JPH0514699Y2 - - Google Patents

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JPH0514699Y2
JPH0514699Y2 JP15647786U JP15647786U JPH0514699Y2 JP H0514699 Y2 JPH0514699 Y2 JP H0514699Y2 JP 15647786 U JP15647786 U JP 15647786U JP 15647786 U JP15647786 U JP 15647786U JP H0514699 Y2 JPH0514699 Y2 JP H0514699Y2
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brush
cut
pieces
raised
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電動機等に取付けられるカーボン
ブラシの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種のカーボンブラシ40の取付構造
としては、第4図に示す例えば電動工具のモータ
部30においては、その本体31側の所定の箇所
に回転子32の軸33に一体に取付けられたコミ
ユテータ34に指向して取付孔35が貫設され、
この取付孔35にはブラシアツセンブリ39を挿
入可能とする孔37を有するブラシホルダ金具を
一体成形したブラシホルダ36が挿入されて、同
ブラシホルダ36は図示側方より止めねじ38に
より固定されてブラシアツセンブリ39が挿入さ
れ、このブラシアツセンブリ39のカーボンブラ
シ40にはピツグテール41の一端が取付けら
れ、また、ピツクテール41の他端には金具42
が取付けられるとともに、このカーボンブラシ4
0と金具42との間にはコイルばね43がピツグ
テール41を挿通した状態で弾着され、これらカ
ーボンブラシ40等は導電材からなるブラシホル
ダー金具44に挿入されて、ホルダキヤツプ45
により閉止固定されている。
(解決しようとする問題点) したがつて、上記従来の取付構成のものでは、
部品点数が多く、また、本体側に孔明け加工を施
さなければならないので、部品管理工数および加
工工数を多く必要とする問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解消すべくなされ
たもので、部品点数を減らすことができるととも
に、孔明け加工等を省略することができて、容易
に組立ておよび取外しすることのできるカーボン
ブラシの取付構造を提供することを目的とし、そ
の要旨はモータ部の回転子に取付けたコミユテー
タ側の本体側部に対向状に内方に突出する突片を
設け、該突片の両側にはアーム片を延出してブラ
シアツセンブリを嵌込み可能とする溝部を設け、
かつこの突片の溝部側の所定位置に係合凹部を形
成するとともに、前記ブラシアツセンブリのブラ
シホルダの両側には前記突片の係合凹部に係合す
る切起し片を形成してその一方の切起し片を係合
凹部に係合し、さらに、前記コミユテータ側を覆
設するカバー体には前記溝部に挿入され、かつブ
ラシホルダの他方の切起し片の基部を押圧して固
定する押え片を設ける構成としたカーボンブラシ
の取付構造に存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1はブラシアツセンブリであつ
て、カーボンブラシ2とブラシホルダ4とからな
り、カーボンブラシ2には導電部材からなるピツ
クテール3の一端部が取付けられている。また、
ブラシホルダ4は導電部材からなるもので、図示
のようにカーボンブラシ2をスライド可能に嵌合
する断面略C型形状に形成され、その一方の端部
には端子5が閉止状に折曲成形されている。ま
た、このブラシホルダ4の左右の側片6の所定の
位置には対応して図示のようにカーボンブラシ2
の取付け側に向つて切起し片7が形成されてい
る。このように形成されたホルダ4にはカーボン
ブラシ2がそのピツグテール3にばね部材8が挿
通されて、同ピツグテール3の他端部は端子5に
接続されてカーボンブラシ2はブラシホルダ4に
弾着されている。このように形成されたブラシア
ツセンブリを取付けるモータ部9側は以下のよう
に形成されている。
10はモータ部9の本体の一部を示すもので、
同本体10は例えば合成樹脂等からなるもので、
その内周部10aには固定子11が取付けられ、
同固定子11には回転子12がカバー部材13に
形成した軸受部14と本体10の右側に形成され
た軸受部15に回転可能に支承されている。この
軸受部15は本体10の内周部10aの図示右側
端部の所定位置の直径方向に対応して形成された
ブラケツト16を介して支持され、このブラケツ
ト16は内周部10aより中心方向へ突出された
突片18の両側より側方へ所定の間隔で張出し形
成した2本のアーム片17とからなるもので、こ
のアーム片17間にはブラシアツセンブリ1を嵌
挿可能な幅の溝部19が形成されている。また、
突片18の溝部19側の面の所定位置にはブラシ
ホルダ4に形成した切起し片7と係合する係合凹
部20が形成されている。
21は軸受部15側を覆設する合成樹脂等から
なるカバー体であつて、蓋部22を有する有底箱
形状に形成され、この蓋部22の内側面にはブラ
ケツト16の溝部19に挿入可能であつて、ブラ
シホルダ4に形成して切起し片7の基部を押圧可
能の長さを有する押え片23が突出形成されてい
る。
このように形成されたブラケツト16の溝部1
9にブラシアツセンブリ1を挿入するとブラシホ
ルダ4の切起し片7はその先端部が係合凹部20
に係合されるとともに、カバー体21を取付ける
ことで同内側に形成された押え片23はブラケツ
ト16の溝部19に挿入されてブラシアツセンブ
リ1の側方より切起し片7の基部を押圧してブラ
シアツセンブリ1は押圧固定された状態でそのカ
ーボンブラシ2は回転子12のコミユテタ24に
