JP3381850B2 - ハードデイスク用スピンドルモータ - Google Patents

ハードデイスク用スピンドルモータ

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JP3381850B2
JP3381850B2 JP7884392A JP7884392A JP3381850B2 JP 3381850 B2 JP3381850 B2 JP 3381850B2 JP 7884392 A JP7884392 A JP 7884392A JP 7884392 A JP7884392 A JP 7884392A JP 3381850 B2 JP3381850 B2 JP 3381850B2
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flange
stator core
hard disk
fixed
motor
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浩司 北川
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はモータに関し、例えばハ
ードデイスクドライブ装置のスピンドルモータに適用し
て好適なものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えばハードデイスクドライブ装
置のデイスクを回転駆動するようになされたモータとし
ては、ステータコアを固定するようになされたフランジ
上に配線基板を設けるようになされた構成のものが提案
されている(実開平 1-58278号公報)。 【0003】すなわち図3に示すように、モータ1はフ
ランジ3の平面中心部分に設けられた円筒形状の係合部
3Aの内周面にベアリング4及び5を介して回転軸6が
回転自在に係合されている。 【0004】回転軸6にはハブ8が圧入又は接着によつ
て固定され、当該ハブ8が回転軸6と一体に回転するよ
うになされている。また珪素鋼板等の金属板を積層して
なるステータコア10及び配線基板13がスペーサ11
を介して一体に固定され、フランジ3の係合部3Aに嵌
合された後、配線基板13がフランジ3の上側面3Bに
接着剤名とによつて固着されることにより、ステータコ
ア10がフランジ3に固定される。 【0005】またステータコア10においては表面に絶
縁性の樹脂層が形成され、さらに導電線が巻装されてコ
イル9を形成しており、回転ハブ8の内周面に固定され
た環状マグネツト12がステータコア10に対向するよ
うに構成されていることによつて磁気回路が形成され、
コイル9に駆動電流を通電することにより、ハブを回転
駆動するようになされている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ここでフランジ3の上
側面3Bに固着された配線基板13においては、入力端
にリード線14がはんだ等によつて接続され、当該リー
ド線14はフランジ3に穿設された貫通孔3Cを介して
外部に設けられた駆動電源(図示せず)に接続されてい
る。 【0007】従つて配線基板13はリード線14を介し
て駆動電源から駆動電流を入力すると共に、当該駆動電
流を出力端に接続された導電線端9Aを介してコイル9
に供給するようになされている。 【0008】ところでハードデイスク駆動用のモータ1
においては、当該ハードデイスクを搭載するようになさ
れたハブ8側をモータ1の外部(すなわち固定部材3の
下側面側)に対して密封することにより、ハードデイス
ク上に異物等が付着しないようにすると同時に、コイル
部からの有毒ガスの発生を抑えることをできると考えら
れる。 【0009】このような方法として、例えば配線基板1
3をフランジ3上に接着する際に当該接着層を確実に形
成したり、さらには当該配線基板13及びフランジ3間
に所定のシール剤を介挿する等して、フランジ3に設け
られた貫通孔3Cがモータ内部に連通することを回避す
るようになされている。 【0010】ところがこのような方法によると、一段と
製造工程が煩雑化する問題があり、解決策としては未だ
不十分であつた。 【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と確実にデイスク装着部をモータ外部から密封
し得るモータを提案しようとするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、フランジ形状のステータ部材21
にコイルを巻回したステータコア23とコネクタ接点を
有する配線基板とを固定してなるハードデイスク用スピ
ンドルモータ20において、ステータ部材21を樹脂材
料によつて成型すると共に、ステータ部材21の成型加
工時においてステータコア23及び配線基板を樹脂材料
によつてステータ部材21に一体に固定し、上記コネク
タ接点対応部には貫通孔21Aを形成するようにする。 【0013】 【作用】ステータ部材21を樹脂材料によつて成型する
と共に、当該成型加工時においてステータ部材21上に
固定するステータコア23を、ステータ部材21を形成
する樹脂材料によつて覆うように固定することにより、
ステータ部材21及びステータコア23間を樹脂層によ
つて密着させることができる。従つてステータ部材21
に設けられた貫通孔21A及びモータ20の内部は連通
しない。 【0014】 【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。 【0015】図1において20は全体としてハードデイ
スクドライブ装置のデイスク駆動用のモータを示し、樹
脂部材でなるフランジ21上に例えば珪素鋼板等を積層
してなるステータコア23が当該フランジ21と一体に
固定されている。 【0016】このステータコア23には、図2に示すよ
うに半径方向外周側へ突出するように40°間隔で9個の
突極23Aが形成されており、当該突極23Aの表面に
は例えばエポキシ樹脂でなる絶縁層が形成され、さらに
コイル24が巻装されている。 【0017】このステータコア23はフランジ21を樹
