JPH0231896Y2 - - Google Patents

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JPH0231896Y2
JPH0231896Y2 JP3487485U JP3487485U JPH0231896Y2 JP H0231896 Y2 JPH0231896 Y2 JP H0231896Y2 JP 3487485 U JP3487485 U JP 3487485U JP 3487485 U JP3487485 U JP 3487485U JP H0231896 Y2 JPH0231896 Y2 JP H0231896Y2
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pole
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winding
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はストツパ付き電動機の構造に関するも
のであり、詳しくは、回転子と、回転子の外周に
放射状に複数のポールを配列してこれらのポール
に巻線を施した固定子、との組合せからなり、し
かも制御用のアクチユエータ等に使用するために
回転子の回転範囲を規制する機構を備えた電動機
における固定子とストツパ機構の改良に関する。
〈従来の技術〉 第6図はこの種の電動機の一般的な構造を示
す。積層されたコア19の内面には中心に向けて
複数のポール20が形成され、インシユレータ部
材21で絶縁されて巻線22が施されている。こ
のような構造の固定子23の中心部に回転子24
が挿入され、両端よりエンドプレート25,35
により挾持し、螺子27,27によつて固定され
る。351,191は螺子27が挿通される穴、
251は螺子27がねじ込まれる雌ねじ穴であ
る。エンドプレート25,35の中心部にはそれ
ぞれ軸受26,36が固定されており、回転子2
4はそのシヤフト241をこれらの軸受26,3
6によつて支持される。28は巻線22に形成さ
れたリード線、253はエンドプレート25に設
けられたリード線引出し用の切欠である。31は
回転子24のシヤフト241の下端に固定された
カム板、32はこのカム板31に対応してエンド
プレート25の内面に設けられた突起部であり、
カム板31の外周に大径の回転突部311が形成
され、その段部312が突起部32に係合して回
転子24の回転範囲が規制される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のような構造では、ポール20が中心に向
けて形成されており、コア19の内面の狭い空間
を利用して巻線作業を行なわなければならないた
め作業が困難であり、特に小型の電動機では作業
性が極めて悪く、特殊な巻線機が必要となる。ま
た、ストツパ機構を構成するカム板31と突起部
32はエンドプレート25の内面に設けられるた
め、突起部32の高さに相当する分だけ軸方向の
寸法が大きくなり、電動機の小型化を妨げる要因
となる。
本考案はこのような問題点に着目し、ポールへ
の巻線作業が容易であるとともに、ストツパ機構
が小さく、小型化に適した構造とすることを課題
としてなされたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の課題の達成のため、本考案の固定子とス
トツパ機構とを次のような構成としている。すな
わち、リング状部の外周に複数のポール保持部が
放射状に突設されたインシユレータ部材を設け、
このインシユレータ部材の各ポール保持部により
互いに独立した複数のポールをそれぞれ保持して
放射状に配列し、各ポール保持部にそれぞれ巻線
を施し、インシユレータ部材の外周にヨーク部材
を嵌合して各ポールとヨーク部材とを一体に結合
固定することにより固定子を構成するとともに、
インシユレータ部材のリング状部の一端面の内周
に固定突部を設け、この固定突部に係合する回転
突部を回転子に設けてストツパ機構を構成してい
る。
〈作用〉 ポールを保持したポール保持部がリング状部に
放射状に設けられており、ポール保持部はその端
部が外側の広い空間に向けて突出した状態となる
ので、巻線作業は制約のない外側から行なうこと
ができて極めて容易となる。また、固定子を構成
するインシユレータ部材の内周にストツパ機構が
設けられるので、ストツパ機構のために軸方向の
寸法が大きくなることがない。
