JPH0419967Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419967Y2 JPH0419967Y2 JP3067284U JP3067284U JPH0419967Y2 JP H0419967 Y2 JPH0419967 Y2 JP H0419967Y2 JP 3067284 U JP3067284 U JP 3067284U JP 3067284 U JP3067284 U JP 3067284U JP H0419967 Y2 JPH0419967 Y2 JP H0419967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- wire fixing
- magnetic poles
- electric motor
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は電動機、特に固定子巻線のリード線を
固定子に固定する機構を有する偏平型電動機に関
するものである。
固定子に固定する機構を有する偏平型電動機に関
するものである。
（従来の技術）
第１図ａ，ｂは従来の電動機の断面図を示し、
此の種電動機では固定子鉄芯１に放射状に複数個
の磁極１−２が内側に向けて配設され、この磁極
の回転子対向側先端部１−３で円筒形の円周面が
形成されている。又磁極には固定子巻線２が巻回
され、その端末はリード線３と接続され、この接
続部４は絶縁されて固定子巻線２の外側に糸等で
固定されている。５，５はエンドブラケツト、
６，６は軸受、７は回転子軸、８は回転子であ
る。
此の種電動機では固定子鉄芯１に放射状に複数個
の磁極１−２が内側に向けて配設され、この磁極
の回転子対向側先端部１−３で円筒形の円周面が
形成されている。又磁極には固定子巻線２が巻回
され、その端末はリード線３と接続され、この接
続部４は絶縁されて固定子巻線２の外側に糸等で
固定されている。５，５はエンドブラケツト、
６，６は軸受、７は回転子軸、８は回転子であ
る。
この第１図ａ、ｂに示した電動機ではリード線
３を介して巻線に流れる電流で、回転子８の外周
に沿つて回転する磁力が発生し、この磁力に依つ
て回転子が回転して電動機として作動する。
３を介して巻線に流れる電流で、回転子８の外周
に沿つて回転する磁力が発生し、この磁力に依つ
て回転子が回転して電動機として作動する。
然しながら最近電動機を使用する応用機器の形
状を極めて薄く形成する要求が増加し、これに応
ずる為に電動機を軸方向に極度に短くする必要が
生じている。第１図ａ、ｂに示す従来の電動機の
軸方向長さを構成する要素はエンドブラケツト
５，５の軸方向の長さＡ，Ａと固定子鉄芯１の長
さＢであり、Ｂは電動機出力と関係が有り、Ａは
出力と無関係に構造的に定まる寸法で固定子巻線
２のコイルエンドの高さＣとリード線３の接続部
４との高さと更にエンドブラケツトとの絶縁空間
Ｉとで構成され特にリード線３の接続部４の高さ
がＡの長さの短縮を阻害している。
状を極めて薄く形成する要求が増加し、これに応
ずる為に電動機を軸方向に極度に短くする必要が
生じている。第１図ａ、ｂに示す従来の電動機の
軸方向長さを構成する要素はエンドブラケツト
５，５の軸方向の長さＡ，Ａと固定子鉄芯１の長
さＢであり、Ｂは電動機出力と関係が有り、Ａは
出力と無関係に構造的に定まる寸法で固定子巻線
２のコイルエンドの高さＣとリード線３の接続部
４との高さと更にエンドブラケツトとの絶縁空間
Ｉとで構成され特にリード線３の接続部４の高さ
がＡの長さの短縮を阻害している。
本考案の目的は上記のような従来の電動機の問
題点を解決し軸方向長さの短い電動機を提供する
にある。
題点を解決し軸方向長さの短い電動機を提供する
にある。
（課題を解決するための手段）
本考案のリード線固定機構を有する電動機は円
環状ヨークの内側に夫々巻線を巻装した複数の磁
極を放射状に植設した固定子及び回転子を有する
電動機において、少なくとも１個の上記磁極の上
記回転子外周面に対向する端面に円周方向に延び
る溝を形成し、前記磁極と隣接する磁極との空間
に夫々リード線固定ブロツクを位置せしめ、この
リード線固定ブロツクの内側端部を繋いだ連結部
を前記溝に係合し、前記リード線固定ブロツクの
外側端部を円環状ヨーク部に固定し、前記リード
線固定ブロツクに軸方向に延びるリード線係止孔
を設け、このリード線係止孔にリード線を係止す
るようにしたことを特徴とする。
環状ヨークの内側に夫々巻線を巻装した複数の磁
極を放射状に植設した固定子及び回転子を有する
電動機において、少なくとも１個の上記磁極の上
記回転子外周面に対向する端面に円周方向に延び
る溝を形成し、前記磁極と隣接する磁極との空間
に夫々リード線固定ブロツクを位置せしめ、この
リード線固定ブロツクの内側端部を繋いだ連結部
を前記溝に係合し、前記リード線固定ブロツクの
外側端部を円環状ヨーク部に固定し、前記リード
線固定ブロツクに軸方向に延びるリード線係止孔
を設け、このリード線係止孔にリード線を係止す
るようにしたことを特徴とする。
（実施例）
以下図面によつて本考案の実施例を説明する。
本考案に於いては第２図ａ〜ｃに示すように少
なくとも１個の磁極の先端部１−３の端面に合成
樹脂製の円弧状連結部１３が結合される溝１２を
円周方向に設ける。
なくとも１個の磁極の先端部１−３の端面に合成
樹脂製の円弧状連結部１３が結合される溝１２を
円周方向に設ける。
又第３図に示すように連結部１３の両端に半径
方向外方に延びる合成樹脂製固定ブロツク１４を
設け、このブロツク１４の外側端部に形成した孔
９を固定子鉄芯１の側面に被着した絶縁板１０よ
り突設したピン１１に係合し、且つブロツク１４
には複数の軸方向に延びる貫通した、又は貫通し
ないリード線係止孔１５を形成する。
方向外方に延びる合成樹脂製固定ブロツク１４を
設け、このブロツク１４の外側端部に形成した孔
９を固定子鉄芯１の側面に被着した絶縁板１０よ
り突設したピン１１に係合し、且つブロツク１４
には複数の軸方向に延びる貫通した、又は貫通し
ないリード線係止孔１５を形成する。
連結部１３の断面形状は固定子磁極の上記端面
