JPH0723017Y2 - モータのリード線保持具 - Google Patents
モータのリード線保持具Info
- Publication number
- JPH0723017Y2 JPH0723017Y2 JP921490U JP921490U JPH0723017Y2 JP H0723017 Y2 JPH0723017 Y2 JP H0723017Y2 JP 921490 U JP921490 U JP 921490U JP 921490 U JP921490 U JP 921490U JP H0723017 Y2 JPH0723017 Y2 JP H0723017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- hole
- stator
- wire holder
- slit opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、ステータコイルからのリード線を保持するリ
ード線保持具に関する。
ード線保持具に関する。
一般に、スピンドルモータの如きモータは、ステータと
このステータに対向して回転自在に配設されたロータマ
グネットを備えている。ステータは周方向に間隔を置い
て配設された複数個のティース部を有し、これらティー
ス部にステータコイルが巻回されている。ステータコイ
ルの一端部はリード線に接続され、かかるリード線がハ
ウジング外に導出され、かく導出されたリード線が電源
に所要の通り接続される。ステータコイルとリード線の
接続部は安全上絶縁部材で覆われているのが好ましく、
従来、リード線保持具として絶縁性のチューブ等を用い
ていた。
このステータに対向して回転自在に配設されたロータマ
グネットを備えている。ステータは周方向に間隔を置い
て配設された複数個のティース部を有し、これらティー
ス部にステータコイルが巻回されている。ステータコイ
ルの一端部はリード線に接続され、かかるリード線がハ
ウジング外に導出され、かく導出されたリード線が電源
に所要の通り接続される。ステータコイルとリード線の
接続部は安全上絶縁部材で覆われているのが好ましく、
従来、リード線保持具として絶縁性のチューブ等を用い
ていた。
しかし、この種のチューブを用いた場合には、リード線
をチューブに通さなければならず、その作業が煩雑で、
作業性の改善が望まれていた。
をチューブに通さなければならず、その作業が煩雑で、
作業性の改善が望まれていた。
本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、リード線を容易に挿入することができる、優れ
たリード線保持具を提供することである。
目的は、リード線を容易に挿入することができる、優れ
たリード線保持具を提供することである。
本考案によれば、モータにおけるステータの隣接する一
対のティース部間に装着される絶縁性の保持本体を具備
し、 該保持本体には貫通孔と該貫通孔に連通するスリット開
口とが形成され、 ステータコイルからのリード線接続部は、外部から該ス
リット開口を通して該貫通孔内に位置付けられる、こと
を特徴とするリード線保持具が提供される。
対のティース部間に装着される絶縁性の保持本体を具備
し、 該保持本体には貫通孔と該貫通孔に連通するスリット開
口とが形成され、 ステータコイルからのリード線接続部は、外部から該ス
リット開口を通して該貫通孔内に位置付けられる、こと
を特徴とするリード線保持具が提供される。
かかるリード線保持具では、リード線の接続部を外部か
らスリット開口を通して貫通孔内に挿入することがで
き、著しく簡単な作業でもって上記リード線を貫通孔を
通した状態に保持することができる。
らスリット開口を通して貫通孔内に挿入することがで
き、著しく簡単な作業でもって上記リード線を貫通孔を
通した状態に保持することができる。
以下、添付図面を参照して、本考案に従うリード線保持
具の一具体例について説明する。尚、具体例では、スピ
ンドルモータに適用して説明するが、他の種類のモータ
にも同様に適用することができる。
具の一具体例について説明する。尚、具体例では、スピ
ンドルモータに適用して説明するが、他の種類のモータ
にも同様に適用することができる。
第１図において、図示のスピンドルモータは取付ブラケ
ット２と、この取付ブラケット２に固定された軸部材４
と、軸部材４に一対の軸受部材６を介して回転自在に装
着されたハブ部材８を備えている。ハブ部材８の内周面
にはヨーク部材10を介してロータマグネット12が装着さ
れている。このハブ部材８の外周面には、磁気ディスク
の如き記録部材が取付けられる。ロータマグネット12の
内側にはステータ14が配置され、このステータ14は軸部
材４の外周面に装着されている。第２図をも参照して、
ステータ14は実質上同一形状のプレート状部材を積層す
ることにより形成されるステータコア16を備えている。
ステータコア16は円筒状の基部18と、この基部18から周
方向に実質上等間隔を置いて配設され、半径方向外方に
放射状に延びているティース部20を有しており、これら
各ティース部20にステータコイル21が第２図に示す如く
所要の通り巻かれている。
ット２と、この取付ブラケット２に固定された軸部材４
と、軸部材４に一対の軸受部材６を介して回転自在に装
着されたハブ部材８を備えている。ハブ部材８の内周面
にはヨーク部材10を介してロータマグネット12が装着さ
れている。このハブ部材８の外周面には、磁気ディスク
の如き記録部材が取付けられる。ロータマグネット12の
内側にはステータ14が配置され、このステータ14は軸部
材４の外周面に装着されている。第２図をも参照して、
ステータ14は実質上同一形状のプレート状部材を積層す
ることにより形成されるステータコア16を備えている。
ステータコア16は円筒状の基部18と、この基部18から周
方向に実質上等間隔を置いて配設され、半径方向外方に
放射状に延びているティース部20を有しており、これら
各ティース部20にステータコイル21が第２図に示す如く
所要の通り巻かれている。
具体例では、ステータコイル21の一端部21aはハンダ等
の手段によりリード線22に接続され、かかるリード線22
が軸部材４に形成された貫通孔24を通して外部に導出さ
れ、かく導出された端部が電源に接続される。
の手段によりリード線22に接続され、かかるリード線22
が軸部材４に形成された貫通孔24を通して外部に導出さ
れ、かく導出された端部が電源に接続される。
リード線22は、隣接するティース部20間においてはリー
ド線保持具26を通して導かれる。主として第２図及び第
３図を参照して、例えば絶縁性樹脂の一体成形により形
成することができる図示の保持具26は、筒状の保持本体
28を備えている。この保持本体28の略中央部には上下方
向に貫通する貫通孔30が形成されている。貫通孔30の横
断面形状は略円形である。保持本体28には、更に、上記
貫通孔30に連通するスリット開口32が形成されている。
スリット開口32は本体28の上端から下端まで延びてお
り、その開口幅は、リード線22の外径より幾分大きく設
定されている。このスリット開口32は半径方向内方に直
線状に延びて貫通孔30の一端部に連通されている。ま
