JP3444939B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP3444939B2
JP3444939B2 JP25007393A JP25007393A JP3444939B2 JP 3444939 B2 JP3444939 B2 JP 3444939B2 JP 25007393 A JP25007393 A JP 25007393A JP 25007393 A JP25007393 A JP 25007393A JP 3444939 B2 JP3444939 B2 JP 3444939B2
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insulator
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータに関す
る。 【0002】 【従来の技術】インナーロータ型のブラシレスモータで
は、従来、図11(A)に示すように、絶縁コーティング
やインシュレータ等にてステータコアbを絶縁保護し
て、その上からステータコイルcを巻設し、さらに、巻
線処理されたステータコアbをハウジングaに固着し、
ハウジングaの貫孔にブッシュeを取付けると共に、該
ハウジングaの端面fにフレキシブル回路基板dを固定
し、ブッシュeにステータコイルcの線端部を挿通し
て、フレキシブル回路基板dにハンダ付けして組立てら
れる。 【0003】あるいは、図11(B)に示すように、絶縁
コーティングやインシュレータ等にてステータコアbを
絶縁保護して、その上からステータコアbにステータコ
イルcを巻設し、さらに、巻線処理されたステータコア
bをハウジングaに固着し、該ハウジングaの端面gに
フレキシブル回路基板dを固定して、ステータコイルc
の線端部をハンダ付けして組立てられる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記巻線処
理以外のフレキシブル回路基板の取付作業や、ステータ
コイルの線端部とフレキシブル回路基板との電気接続作
業は、自動化が困難で、組立に手間が掛かるという問題
があった。 【0005】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決して、組立が容易で、自動化が図りやすく、か
つ、小型化に対応しやすいブラシレスモータを提供する
ことを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ステータコア17に分割型インシュレータ20を被装し
て該インシュレータ20の上からステータコイル18を巻設
したブラシレスモータに於て、フレキシブル回路基板21
の一部に、ステータコア17のティース部23の一端面23a
に沿って延長する被狭着部29を設け、コイルの巻設に先
立って上記インシュレータ20と上記ステータコア17の一
端面17aの間に上記被狭着部29を挟み、しかる後にコイ
ルを巻設することで、上記フレキシブル回路基板21を保
持固定したことを特徴とするブラシレスモータを提供す
る。 【0007】 【作用】フレキシブル回路基板の被挟着部を分割型イン
シュレータとステータコアの一端面との間に挟むように
して、ステータコアにインシュレータを被装し、その上
からステータコイルを巻設すれば、該ステータコイルの
締付力によって、被挟着部がインシュレータとステータ
コアにて挟着され、フレキシブル回路基板が確実に保持
固定される。 【0008】従って、ステータコイルの巻線作業と別個
に、フレキシブル回路基板をハウジング等に固定する作
業がなくなり、モータの組立が容易となる。またステー
タコイルの線端部をフレキシブル回路基板に容易に電気
接続できる。 【0009】 【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。 【0010】図1は本発明を示すブラシレスモータの一
実施例の断面図であり、インナーロータ型を示してい
る。 【0011】同図に於て、1は、円形の凹所2を有する
ハウジングであって、凹所2の内周面には、ステータ3
が固着される。このステータ3に対応して、凹所2の底
面に絶縁紙19が付設される。 【0012】また、凹所2の中心部には軸心孔4が貫設
されており、該軸心孔4にシャフト5の他端部がナット
部材6にて固定されて、ハウジング1の底壁部7からシ