に設けられた溝１２内に納まり、その端面が固定
子磁極の端面より内側に突出せず、且つ固定ブロ
ツク１４が第２図ａの正面図及び第２図ｂの背面
図に示すように隣接する固定子巻線２相互間に形
成される空間内に位置されるようにする。
に設けられた溝１２内に納まり、その端面が固定
子磁極の端面より内側に突出せず、且つ固定ブロ
ツク１４が第２図ａの正面図及び第２図ｂの背面
図に示すように隣接する固定子巻線２相互間に形
成される空間内に位置されるようにする。
固定ブロツク１４に設けた孔１５には第４図に
示すように固定子巻線２の端末を接続したリード
線３の先端接続部４を押し込み、固定ブロツク１
４の弾力でリード線３の接続部４を保持すると共
に絶縁する。
示すように固定子巻線２の端末を接続したリード
線３の先端接続部４を押し込み、固定ブロツク１
４の弾力でリード線３の接続部４を保持すると共
に絶縁する。
第５図は本考案の他の実施例を示し、この実施
例では磁極１−２の先端部１−３に溝１２を切削
により形成する変わりに磁極１−２の先端部１−
３を二分して軸方向に曲げて互いに分離し、その
分離した両端部間に溝２３が形成されるように
し、この溝２３内に前記連結部１３を挿入固定せ
しめたもので、その作用効果は前記実施例と同様
である。
例では磁極１−２の先端部１−３に溝１２を切削
により形成する変わりに磁極１−２の先端部１−
３を二分して軸方向に曲げて互いに分離し、その
分離した両端部間に溝２３が形成されるように
し、この溝２３内に前記連結部１３を挿入固定せ
しめたもので、その作用効果は前記実施例と同様
である。
（考案の効果）
上記のように本考案によればその軸方向の長さ
が短く且つリード線の固定が確実な電動機を容易
に得ることが出来る大きな利益が有る。
が短く且つリード線の固定が確実な電動機を容易
に得ることが出来る大きな利益が有る。
第１図ａ，ｂは従来の電動機の説明用縦断側面
図及び正面図、第２図ａ〜ｃは本考案の固定子鉄
芯の一部の説明用縦断正面図、背面図及び縦断側
面図、第３図は本考案の連結部及び固定ブロツク
の斜視図、第４図はその一部の断面図、第５図は
本考案の他の実施例に於ける固定子鉄芯の縦断側
面図である。 １……固定子鉄芯、１−２……磁極、１−３…
…先端部、２……固定子巻線、３……リード線、
４……接続部、５……エンドブラケツト、６……
軸受、７……回転子軸、８……回転子、９……
孔、１０……絶縁板、１１……ピン、１２……
溝、１３……連結部、１４……ブロツク、１５…
…リード線係止孔。
図及び正面図、第２図ａ〜ｃは本考案の固定子鉄
芯の一部の説明用縦断正面図、背面図及び縦断側
面図、第３図は本考案の連結部及び固定ブロツク
の斜視図、第４図はその一部の断面図、第５図は
本考案の他の実施例に於ける固定子鉄芯の縦断側
面図である。 １……固定子鉄芯、１−２……磁極、１−３…
…先端部、２……固定子巻線、３……リード線、
４……接続部、５……エンドブラケツト、６……
軸受、７……回転子軸、８……回転子、９……
孔、１０……絶縁板、１１……ピン、１２……
溝、１３……連結部、１４……ブロツク、１５…
…リード線係止孔。
Claims (1)
- 円環状ヨークの内側に夫々巻線を巻装した複数
の磁極を放射状に植設した固定子及び回転子を有
する電動機において、少なくとも１個の上記磁極
の上記回転子外周面に対向する端面に円周方向に
延びる溝を形成し、前記磁極と隣接する磁極との
空間に夫々リード線固定ブロツクを位置せしめ、
このリード線固定ブロツクの内側端部を繋いだ連
結部を前記溝に係合し、前記リード線固定ブロツ
クの外側端部を円環状ヨーク部に固定し、前記リ
ード線固定ブロツクに軸方向に延びるリード線係
止孔を設け、このリード線係止孔にリード線を係
止するようにしたことを特徴とするリード線固定
機構を有する電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3067284U JPS60144744U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | リ−ド線固定機構を有する電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3067284U JPS60144744U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | リ−ド線固定機構を有する電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60144744U JPS60144744U (ja) | 1985-09-26 |
| JPH0419967Y2 true JPH0419967Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=30530585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3067284U Granted JPS60144744U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | リ−ド線固定機構を有する電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60144744U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2726097B2 (ja) * | 1989-05-01 | 1998-03-11 | 愛三工業株式会社 | モータのステータコイル線の接続方法 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP3067284U patent/JPS60144744U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60144744U (ja) | 1985-09-26 |
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