、カシメ用突起48の幅a1との和よりも大きくなるように設定されている。そのため、固定用爪46の先端部に形成された曲げ戻し部47は、カシメ用突起48の頂部を越えて、ホルダベース22の面方向に対して傾斜するように折り曲げられ、ホルダベース22の裏面22b側に曲げ戻される。なお、カシメ用突起48は、略直方体状に形成されており、固定用爪46の幅とほぼ等しい幅に形成されている。
【0035】
また、ホルダベース22の裏面22bから曲げ戻し部47の先端までの高さQ1は、カシメ用突起48の高さc1よりも小さくなっている。そのため、金属のスプリングバック特性によって曲げ戻し部47の先端がホルダベース22の裏面22bに密着しない場合でも、曲げ戻し部47によってカシメ用突起48を確実に把持させることができる。その結果、ブラシホルダ31はホルダベース22上にガタツキなくカシメ固定される。
【0036】
図2に示すように、ホルダベース22にはターミナルプレート51が固定されている。ターミナルプレート51は、真鍮等からなる金属板をプレス装置等により打ち抜いたものを折り曲げることにより形成される。ターミナルプレート51には、複数の固定用爪52が折曲形成されている。なお、各固定用爪52は、金属板を打ち抜く際に同時に形成されている。各固定用爪52は、ホルダベース22の外周部または内周部において該ホルダベース22の厚さ方向に延びる爪用溝52a内に収容保持されるように折り曲げられている。なお、爪用溝52aの深さは、固定用爪52の板厚以上となっている。これにより、固定用爪52は、爪用溝52a内に収容されるので、ホルダベース22の周縁部から突出しないように配置される。また、爪用溝52aは、固定用爪52とほぼ同じ幅に形成されている。これにより、固定用爪52が爪用溝52a内に収容されて該爪用溝52aの内側面に係止するので、ターミナルプレート51のガタツキが防止される。そして、各固定用爪52は、ホルダベース22の裏面22b側から突出される。
【0037】
図7に示すように、固定用爪52の長さは、ホルダベース22の板厚b2と、ホルダベース22の外周部または内周部においてホルダベース22の裏面22b側に突出形成されたカシメ用突起54の高さc2と、カシメ用突起54の幅a2との和よりも大きくなるように設定されている。そのため、固定用爪52の先端部に形成された曲げ戻し部53は、カシメ用突起54の頂部を越えて、ホルダベース22の面方向に対して傾斜するように折り曲げられ、ホルダベース22の裏面22b側に曲げ戻される。なお、カシメ用突起54は、略直方体状に形成されており、固定用爪52の幅とほぼ等しい幅に形成されている。
【0038】
また、ホルダベース22の裏面22bから曲げ戻し部53の先端までの高さQ2は、カシメ用突起54の高さc2よりも小さくなっている。そのため、金属のスプリングバック特性によって曲げ戻し部53の先端がホルダベース22の裏面22bに密着しない場合でも、曲げ戻し部53によってカシメ用突起54を確実に把持させることができる。その結果、図6に示すように、ターミナルプレート51はホルダベース22上にガタツキなくカシメ固定される。
【0039】
図8(c)に示すように、前記ブラシホルダ31の前記両固定用爪46は、第1治具61及び第2治具62によって同時にカシメ固定されるようになっている。第1治具61の2つの上端部には、ホルダベース22から裏面22b側に突出した各固定用爪46に左右方向外側から当接して両固定用爪46を互いに近接するように内側に半曲げするための第1ガイド部61aがそれぞれ形成されている。
【0040】
また、第2治具62は、第1治具61内を上下方向に移動可能に配置されるものである。第2治具62の上端両側部には、第1ガイド部61aにより半曲げされた固定用爪46をホルダベース22の裏面22bに当接するよう折り曲げるための凹部62aが形成されている。更に、凹部62aの左右方向内側縁部には、曲げ戻し部47の先端がホルダベース22の裏面22bにそれぞれ密着するように曲げ戻し部47を傾斜させるための第2ガイド部62bが形成されている。
【0041】
そして、第1及び第2治具61,62を用いて両固定用爪46をカシメ固定するには、図8(a)に示すように、両固定用爪46をホルダベース22の表面側から裏面22b側に突出させた状態で、ブラシホルダ31をホルダベース22上に載置するとともに、ホルダベース22の裏面22b側を基台63により支持する。次に、図8(b)に示すように、ホルダガイド64により、ブラシホルダ31の側壁41及び上壁42を支持するとともに、ホルダベース22を固定する。このとき、図8(c)に示すように、第1及び第2治具61,62は、第1治具61の第1ガイド部61aが第2治具62の上端部よりも上方に突出する状態で、ホルダベース22から突出した両固定用爪46の下方に配置される。なお、図8(c)〜(e)は、図8(b)のX−X線断面を示している。