ャフト5が立設される。 【0013】シャフト5には、一対の軸受8a,8bを
介して、スリーブ9が回転自在に枢着される。 【0014】このスリーブ9の外周面には、円環状のハ
ブ10と、ステータ3の内周面と微小間隙をもって対面す
る環状のロータマグネット11と、が固着されており、ス
テータ3に流れる制御電流によって、ハブ10及びスリー
ブ9等が一体に、所定方向に回転する。 【0015】ハブ10はフランジ部12を有しており、この
フランジ部12の他端面12bには、ステータ3の(同図上
側の)一端面側と対面して磁気を遮蔽する円環状シール
ド板13が取付けられ、さらに、フランジ部12の一端面12
a側には、磁気ディスク14が適数枚装着される。 【0016】また、(同図上方の)軸受8aの外端面及
びスリーブ9の一端外周縁を覆うように、円環状のラビ
リンスキャップ15がシャフト5の一端部に外嵌されて取
付けられると共に、スリーブ9の他端内周縁には、磁性
流体シール16が付設される。 【0017】しかして、図1,図2及び図3に示すよう
に、ステータ3は、ステータコア17とステータコイル18
からなり、ステータコイル18は、フレキシブル回路基板
21にハンダ付け等にて電気的に接続され導出される。 【0018】ステータコア17は、円筒部22と、円筒部22
の内周面から内径方向へ突設された複数のティース部23
…と、からなり、全体が略円環状とされる。 【0019】円筒部22の外周面には、その軸心方向に延
びるコア歪み防止用切欠溝24が4ヶ所等配にて凹設さ
れ、そのうち2ヶ所にはコア表裏面判別用切欠溝25が内
側に凹設され、さらに、相隣位するティース部23,23に
て凹状のスロット39が形成される。 【0020】また、図2,図3及び図4に示すように、
フレキシブル回路基板21は、一対の可撓性絶縁フィルム
に銅箔等の導体パターン26を介装・一体化してなり、直
線状のリード部27と、ステータコア17の一端面17aの内
の円筒部22の一端面22aに対応する円弧状のステータ対
応部28と、ステータコア17の一端面17aの内のティース
部23の一端面23aに対応する矩形状の被挟着部29と、か
らなる。 【0021】この被挟着部29は、図例では2箇所に設け
られ、ステータ対応部28からリード部27と反対方向へ突
出する。導体パターン26は、ステータ対応部28とリード
部27に配設されており、上記絶縁フィルムの一部を除去
して導体パターン26を露出させることにより、ステータ
対応部28に3箇所のランド部30…が、リード部27に4箇
所の接続部31…が、夫々形成される。 【0022】そして、図1、図2及び図3に示す如く、
フレキシブル回路基板21のステータ帯凹部28及び被狭着
部29を間に挟むようにして、ステータコア17に一対の絶
縁保護用インシュレータ20a、20bを被せて、このインシ
ュレータ20a、20bの上からステータコイル18を、各ティ
ース部23に対応させて所定順序でもって巻設する。 【0023】これにより、被挟着部29が(上側の)イン
シュレータ20aと、ティース部23の一端面23aに挟着さ
れ、フレキシブル回路基板21がステータ3に所要の通り
位置決めされつつ強固に保持固定される。なお、図3で
は、(下側の)インシュレータ20bは図示省略した。 【0024】このインシュレータ20は、図3に例示する
ように、ステータコア17の各スロット39に対応する側壁
部32と、各ティース部23の一端面23a及び円筒部22の一
端面22aの一部に対応する端壁部33と、端壁部33の内端
縁から突設された起立片34と、各側壁部32…の奥部(円
筒部22側)の一端縁から起立状に突設されると共に中央
部に切欠部38が形成された保持部35と、からなり、これ
らはプラスチック等にて一体形成される。 【0025】保持部35は、側壁部32に沿って延びる係止
片36と、係止片36の先端縁から外径方向へ直交状に突出
する梁片37と、からなり、図2に例示するように、係止
片36の外面に、ステータコイル18の渡り線18aを添わせ
て張設し、梁片37にて渡り線18aの外れを防止すれば、
ステータ3の小型化により、ステータコア17の円筒部22
の厚みTが小さくなっても、渡り線18aが乱れることが
なく、渡り線18aが円筒部22よりも内径側に入り込むの
を防止できる。 【0026】従って、ステータコイル18の絶縁保持を確
実に行えて、その整形や巻線チェックを省くことがで
き、しかも、モータ組立時に、渡り線18aがハウジング
