JPH0747979Y2 - ブラシレスモ−タのステ−タ装置 - Google Patents

ブラシレスモ−タのステ−タ装置

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JPH0747979Y2
JPH0747979Y2 JP1987102860U JP10286087U JPH0747979Y2 JP H0747979 Y2 JPH0747979 Y2 JP H0747979Y2 JP 1987102860 U JP1987102860 U JP 1987102860U JP 10286087 U JP10286087 U JP 10286087U JP H0747979 Y2 JPH0747979 Y2 JP H0747979Y2
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JP
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JP1987102860U
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JPS649481U (ja
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賢司 伊沢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はブラシレスモータのステータ装置に係り、組立
てが容易で量産性に富むステータ装置の改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来、例えば磁気デイスク回転駆動装置に用いられるブ
ラシレスモータは、第4図に示すように、ボールベアリ
ング(3)、(5)を共軸的に保持する軸受ハウジング
(7)に回路基板(9)を重ね、スペーサリング(20)
を介してステータ磁心(15)の中央孔(15b)の孔縁を
ネジ(21)にて固定し、ステータ磁心(15)の突極歯
(15a)に巻かれた駆動コイル(17)のリード線(17a)
を、回路基板(9)の所定の回路パターンの接続部(3
7)に半田付けし、ボールベアリング(3)、(5)に
軸支されたシヤフト兼用のスピンドル(1)に、ブツシ
ユ(23)を介してカツプ状のロータヨーク(13)を、ネ
ジ(25)にて固定し、ロータヨーク(13)の側壁内側に
環状の駆動マグネツト(11)を固着して構成していた。
このようなブラシレスモータにおけるステータ装置で
は、回路基板(9)の回路パターンの接続部(37)を、
ステータ磁心(15)の外周端の対抗部位に位置させ、駆
動コイル(17)のリード線(17a)を若干長目にして、
接続部(37)に接続する。この場合に、前述の如くステ
ータ磁心(15)を回路基板(9)に取付けた後、リード
線(17a)を接続部(37)に接続する方法と、リード線
(17a)を接続部(37)に接続した後、ステータ磁心(1
5)を回路基板(9)に取付ける方法とがあり、いずれ
の方法を採用する場合にも、リード線(17a)は最短長
より長く、作業性を考慮して通常はリード線(17a)が
弛むぐらい長目にされる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従来装置においては、リード線(17a)が弛んだ状態に
あるため、振動等によりその弛み部が回路基板(9)と
ロータヨーク(13)あるいは駆動マグネット(11)との
間に延出すると、このロータヨークや駆動マグネットに
接触し易くなつて切断や損傷を受ける虞れがある。
また、駆動コイル(17)のリード線(17a)を弛ませて
遊びをもたせると、リード線(17a)を治具等で保持し
ながら半田付けしないと、回路パターンの接続部(37)
の所定位置に正確に接続できず、組立てが煩雑となる難
点がある。
さらに、量産を図る為に自動機によつてステータ側を自
動組立てする場合には、狭いスペースでリード線(17
a)を弛ませながら半田付けすることは極めて困難で、
量産する際のネツクになつていた。
本考案はこのような従来の問題点を解決する為になされ
たもので、組立て時の駆動コイルのリード線の扱いが簡
単で量産に適したブラシレスモータのステータ装置を提
供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決する為の手段 このような問題点を解決する為に本考案は、第1図及び
第2図に示すように、少なくとも一部の面に回路パター
ンを有する回路基板(9)に、環状のスペーサ部材(1
9)を重ね、このスペーサ部材(19)を介してステータ
磁心(15)を重ねて固定し、その磁心(15)に巻かれた
駆動コイル(17)のリード線(17a)を回路パターンの
接続部(27)に接続してブラシレスモータのステータ装
置を構成しており、回路基板(9)の回路パターンの接
続部(27)が、スペーサ部材(19)の中央孔(19b)及
びステータ磁心(15)の中央孔(15b)に臨むスペーサ
部材(19)の中央孔(19b)内の位置に設けられ、スペ
ーサ部材(19)には回路基板(9)側に開口し、かつ、
駆動コイル(17)のリード線(17a)を保持する複数の
スリツト(19a)がスペーサ部材(19)の内外周に連通
するように形成されるとともに、リード線(17a)がそ
のスリツト(19a)で保持された状態で回路パターンの
接続部(27)に接続されている。
(ホ)作用 このような手段を備えた本考案は、駆動コイル(17)を
巻いたステータ磁心(15)に環状のスペーサ部材(19)
を固定し、そのスペーサ部材(19)のスリツト(19a)
に駆動コイル(17)のリード線(17a)を通して回路基
板(9)を重ねれば、リード線(17a)を治具等によつ
て固定しなくてもスペーサ部材(19)で保持されるう
え、回路パターン(27)にリード線(17a)が位置決め
される。
さらに、ステータ磁心(15)の中空部から半田鏝を使え
るので、容易に半田付けが行なわれる。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を説明する。尚、従来例と共通する
部分には同一の符号を付す。
