JPH0357091Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0357091Y2 JPH0357091Y2 JP13080184U JP13080184U JPH0357091Y2 JP H0357091 Y2 JPH0357091 Y2 JP H0357091Y2 JP 13080184 U JP13080184 U JP 13080184U JP 13080184 U JP13080184 U JP 13080184U JP H0357091 Y2 JPH0357091 Y2 JP H0357091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- insulating frame
- binding thread
- wound
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical group [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、産業用、家電用等各種の分野に用い
られる小型電動機に関するものである。
られる小型電動機に関するものである。
従来例の構成とその問題点
第3図〜第5図は従来のハイブリツド型のステ
ツピングモータを示すものである。図において、
1は回転磁界を形成するステータで、ステータコ
ア2と、このステータコア2に合成樹脂よりなる
絶縁枠3を介して巻装されたステータ巻線4とに
より構成している。5はロータマグネツト6とロ
ータコア7より成る固定磁界を形成するロータ
で、ステータ1の内周面と所定の間隙を有して対
向するように回転軸8に取付けている。9は中央
部に軸受10を保持するための軸受保持部を有す
るブラケツトで、外周端部でステータ1を保持し
ている。11はステータ巻線4と接続される外部
リード線で、ステータ巻線4との接続部は絶縁チ
ユーブで保護され、リード線は結束糸12にてコ
イルエンドに固定されている。なお、絶縁枠3に
は、結束糸12を通すための溝13がステータコ
ア2の端面との間に形成されている。
ツピングモータを示すものである。図において、
1は回転磁界を形成するステータで、ステータコ
ア2と、このステータコア2に合成樹脂よりなる
絶縁枠3を介して巻装されたステータ巻線4とに
より構成している。5はロータマグネツト6とロ
ータコア7より成る固定磁界を形成するロータ
で、ステータ1の内周面と所定の間隙を有して対
向するように回転軸8に取付けている。9は中央
部に軸受10を保持するための軸受保持部を有す
るブラケツトで、外周端部でステータ1を保持し
ている。11はステータ巻線4と接続される外部
リード線で、ステータ巻線4との接続部は絶縁チ
ユーブで保護され、リード線は結束糸12にてコ
イルエンドに固定されている。なお、絶縁枠3に
は、結束糸12を通すための溝13がステータコ
ア2の端面との間に形成されている。
以上の構成において、結束糸12は絶縁枠3を
介して巻回され、絶縁枠3の内周面より結束糸1
2の径寸法dだけ内周側に突出することになり、
このため、第5図に示す如く絶縁枠3の内周とス
テータコア2の内周との間にかなりの余裕を持つ
たスペースtを必要とし、この結束ステータ巻線
4の巻線スペースTが制約を受け、狭い巻線スペ
ースTにステータ巻線4を多数巻回するため、コ
イルエンドが高くなり、結果的にモータの軸方向
寸法が長くなる欠点があつた。なお、結束糸12
は0.5〜0.8mm程度の径のものが一般に用いられ、
巻線スペースTが5mm程度の小型モータにおいて
は、結束糸12の存在も無視できないものであ
る。
介して巻回され、絶縁枠3の内周面より結束糸1
2の径寸法dだけ内周側に突出することになり、
このため、第5図に示す如く絶縁枠3の内周とス
テータコア2の内周との間にかなりの余裕を持つ
たスペースtを必要とし、この結束ステータ巻線
4の巻線スペースTが制約を受け、狭い巻線スペ
ースTにステータ巻線4を多数巻回するため、コ
イルエンドが高くなり、結果的にモータの軸方向
寸法が長くなる欠点があつた。なお、結束糸12
は0.5〜0.8mm程度の径のものが一般に用いられ、
巻線スペースTが5mm程度の小型モータにおいて
は、結束糸12の存在も無視できないものであ
る。
考案の目的
本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、巻線スペースを拡大し、コイルエンドの高
さを低くすることを目的とするものである。
ので、巻線スペースを拡大し、コイルエンドの高
さを低くすることを目的とするものである。
考案の構成
この目的を達成するため本考案は、結束糸が巻
かれる部分に位置する絶縁枠の内径部に結束糸を
収容するための凹部をステータコア端面側の溝に
連通して設け、結束糸が絶縁枠の内周面より突出
しないようにして、絶縁枠の内周面をステータコ
アの内周面に近づけ、巻線スペースの拡大を図つ
たものである。
かれる部分に位置する絶縁枠の内径部に結束糸を
収容するための凹部をステータコア端面側の溝に
連通して設け、結束糸が絶縁枠の内周面より突出
しないようにして、絶縁枠の内周面をステータコ
アの内周面に近づけ、巻線スペースの拡大を図つ
たものである。
実施例の説明