【0042】
この状態において、ホルダガイド64と第1及び第2治具61,62とを互いに近付けていくと、図8(d)に示すように、第1治具61の第1ガイド部61aが、ホルダベース22の裏面22b側から突出した固定用爪46に左右方向外側から当接し、両固定用爪46が左右方向内側に向けて半曲げされる。更に、第2治具62を第1治具61に対して相対的に上方に移動させると、第2治具62の凹部62aの底面が半曲げされた曲げ戻し部47に当接し、両曲げ戻し部47は、カシメ用突起48を越えてホルダベース22の裏面22bと平行となるように折り曲げられる。そして、図8(e)に示すように、両曲げ戻し部47は、第2ガイド部62bによってホルダベース22の裏面22b側に曲げ戻され、ホルダベース22の裏面22bに密着するように折り曲げられる。
【0043】
この結果、固定用爪46の曲げ戻し部47は、カシメ用突起48の頂部を越えてホルダベース22側に曲げ戻されるため、カシメ用突起48によって固定用爪46の曲げ変位量を大きくすることができる。また、曲げ戻し部47は、ホルダベース22の面方向に対して傾斜するように折り曲げられるため、固定用爪46の一側面はカシメ用突起48の先端縁に当接した状態となる。よって、曲げ戻し部47の先端が金属のスプリングバック特性によって復帰し、ホルダベース22の裏面22bに密着しない場合でも、曲げ戻し部47はカシメ用突起48を確実に把持させることができる。従って、固定用爪46をガタツキなくカシメ固定できる。
【0044】
しかも、固定用爪46をカシメ固定するときのプレス荷重を大きくしなくても、ホルダベース22にブラシホルダ31をガタツキなく固定できる。そのため、大きなプレス荷重を受けてホルダベース22が変形または破損してしまうのを回避できる。
【0045】
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)固定用爪46,52の曲げ戻し部47,53は、カシメ用突起48,54の頂部を越えてホルダベース22側に曲げ戻されるため、カシメ用突起48,54によって固定用爪46,52の曲げ変位量を大きくすることができる。また、曲げ戻し部47,53は、ホルダベース22の面方向に対して傾斜するように折り曲げられるため、固定用爪46,52の一側面はカシメ用突起48,54の先端縁に当接した状態となる。よって、金属のスプリングバック特性によって固定用爪46,52の先端がホルダベース22の裏面22bに密着しない場合でも、曲げ戻し部47,53はカシメ用突起48,54を確実に把持させることができる。従って、固定用爪46,52をホルダベース22にガタツキなくカシメ固定できる。
【0046】
(2)固定用爪46,52をカシメ固定するときのプレス荷重を大きくしなくても、ホルダベース22にブラシホルダ31またはターミナルプレート51をガタツキなく固定できる。そのため、大きなプレス荷重を受けてホルダベース22が変形したり破損してしまうのを回避できる。
【0047】
更に、従来のような貫通孔を設けなくてもホルダベース22に固定用爪46,52をカシメ固定できるので、ホルダベース22の強度低下が防止される。よって、カシメ作業におけるホルダベース22の変形や破損を防止することができる。
【0048】
(3)一対の固定用爪46が、ブラシ32の移動方向(矢印F1方向)に沿って配置され、ホルダベース22に対してカシメ固定されている。そして、一方の固定用爪46が他方の固定用爪46側に向けて折り曲げられ、他方の固定用爪46が一方の固定用爪46側に向けて折り曲げられているため、両固定用爪46は、ブラシ32の移動方向に対して確実にホルダベース22に固定される。よって、ブラシ32の移動方向へのブラシホルダ31のガタツキを防止できる。
【0049】
(4)金属製のブラシホルダ31が底壁45を有する断面ロ字状に形成されている。そのため、ブラシホルダ31に底壁45が形成されていない場合のように、給電時にブラシ32の内部抵抗によって該ブラシ32が発熱し、その発熱によって樹脂製のホルダベース22のブラシ32との接触面が溶けてしまうのを防止できる。よって、ホルダベース22の表面が変形してブラシ32のスムーズな移動が妨げられてしまうのを回避できる。また、ブラシ32とブラシホルダ31との接触面積が大きくなるため、ブラシホルダ31による放熱効果を向上させることもできる。