1等に干渉して噛み込むようなこともない。 【0027】また、切欠部38は、ステータ3に保持固定
されたフレキシブル回路基板21のランド部30に対応して
保持部35に配設されており、この切欠部38により、ラン
ド部30にステータコイル18の線端部18bをハンダ付けす
るスペースが確保されるので、ステータ3の小型化に対
しても作業性の向上を図り得る。 【0028】なお、切欠部38の位置は、フレキシブル回
路基板21のランド部30の位置に対応して変更するも自由
であり、その一例を、図5と図6に示す。 【0029】この場合、切欠部38は、ランド部30に対応
してインシュレータ20の端壁部33の外端縁に円弧状に形
成され、また、保持部35は、側壁部32の奥部の一端縁に
沿って連続状に形成される。 【0030】また、図7に示すように、本発明のモータ
は、フレキシブル回路基板21が保持固定された状態のス
テータ3をハウジング1に取付けて、そのハウジング1
の軸心孔4に、ハブ10等を組付けた状態のシャフト5の
他端部を挿嵌して、雄ネジ部40を突出させてナット部材
6を螺着し、図1の如くシャフト5の外鍔部41とナット
部材6でハウジング1の底壁部7の内周縁部を挟着し
て、組立てされる。 【0031】ところで、図例では、シールド板13は円環
状とされてハブ10(回転部側)に固着されているが、図
8又は図9に示すように、シールド板13を、ステータ3
の(同図上側の)一端面側に対面するように、ハウジン
グ1(固定部側)に固着してもよい。 【0032】この図8や図9の何れの例に於ても、シー
ルド板13は、図10に示すように、少なくとも、ハウジン
グ1等に付設された磁気ヘッド42に対応する部位に設け
られていればよく、図例では円弧状に形成される。 【0033】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、フレキシブル回路基板21の被挟着部29の形
状及び位置の変更や、数の増減は自由である。 【0034】 【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。 【0035】本発明は、インナーロータ型のブラシレス
モータに好適で、ステータコイル18の巻線を行うことに
より、同時に、分割型インシュレータ20とステータコア
17にフレキシブル回路基板21を保持固定できるので、モ
ータの組立が容易となる。 【0036】しかも、ステータコイル18の巻線の前に、
被挟着部29をステータコア17とインシュレータ20の間に
挟むだけよいので、自動化が図りやすい。また、被挟着
部29をステータコイル18のティース部23等に対応させれ
ば、ステータ3が小型化してもフレキシブル回路基板21
を正確に位置決めされて確実に固定させることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。 【図2】要部平面図である。 【図3】要部分解斜視図である。 【図4】フレキシブル回路基板の平面図である。 【図5】インシュレータの他の実施例を示す要部平面図
である。 【図6】インシュレータの他の実施例を示す要部斜視図
である。 【図7】モータの組立方法を説明する断面図である。 【図8】シールド板の固定方法に関する他の実施例の要
部断面図である。 【図9】シールド板の固定方法に関する別の実施例の要
部断面図である。 【図10】シールド板の平面図である。 【図11】従来例を示す要部断面図である。 【符号の説明】 17 ステータコア 17a 一端面 18 ステータコイル 20 インシュレータ 21 フレキシブル回路基板 29 被挟着部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ステータコア17に分割型インシュレータ20
    を被装して該インシュレータ20の上からステータコイル
    18を巻設したブラシレスモータに於て、フレキシブル回
    路基板21の一部に、ステータコア17のティース部23の一
    端面23aに沿って延長する被狭着部29を設け、コイルの
    巻設に先立って上記インシュレータ20と上記ステータコ
    ア17の一端面17aの間に上記被狭着部29を挟み、しかる
    後にコイルを巻設することで、上記フレキシブル回路基
    板21を保持固定したことを特徴とするブラシレスモー
    タ。
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