以下、本考案の実施例を第1図、第2図を参照
して説明する。なお、絶縁枠3の構成以外は従来
の構成と同一であり、その説明を省略する。図示
する如く、絶縁枠3の内径部の結束糸12が巻か
れる部分に位置する箇所には溝13に連通する凹
部14が設けられ、この凹部14に結束糸12が
絶縁枠3の内周面から突出しないように収容され
る。したがつて、絶縁枠3の内周とステータコア
2との間のスペースt′は、結束糸12の径寸法d
分だけ狭くすることができ、この結果、巻線スペ
ースT′は結束糸12の径寸法分だけ広くするこ
とができ、結果的にコイルエンドの高さを低くす
ることができる。
して説明する。なお、絶縁枠3の構成以外は従来
の構成と同一であり、その説明を省略する。図示
する如く、絶縁枠3の内径部の結束糸12が巻か
れる部分に位置する箇所には溝13に連通する凹
部14が設けられ、この凹部14に結束糸12が
絶縁枠3の内周面から突出しないように収容され
る。したがつて、絶縁枠3の内周とステータコア
2との間のスペースt′は、結束糸12の径寸法d
分だけ狭くすることができ、この結果、巻線スペ
ースT′は結束糸12の径寸法分だけ広くするこ
とができ、結果的にコイルエンドの高さを低くす
ることができる。
考案の効果
以上の説明から明らかなように本考案は、絶縁
枠の内径部に結束糸を収容するための凹部を設け
たので、結束糸の径寸法分だけ巻線スペースの拡
大を図ることができ、この結果、コイルエンド高
さを低くすることができる。また、凹部に結束糸
を収容するため、結束糸が位置決めされ、結束作
業性が向上するなど実用的価値の大なるものであ
る。
枠の内径部に結束糸を収容するための凹部を設け
たので、結束糸の径寸法分だけ巻線スペースの拡
大を図ることができ、この結果、コイルエンド高
さを低くすることができる。また、凹部に結束糸
を収容するため、結束糸が位置決めされ、結束作
業性が向上するなど実用的価値の大なるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例にかかる小型モータ
のステータ巻線部の要部の平面図、第2図aは同
絶縁枠の要部の平面図、bは同側面図、第3図は
従来の小型モータの断面図、第4図は同ステータ
巻線部の平面図、第5図は同要部の平面図であ
る。 1……ステータ、2……ステータコア、3……
絶縁枠、4……ステータ巻線、5……ロータ、1
1……外部リード線、12……結束糸、13……
溝、14……凹部。
のステータ巻線部の要部の平面図、第2図aは同
絶縁枠の要部の平面図、bは同側面図、第3図は
従来の小型モータの断面図、第4図は同ステータ
巻線部の平面図、第5図は同要部の平面図であ
る。 1……ステータ、2……ステータコア、3……
絶縁枠、4……ステータ巻線、5……ロータ、1
1……外部リード線、12……結束糸、13……
溝、14……凹部。
Claims (1)
- ステータコアに絶縁枠を介してステータ巻線が
巻装されたステータと、このステータの内周と所
定の間隙を有して対向するロータと、前記ステー
タ巻線に接続される外部リード線をコイルエンド
に固定するために前記絶縁枠のステータコア端面
側に設けられた溝を通り該絶縁枠を介して巻回さ
れる結束糸とを備え、前記結束糸が巻かれる部分
に位置する前記絶縁枠の内径部に結束糸を収容す
るための凹部を前記溝に連通して設けた小型モー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13080184U JPS6146859U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 小型モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13080184U JPS6146859U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 小型モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146859U JPS6146859U (ja) | 1986-03-28 |
JPH0357091Y2 true JPH0357091Y2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=30689396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13080184U Granted JPS6146859U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 小型モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146859U (ja) |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP13080184U patent/JPS6146859U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6146859U (ja) | 1986-03-28 |
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