JPH0662755U - 回転電機の電機子 - Google Patents

回転電機の電機子

Info

Publication number
JPH0662755U
JPH0662755U JP735593U JP735593U JPH0662755U JP H0662755 U JPH0662755 U JP H0662755U JP 735593 U JP735593 U JP 735593U JP 735593 U JP735593 U JP 735593U JP H0662755 U JPH0662755 U JP H0662755U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
tooth portion
yoke
engaging
tooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP735593U
Other languages
English (en)
Inventor
鉄男 三星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP735593U priority Critical patent/JPH0662755U/ja
Publication of JPH0662755U publication Critical patent/JPH0662755U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 リング状のヨーク2と、ヨーク2の内周側に
円周方向に等間隔に設けた複数の歯部5と、歯部5の回
りを囲むボビン4と、前記ボビン4に巻回した電機子コ
イルとを備えた回転電機の電機子において、歯部5の周
囲を囲む側壁41と、歯部5の先端の近くの側壁41の
端部から突出するつば部43と、隣り合う一方の歯部5
に対面するつば部43の側面に設けた係合凸部44と、
隣り合う他方の歯部5に対面するつば部43の側面に設
け、かつ係合凸部44と係合し得る形状を有する係合凹
部45とをボビン4に設けたものである。 【効果】 歯部のピッチや間隔のアンバランスが無くな
ると共に、歯部とヨークの組立作業が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リング状のヨークの内側に歯部を固定した回転電機の電機子に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、リング状のヨークの内周側に複数の歯部を装着する回転電機の電機子は 、歯部の表面に絶縁層を設けて、その絶縁層の上から歯部に電機子コイルを巻回 した後、歯部に設けた凸部をヨークの内周に設けた凹部に嵌合させて固定するも のが開示されている(例えば、特開平1−133543号)。 しかし、歯部の凸部とヨークの凹部とを嵌合させた時に隙間がないように加工 することは難しく、一般に僅かな隙間を設けて嵌合している。そのため、歯部が 円周方向にずれて歯部の円周方向ピッチが不揃いになったり、歯部が傾いたりし て、磁気的アンバランスが生じ、誘起電圧のアンバランスやコギングトルクの増 大を招くことがあった。 この問題を解決するものとして、歯部をリング状の支持部材に放射状に位置決 めし、歯部に電機子コイルを巻回した後、歯部をリング状のヨークの内周側に固 定し、その後支持部材を取り外すようにしたものが開示されている(例えば、特 開平2−7851号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成では、歯部をヨークに取り付けた後、支持部材を取り外す 必要があるが、歯部を固くヨークにねじなどにより固定するため、歯部の凸部と ヨークの凹部に僅かな偏りがある時に、支持部材に無理な力が作用し、支持部材 が簡単に外れないことがあったり、支持部材の取り外し作業に多くの時間がかか るなどの問題があった。 本考案は、簡単な組立作業で歯部の位置決めができる回転電機の電機子を提供 することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、リング状のヨークと、前記ヨークの内周側に円周方向に等間隔に設 けた複数の歯部と、前記歯部の回りを囲むボビンと、前記ボビンに巻回した電機 子コイルとを備えた回転電機の電機子において、前記歯部の周囲を囲む側壁と、 前記歯部の先端の近くの側壁の端部から突出するつば部と、隣り合う一方の歯部 に対面する前記つば部の側面に設けた係合凸部と、隣り合う他方の歯部に対面す る前記つば部の側面に設け、かつ前記係合凸部と係合し得る形状を有する係合凹 部とを前記ボビンに設けたものである。
【0005】
【作用】
隣合う歯部に取り付けたボビンの係合凸部と係合凹部とを互いに係合させるの で、歯部の一方端はヨークに設けた切欠き溝によって位置決めされると共に、歯 部の他方端はボビンの係合凸部および係合凹部によって位置決めされ、歯部のピ ッチや間隔にアンバランスがなくなる。 また、歯部を位置決めする係合凸部や係合凹部はボビンに設けてあるため、取 り外す必要がなく、歯部とヨークの組立作業が容易となる。
【0006】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す正断面図で、電機子鉄心1は、リング状のヨーク 2の内周の円周方向に等間隔に複数個の切欠き溝21を設け、電機子コイル3を 巻回したボビン4を歯部5に取り付けた状態で、切欠き溝21に歯部5の一方の 端部に設けた突起部51を嵌合させ、歯部5をヨーク2に固定してある。 歯部5に取り付けるボビン4は、図2に示すように、歯部3の周囲を囲む側壁 41を備えて、側壁41の内側に歯部5を装入する装入穴42を形成し、歯部5 の先端の近くの端部には側壁41から突出するつば部43を設け、つば部43の 隣り合う一方の歯部5に対面する側面と、隣り合う他方の歯部5に対面する側面 とに、互いに係合し得る形状の係合凸部44と係合凹部45とを設けてある。ヨ ーク2の近くに配置する端部には、つば部46を設けて、つば部43との間に巻 線溝47を形成してあり、電機子コイル3を巻回した時にボビン4から外れるの を防いでいる。 歯部5をヨーク2に取り付ける場合、歯部5を装入するボビン4には、予め電 機子コイル5を巻線溝47の中に巻回しておき、歯部5をボビン4の装入穴42 に装入したものを極数の数だけ製作しておく。 次に、この状態の1番目の歯部5の突起部51を1番目の切欠き溝21に嵌合 して歯部5をヨーク2に装着する。次に、2番目の歯部5の突起部51を1番目 の切欠き溝21の隣の切欠き溝21に嵌合させると共に、2番目のボビン4の係 合凸部44を1番目のボビン4の係合凹部45に係合させ、2番目の歯部5をヨ ーク2に装着する。同様に順次、既に装着した切欠き溝21の隣の切欠き溝21 に次の歯部5の突起部51を嵌合させると共に、次の係合凸部44を前に装着し たボビン4の係合凹部45に係合させ、最後のボビン4の係合凸部44を1番目 のボビン4の係合凹部45に係合させ、1巡する。 このように、隣合う歯部5に取り付けたボビン4の係合凸部44と係合凹部4 5とを互いに係合させるので、歯部5の一方端はヨーク2に設けた切欠き溝21 によって位置決めされると共に、歯部5の他方端はボビン4の係合凸部44およ び係合凹部45によって位置決めされる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、歯部のピッチや間隔のアンバランスが無 くなると共に、歯部を位置決めする係合凸部や係合凹部はボビンに設けてあるた め、位置決めする部材を取り外す必要がなく、歯部とヨークの組立作業が容易と なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正断面図である。
【図2】本考案のボビンの(a)正断面図および(b)
側面図である。
【符号の説明】
1 電機子鉄心 2 ヨーク 21 切欠き溝 3 電機子コイル 4 ボビン 41 側壁 42 装入穴 43、46 つば部 44 係合凸部 45 係合凹部 47 巻線溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のヨークと、前記ヨークの内周
    側に円周方向に等間隔に設けた複数の歯部と、前記歯部
    の回りを囲むボビンと、前記ボビンに巻回した電機子コ
    イルとを備えた回転電機の電機子において、前記歯部の
    周囲を囲む側壁と、前記歯部の先端の近くの側壁の端部
    から突出するつば部と、隣り合う一方の歯部に対面する
    前記つば部の側面に設けた係合凸部と、隣り合う他方の
    歯部に対面する前記つば部の側面に設け、かつ前記係合
    凸部と係合し得る形状を有する係合凹部とを前記ボビン
    に設けたことを特徴とする回転電機の電機子。
JP735593U 1993-02-01 1993-02-01 回転電機の電機子 Pending JPH0662755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP735593U JPH0662755U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 回転電機の電機子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP735593U JPH0662755U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 回転電機の電機子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662755U true JPH0662755U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11663656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP735593U Pending JPH0662755U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 回転電機の電機子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662755U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08298737A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Minebea Co Ltd 回転電機の固定子構造
JP2003224941A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Asmo Co Ltd 回転電機のステータ
CN102097871A (zh) * 2009-12-11 2011-06-15 株式会社日立制作所 外转型马达

