JPH11341729A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

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JPH11341729A
JPH11341729A JP14017298A JP14017298A JPH11341729A JP H11341729 A JPH11341729 A JP H11341729A JP 14017298 A JP14017298 A JP 14017298A JP 14017298 A JP14017298 A JP 14017298A JP H11341729 A JPH11341729 A JP H11341729A
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guide
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molded
fitted
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Kensuke Imada
健介 今田
Kenji Nakao
乾次 中尾
Takeshi Sugiyama
武史 杉山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、樹脂の射出圧力により、第1の
ガイド、第2のガイドがステータコアから外れたり、変
形したり、または割れたりするといったことのないモー
ルドモータを得る。 【解決手段】 この発明のモールドモータは、ステータ
30と、このステータ30の内部に回転可能に設けられ
たロータ2と、ステータ30を覆い樹脂成形されたモー
ルド本体31とを備えたモールドモータであって、ステ
ータ30は、薄い鋼板を複数枚積層したステータコア6
と、このステータコア6に巻回されたステータコイル8
と、ステータコア6に嵌着され、ステータコイル8とス
テータコア6との間を絶縁する第1のガイド32および
第2のガイド33と、この第2のガイド33に固定され
ているとともにステータコイル8に接続されたターミナ
ル11とを備え、第1のガイド32および第2のガイド
33の外径寸法がステータコア6の外径寸法よりも小さ
くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステータと、こ
のステータの内部に回転可能に設けられたロータと、前
記ステータを覆い樹脂成形されたモールド本体とを備え
たモールドモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のモールドモータの断面図
であり、このモールドモータは、ステータ1と、このス
テータ1の内部に回転可能に設けられたロータ2と、こ
のロータ2の両端部に設けられロータ2を回転自在に支
持した軸受3と、ステータ1を覆った樹脂で構成された
モールド本体4とを備えている。
【0003】ステータ1は、図12に示した薄いケイ素
鋼板5を複数枚積層したステータコア6と、ステータコ
ア6の渡り部7に導線が巻回されたステータコイル8
と、ステータコア6に図11に示すように矢印A、Bの
方向に嵌合され、ステータコイル8とステータコア6と
の間を絶縁する第1のガイド9および第2のガイド10
と、第2のガイド10に熱カシメにより固定されている
とともにステータコイル8と接続されたターミナル11
とを備えている。
【0004】ロータ2は、軸受3により両端部が回転自
在に支持されたシャフト12と、このシャフト12に接
着剤で固着されN極、S極が交互に配列された磁石13
とを備えている。
【0005】上記構成のモールドモータは、内燃機関に
送る空気量を調整する絞弁装置とねじ14により連結さ
れている。絞弁装置は、モールド本体4に嵌着され内周
面にギア16を有するリングギア15と、シャフト12
に連結された太陽ギア17と、太陽ギア17およびギア
16に噛合した遊星ギア18と、遊星ギア18の中心部
を貫通した軸19とを備えている。
【0006】上記構成のモールドモータでは、ステータ
コイル8に電流を流すことにより、ステータコア6には
N極、S極の回転磁界が生じ、この回転磁界に追随して
磁石13、およびこの磁石13に固着されたシャフト1
2は回転する。シャフト12の回転とともに、絞弁装置
の太陽ギア17が回転する。太陽ギア17およびリング
ギア15のギア16に噛合した遊星ギア18は太陽ギア
17の回りを自転しながら公転する。遊星ギア18の回
転に伴い軸19、レバー(図示せず)が回転して、絞弁
(図示せず)が回転する。そして、この絞弁の回転角度
に応じて内燃機関に送られる空気量が変動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のモールドモータ