脂成形する際に当該ステータコア23を、フランジ21
を形成する樹脂材料で覆うように固定することにより、
フランジ21と一体に固定されている。従つてフランジ
21及びステータコア23間にはフランジ21を形成す
る樹脂層が隙間なく形成されると共に、ステータコア2
3の周囲にも当該樹脂層が形成される。 【0018】また当該フランジ21の一部には、ステー
タコア23の下側面に設けられた配線基板(図示せず)
に連通する貫通孔21A(図1)が形成されており、当
該貫通孔21Aに弾性コネクタ22を圧入することによ
り、当該弾性コネクタ22を介して外部から配線基板に
対して所定の信号を入力し得るようになされている。 【0019】また当該フランジ21の平面中心部分には
固定軸26が植立固定されており、当該固定軸26には
ベアリング27A及び27Bを介してハブ28が回転自
在に枢支されている。このハブ28にはロータケース2
9が例えばかしめ等の手法を用いて固定されており、当
該ロータケース29の内周面に環状のロータマグネツト
31がステータコア23に微細な間隙を隔てた位置に固
着されている。またハブ28の外周面にはハードデイス
ク32が嵌合固定されている。 【0020】かくしてステータコア23に巻装されたコ
イル24に駆動電流を通電することにより、ハブ28を
回転駆動することができ、これにより当該ハブ28に嵌
合固定されているハードデイスクを回転させることがで
きる。 【0021】以上の構成において、モータ20はフラン
ジ21を樹脂にて成型する際にコイル24が巻装された
ステータコア23を同時にモールドする(すなわちフラ
ンジ21を形成する樹脂材料によつてステータコア21
を覆うように固定する)ことにより、ステータコア23
の突極23A間にも当該フランジ21を形成する樹脂層
が形成されると共に、フランジ21及びステータコア2
3間は当該フランジ21を形成する樹脂によつて遮蔽さ
れる。 【0022】従つてハードデイスク32を固定したハブ
28側の空間は、フランジ21の貫通孔21Aが形成さ
れた下側面21B側の空間に対して遮蔽された状態とな
る。この結果ハードデイスク31側を所定の密閉筺体内
に搭載した際にモータ20の貫通孔21Aを介して外部
(すなわちフランジ21の下側面21B側の空間)から
の異物がハードデイスク31側の空間に入り込むことを
回避することができる。 【0023】またフランジ21を成型加工する際にステ
ータコア23をフランジ21の樹脂によつて一体に固定
するようにしたことにより、モータ20全体としての剛
性を均一に高めることができると共に、ステータコア2
3をフランジ21に固定する方法としてのねじ等の部品
を用いることなく当該ステータコア23をフランジ21
に固定することができ、この分構成を簡略化することが
できる。 【0024】以上の構成によれば、ステータコア23を
フランジ21を成型する際に一体にモールドして固定す
るようにしたことにより一段と密閉性を向上し得ると共
に剛性を高めることができる。 【0025】因にフランジ21を樹脂部材によつて成型
したことにより、弾性コネクタ22を圧入する貫通孔2
1Aにバリ等が生じないようにすることができる。従つ
て弾性コネクタ22にスリーブ等の保護部材を装着する
ことなく、当該弾性コネクタ22を貫通孔21A内に圧
入することができる。 【0026】また接着剤等を用いることなくハードデイ
スク31側の空間をフランジ21の下側面21B側の空
間から遮蔽することができることにより、当該接着剤か
ら発生するガス等、接着剤を用いることによる弊害を回
避することができる。 【0027】なお上述の実施例においては、本発明をハ
ードデイスクドライブ装置のスピンドルモータに適用し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の
種々のモータに広く適用することができる。 【0028】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、ステータ
コアを固定するようになされたフランジ形状のステータ
部材を樹脂材料によつて成型し、当該成型工程において
ステータコアを同時に、ステータ部材を形成する樹脂材
料によつて覆うように固定することにより、モータ内部
をフランジ形状のステータ部材に形成された貫通孔側の
外部から遮断することができると共に、コイル部からの
有毒ガスの発生を抑えることができ、さらに当該モータ
の剛性を高めて共振周波数を均一に高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるモータの一実施例を示す断面図で
ある。 【図2】本発明によるモータの部分的断面図である。 【図3】従来のモータを示す断面図である。 【符号の説明】 1、20……モータ、3、21……フランジ、21A…
…貫通孔、22……弾性コネクタ、10、23……ステ
ータコア、9、24……コイル、28……ハブ、29…
…ロータケース、31……環状マグネツト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 21/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】フランジ形状のステータ部材にコイルを巻
    回したステータコアとコネクタ接点を有する配線基板と
    を固定してなるハードデイスク用スピンドルモータにお
    いて、 上記ステータ部材を樹脂材料によつて成型すると共に、
    上記ステータ部材の成型加工時において上記ステータコ
    及び上記配線基板を上記樹脂材料によつて上記ステー
    タ部材に一体に固定し、上記コネクタ接点対応部には貫
    通孔を形成するようにしたことを特徴とするハードデイ
    スク用スピンドルモータ。
JP7884392A 1992-02-29 1992-02-29 ハードデイスク用スピンドルモータ Expired - Lifetime JP3381850B2 (ja)

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