【0050】
(5)固定用爪46,52は、ホルダベース22の外周部または内周部においてホルダベース22の厚さ方向に延びる爪用溝46a,46b,52aに収容保持された状態でカシメ固定される。よって、固定用爪46,52を、ホルダベース22の周縁部からブラシ32の移動方向(矢印F1方向)に突出しないように配置することができるため、ブラシホルダ装置21の大型化を防止できる。
【0051】
しかも、固定用爪46,52が爪用溝46a,46b,52aの内側面に係止することで、ブラシホルダ31及びターミナルプレート51は、ホルダベース22の周方向(矢印F2方向)に対して位置ズレすることなくホルダベース22に固定される。そのため、整流子6aへの摺接によりブラシ32がホルダベース22の周方向に振動した場合に、ブラシホルダ31及びターミナルプレート51の周方向へのガタツキを防止できる。
【0052】
(6)固定用爪46の長さLは、ホルダベース22の板厚b1と、カシメ用突起48の高さc1と、カシメ用突起48の幅a1との和よりも大きくなるように設定されている。また、固定用爪52の長さは、ホルダベース22の板厚b2と、カシメ用突起54の高さc2と、カシメ用突起54の幅a2との和よりも大きくなるように設定されている。よって、固定用爪46,52の先端は確実にカシメ用突起48,54の頂部を越えるため、曲げ戻し部47,53を確実に形成できる。
【0053】
(7)ホルダベース22の裏面22bから曲げ戻し部47の先端までの高さQ1は、カシメ用突起48の高さc1よりも小さくなっている。また、裏面22bから曲げ戻し部53の先端までの高さQ2は、カシメ用突起54の高さc2よりも小さくなっている。よって、金属のスプリングバック特性によって曲げ戻し部47,53の先端がホルダベース22の裏面22bに密着しない場合でも、曲げ戻し部47,53によってカシメ用突起48,54が確実に把持される。そのため、ブラシホルダ31またはターミナルプレート51をガタツキなくしっかりとホルダベース22に固定できる。
【0054】
(8)固定用爪46は、該固定用爪46を半曲げする工程と、固定用爪46の曲げ戻し部47をホルダベース22の裏面22bと平行となるように折り曲げる工程と、曲げ戻し部47をホルダベース22の裏面22b側に曲げ戻す工程とにより段階的にカシメ固定される。よって、固定用爪46に無理な応力が働いてしまうのを防止することができる。
【0055】
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、ブラシホルダ31の底壁45を省略し、ブラシホルダ31を断面コ字状に形成してもよい。この場合、一対の側壁41の下縁部に複数の固定用爪46を設けて対応する。
【0056】
・前記実施形態において、爪用溝46a,46b,52aのうち少なくとも一つを省略してもよい。
・前記実施形態において、ホルダベース22に、固定用爪46,52のうち少なくとも一方を挿通させるための貫通孔を設け、該貫通孔に固定用爪46,52を挿通させた状態で、該固定用爪46,52をホルダベース22にカシメ固定するようにしてもよい。
【0057】
・前記実施形態では、カシメ用突起48,54が直方体形状をなすものであったが、これに限定されない。即ち、固定用爪46,52がカシメ用突起48,54の頂部を越えてホルダベース22側に曲げ戻しできれば、例えば、固定用爪46,52の曲げ方向の断面形状が円弧状をなす(立体的には蒲鉾状をなす)形状であってもよい。
【0058】
・ブラシホルダ装置21は、ワイパモータ1のみに用いられるものではなく、発電機やワイパモータ1以外のモータ等の回転電機に適用されていてもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
【0059】
(イ)請求項1〜7のいずれか一項に記載のブラシホルダ装置を備えたことを特徴とする回転電機。
(ロ)ホルダベースに固定され金属板を折曲形成してなるブラシホルダの中に、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持されるブラシホルダ装置において、前記ホルダベースには、前記ブラシホルダを固定する面とは反対側の面に前記ブラシホルダを固定するためのカシメ用突起が突出形成され、前記ホルダベースに固定される金属製のターミナルプレート及び前記ブラシホルダは、前記ホルダベースにカシメ固定するための固定用爪を有し、該固定用爪は、前記カシメ用突起の頂部を越えて前記ホルダベース側に曲げ戻される曲げ戻し部を有することを特徴とするブラシホルダ装置。