では、第1のガイド9のつば部20および第2のガイド
10のつば部21は、ステータコア6の外周面から突出
しているので、第1のガイド9および第2のガイド10
がステータコア6に嵌着されて金型内に配置された状態
で、この金型内に樹脂が射出成形されてモールド本体4
が形成される際に、樹脂の射出圧力がつば部20、21
に作用し、第1のガイド9、第2のガイド10がステー
タコア6から外れたり、変形したり、または割れたりす
るといった問題点があった。
【0008】また、金型の樹脂射出口に対向した位置で
あるモールド本体4の天部Cにコールドスラグが表出
し、美観が悪いという問題点もあった。
【0009】さらに、金型内に樹脂が射出成形されてモ
ールド本体4が形成される際に、磁石13とステータコ
ア6との間に樹脂が入り込んだ不良品が製造されるとい
う問題点もあった。
【0010】さらにまた、モールド本体4に形成された
被嵌着部22に嵌着体であるリングギア15が嵌着され
ているが、モールド本体4は樹脂成形されているので、
被嵌着部22とリングギア15とが面接触する部位で
は、所定の形状の面が形成しにくく、モールドモータの
シャフト12の軸心と絞弁装置のリングギア15の軸心
とが一致しにくいといった問題点もあった。
【0011】この発明は、かかる問題点を解決すること
を課題とするものであって、樹脂の射出圧力により、第
1のガイド、第2のガイドがステータコアから外れた
り、変形したり、または割れたりするといったことのな
いモールドモータを得ることを目的とする。
【0012】また、コールドスラグが表出せず、美観上
優れたモールドモータを得ることを目的とする。
【0013】さらに、ロータとステータコアとの間に樹
脂が入り込むようなことのないモールドモータを得るこ
とを目的とする。
【0014】さらにまた、モールドモータのロータの軸
心と嵌着体の軸心とを一致させることが簡単となるモー
ルドモータを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明のモールドモー
タは、ステータコアに嵌着された第1のガイドおよび第
2のガイドの外径寸法がステータコアの外径寸法よりも
小さくなっている。
【0016】また、ステータコアに嵌着された第1のガ
イドおよび第2のガイドの少なくとも一方の半径方向内
側に、ステータコアとロータとの空隙部に樹脂が侵入す
るのを防止したシール部が形成されている。
【0017】また、モールド本体の内壁面に、樹脂の射
出成形時のコールドスラグにより形成されたコールドス
ラグ溜まり部がロータ側に突出して設けられている。
【0018】また、嵌着体が嵌着されるモータ本体の被
嵌着部の受け面に、複数個の突起が形成されている。
【0019】また、嵌着体の円柱形状のボス部が嵌入さ
れるモータ本体の穴部の内周面は多角形である。
【0020】また、第1のガイド、第2のガイドおよび
ステータコアはインサートモールド成形により一体成形
されている。
【0021】また、第2のガイドおよびターミナルはイ
ンサートモールド成形により一体成形されている。
【0022】また、第1のガイド、第2のガイド、ステ
ータコアおよびターミナルはインサートモールド成形に
より一体成形されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態のモー
ルドモータについて説明するが、図10ないし図12に
示した従来のものと同一または相当部分は同一符号を付
して説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のモール
ドモータの断面図であり、このモールドモータは、ステ
ータ30と、このステータ30の内部に回転可能に設け
られたロータ2と、このロータ2の両端部に設けられロ
ータ2を回転自在に支持しブッシュ44に嵌着された軸
受3と、ステータ30を覆った樹脂で構成されたモール
ド本体31とを備えている。
【0024】ステータ30は、薄いケイ素鋼板5を複数
枚積層したステータコア6と、ステータコア6の渡り部
7に導線が巻回されたステータコイル8と、ステータコ
ア6に上下方向から嵌合され、ステータコイル8とステ
ータコア6との間を絶縁する第1のガイド32および第
2のガイド33と、第2のガイド33に熱カシメで固定
されているとともにステータコイル8と接続されたター
ミナル11とを備えている。
【0025】図2は図1に示した第1のガイド32の斜
視図であり、ステータコア6の外周よりも外径寸法が小
さいつば部34と、このつば部34から半径方向に延び
て形成された渡り部36と、この渡り部36の先端部に
設けられステータコア6の内径寸法と略同一寸法の円弧
状のシール部35とを有している。第2のガイド33は
ステータコア6の外周よりも外径寸法が小さいつば部3
7と、このつば部37から半径方向に延びて形成された
