JPH0717269Y2 - コアレスモ−タ用ステ−タ - Google Patents

コアレスモ−タ用ステ−タ

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JPH0717269Y2
JPH0717269Y2 JP1986086628U JP8662886U JPH0717269Y2 JP H0717269 Y2 JPH0717269 Y2 JP H0717269Y2 JP 1986086628 U JP1986086628 U JP 1986086628U JP 8662886 U JP8662886 U JP 8662886U JP H0717269 Y2 JPH0717269 Y2 JP H0717269Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
stator
molding
bendable
coreless motor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986086628U
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English (en)
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JPS6315167U (ja
Inventor
尚史 崎村
誠一 成島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Brushless Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばビデオテープレコーダのごとく回転磁
気ヘッド装置用のシリンダを直接回転駆動するのに用い
るコアレスモータ用ステータに係り、特に薄型,高信頼
性,組み立て作業性を高くするのに好適な構造に関す
る。
〔従来の技術〕
モールド一体形ステータは例えば実開昭60−89775号に
記載のように固定子コイル端末をステータ内で引廻して
中断基板に結線を行っているため配線処理や作業性が良
くなかった。そこで配線処理の信頼性および作業性を向
上させるため、固定子コイルを配線パターンの施こして
ある曲げ自在な配線基板上に接着し結線したものをモー
ルドで一体成形を行った。しかし配線基板のはがれに対
して配慮されていなかった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、曲げ自在な配線基板のモールド成形後
の固定子コイルおよび支持構体との取り付け強度およ
び、配線基板の使用方法に対する信頼性に対して配慮が
されておらず、湿度等の外部からの影響が曲げ自在な配
線基板端面よりステータ内部におよぶ場合が有り、配線
基板の取り付け強度が弱くなりはがれやすくなる問題点
がある。また曲げ自在配線基板の引き出し部に曲げの力
が加わった場合パターン断線が基板切断がおこる場合も
ある。
本考案の目的は、曲げ自在な配線基板のはがれ断線,切
断をなくすことにより、モールド一体型ステータの信頼
性かつ取り扱い性を向上させることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、複数の固定子コイル間の結線を、曲げ自在
な配線基板を介して行なった後、モールド成形により支
持構体と一体成形を行なうのと同じに、曲げ自在な配線
基板の外形を覆う様、成形によるリブを設け、また同基
板の引き出し部も成形により固定はり出し部を設けるこ
とによって達成される。
〔作用〕
モールド成形により、支持構体と同じ曲げ自在な配線基
板外形に設けたリブは、基板端面をつつみ込む様になっ
ているため、外部の影響が基板端面よりコイル,モール
ドの内部におよぶことがなく、また曲げ自在な配線基板
の端面からのはがれも発生しなくなる。
曲げ自在な配線基板の引き出し部も、モールド成形によ
り基板裏表をはさみ込む様に固定するので、ひきはがし
に対する影響はなくなる。また基板引き出し部モールド
を基板の裏と表で寸法を変えた形状にすることにより、
基板ひき出し部にかかる曲げの力を一点に集中させない
ように出来るため、パターン断線,基板切断がなくな
る。
〔実施例〕
以下、本考案をVTR用シリンダの駆動用コアレスモータ
に適用した実施例に基づき説明する。
先ず第1図によりVTRシリンダモータについて説明す
る。本シリンダモータは偏平3相直流ブラシレスモータ
を下シリンダ下部に直結した構造でその回転子マグネッ
ト磁極を下向き、かつ固定子をこれに対向させて最下部
に取り付けた構造である。回転軸1上の下側軸受2の下
部には、モータの回転子マグネット3を、その磁極面を
下シリンダ4と反対向する向きに回転子ヨーク5及び回
転子ボス6を介して固定してある。回転子マグネット3
の磁極面に対向し、その下側に所定のクリアランスを保
ってステータ7が、下シリンダ4に固定される。また回
転子ボス6には、回転子マグネット3との間にステータ
7をはさみ、所定のクリアランスを保つ様に、回転ヨー
ク8が固定される。FGマグネット9は、回転子ヨーク5
に回転子マグネット3とは反対側に、その磁極面が下シ
リンダ4側になるように固定してある。FG基板10は、下
シリンダ4にパターン面がFGマグネット9に対向する様
に固定してある。ここでステータ7に通電すると、回転
子マグネット3が回転し、これによって回転軸1を介し
