JP2682096B2 - 無刷子電動機 - Google Patents

無刷子電動機

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和也 安藤
雅春 宮川
裕司 土肥
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用エアコン等の送風ファン駆動源とし
て用いられる無刷子電動機に関するものである。
従来の技術 近年、家庭用エアコン等の空調機器において、室内側
熱交換器の送風駆動源として直流無刷子電動機が採用さ
れつつある。一方において、単相誘導電動機をSCR制御
する格安な方法も採用されており、直流無刷子電動機に
対して、高効率、低騒音、制御性の良さに加えて価格低
減の要望が大きくなっている。
従来の無刷子電動機は、特願昭60−90053号公報にあ
げられるような構造である。
以下、図面に基づき従来の無刷子電動機について説明
する。
第5図,第6図は特願昭60−90053号公報の無刷子電
動機の縦断面図である。
固定子鉄心1に施された絶縁層2に巻線3が施されプ
リント基板4上のセンサ6は、センサ固定台17によりプ
リント基板4面上より所定の位置に取付けられて固定子
鉄心1,巻線3等と共に熱硬化性樹脂によりモールドされ
て固定子7を形成し、軸受装置12は固定子7を挟み込む
ようにしてリベット13にて固定子に設けられた貫通穴18
を通し固定されている。また、リード線群20はリード線
を保護し、かつ樹脂漏れを防止する構造となったリード
ブッシュ21にて挟み込まれている。
一方、回転子は軸19に固定された回転子鉄心9及び永
久磁石14によって構成され、前記永久磁石端部14aの磁
束をセンサ6が感知して無刷子電動機を構成している。
発明が解決しようとする課題 以上のような構成によると、リード線群はリードブッ
シュを介して固定子より外部へ取出すことになり、モー
ルド時のリード線傷の発生、リードブッシュのような補
助部品が必要であり、またリード線長さや色違い等によ
って保有すべき固定子の種類が増大する。
課題を解決するための手段 本発明は前記従来例の問題点を解決する為、駆動回路
部品を実装したプリント基板を巻線を施した固定子鉄心
と共に樹脂モールドにより一体的に成形固化してなる固
定子を備え、この固定子には前記プリント基板と樹脂に
より構成された固定子外周より外側へ突出する突出部を
形成し、この突出部の樹脂部にはリード線,コンデンサ
等の部品の実装箇所に凹部を設けるものである。
作用 以上の構成によれば、モールド終了後、突出部に位置
するプリント基板にリード線の接続及びノイズ防止用の
アルミ電解コンデンサ等をはんだ付けすることができ、
電気仕様が同じであれば固定子の共用ができ、またリー
ド線のモールド時の傷が防げるだけでなく耐熱ランクの
低いリード線の使用が可能となる。また、リードブッシ
ュが不用となり、かつ圧力に弱いアルミ電解コンデンサ
も樹脂に封入することもなく使用できる。
また、突出部を構成する樹脂部の凹部により部品の位
置決めができ、実装が容易になるだけでなく、実装後の
外圧力より部品を保護できる。さらに、部品実装箇所の
凹部を除いては、プリント基板の突出部の部品実装面側
は樹脂で覆われているため、プリント基板を外力より保
護することもできる。
実施例 以下、本発明による無刷子電動機の実施例を図面に基
づき説明する。
第1図は本発明の無刷子電動機の縦半断面図である。
プリント基板4は図の位置に固定子鉄心1及び巻線3と
共に絶縁性を有する熱硬化性樹脂によって一体的に成形
固化され、固定子7を構成している。固定子7の内周部
の基板上にホール素子6が配設されており、磁気感知面
部8には、熱硬化性樹脂が極めて薄くモールドされて回
転子鉄心9の端面部に固定されたセンサ磁石10が磁気感
知面部9に対向して構成される。また、固定子7のさら
に内径部には軸受装置用ハウジング部11を形成してお
り、軸受装置12aが挿入固定されており、他方の軸受装
置12bは固定子7の端面部に当接して取り付けられ、リ
ベット13により固定されている。この時リベットの頭部
13aには固定子7の端面部に直接当接して取り付けられ
る。
一方、駆動用磁石14は回転子鉄心9の外径に固定され
ている。さらに、固定子7の端面部に軸受装置ハウジン
グ部11と同心の円柱部15が固定子7の端面部に当接して
固定される軸受装置12bの軸受装置支持部12cと同じ外径
寸法に形成されており、防振ゴム16が取り付けられてい
る。さらに、プリント基板4には固定子7の外周に突出
したリード線取り付け用突起4bを有し、樹脂成形後にリ
ード線20とアルミ電解コンデンサ21がはんだ付けされて
いる。
第2図は前記固定子鉄心1に巻線3が施された固定子
巻線とプリント基板4に部品を実装した組立状態図であ
る。第2図において、複数のスロットを有する環状の固
定子鉄心1に鉄心絶縁2を介して巻線3が巻装されてい
る。一方、プリント基板4はその外周に巻線端巻付け用
突起4aや、リード線取り付け用突起4bや切欠部4c,4dを
設け中央部に丸穴を有する長円形に近い形に形成されて
あり、駆動回路を構成する電子部品が実装してある。
第3図に固定子の正面図を示す。突出部7aは図に表し
た如く固定子7の外周より外側に突出するように設けら
れている。
第4図は突出部7aの詳細図を示す。
第4図(a)に突出部7aの部品実装面より見た図、 第4図(b)に第4図(a)の左側面図、第4図
(c)に第4図(a)の底面図を示す。突出部7aは固定
子7に内蔵されているプリント基板4の突起4bと樹脂に
て構成されている。樹脂の肉厚は略5mm程度とし突出部7
aを構成する樹脂部にはアルミ電解コンデンサ用凹部7b
とリード線用凹部7cを有している。
なお、第4図(c)においては、4eはプリント基板4
に設けた銅箔、4fは接続用ランドである。
発明の効果 以上説明した如く、本発明の構成とすることにより、
リードブッシュが不要となり、また耐熱ランクの低いリ
ード線の採用、アルミ電解コンデンサの標準品の使用に
より価格が低減されると共に、樹脂成形時のリード線部
の傷、アルミ電解コンデンサの損傷等もなくなり、かつ
リード線の色、長さ違いによる固定子完成状態での機種
増大を防止できる。また、リード線アルミ電解コンデン
サを凹部に挿入することで実装後の外圧力より保護でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内転形無刷子電動機の縦半断面
図、第2図は固定子巻線組立状態の分解斜視図、第3図
は本発明による固定子の正面図、第4図は本発明による
固定子突出部の詳細図、第5図は従来の内転形無刷子電
動機の縦断面図、第6図は同正面図である。 1……固定子鉄心、2……鉄心絶縁、3……巻線、4…
…プリント基板、7……固定子、7a……突出部、20……
リード線、21……コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−162380(JP,U) 実開 昭57−118674(JP,U) 実開 昭59−53684(JP,U) 実開 昭60−86082(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子鉄心と、巻線と、駆動回路用部品を
    実装したプリント基板とを電気絶縁性を有する樹脂にて
    一体的に成形固化してなる固定子を備え、この固定子に
    は外周に少なくとも1ヶ所以上の前記プリント基板と樹
    脂とにより構成された突出部を形成し、この突出部を構
    成する樹脂部には実装すべき部品と略同形状の凹部を形
    成し、かつ突出部に位置するプリント基板にリード線を
    接続してなる無刷子電動機。
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