渡り部と、この渡り部の先端部に設けられた内径部とを
有している。
【0026】ロータ2は、軸受3により両端部が回転自
在に支持されたシャフト12と、このシャフト12に接
着剤で固着されN極、S極が交互に配列された磁石13
とを備えている。
【0027】図3はステータ30と一体のモールド本体
31内にロータ2が収納される前の状態の正面図であ
り、モールド本体31には被嵌着部40が形成されてお
り、その受け面には等分間隔で突起41が形成されてい
る。被嵌着部40の中心部には嵌着体であるリングギア
15の円柱形状のボス部42が嵌入される多角形状の穴
部43が形成されている。モールド本体31の中心部に
は内側に突出したコールドスラグ溜まり部45が形成さ
れている。
【0028】上記構成のモールドモータは、内燃機関に
送る空気量を調整する絞弁装置とねじ14により連結さ
れている。絞弁装置は、モールド本体31の穴部43に
円柱形状のボス部42が嵌入されて被嵌着部40に嵌着
されているとともに、内周面にギア16を有する嵌着体
であるリングギア15と、シャフト12に連結された太
陽ギア17と、太陽ギア17およびギア16に噛合した
遊星ギア18と、遊星ギア18の中心部を貫通した軸1
9とを備えている。
【0029】上記構成のモールドモータでは、ステータ
コイル8に電流を流すことにより、ステータコア6には
N極、S極の回転磁界が生じ、この回転磁界に追随して
磁石13、およびこの磁石13に固着されたシャフト1
2は回転する。シャフト12の回転とともに、絞弁装置
の太陽ギア17が回転する。太陽ギア17およびリング
ギア15のギア16に噛合した遊星ギア18は太陽ギア
17の回りを自転しながら公転する。遊星ギア18の回
転に伴い軸19、レバー(図示せず)が回転して、絞弁
(図示せず)が回転する。そして、この絞弁の回転角度
に応じて内燃機関に送られる空気量が変動する。
【0030】上記構成のモールドモータでは、第1のガ
イド32のつば部34および第2のガイド33のつば部
37の外径はステータコア6の外径よりも小さく、つば
部34、37はステータコア6の外周部から突出してい
ないので、ステータコア6と一体の第1のガイド32お
よび第2のガイド33が金型内に配置された状態で、こ
の金型内に樹脂が射出成形されてモールド本体31が形
成される際に、樹脂の射出圧力がつば部34、37に作
用し、第1のガイド32、第2のガイド33がステータ
コア6から外れたり、変形したり、または割れたりする
ことを防止できる。また、第1のガイド32のシール部
35の内周面はステータコア6の内周面と略同一上にあ
るので、コールドスラグ溜まり部45に対向した位置に
ある金型の樹脂射出口から樹脂が射出された際に、樹脂
が磁石13とステータコア6との間に侵入することを防
止できる
【0031】また、樹脂射出口が形成された第1の金型
とともにモールド本体31を形成するための第2の金型
にはコールドスラグが溜まるように凹部が形成されてお
り、従ってモールド本体31の成形時にはコールドスラ
グは凹部に溜まり、モールド本体31の外表面にコール
ドスラグが表出し、美観が悪いといったことを防止でき
る。
【0032】さらにまた、モールド本体31の被嵌着部
40の受け面に形成された突起41にリングギア15の
外面が当接しており、かつ被嵌着部40の多角形状の穴
部43にリングギア15の円柱形状のボス部42が嵌入
されているので、モールド本体31の被嵌着部40とリ
ングギア15とは複数個の点接触で嵌着されており、モ
ールドモータのシャフト12の軸心と絞弁装置のリング
ギア15の軸心とを簡単に一致させることができる。
【0033】実施の形態2.図4、図5はこの発明の実
施の形態2を示すもので、第1のガイド32、第2のガ
イド33およびステータコア6が一体成形されている点
が実施の形態1と異なる。実施の形態1ではステータコ
ア6に第1のガイド32および第2のガイド33をそれ
ぞれ組み付けていたのに対して、この実施の形態ではイ
ンサートモールド成形により第1のガイド32、第2の
ガイド33およびステータコア6が一体成形されてお
り、この組み付け作業が不要となる。
【0034】実施の形態3.図6、図7はこの発明の実
施の形態3を示すもので、第2のガイド33とターミナ
ル11とが一体成形されている点が実施の形態1と異な
る。実施の形態1では熱カシメにより第2のガイド33
にターミナル11を固着したのに対して、この実施の形
態ではこの作業工程が不要となる。
【0035】実施の形態4.図8、図9はこの発明の実
施の形態4を示すもので、第1のガイド32、第2のガ
イド33、ステータコア6およびターミナル11が一体
成形されている点が実施の形態1と異なる。実施の形態
1では、ステータコア6に第1のガイド32および第2
のガイド33をそれぞれ組み付け、かつ熱カシメにより
第2のガイド33にターミナル11を固着したのに対し