第1図は本考案の一実施例を示すブラシレスモータの縦
断面図である。二個のボールベアリング(3)、(5)
を共軸的に保持する軸受ハウジング(7)に重ねられた
回路基板(9)上には、印刷配線による回路パターンが
少なくとも一部の面に形成されている。尚、第2図中、
回路パターンの詳細は省略されている。
回路基板(9)には、第3図に示すような合成樹脂製の
環状のスペーサ(19)が重ねて配置されている。スペー
サ(19)には、回路基板(9)側に開口しかつスペーサ
(19)の内外周面に通じる複数のスリツト(19a)が形
成されている。これらのスリツト(19a)には、後述す
る駆動コイル(17)のリード線(17a)が通り、これら
を保持可能な狭い寸法で形成されている。
スペーサ(19)にはステータ磁心(15)が重なるように
固定されており、このステータ磁心(15)は、放射状に
延びる複数の突極歯(15a)を有し、これら突極歯(15
a)に複数相、たとえば3相の駆動コイル(17)が分割
して巻かれる。
各駆動コイル(17)のリード線(17a)は、スペーサ(1
9)のスリツト(19a)を通して回路基板(9)の回路パ
ターンの接続部(27)上に導出され半田付け接続され
る。この場合に、リード線(17a)を挿入した後、スリ
ツト(19a)の挿入開口には、超音波ウエルダにより、
又は加熱による熱変形により、塑性変形されてリード線
(17a)を保持する。さらに、スリツト(19a)の挿入開
口は、機械的変形あるいは接着前の塗布により封口し、
リード線(17a)を保持するようにしてもよく、あるい
は封口することなくクリアランスを考慮してリード線
(17a)をスリツト(19a)に圧入するようにしてもよ
い。また、この場合に、スリツト(19a)の内方に突出
するリード線(17a)の長さを、第2図に示す如く規制
することにより、リード線(17a)の取扱いが容易にな
り、又接続部(27)との接続が容易になる。
これらボールベアリング(3)、(5)と軸受ハウジン
グ(7)から成る軸受装置、回路基板(9)、スペーサ
(19)、ステータ磁心(15)及び駆動コイル(17)にて
ステータ装置が構成される。
ボールベアリング(3)、(5)に回転自在に軸支され
たシヤフト兼用のスピンドルハブ(1)は、ボールベア
リング(5)から突出した部分で、ブツシユ(23)がは
められ、このブツシユ(23)にカツプ状のロータヨーク
(13)がステータ磁心(15)を覆うようにしてネジ(2
5)により固定されている。
ロータヨーク(13)の側壁内側には、多極着磁された環
状の駆動マグネツト(11)が固定されている。
このようなブラシレスモータは、スペーサ(19)を固定
したステータ磁心(15)の突極歯(15a)に駆動コイル
(17)を巻き、駆動コイル(17)のリード線(17a)を
スペーサ(19)のスリツト(19a)に通して保持させた
状態で、スペーサ(19)と回路基板(9)を重ねて固定
すれば、リード線(17a)がスペーサ(19)で予め保持
されるとともに回路パターン(27)にリード線(17a)
が位置決めされた状態で露出される。
その為、ステータ磁心(15)の中央孔(15b)から半田
鏝の鏝先を差し込めば、リード線(17a)を回路パター
ンの接続部(27)に容易に半田付け可能となる。
さらに、第2図から明らかなように、半田鏝以外にレー
ザー光を照射して、レーザー溶接によつて接続すること
も可能である。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案に係るブラシレスモータの
ステータ装置は、ステータ磁心(15)を浮かせた状態で
支持するスペーサ部材(19)にスリツト(19a)を形成
し、このスリツト(19a)を被うように回路基板(9)
にスペーサ部材(19)を固定したから、ステータ磁心
(15)に巻かれた駆動コイル(17)のリード線(17a)
がスリツト(19a)にて保持された状態で回路パターン
(27)に位置決めされ、リード線(17a)を治具等で保
持する必要がない。
また、リード線を外部から回路パターン(27)に簡単に
接続できるから、自動機による自動組立ても可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステータ装置に係る一実施例を示すブ
ラシレスモータの縦断面図、第2図は第1図のステータ
部の平面図、第3図は第1図のスペーサ部材を示す斜視
図、第4図は従来のステータ装置を用いたブラシレスモ
ータの縦断面図である。 (1)……スピンドル、(3)、(5)……ボールベア
リング、(7)……軸受ハウジング、(9)……回路基
板、(11)……駆動マグネツト、(13)……ロータヨー
ク、(15)……ステータ磁心、(15a)……突極歯、(1
5b)……中央孔、(17)……駆動コイル、(17a)……
リード線、(19)、(20)……スペーサ部材(スペー
サ)、(19a)……スリツト、(19b)……中央孔、(2
1)、(25)……ネジ、(23)……ブツシユ、(27)、
(37)……回路パターンの接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一部の面に回路パターンを有す
    る回路基板と、 中央孔の孔縁が環状のスペーサ部材を介して前記回路基
    板に重ねるようにして固定されたステータ磁心と、 この磁心に巻装され、そのリード線が前記回路パターン
    の接続部に接続された複数の駆動コイルと、 を備えるものであって、 前記接続部が前記ステータ磁心の中央孔及びスペーサ部
    材の中央孔に臨むようにそのスペーサ部材の中央孔内に
    位置することと、 前記回路基板側の前記スペーサ部材に、このスペーサ部
    材の内外周に連通するように設けられた複数のスリット
    と、 前記リード線が前記スリットで保持された状態で前記接
    続部に接続されることと、 からなるブラシレスモータのステータ装置。
JP1987102860U 1987-07-03 1987-07-03 ブラシレスモ−タのステ−タ装置 Expired - Lifetime JPH0747979Y2 (ja)

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