JP3111091B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3111091B2
JP3111091B2 JP03244793A JP24479391A JP3111091B2 JP 3111091 B2 JP3111091 B2 JP 3111091B2 JP 03244793 A JP03244793 A JP 03244793A JP 24479391 A JP24479391 A JP 24479391A JP 3111091 B2 JP3111091 B2 JP 3111091B2
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邦保 岩▲崎▼
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドルモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スピンドルモータに於て、ステータコイ
ルを外部配線に接続する場合、図10に示すように、ステ
ータコアaの端面bに、フレキシブル回路基板cを接着
し、このフレキシブル回路基板cのランド部にステータ
コイルdの端部eをハンダ付けにて接続する方法、図11
に示すように、コイルdの端部eを、リード線fにハン
ダ付けにて接続し、そのハンダ付け部gをチューブhに
て被覆し、そのチューブhをステータコアaのティース
i,i(図10参照)間に差し込む方法等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、図10に示す
方法では、フレキシブル回路基板cをステータコアaの
端面bに接着する必要があり、そのためステータコアa
の径寸法を小とすることができず、モータの小型化を図
ることができなかった。さらに、基板cをステータコア
aの端面bに接着する作業が面倒であり生産性が悪かっ
た。
【0004】また、図11に示す方法では、ステータコイ
ルdとリード線fとをハンダ付けした後、チューブhを
そのハンダ付け部gに外嵌させなければならず、その作
業が極めて面倒であり、しかも、あまりチューブhの外
径寸法を小とすることができず、この場合も、モータの
小型化を図ることができなかった。
【0005】そこで、本発明では、コンパクト化を図る
ことができ、しかも、ステータコイルを確実に外部配線
に接続することができるスピンドルモータを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るスピンドルモータは、フレキシブル
回路基板の外周端縁に複数のランド部付き突出部を突設
すると共に、該突出部のランド部にステータコイルの端
部をハンダ付けにて接続し、かつ、該突出部を巻込んで
ハンダ付け部を包囲する巻設部を形成すると共に、該巻
設部をステータコアのティース間に差し込んで保持した
ものである。
【0007】
【作用】巻設部をステータコアのティース間に差し込ん
で保持させるので、フレキシブル回路基板をステータコ
アの端面に接着する必要がなくなり、その分、ステータ
コアの小型化を図ることができる。
【0008】また、ステータコイルの端部をフレキシブ
ル回路基板の突出部のランド部にハンダ付けにて接続
し、そして、ステータコイルの端部が接続された突出部
を巻込んで巻設部を形成し、この巻設部をステータコア
のティース間に差し込めばよいので、その製造が容易で
あり、かつ、確実にステータコイルの端部をフレキシブ
ル回路基板に接続することができる。そして、ハイダ付
け部が巻込まれて外部へ露出せず、絶縁性が保ち得る。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0010】図1は本発明に係るスピンドルモータを示
し、このスピンドルモータは、(図示省略の)フレーム
やブラケット本体等に固着されるブッシュ6と、このブ
ッシュ6に外嵌状に固着されたステータ7と、このブッ
シュ6の内部の軸受5,5を介して回転自在に枢支され
るシャフト4と、該シャフト4に連設されたハブ1等
を、備えている。そして、ステータ7の外周面に微小間
隙をもって対向するロータマグネット3、及び、該マグ
ネット3の外周面側を包囲状として固着した円筒状ヨー
ク部材2を、上記ハブ1が備えている。また、ステータ
7には、フレキシブル回路基板8が付設されている。
【0011】ここで、ステータ7とは、図2に示すよう
に、複数枚のコアラミネーションが積層されてなるステ
ータコア9と、該ステータコア9のティース10…に巻設
されるステータコイル11…と、からなる。そして、ステ
ータコア9が、図1に示すように、ブッシュ6に外嵌さ
れ、ブッシュ6の鍔部12に係止している。
【0012】しかして、フレキシブル回路基板8(以
下、単に、回路基板8という場合もある。)は、図3に
示すように、中心孔13aを有する円板状体からなり、そ
の外周端縁13bから周方向に沿って所定ピッチに配設さ
れるランド部15付き突出部16が突設されている。さら
に、外周端縁13bからは突出片部14が突設されている。
なお、回路基板8は、可撓性ベースフィルムと、可撓性
カバーフィルムと、該フィルム間にサンドウィッチ状に
介装される銅箔から成る導体と、からなる。
【0013】また、突出部16は、外周端縁13bから突設
される首部16aと、該首部16aに連設される平面視略矩
形状の頭部16bと、からなり、全体として略L字型とさ
れている。そして、頭部16bに上述のランド部15が設け
られている。つまり、このランド部15は、ほぼ頭部16b
の軸心線上に設けられている。
【0014】しかして、突出部16のランド部15には、図
7に示すように、ステータコイル11の端部11aがハンダ
付けにて接続され、突出部16にハンダ付け部17が形成さ
れる。そして、ハンダ付け部17が形成された突出部16
(具体的には頭部16b)は、図8に示すように巻込まれ
て巻設部18とされる。つまり、ハンダ付け部17は包囲さ
れ、外部に露出しない。また、巻設部18は、図1と図2
に示すように、首部16aが折曲げられてステータコア9
のティース10,10間に差し込まれ、保持される。この場
合、回路基板8は、図1に示すように、ステータコイル
11の巻設部19に当接させるだけでよく、ブッシュ6等に
接着する必要がない。また、この場合、巻設部18として