て上シリンダ11が直接回転駆動される。
次にステータ7の詳細について説明する。ステータ7は
第2図に示す様に、配線用パターン導体を施してある配
線基板14上に6個の固定子コイル12を円状に配置し、コ
イル端末を配線基板14を介し結線した後、モールドで成
形し、支持構体18と一体構造となっている。
固定子コイル12が結線された配線基板14の、支持構体18
の中に位置する部分の外周にモールド成形により、リブ
19を設けてある。このリブ19と支持構体18によって、配
線基板14の端面はつつみ込まれた様になっている。その
ため外部からの影響が配線基板14の端面へおよばないた
め、配線基板14の固定子コイル12および支持構体18から
のはがれは発生しなくなる。また本実施例のモータの場
合、リブ19が、回転ヨーク8の側面カバーの役目も兼ね
ており、モータ組込み時、回転ヨーク8が他の部品に接
触しない様にしている。
配線基板14の支持構体18からの引き出し部20を上下から
はさみ込む様にモールド成形により、固定用はり出し部
21a,21bを設けておく。これにより引き出し部20にひき
はがす様な力が加った場合でも配線基板14の支持構体か
らのはがれは発生しない。また、モータ組込み時、引き
出し部20が回転ヨーク8やセットのメカニズムに接触し
ない様にもしている。また引き出し部20の上下の、固定
用はり出し部21a,21bの引き出し方向の寸法を変えるこ
とにより、引き出し部20にかかる曲げの力の集中する場
所を、上に曲げた時と下に曲げた時で変えるこおが出き
るため、パターン断線,基板切断が大巾に少なくなる。
第3図は、モールド成形前の固定子コイル12と配線基板
14のアセンブリを示す。支持構体18の内側に位置する配
線基板14の外周の一部にへこみ22を設けることにより、
リブ19の部分にモールドを流れこみやすくし、成形をし
やすくする。
〔考案の効果〕
本考案によれば、支持構体内に位置する、曲げ自在な配
線基板の外形および引き出し部は、リブ等でおおわれて
いるため、基板がはがれる不良がなくなり、また温度サ
イクル,湿度放置等の試験に対しても、基板端部から固
定子コイル,モールド等内部におよぼす影響も少なくな
り、信頼性が大巾に向上した。
また曲げ自在な配線基板の引き出し部も、曲げの力が基
板の一点に集中しないような固定にしているため、モー
タ組み立て時、セット組み込み時などに基板引き出し部
が切断される事故がなくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のステータ使用のシリンダの実施例の断
面図、第2図(a)は本発明のステータ平面図、第2図
(b)はその断面図、第3図はモールド成形前の固定子
コイルと配線基板のアセンブリ平面図である。 12……固定子コイル 14……配線基板 19……リブ 20……引き出し部 21……固定用はり出し部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子マグネットに対向し、円状に配置さ
    れた複数の固定子コイルと、 前記固定子コイル間の結線を行なう曲げ自在な配線基板
    と、 前記固定子コイルと前記配線基板を支持する支持構体と
    をモールド成形により一体化した構造のコアレスモータ
    用ステータにおいて、 上記支持構体内に位置する上記曲げ自在な配線基板の外
    周のリブと、 上記曲げ自在な配線基板に引き出し部と、 該引き出し部をはさみ込む固定はり出し部を前記支持構
    体に設け、 前記引き出し部をはさみ込む前記固定はり出し部の表と
    裏で引き出し方向の寸法が異なることを特徴とするコア
    レスモータ用ステータ。
JP1986086628U 1986-06-09 1986-06-09 コアレスモ−タ用ステ−タ Expired - Lifetime JPH0717269Y2 (ja)

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JP1986086628U JPH0717269Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09 コアレスモ−タ用ステ−タ

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JPS6315167U JPS6315167U (ja) 1988-02-01
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120960U (ja) * 1984-01-24 1985-08-15 株式会社吉野工業所 液体吐出容器
JPH086764Y2 (ja) * 1989-08-15 1996-02-28 株式会社吉野工業所 液体噴出容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589564A (ja) * 1981-07-07 1983-01-19 Mitsubishi Electric Corp トランジスタモ−タの製造方法

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JPS6315167U (ja) 1988-02-01

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