〈実施例〉 以下、図面に例示した実施例について説明す
る。
第1図は第1の実施例を用いた電動機の分解斜
視図であり、1はヨーク部材、2は固定子ユニツ
ト、3は回転子、4はエンドプレートである。ヨ
ーク部材1は片面が開放した有底円筒状のもの
で、中心に軸受101を設け、開放端縁にはリー
ド線引出し用切欠102とかしめ用の固定爪10
3を形成してある。固定子ユニツト2は6極タイ
プの例を示しており、5はポール、6はインシユ
レータ部材である。ポール5は上下に二分割され
たインシユレータ部材6の上部材6aと下部材6
bとにより上下より挾着することによつて保持さ
れており、7は各ポール5に施された巻線、8は
これらの巻線7に接続された給電用リード線(第
3図参照)である。回転子3は2極タイプの例を
示しており、9はシヤフト、10は永久磁石であ
る。永久磁石10はシヤフト9に固定された樹脂
等の中心部材11の外周面に接着剤等により固定
されている。エンドプレート4は中心に軸受穴4
01を備え、外周縁に凹部402が形成されてお
り、ヨーク部材1の固定爪103によりかしめ固
定される構造となつている。13はインシユレー
タ部材6の下部材6bの下端内周に中心に向けて
突設されたピン状の固定突部、14はこの固定突
部13に対応して回転子3のシヤフト9に取付け
られたカム板であり、カム板14には所定の範囲
にわたつて大径の回転突部141が形成され、そ
の端縁の段部142が固定突部13に係合し、回
転子3の回転が小径部143の範囲内に規制され
るようになつている。
第2図はポール5とインシユレータ部材6の配
置や形状の詳細を示す。
6個のポール5は互いに独立しており、同一円
周上に放射状に等間隔で配置されるものであつ
て、各ポール5の上下両面には円周方向に溝50
1が形成され、また、内周面の上下には突部50
2がそれぞれ形成されている。インシユレータ部
材6は絶縁性の樹脂等の成形品であつて、一対と
なる上部材6aと下部材6bで構成されており、
各部材6a,6bは中心となるリング状部601
を有し、このリング状部601の外周に6個のポ
ール保持部602が放射状に等間隔で突設されて
いる。ポール保持部602の内面603はポール
5の形状に対応したコ字状断面となつており、外
周部にはフランジ604が形成され、内周部には
ポール5の突部502に対応する段部606が形
成され、中間には溝501に対応する突条607
が形成されている。固定突部13は下部材6bの
リング状部601の内周に形成される。ポール5
とインシユレータ部材6はこのような形状であつ
て、各ポール保持部602の内面603にポール
5を配置し、上部材6aと下部材6bで上下から
挾着することによつてポール5は保持される。こ
の時、溝501に突条607がはまつて抜け止め
され、各ポール5は放射状に且つ内外両端面を露
出させてインシユレータ部材6と一体化される。
巻線7はこの状態で外側から巻かれるのであ
り、ポール保持部602が外側の広い空間に向け
て突出しているので、スペース上の制約を受ける
ことなく、通常の巻線機を使用して巻線作業を行
なうことができる。ポール保持部602はポール
5の周囲を覆つてポール5と巻線7の間を絶縁す
るとともに、リング状部601とフランジ604
とでボビンを構成しており、フランジ604によ
つて巻線7の抜け止めがなされる。
こうして固定子ユニツト2を製作した後、ヨー
ク部材1に固定子ユニツト2を圧入して第6図の
固定子23に対応する本実施例の固定子12が得
られ、ここに回転子3を挿入し、エンドプレート
4をはめて固定爪103をかしめることにより組
付け作業は終る。第3図は組付け後の断面図、第
4図はストツパ機構の動作説明図であり、15は
固定突部13とカム板14で構成されるストツパ
機構を示す。
このように組付けられた状態において、各ポー
ルは、内部に配置される回転子3の磁石10と所
定の距離を隔てて対向するように内端面が良好な
真円度を保つ必要があり、また、外端面も良好な
真円度を保つて、圧入等により外周に嵌合された
ヨーク部材1とはある接触圧力をもつて密着した
状態で結合される必要がある。従つて、各部の寸
法や形状はこのような条件を満足するように正確
に加工され、また成形される。
上述の実施例におけるインシユレータ部材6は
軸に直交する面で上下に二分割されており、しか
もポール保持部602に関しては、上部材6aと
下部材6bは同一形状となつているが、各ポール
5を上下から挾着して確実に保持できる形状であ
れば同一形状でなくてもよく、また、両部材6