た、スリット開口32と貫通孔30との連通部には、内側に
弧状に突出する離脱防止突部34が設けられており、スリ
ット開口32と貫通孔30との連通部の幅が小さくなってい
る。尚、離脱防止突部34は、後述するリード線22の挿入
が容易で且つその離脱が困難となる形状にするのが望ま
しい。
ド線保持具26を通して導かれる。主として第２図及び第
３図を参照して、例えば絶縁性樹脂の一体成形により形
成することができる図示の保持具26は、筒状の保持本体
28を備えている。この保持本体28の略中央部には上下方
向に貫通する貫通孔30が形成されている。貫通孔30の横
断面形状は略円形である。保持本体28には、更に、上記
貫通孔30に連通するスリット開口32が形成されている。
スリット開口32は本体28の上端から下端まで延びてお
り、その開口幅は、リード線22の外径より幾分大きく設
定されている。このスリット開口32は半径方向内方に直
線状に延びて貫通孔30の一端部に連通されている。ま
た、スリット開口32と貫通孔30との連通部には、内側に
弧状に突出する離脱防止突部34が設けられており、スリ
ット開口32と貫通孔30との連通部の幅が小さくなってい
る。尚、離脱防止突部34は、後述するリード線22の挿入
が容易で且つその離脱が困難となる形状にするのが望ま
しい。
具体例の保持具26は、更に、上端部にて両側（第２図及
び第３図において左右側）に突出している当接突部36及
び38を備えている。
び第３図において左右側）に突出している当接突部36及
び38を備えている。
かくの通りの保持具26は、第２図に示す通り、本体28が
隣接するティース部20間に位置付けられ、その当接突部
36及び38が対応するティース部20の周方向突部20aに載
置され、かく載置することによって一対のティース部20
間に取付けられる。
隣接するティース部20間に位置付けられ、その当接突部
36及び38が対応するティース部20の周方向突部20aに載
置され、かく載置することによって一対のティース部20
間に取付けられる。
また、リード線22（詳しくはステータコイル21とリード
線22の接続部及びその近傍）は、保持具26のスリット開
口32を通し、離脱防止突部34を越えて貫通孔30内に位置
付けられ、かく位置付けることにより保持本体28を通し
て導出される。そして、かく挿入した状態においては、
離脱防止突部34がリード線22の離脱方向の移動を阻止
し、リード線22の離脱が防止される。
線22の接続部及びその近傍）は、保持具26のスリット開
口32を通し、離脱防止突部34を越えて貫通孔30内に位置
付けられ、かく位置付けることにより保持本体28を通し
て導出される。そして、かく挿入した状態においては、
離脱防止突部34がリード線22の離脱方向の移動を阻止
し、リード線22の離脱が防止される。
本考案のリード線保持具では、保持本体に貫通孔及びこ
の貫通孔に連通するスリット開口が形成されている故
に、リード線を外部からスリット開口を通して貫通孔内
に位置付けることができ、リード線のステータコイルと
の接続部を著しく容易に保持することができる。
の貫通孔に連通するスリット開口が形成されている故
に、リード線を外部からスリット開口を通して貫通孔内
に位置付けることができ、リード線のステータコイルと
の接続部を著しく容易に保持することができる。
第１図は、本考案に従うリード線保持具の一例を備えた
スピンドルモータを示す断面図。 第２図は、第１図のスピンドルモータのステータコアの
一部及びその近傍を拡大して示す斜視図。 第３図は、第１図のスピンドルモータに採用したリード
線保持具を拡大して示す斜視図。 14……ステータ 16……ステータコア 20……ティース部 21……ステータコイル 22……リード線 26……リード線保持具 28……保持本体 30……貫通孔 32……スリット開口
スピンドルモータを示す断面図。 第２図は、第１図のスピンドルモータのステータコアの
一部及びその近傍を拡大して示す斜視図。 第３図は、第１図のスピンドルモータに採用したリード
線保持具を拡大して示す斜視図。 14……ステータ 16……ステータコア 20……ティース部 21……ステータコイル 22……リード線 26……リード線保持具 28……保持本体 30……貫通孔 32……スリット開口
Claims (1)
- 【請求項１】モータにおけるステータの隣接する一対の
ティース部間に装着される絶縁性の保持本体を具備し、 該保持本体には貫通孔と該貫通孔に連通するスリット開
口とが形成され、 ステータコイルからのリード線接続部は、外部から該ス
リット開口を通して該貫通孔内に位置付けられる、こと
を特徴とするリード線保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP921490U JPH0723017Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | モータのリード線保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP921490U JPH0723017Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | モータのリード線保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03101146U JPH03101146U (ja) | 1991-10-22 |
| JPH0723017Y2 true JPH0723017Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31512818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP921490U Expired - Lifetime JPH0723017Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | モータのリード線保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723017Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2503500A (en) * | 2012-06-29 | 2014-01-01 | Nidec Motors & Actuators Gmbh Germany | An armature connecting wire arrangment for an electric motor |
| JP6722332B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2020-07-15 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP921490U patent/JPH0723017Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03101146U (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |