JPH0218671Y2 - - Google Patents

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JPH0218671Y2
JPH0218671Y2 JP1984127225U JP12722584U JPH0218671Y2 JP H0218671 Y2 JPH0218671 Y2 JP H0218671Y2 JP 1984127225 U JP1984127225 U JP 1984127225U JP 12722584 U JP12722584 U JP 12722584U JP H0218671 Y2 JPH0218671 Y2 JP H0218671Y2
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yoke
support plate
brackets
brush holder
brush
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JP1984127225U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、回転電機、特にステータを備える円
筒状ヨークの両端に一対のブラケツトを着脱可能
に嵌着し、ロータを中間部に有して前記両ブラケ
ツトに両端がそれぞれ回転自在に支承される回転
軸には、ブラシを外周面に摺接させるコンミテー
タを一方のブラケツトに近接して設けてなる形式
の回転電機におけるブラシホルダ固定構造に関す
る。
(2) 従来の技術 従来、上記回転電機において、ブラシホルダ
は、コンミテータに対応する位置でヨーク側面あ
るいはブラケツトにねじ止めなどにより固着され
ていた。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記従来の技術では、ヨークあるいはブラケツ
トにねじ止めのためのねじ孔を設ける必要があ
り、ブラシホルダの固定作業が煩雑であつた。
そこで上記問題を解決すべく、例えば実公昭53
−18482号公報に開示されるようにヨークと一方
のブラケツトの対向面間に、ブラシホルダを支持
する支持板を挟持させるようにしたものも提案さ
れているが、このものでは、ブラシホルダを支持
板に径方向に移動可能に支持しており、その支持
板を該一方のブラケツトに対し相対回動させて、
そのブラケツトの内周面に設けたカム面によりブ
ラシホルダを適正位置に押し付けるようにしてい
るので、ブラシホルダに対する支持板の支持構造
が全体的に複雑である上、支持板をブラケツトに
予め小組みしておいてからでないとブラケツトを
ヨークに嵌合させることができず、しかもその小
組み状態では各ブラシを回転軸上にコンミテータ
に正しく当てることが困難であり、即ちブラケツ
トをヨークに嵌合して所定角度相対回動させなけ
ればブラシホルダの組付けが完了しないので、そ
の組付け時に各ブラシのコンミテータに対する当
り具合を確認することは困難であり、従つて全体
として組立作業を迅速的確には行い得ない欠点が
ある。
本考案は上記従来構造の問題を全て解決し得
る、回転電機におけるブラシホルダ固定構造を提
供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本考案は、ス
テータを備える円筒状ヨークの両端に一対のブラ
ケツトを着脱可能に嵌着し、ロータを中間部に有
して前記両ブラケツトに両端がそれぞれ回転自在
に支承される回転軸には、ブラシを外周面に摺接
させるコンミテータを一方のブラケツトに近接し
て設けてなる。回転電機において、前記ブラシを
保持するためのブラシホルダを固設した支持板
に、その板の外周縁の一部を切り起こして、前記
ヨークの開口端に嵌入する複数の嵌合支持片を周
方向に間隔を存して形成すると共に、それら嵌合
支持片間において該支持板の外周縁を前記一方の
ブラケツトとヨークとの対向面間に挟持し、さら
に前記ヨークの内周面には、少なくとも1つの前
記嵌合支持片に係合して前記支持板のヨークに対
する相対回転を阻止する係止部を一体的に突設し
たことを特徴とする。
(2) 作用 組立に際しては、単にヨークの開口端に支持板
の各嵌合支持片を嵌入させると共に、その支持片
の1つをヨーク内周面の係止部に係合させるだけ
で、ブラシホルダをヨークの定位置に迅速容易に
位置決めして仮止めすることができる。しかもそ
の作業は上記一方のブラケツトをヨークに嵌着す
る前に、即ち該ブラケツトに邪魔されずに的確に
行うことができ、また回転軸上のコンミテータと
各ブラシとの当り具合等も作業員が容易に確認す
ることができる。
また、このようにして支持板をヨーク側に仮止
めした後は上記一方のブラケツトをヨークの開口
端に単に嵌着するだけで、支持板の固定が確実に
行われる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、回転電機として
の直流電動機1のハウジング2、円筒状ヨーク3
の両端に第1及び第2ブラケツト4,5を嵌合
し、それらのブラケツト4,5をボルト6で相互
に近接する方向に締付けることによつて構成され
る。
ヨーク3の内面には、その一直経線上で対向す
る位置に一対のポールコア7が固着され、該ポー
ルコア7にコイル8を巻付けることによつて、ス
テータ9が構成される。
ステータ9の内方には、ロータ10が配設され
る。このロータ10は、第1及び第2ブラケツト
4,5で軸受11,12によつて回転自在に支承
される回転軸13の中間部に装着されており、該
回転軸13に固定される鉄心14と、ボビン15
を介して鉄心14に巻装されるコイル16とから
なる。また回転軸13には、第1ブラケツト4の
軸受11に近接してコンミテータ18が固定され
る。このコンミテータ18の外周面に摺接するブ
ラシ24を保持するためのブラシホルダ25の固
定構造について次に詳述する。
第2図及び第3図において、ヨーク3の一端に
は支持板19が固定され、この支持板19上には
鳩目20により絶縁基板21が固定される。これ
らの支持板19及び絶縁基板21には、コンミテ
ータ18を回転自在に挿通するための孔22,2
3が穿設される。ブラシホルダ25は、コンミテ
ータ18側に向けて開放した矩形の箱状に形成さ
れており、回転軸13の一直経線上で対をなして
絶縁基板21上に固着される。ブラシ24は、各
ブラシホルダ25内に収容されており、しかもば
ね26によつてコンミテータ18に摺接する方向
に付勢される。
支持板19は、基本的に円板状に形成されてい
る。そして、その外周縁の一部を切り起こすこと
により、ヨークの開口端に嵌入する複数の嵌合支
持片27が周方向に間隔を存して形成される。ま
た支持板19の外周縁には複数の切欠28が設け
られており、これらの切欠28は支持板19をヨ
ーク3の一端に固定したときに、ステータ9にお
けるコイル8の接続端を引き出すための孔をヨー
ク3の端面との間に画成する。
支持板19が嵌合するヨーク3の一端には、そ
の内周面に周方向に沿つて隣接した一対の係止部
29,30が一体的に突設される。これら係止部
29,30間で前記嵌合支持片27の1つがヨー
ク3に嵌合するようになつており、この支持片2
7と係止部29,30との係合により、支持板1
9のヨーク3に対する相対回転は阻止される。
ヨーク3の両端には、小径部32,33がそれ
ぞれ設けられており、両ブラケツト4,5の開口
端縁内面には、前記小径部32,33に嵌合する
大径部34,35が段部36,37を介して設け
られる。また支持板19の直径は、ヨーク3の一
端における小径部32の外径に対応して設定さ
れ、従つて前記嵌合支持片27間で支持板19の
外周縁はヨーク3とブラケツト4の対向面間に挟
持される。
第1ブラケツト4には、入力コードをハウジン
グ2内に引き込むための接続部38が設けられ
る。
次にこの実施例の作用について説明すると、ブ
ラシホルダ25の組付けにあたつては、ブラシホ
ルダ25を固着した絶縁基板21を支持板19上
に固定した状態で、該支持板19の各嵌合支持片
27をヨーク3の一開口端に嵌入する。このと
き、支持片27の1つを両係止部29,30間に
位置させておき、またステータ9におけるコイル
8の接端端を切欠28から引き出し、さらにコイ
ル8、ブラシ24及び入力コード等の結線作業を
行う。回転軸13の組付けは、上記のようにして
支持板19をヨーク3の一端に嵌合する作業の前
でも後でも行うことができるが、その何れの場合
でもブラケツト4はヨーク3に嵌着されていない
状態で行なわれるので、コンミテータ18に各ブ
ラシ24との当に具合を作業員が容易に確認する
ことができる。
次いで、ヨーク3の両端に第1及び第2ブラケ
ツト4,5を嵌着して、ボルト6で両ブラケツト
4,5を一体化すると、支持板19の外周縁部は
ヨーク3の一端における小径部32の端面と、第
1ブラケツト4の段部36との間に挟持され、支
持板19はヨーク3の軸方向に沿う移動を阻止さ
れる。こうしてブラシホルダ25は支持板19を
介してハウジング2に一体的に固定される。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ステータを備え
る円筒状ヨークの両端に一対のブラケツトを着脱
可能に嵌着し、ロータを中間部に有して前記両ブ
ラケツトに両端がそれぞれ回転自在に支承される
回転軸には、ブラシを外周面に摺接させるコンミ
テータを一方のブラケツトに近接して設けてな
る、回転電機において、前記ブラシを保持するた
めのブラシホルダを固設した支持板に、その板の
外周縁の一部を切り起こして、前記ヨークの開口
端に嵌入する複数の嵌合支持片を周方向に間隔を
存して形成すると共に、それら嵌合支持片間にお
いて該支持板の外周縁を前記一方のブラケツトと
ヨークとの対向面間に挟持し、さらに前記ヨーク
の内周面には、少なくとも1つの前記嵌合支持片
に係合して前記支持板のヨークに対する相対回転
を阻止する係止部を一体的に突設したので、単に
ヨークの開口端に支持板の各嵌合支持片を嵌入さ
せると共に、その支持部の1つをヨークの内周面
