JP3020540B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3020540B2
JP3020540B2 JP2074798A JP7479890A JP3020540B2 JP 3020540 B2 JP3020540 B2 JP 3020540B2 JP 2074798 A JP2074798 A JP 2074798A JP 7479890 A JP7479890 A JP 7479890A JP 3020540 B2 JP3020540 B2 JP 3020540B2
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裕之 米井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、磁気ディスクの如き記録部材を回転駆動す
るためのスピンドルモータに関する。
〔従来技術及びその欠点〕
一般に、軸固定型のスピンドルモータは、静止軸部材
と、静止軸部材に一対の軸受部材を介して回転自在に装
着されたハブ部材を備えている。ハブ部材の内周面には
ロータマグネットが固定され、このロータマグネットの
内側にステータが配置され、ハブ部材の回転を制御する
ための回路手段と上記ステータとが軸部材に取付られて
いる。静止軸部材の一端部は、直接的に又は取付ブラケ
ットを介してディスク等の駆動装置の例えば下フレーム
に固定され、また場合により静止軸部材の他端部も上記
駆動装置の例えば上フレームに固定される。
しかしながら、従来のスピンドルモータでは、軸部材
に軸線方向に延びる貫通孔を形成し、回路手段からのリ
ード線をこの貫通孔を通して外部に導出している。それ
故に、貫通孔の形成が容易でなく、またリード線を導出
するための作業が煩雑である等の解決すべき問題があ
る。
〔発明の目的〕
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、比較的簡単且つ容易にリード手段を外部に導
出することができる、改良されたスピンドルモータを提
供することである。
〔発明の概要〕
本発明によれば、静止軸部材と、該静止軸部材に一対
の軸受部材を介して回転自在に装着されたハブ部材と、
該ハブ部材に装着されたロータマグネットと、該ロータ
マグネットに対向して配設されたステータと、を具備す
るスピンドルモータにおいて、 該静止軸部材の一部には、他の部分よりも外径が大き
い大径部が設けられ、 該一対の軸受部材のうち片方は該大径部の外周面に装
着され、 該大径部の外周面には、軸線方向に延びる切欠きが形
成されるとともに、該切欠きと該片方の軸受部材との間
には導出空間が形成され、 該ステータに電流を供給するためのリード手段は、該
大径部と該片方の軸受部材との間に形成された該導出空
間を通して該ステータに電気的に接続されている、 ことを特徴とするスピンドルモータが提供される。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従うスピンドル
モータの一具体例について説明する。
第1図において、図示のスピンドルモータは静止軸部
材2を備えている。具体例では、静止軸部材2の下端部
は、磁気ディスクの如き記録部材の駆動装置の下フレー
ム4に圧入等の手段によって固定され、また軸部材2の
上端部は上記駆動装置の上フレーム6に取付ねじ(図示
せず)の如き手段によって固定される。軸部材2の下端
部は略円板形状の取付ブラットを介して下フレーム4に
装着するようにしてもよく、また軸部材2の上端部は上
フレーム6に固定しなくてもよい。
静止軸部材2には、一対の軸受部材8及び10を介して
ハブ部材12が回転自在に装着されている。ハブ部材12は
円筒本体部14と円筒本体部14の一端部に設けられた端壁
16を有している。円筒本体部14の他端部には半径方向外
方に突出する環状フランジ18が設けられている。具体例
では、ハブ部材12の端壁16が片方の軸受部材8を介して
回転自在に支持され、またハブ部材12の本体部14におけ
る他端部が環状ブッシュ部材20及び軸受部材10を介して
回転自在に支持されている。ハブ部材12の本体部14の内
周面(詳しくは、端壁16とブッシュ部材20との間の部
位)ハブ部材12が回転自在に装着されている。ハブ部材
12の内周面にはヨーク部材22が装着され、ヨーク部材22
の内周面に環状のロータマグネット24が装着されてい
る。
ロータマグネット24の内側にはステータ26が配設され
ている。ステータ26は軸部材4の中間部(一対の軸受部
材8及び10間の部位)に取付られたステータコア28と、
このステータコア28に巻かれたアマチュアコイル30を有
している。また、他方の軸受部材10の外側には、ハブ部
材12の回転を制御するための回路手段32が配設されてい