て、この実施の形態ではこれらの作業工程が不要とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のモール
ドモータによれば、ステータコアに嵌着された第1のガ
イドおよび第2のガイドの外径寸法がステータコアの外
径寸法よりも小さくなっているので、樹脂の射出成形時
の射出圧力により、第1のガイド、第2のガイドがステ
ータコアから外れたり、変形したり、または割れたりす
るといったことが防止される。
【0037】また、ステータコアに嵌着された第1のガ
イドおよび第2のガイドの少なくとも一方の半径方向内
側に、ステータコアとロータとの空隙部に樹脂が侵入す
るのを防止したシール部が形成されているので、金型内
に樹脂が射出成形されてモールド本体が形成される際
に、ステータコアとロータとの間に樹脂が入り込んだ不
良品が製造されるといったことが防止される。
【0038】また、モールド本体の内壁面に、樹脂の射
出成形時のコールドスラグにより形成されたコールドス
ラグ溜まり部がロータ側に突出して設けられているの
で、コールドスラグが表出せず、外観の美観性が向上す
る。
【0039】また、嵌着体が嵌着されるモータ本体の被
嵌着部の受け面に、複数個の突起が形成されているの
で、モールド本体の被嵌着部と嵌着体とは複数個の点接
触で嵌着されており、モールドモータのロータの軸心と
嵌着体の軸心とを簡単に一致させることができる。
【0040】また、嵌着体の円柱形状のボス部が嵌入さ
れるモータ本体の穴部の内周面は多角形であるので、モ
ールド本体の穴部には嵌着体のボス部が複数個の点接触
で嵌着されており、モールドモータのロータの軸心と嵌
着体の軸心とを簡単に一致させることができる。
【0041】また、第1のガイド、第2のガイドおよび
ステータコアはインサートモールド成形により一体成形
されているので、第1のガイドおよび第2のガイドをス
テータコアに組みつける作業が不要となる。
【0042】また、第2のガイドおよびターミナルはイ
ンサートモールド成形により一体成形されているので、
第2のガイドにターミナルを組みつける作業が不要とな
る。
【0043】また、第1のガイド、第2のガイド、ステ
ータコアおよびターミナルはインサートモールド成形に
より一体成形されているので、第1のガイド、第2のガ
イド、ターミナルおよびステータコアを組みつける作業
が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のモールドモータの
断面図である。
【図2】 図1の第1のガイドの斜視図である。
【図3】 図1のステータコアが組み込まれたモールド
本体の正面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のステータの主要部
を第2のガイドから見たときの正面図である。
【図5】 図4の断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を構成する第2のガ
イドの正面図である。
【図7】 図6の側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4のステータの主要部
を第2のガイドから見たときの正面図である。
【図9】 図8の断面図である。
【図10】 従来のモールドモータの断面図である。
【図11】 図10の第1のガイド、第2のガイドおよ
びステータコアの分解側面図である。
【図12】 図10のステータコアを構成するケイ素鋼
板の正面図である。
【符号の説明】
2 ロータ、6 ステータコア、11 ターミナル、1
2 シャフト、13磁石、15 リングギア(嵌着
体)、30 ステータ、31 モータ本体、32第1の
ガイド、33 第2のガイド、34,37 つば部、3
5 シール部、40 被嵌着部、41 突起、43 穴
部、45 コールドスラグ溜まり部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、このステータの内部に回転
    可能に設けられたロータと、前記ステータを覆い樹脂成
    形されたモールド本体とを備えたモールドモータであっ
    て、 前記ステータは、薄い鋼板を複数枚積層したステータコ
    アと、このステータコアに巻回されたステータコイル
    と、前記ステータコアに嵌着され、前記ステータコイル
    とステータコアとの間を絶縁する第1のガイドおよび第
    2のガイドと、この第2のガイドに固定されているとと
    もに前記ステータコイルに接続されたターミナルとを備
    え、前記第1のガイドおよび前記第2のガイドの外径寸
    法がステータコアの外径寸法よりも小さくなっているモ
    ールドモータ。
  2. 【請求項2】 ステータと、このステータの内部に回転
    可能に設けられたロータと、前記ステータを覆い樹脂成