は、突出部16を巻込むだけとするも、巻込んでその巻込
端部を接着等するも自由である。なお、図7と図8に於
て、21はフレキシブル回路基板8に設けられたパターン
配線を示している。
【0015】また、ティース10は、図4に示すように、
首部10aと該首部10aに連設される頭部10bとからな
り、全体略Tの字型とされる。従って、ティース10,10
間の間隙部20は、奥部20aと該奥部20aより周方向長さ
が小である開口部20bとを有することになる。
【0016】即ち、巻設部18をティース10,10間に差し
込む場合、図4に示すように、奥部20aから開口部20b
に跨る場合と、図5に示すように、奥部20aにのみ差し
込まれる場合と、図6に示すように、開口部20bにのみ
差し込まれる場合と、がある。
【0017】従って、このスピンドルモータによれば、
フレキシブル回路基板8をブッシュ6等に接着剤を介し
て接着する必要がなく、そのため、その接着のために、
ブッシュ6等に接着部位を形成する必要がなく、その
分、小型化(小径化)を図ることができ、しかも、ステ
ータコイル11の端部11aは、回路基板8の突出部16のラ
ンド部15にハンダ付けにて接続され、その接続は簡単か
つ確実に行なうことができ、その後、突出部16を差し込
んで巻設部18を形成し、その巻設部18をティース10,10
間に差し込めばよいので、その製造は極めて簡単なもの
となり、しかも、回路基板8は確実にステータ7に付設
される。
【0018】次に、図9は他の実施例を示し、この場合
のスピンドルモータは、軸部材25と、該軸部材25に軸受
26,26を介して回転自在に外嵌されるハブ27と、軸部材
25から突出した円盤状の突出部28に保持されるステータ
7と、を備えたものである。3はロータマグネットであ
る。
【0019】また、ハブ27には内径側に円筒部30が設け
られ、この円筒部30が軸受26,26を介して軸部材25に回
転自在に外嵌されている。そして、突出部28が円筒部30
の先端30aに対面するように軸部材25から径方向外方へ
突出している。
【0020】しかして、突出部28の外面31にフレキシブ
ル回路基板8が接着剤を介して接着されている。この回
路基板8も図3に示すように、外周端縁13bに複数のラ
ンド部15付突出部16…が突設されたものであり、この場
合も、図7に示すように、ステータコイル11の端部11a
がランド部15にハンダ付けされ、図8に示すように、ス
テータコイル11が接続された突出部16を差し込んでハン
ダ付け部17を包囲する巻設部18を形成し、この巻設部18
をステータコア9のティース10,10間に差し込むもので
ある。
【0021】従って、この場合、図1に示すスピンドル
モータに比べて多少大型化するが、回路基板8が安定し
た状態で保持されることになる。
【0022】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、フレキシブル回路基板8のランド部15付突
出部16の数の増減は自由であり、また、図7に示すよう
に、突出部16を巻込んで巻設部18を形成した際に、該巻
設部18がティース10,10間に差し込み可能であれば、突
出部16の頭部16bの径方向長さ及び周方向長さ等を自由
に変更することができると共に、巻設部18の外径寸法も
自由に変更することができる。また、突出部16の頭部16
bは、実施例では、図3に示すように、平面視において
右廻り方向に突出しているが、逆に、左廻り方向に突出
させるも自由であり、突出部16の巻込み方向としても右
巻きであっても左巻きであってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0024】 フレキシブル回路基板8を接着するた
めの接着部位をステータコア9等に設ける必要がなく、
モータの小型・小径化を図ることができる。
【0025】 ステータコイル11の端部11aは確実に
フレキシブル回路基板8のランド部15に接続され、しか
も、このハンダ付け部17は、巻込まれて外部に露出せ
ず、保護され、このハンダ付け部17を別途絶縁処理等を
施す必要がない(絶縁性に優れている)。
【0026】 ステータコイル11の端部11aを突出部
16のランド部15にハンダ付けし、その後、突出部16を巻
込んで巻設部18を形成し、この巻設部18をステータコア
9のティース10,10間に差し込めば、フレキシブル回路
基板8はステータ7に保持しされるので、このモータの
組立て作業は極めて簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】ステータの斜視図である。
【図3】フレキシブル回路基板の簡略平面図である。
【図4】ステータの要部簡略底面図である。
【図5】ステータの要部簡略底面図である。
【図6】ステータの要部簡略底面図である。
【図7】フレキシブル回路基板の組付け方法を示す簡略
図である。
【図8】フレキシブル回路基板の組付け方法を示す簡略
図である。
【図9】他の実施例の要部断面図である。
【図10】従来のスピンドルモータのステータを示す斜視
図である。
【図11】従来のステータコイルの端部連結構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
8 フレキシブル回路基板 9 ステータコア 10 ティース 11 ステータコイル 11a 端部 13b 外周端縁 15 ランド部 16 突出部 17 ハンダ付け部 18 巻設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/22,29/00 H02K 3/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブル回路基板8の外周端縁13bに
    複数のランド部15付き突出部16を突設すると共に、該突
    出部16のランド部15にステータコイル11の端部11aをハ
    ンダ付けにて接続し、かつ、該突出部16を巻込んでハン
    ダ付け部17を包囲する巻設部18を形成すると共に、該巻
    設部18をステータコア9のティース10,10間に差し込ん
    で保持したことを特徴とするスピンドルモータ。
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