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、貫通孔の有無に拘わらず、小さなカシメ荷重にてガタツキなくブラシホルダをカシメ固定することができるブラシホルダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるワイパモータを示す断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】ブラシホルダ装置の部分斜視図。
【図4】(a)は、図3のB−B線断面図、(b)は、図4(a)の要部断面図。
【図5】(a)及び(b)は、ブラシホルダの側面図。
【図6】ブラシホルダ装置の背面図。
【図7】図6のC−C線またはD−D線における要部断面図。
【図8】(a)〜(e)は、ブラシホルダの固定方法を示す断面図。
【符号の説明】
1…モータとしてのワイパモータ、6a…整流子、21…ブラシホルダ装置、22…ホルダベース、22b…面としての裏面、31…ブラシホルダ、32…ブラシ、41…側壁、42…上壁、45…底壁、46,52…固定用爪、46a,46b,52a…爪用溝、47,53…曲げ戻し部、48,54…カシメ用突起、51…ターミナルプレート、a1,a2…幅、b1,b2…板厚、c1,c2…高さ、Q1,Q2…高さ。
Claims (8)
- ホルダベースに固定され金属板を折曲形成してなるブラシホルダの中に、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持されるブラシホルダ装置において、
前記ホルダベースには、前記ブラシホルダを固定する面とは反対側の面に前記ブラシホルダをカシメ固定するためのカシメ用突起が突出形成され、
前記ブラシホルダは、前記ホルダベースにカシメ固定するための複数の固定用爪を有し、
該固定用爪は、前記カシメ用突起の頂部を越えて前記ホルダベース側に曲げ戻される曲げ戻し部を有することを特徴とするブラシホルダ装置。 - 前記ブラシホルダには、前記ブラシの移動方向に沿って折曲される前記固定用爪が一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラシホルダ装置。
- 前記ホルダベースは絶縁性を有する樹脂材料からなり、
前記ブラシホルダは、前記ブラシを収容すべく、一対の側壁、上壁及び底壁を有する断面ロ字状に折曲形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラシホルダ装置。 - ホルダベースに固定され金属板を折曲形成してなるブラシホルダの中に、ブラシが整流子に向けて移動可能に保持されるとともに、前記ホルダベースに固定された金属製のターミナルプレートを介して前記ブラシとの配線が行われるブラシホルダ装置において、
前記ホルダベースは、前記ターミナルプレートを固定する面とは反対側の面に前記ターミナルプレートを固定するため突出形成されたカシメ用突起を有し、
前記ターミナルプレートは、前記ホルダベースにカシメ固定するための固定用爪を有し、
該固定用爪は、前記カシメ用突起の頂部を越えて前記ホルダベース側に曲げ戻される曲げ戻し部を有することを特徴とするブラシホルダ装置。 - 前記ホルダベースは、該ホルダベースの周縁部において前記ホルダベースの厚さ方向に延び前記固定用爪が収容保持される爪用溝を有していることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のブラシホルダ装置。
- 前記固定用爪は、前記ホルダベースの板厚と前記カシメ用突起の高さと前記カシメ用突起の幅との和よりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のブラシホルダ装置。
- 前記ホルダベースの前記カシメ用突起が突出形成される側の面から前記曲げ戻し部の先端までの高さは、前記カシメ用突起の高さよりも小さいことを特徴とする請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載のブラシホルダ装置。
- 請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のブラシホルダ装置を備えたことを特徴とするモータ。
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