る。回路手段32は軸部材4に固定された回路基板34を有
し、この回路基板34にはロータマグネット14の回転を制
御するための種々の電気素子が設けられている。ステー
タ26のアマチュアコイル30からのリード手段としての引
出線33は回路基板34上の所定の端子部36に後述する如く
電気的に接続され、回路基板34からのリード部は後述す
る如くして駆動装置の端子手段(図示せず)に接続され
る。
かくの通りのスピンドルモータにおいては、ハブ部材
12の外周に複数枚の磁気ディスクの如き記録部材(図示
せず)がスペーサ部材を介して積層状態に装着され、最
下位の記録部材はハブ部材12のフランジ18に載置され
る。そして、軸部材2及びステータ26に対して、ハブ部
材12(これと一体にヨーク部材22及びロータマグネット
24)及び記録部材が所定方向に回転駆動される。
次に、第1図と共に第2図を参照して、リード手段と
しての引出線33の導出様式について説明する。
具体例では、軸部材4の下部(詳しくは、ステータ26
の装着部位より第1図において下側の部位)に、他の部
分よりも外径が大きい大径部40が一体に設けられてい
る。この大径部40は軸部材2と別体に形成し、軸部材2
に圧入の如き手段により固定するようにしてもよい。大
径部40の外周面には、その一部に、断面略半円形の切欠
き42が形成され、切欠き42は大径部42の一端から他端ま
で軸線方向以降に延びている。この大径部42の外周面に
は、第1図に示す通り、他方の軸受部材10が装着され
る。大径部40に形成された切欠き42は、引出線33のため
の導出空間として利用され、ハブ部材12内の空間と外部
とを連通する。ステータ26を軸部材2に固定する際に、
ステータ26のアマチュアコイル30からの引出線33が上記
導出空間を通して外部に導出され、かく導出された引出
線33の先端部が回路基板34の端子部36にハンダの如き手
段により電気的に接続される。
かくの通りのスピンドルモータでは、軸部材2に大径
部40を設け、かかる大径部40に例えば切欠き42を形成す
ることによって、導出空間を生成せしめており、従って
簡単な加工でもって導出空間を形成することができ、ま
たこの導出空間を通しての引出線33の導出作業も容易と
なる。
以上、本発明に従うスピンドルモータの一具体例につ
いて説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形乃至修正が可能である。
例えば、図示の具体例では、略円形状に切欠いている
が、これに限定されることなく、所謂D字状又は矩形状
等に切欠いて導出空間を形成するようにしてもよい。更
に、大径部を比較的大きくすることができるときには、
円形状等の貫通孔を形成して導出空間を規定するように
してもよい。
〔発明の効果〕
本発明のスピンドルモータでは、外周面に片方の軸受
部材が装着される大径部を静止軸部材に設けるととも
に、この大径部の外周面に軸線方向に延びる切欠きを形
成し、片方の軸受部材との間に導出空間を形成するた
め、従来に比して簡単な加工でもって導出空間を形成す
ることができる。また、リード手段は上述した如くして
形成した導出空間を通して外部に導出するため、容易に
導出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うスピンドルモータの一具体例を
示す断面図。 第2図は、第1図のスピンドルモータの静止軸部材を示
す斜視図。 2……静止軸部材 4……下フレーム 8及び10……軸受部材 12……ハブ部材 24……ロータマグネット 26……ステータ 30……アマチュアコイル 33……引出線 40……大径部 42……切欠き

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止軸部材と、該静止軸部材に一対の軸受
    部材を介して回転自在に装着されたハブ部材と、該ハブ
    部材に装着されたロータマグネットと、該ロータマグネ
    ットに対向して配設されたステータと、を具備するスピ
    ンドルモータにおいて、 該静止軸部材の一部には、他の部分よりも外径が大きい
    大径部が設けられ、 該一対の軸受部材のうち片方は該大径部の外周面に装着
    され、 該大径部の外周面には、軸線方向に延びる切欠きが形成
    されるとともに、該切欠きと該片方の軸受部材との間に
    は導出空間が形成され、 該ステータに電流を供給するためのリード手段は、該大
    径部と該片方の軸受部材との間に形成された該導出空間
    を通して該ステータに電気的に接続されている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
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