    形されたモールド本体とを備えたモールドモータであっ
    て、 前記ステータは、薄い鋼板を複数枚積層したステータコ
    アと、このステータコアに巻回されたステータコイル
    と、前記ステータコアに嵌着され、前記ステータコイル
    とステータコアとの間を絶縁する第1のガイドおよび第
    2のガイドと、この第2のガイドに固定されているとと
    もに前記ステータコイルに接続されたターミナルとを備
    え、前記第1のガイドおよび前記第2のガイドの少なく
    とも一方の半径方向内側に、前記ステータコアと前記ロ
    ータとの空隙部に樹脂が侵入するのを防止したシール部
    が形成されたモールドモータ。
  3. 【請求項3】 ステータと、このステータの内部に回転
    可能に設けられたロータと、前記ステータを覆い樹脂成
    形されたモールド本体とを備えたモールドモータであっ
    て、 前記ステータは、薄い鋼板を複数枚積層したステータコ
    アと、このステータコアに巻回されたステータコイル
    と、前記ステータコアに嵌着され、前記ステータコイル
    とステータコアとの間を絶縁する第1のガイドおよび第
    2のガイドと、この第2のガイドに固定されているとと
    もに前記ステータコイルに接続されたターミナルとを備
    え、 前記モールド本体の内壁面には、樹脂の射出成形時のコ
    ールドスラグにより形成されたコールドスラグ溜まり部
    が前記ロータ側に突出して設けられたモールドモータ。
  4. 【請求項4】 ステータと、このステータの内部に回転
    可能に設けられたロータと、前記ステータを覆い樹脂成
    形されたモールド本体とを備えたモールドモータであっ
    て、 前記ステータは、薄い鋼板を複数枚積層したステータコ
    アと、このステータコアに巻回されたステータコイル
    と、前記ステータコアに嵌着され、前記ステータコイル
    とステータコアとの間を絶縁する第1のガイドおよび第
    2のガイドと、この第2のガイドに固定されているとと
    もに前記ステータコイルに接続されたターミナルとを備
    え、 嵌着体が嵌着される前記モータ本体の被嵌着部の受け面
    には、複数個の突起が形成されたモールドモータ。
  5. 【請求項5】 ステータと、このステータの内部に回転
    可能に設けられたロータと、前記ステータを覆い樹脂成
    形されたモールド本体とを備えたモールドモータであっ
    て、 前記ステータは、薄い鋼板を複数枚積層したステータコ
    アと、このステータコアに巻回されたステータコイル
    と、前記ステータコアに嵌着され、前記ステータコイル
    とステータコアとの間を絶縁する第1のガイドおよび第
    2のガイドと、この第2のガイドに固定されているとと
    もに前記ステータコイルに接続されたターミナルとを備
    え、 嵌着体の円柱形状のボス部が嵌入される前記モータ本体
    の穴部の内周面は多角形であるモールドモータ。
  6. 【請求項6】 第1のガイドおよび第2のガイドの少な
    くとも一方の半径方向内側に、ステータコアとロータと
    の空隙部に樹脂が侵入するのを防止したシール部が形成
    された請求項1,3,4,5の何れかに記載のモールド
    モータ。
  7. 【請求項7】 モールド本体の内壁面には、樹脂の射出
    成形時のコールドスラグにより形成されたコールドスラ
    グ溜まり部がロータ側に突出して設けられた請求項1,
    2,4,5,6の何れかに記載のモールドモータ。
  8. 【請求項8】 嵌着体が嵌着されるモータ本体の被嵌着
    部の受け面には、複数個の突起が形成された請求項1,
    2,3,5,6,7の何れかに記載のモールドモータ。
  9. 【請求項9】 嵌着体の円柱形状のボス部が嵌入される
    モータ本体の穴部の内周面は多角形である請求項1,
    2,3,4,6,7,8の何れかに記載のモールドモー
    タ。
  10. 【請求項10】 第1のガイド、第2のガイドおよびス
    テータコアはインサートモールド成形により一体成形さ
    れた請求項1ないし請求項9の何れかに記載のモールド
    モータ。
  11. 【請求項11】 第2のガイドおよびターミナルはイン
    サートモールド成形により一体成形された請求項1ない
    し請求項9の何れかに記載のモールドモータ。
  12. 【請求項12】 第1のガイド、第2のガイド、ステー
    タコアおよびターミナルはインサートモールド成形によ
    り一体成形された請求項1ないし請求項9の何れかに記
    載のモールドモータ。
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