の係止部に係合させるだけで、ブラシホルダをヨ
ークの定位置に迅速容易に位置決めして仮止めす
ることができ、しかもその作業は上記一方のブラ
ケツトをヨークに嵌着する前に行うことができる
から、該ブラケツトに邪魔されずに的確に行うこ
とができ、また回転軸上のコンミテータと各ブラ
シとの当り具合等も作業員が容易に確認すること
ができる。また、このようにして支持板をヨーク
側に仮止めした後は上記一方のブラケツトをヨー
クの開口端に単に嵌着するだけで、支持板の固定
が確実に行われるから、全体としてブラシホルダ
の組付け作業を簡単且つ的確に行うことができ、
その作業能率の向上に大いに寄与することができ
る。さらにブラシホルダの固定のために前記従来
のように専用のねじを設ける必要はなく、ブラシ
ホルダを上記支持板に単に固着するだけでよいか
ら、そのブラシホルダの固定構造が簡単であり、
しかも上記支持板に設けるべき複数の嵌合支持片
は、支持板の外周縁の一部を単に切り起こすだけ
で得られる上、その一部が支持板に対する回り止
め手段を兼ねることから、支持板自身の構成も簡
単であり、以上の結果、全体として構造が著しく
簡単でコストダウンに大いに寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は上半分で縦断面を示し、下半分で側面を示す全
体縦断側面図、第2図は第1図−線断面図、
第3図は第2図の−線断面図である。 1……回転電機としての直流電動機、3……ヨ
ーク、4,5……第1、第2ブラケツト、6……
ボルト、9……ステータ、10……ロータ、13
……回転軸、18……コンミテータ、19……支
持板、24……ブラシ、25……ブラシホルダ、
27……嵌合支持片、29,30……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステータ9を備える円筒状ヨーク3の両端に一
    対のブラケツト4,5を着脱可能に嵌着し、ロー
    タ10を中間部に有して前記両ブラケツト4,5
    に両端がそれぞれ回転自在に支承される回転軸1
    3には、ブラシ24を外周面に摺接させるコンミ
    テータ18を一方のブラケツト4に近接して設け
    てなる、回転電機において、 前記ブラシ24を保持するためのブラシホルダ
    25を固設した支持板19に、その板の外周縁の
    一部を切り起こして、前記ヨーク3の開口端に嵌
    入する複数の嵌合支持片27を周方向に間隔を存
    して形成すると共に、それら嵌合支持片27間に
    おいて該支持板19の外周縁を前記一方のブラケ
    ツト4とヨーク3との対向面間に挟持し、さらに
    前記ヨーク3の内周面には、少なくとも1つの前
    記嵌合支持片27に係合して前記支持板19のヨ
    ーク3に対する相対回転を阻止する係止部29,
    30を一体的に突設したことを特徴とする、回転
    電機におけるブラシホルダ固定構造。
JP12722584U 1984-08-22 1984-08-22 回転電機におけるブラシホルダ固定構造 Granted JPS6143755U (ja)

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JP12722584U JPS6143755U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 回転電機におけるブラシホルダ固定構造

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JP12722584U JPS6143755U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 回転電機におけるブラシホルダ固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS6143755U JPS6143755U (ja) 1986-03-22
JPH0218671Y2 true JPH0218671Y2 (ja) 1990-05-24

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JP12722584U Granted JPS6143755U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 回転電機におけるブラシホルダ固定構造

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717245Y2 (ja) * 1987-08-31 1995-04-19 三菱電機株式会社 始動電動機

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JPS6143755U (ja) 1986-03-22

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