a,6b間が密着せず、すき間が生ずるような形
状であつてもよい。
第5図は第2の実施例のインシユレータ部材6
を示すものであり、ポール5を各ポール保持部6
02にそれぞれ1個ずつ埋込み、あるいは一体成
形したものである。ポール5は第2図に示したも
のと同一形状でよく、溝501により半径方向の
抜け止めがなされて、インシユレータ部材6と強
固に一体化されており、第2図の例と同じく放射
状に配置され、且つ内外両端面を露出させた状態
で保持される。以後の巻線と組付けの作業は前述
の場合と同様に行なわれ、組付け後の外観等にも
差異はない。
この実施例の電動機は、巻線7の接続に応じて
回転子3が60゜づつ回動し、例えば油圧回路切換
用の3位置停止アクチユエータとして使用される
ものであり、ストツパ機構15によつて回転子3
の回転範囲が規制され、所定の範囲を超えて回転
するような誤動作が防止される。そして、このス
トツパ機構15は固定子12を構成するインシユ
レータ部材6の内周部に位置しており、第6図に
示したようなエンドプレート25の内面に設けら
れる場合と異なり、軸方向に余分なスペースを必
要とせず、大型化の要因となることはない。な
お、ストツパ機構15は、実施例とは逆に回転子
3の回転突部141をピン状とし、固定子12の
固定突部13を所定の範囲にわたつて突設したカ
ム状としたもので構成することもできる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、ポールがインシユレータ部材
によつて放射状に保持され、巻線作業を制約のな
い外側から行なうことができるため、巻線作業が
容易で特別な巻線機は不要となり、また、回転子
の回転範囲を規制するストツパ機構を固定子の内
周部分に設けることができるため、ストツパ機構
のために軸方向の寸法が大きくなることが避けら
れ、制御用のアクチユエータ等に適した小型なス
トツパ付き電動機が容易に得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は同上の要部の分解斜視図、第3図は組付け状
態での断面図、第4図はストツパ機構の説明図、
第5図は他の実施例の要部の斜視図、第6図は従
来例の分解斜視図である。 1……ヨーク部材、2……固定子ユニツト、3
……回転子、5……ポール、6……インシユレー
タ部材、7……巻線、12……固定子、13……
固定突部、14……カム板、15……ストツパ機
構、141……回転突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転子と、回転子の外周に放射状に複数のポー
    ルを配列してこれらのポールに巻線を施した固定
    子、との組合せからなる電動機において、 リング状部の外周に複数のポール保持部が放射
    状に突設されたインシユレータ部材を設け、この
    インシユレータ部材の各ポール保持部により互い
    に独立した複数のポールをそれぞれ保持して放射
    状に配列し、各ポール保持部にそれぞれ巻線を施
    し、インシユレータ部材の外周にヨーク部材を嵌
    合して各ポールとヨーク部材とを一体に結合固定
    することにより固定子を構成するとともに、イン
    シユレータ部材のリング状部の一端面の内周に固
    定突部を設け、この固定突部に係合する回転突部
    を回転子に設けてなるストツパ付き電動機。
JP3487485U 1985-03-09 1985-03-11 Expired JPH0231896Y2 (ja)

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GB08605395A GB2172444B (en) 1985-03-09 1986-03-05 Stator for an electric motor
FR8603262A FR2578696B1 (fr) 1985-03-09 1986-03-07 Stator de moteur electrique
DE19863607552 DE3607552A1 (de) 1985-03-09 1986-03-07 Elektromotorstator
US07/105,986 US4818911A (en) 1985-03-09 1987-10-07 Stator of electric motor

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