摺接可能に当接されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本実施例はモータ部9の回転子12に取
付けたコミユテータ24側の本体10側部に対向
状に内方に突出する突片18を設け、該突片18
の両側にはアーム片17を延出してブラシアツセ
ンブリ1を嵌込み可能とする溝部19を設け、か
つこの突片18の溝部19側の所定位置に係合凹
部20を形成するとともに、ブラシアツセンブリ
1のブラシホルダ4の両側には突片18の係合凹
部20に係合する切起し片7を形成してその一方
の切起し片7を係合凹部20に係合し、さらに、
コミユテータ24側を覆設するカバー体21には
溝部19に挿入され、かつブラシホルダ4の他方
の切起し片7の基部を押圧して固定する押え片2
3を設ける構成としたものである。したがつて、
ブラシアツセンブリ1の取付けはアーム片17間
の溝部19に嵌込んでブラシホルダ4に形成した
一方の切起し片7を突片18の係合凹部20に係
合し、カバー体21を取付けることにより、同カ
バー体21に突出形成した押え片23により他方
の切起し片7の基部側を押圧して固定するもので
あるから、組付けの寸法誤差があつても切起し片
7の弾力により吸収されるため、ブラシアツセン
ブリ1にずれ等を生ずることがなく容易に取付け
ることができ、また、ブラシアツセンブリ1の取
替えはカバー体21を取外すことで容易に交換す
ることができる。
このように本例取付構造によれば、ブラシアツ
センブリ1は本体10とカバー体21との間に挟
着する構成のものであるから、部品点数を減少す
ることができるとともに、従来のように取付孔等
を施す工程を廃除することができるので、部品管
理工数および加工工数を低減することができる。
(考案の効果) さて、本考案はモータ部の回転子に取付けたコ
ミユテータ側の本体側部に対向状に内方に突出す
る突片を設け、該突片の両側にはアーム片を延出
してブラシアツセンブリを嵌込み可能とする溝部
を設け、かつこの突片の溝部側の所定位置に係合
凹部を形成するとともに、前記ブラシアツセンブ
リのブラシホルダの両側には前記突片の係合凹部
に係合する切起し片を形成してその一方の切起し
片を係合凹部に係合し、さらに、前記コミユテー
タ側を覆設するカバー体には前記溝部に挿入さ
れ、かつブラシホルダの他方の切起し片の基部を
押圧して固する押え片を設ける構成としたことに
より、部品点数を減少することができるととも
に、従来のように取付孔等を施す工程を廃除する
ことができるので、部品管理工数および加工工数
を低減することができ、また、切起し片によりブ
ラシホルダの位置決めおよび弾力性による取付誤
差の吸収があるためブラシアツセンブリの組付け
および取外しを容易に行うことができるので、カ
ーボンブラシの取付構造として極めて実用性に優
れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はブラ
シアツセンブリの斜視図、第2図はモータ部の断
面図、第3図は第2図の−線断面図、第4図
は従来例を示す電動工具の一部断面図である。 1……ブラシアツセンブリ、4……ブラシホル
ダ、7……切起し片、9……モータ部、10……
本体、12……回転子、15……軸受部、16…
…ブラケツト、17……アーム片、18……突
片、19……溝部、20……係合凹部、21……
カバー体、23……押え片、24……コミユテー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ部の回転子に取付けたコミユテータ側の
    本体側部に対向状に内方に突出する突片を設け、
    該突片の両側にはアーム片を延出してブラシアツ
    センブリを嵌込み可能とする溝部を設け、かつこ
    の突片の溝部側の所定位置に係合凹部を形成する
    とともに、前記ブラシアツセンブリのブラシホル
    ダの両側には前記突片の係合凹部に係合する切起
    し片を形成してその一方の切起し片を係合凹部に
    係合し、さらに、前記コミユテータ側を覆設する
    カバー体には前記溝部に挿入され、かつブラシホ
    ルダの他方の切起し片の基部を押圧して固定する
    押え片を設ける構成としたカーボンブラシの取付
    構造。
JP15647786U 1986-10-13 1986-10-13 Expired - Lifetime JPH0514699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15647786U JPH0514699Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15647786U JPH0514699Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS6363064U JPS6363064U (ja) 1988-04-26
JPH0514699Y2 true JPH0514699Y2 (ja) 1993-04-19

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ID=31078131

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JP15647786U Expired - Lifetime JPH0514699Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2934644B2 (ja) * 1994-10-19 1999-08-16 株式会社富士カーボン製造所 ブラシホルダー装置

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JPS6363064U (ja) 1988-04-26

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