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08298737A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Minebea Co Ltd 回転電機の固定子構造
JP2003224941A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Asmo Co Ltd 回転電機のステータ
CN102097871A (zh) * 2009-12-11 2011-06-15 株式会社日立制作所 外转型马达
JP2011125159A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Hitachi Ltd 外転型モータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101223080B1 (ko) 액셜 에어갭형 전동기
JP2795576B2 (ja) 同期電動機のロータ
KR20070003623A (ko) 전동기
JP2007043845A (ja) ステータ構造およびステータの製造方法
JPS61116963A (ja) ステツピングモ−タ
WO2017141562A1 (ja) 回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法
JP2933800B2 (ja) 分割形環状コア
JP3668676B2 (ja) 磁石保持体及びそれを備えた永久磁石式回転電機並びに永久磁石の取り付け方法
JPH0662755U (ja) 回転電機の電機子
JP4397598B2 (ja) 固定子
JP4574454B2 (ja) 電動機
JP3298614B2 (ja) 電動機用ステータの巻線方法および装置
JP2899440B2 (ja) 電動機の固定子鉄心
JP3006788U (ja) 磁 石
JP4405160B2 (ja) 固定子の製造方法
JP3906101B2 (ja) モータ、およびその製造方法
JP3298615B2 (ja) 電動機用ステータの巻線方法
JPH1189190A (ja) 電動機用ステータの巻線方法
JPH0631376U (ja) モータ
JPS6026535Y2 (ja) 回転電機の回転子
JPH06343237A (ja) 外転型誘導電動機の固定子
KR100243909B1 (ko) 영구자석형 전동기
JPH04322142A (ja) モータの鉄心及び固定子
JPH07245923A (ja) 電動機固定子の製造方法
JPH0674054U (ja) ステッピングモータにおけるリード線保持板の支持構造