JP2643191B2 - 無刷子電動機の固定子 - Google Patents
無刷子電動機の固定子Info
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- JP2643191B2 JP2643191B2 JP62263427A JP26342787A JP2643191B2 JP 2643191 B2 JP2643191 B2 JP 2643191B2 JP 62263427 A JP62263427 A JP 62263427A JP 26342787 A JP26342787 A JP 26342787A JP 2643191 B2 JP2643191 B2 JP 2643191B2
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- JP
- Japan
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- stator
- circuit board
- printed circuit
- brushless motor
- exposed
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用エアコン等の送風ファン駆動源として
用いられる無刷子電動機に関するものである。
用いられる無刷子電動機に関するものである。
従来の技術 近年、家庭用エアコン等空調機器においては、室内側
熱交換器の送風駆動源として直流無刷子電動機が採用さ
れているが、一方単相誘導電動機もサイリスタ制御する
格安な方法として採用されており、直流無刷子電動機に
対し、高効率に加え、価格低減の要望が大きくなってい
る。
熱交換器の送風駆動源として直流無刷子電動機が採用さ
れているが、一方単相誘導電動機もサイリスタ制御する
格安な方法として採用されており、直流無刷子電動機に
対し、高効率に加え、価格低減の要望が大きくなってい
る。
従来の無刷子電動機は、特願昭60−90053号にあげら
れるような構造であった。
れるような構造であった。
以下、図面に基づき従来の無刷子電動機について説明
する。
する。
第4図は従来の無刷子電動機の縦断面図である。鉄心
1の継鉄部に絶縁層を介して巻線2が巻装され、プリン
ト基板3等が熱硬化性樹脂で一体的にモールドされ、外
郭が形成されて固定子4を形成している。そして軸受5
により軸6が支承されると共に永久磁石回転子7とによ
って無刷子電動機が構成されている。
1の継鉄部に絶縁層を介して巻線2が巻装され、プリン
ト基板3等が熱硬化性樹脂で一体的にモールドされ、外
郭が形成されて固定子4を形成している。そして軸受5
により軸6が支承されると共に永久磁石回転子7とによ
って無刷子電動機が構成されている。
第5図は従来例のプリント基板3の斜視図であり、プ
リント基板3からはリード線8が口出しブッシュ9を介
して引き出される。
リント基板3からはリード線8が口出しブッシュ9を介
して引き出される。
一方、プリント基板3上に装着される駆動回路用部品
は第5図のように配置されており、例えば、電解コンデ
ンサ10等の部品は、リード部を樹脂封止すると共に電解
コンデンサ本体部をプリント基板3に接着固定し、一体
モールド時の樹脂流動圧に耐えるようにしている。な
お、第5図において、8はリード線、9は口出しブッシ
ュである。
は第5図のように配置されており、例えば、電解コンデ
ンサ10等の部品は、リード部を樹脂封止すると共に電解
コンデンサ本体部をプリント基板3に接着固定し、一体
モールド時の樹脂流動圧に耐えるようにしている。な
お、第5図において、8はリード線、9は口出しブッシ
ュである。
発明が解決しようとする問題点 以上のような構成にすると、口出しブッシュ9とリー
ド線8は樹脂モールドで一体成形する際の温度に耐える
耐熱グレードの高いものを使用する必要がある。
ド線8は樹脂モールドで一体成形する際の温度に耐える
耐熱グレードの高いものを使用する必要がある。
さらに、一体モールド時の樹脂流動圧に耐える為に施
す接着等の費用,工数は膨大なものである。
す接着等の費用,工数は膨大なものである。
問題点を解決するための手段 本発明は前記従来例の問題点を解決する為に次の様な
手段を講ずる。すなわち、複数のスロットを有する環状
の固定子鉄心の歯部に絶縁層を介して巻線を施した固定
子鉄心と、電子部品を装着したプリント基板とを熱硬化
性樹脂で一体的に成形固化した固定子の外径側に前記プ
リント基板の一部を露出させるとともに、このプリント
基板露出部の縁にそって熱硬化性樹脂で壁を形成し、前
記固定子外径側に露出させるものである。
手段を講ずる。すなわち、複数のスロットを有する環状
の固定子鉄心の歯部に絶縁層を介して巻線を施した固定
子鉄心と、電子部品を装着したプリント基板とを熱硬化
性樹脂で一体的に成形固化した固定子の外径側に前記プ
リント基板の一部を露出させるとともに、このプリント
基板露出部の縁にそって熱硬化性樹脂で壁を形成し、前
記固定子外径側に露出させるものである。
作用 以上の構成とする事により、固定子に露出したプリン
ト基板上に、一体モールド時の樹脂流動圧に耐えること
が困難な電子部品及びリード線を装着することができ、
通常の電子部品及び通常の耐熱グレードのリード線が採
用できる。
ト基板上に、一体モールド時の樹脂流動圧に耐えること
が困難な電子部品及びリード線を装着することができ、
通常の電子部品及び通常の耐熱グレードのリード線が採
用できる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の実施例の無刷子電動機の縦断面図で
ある。第1図において、固定子鉄心1には、鉄心絶縁11
が施され巻線2が巻装されている。プリント基板3は鉄
心絶縁11に当接して取付けられており、熱硬化性樹脂で
一体的にモールドされて固定子4が形成されている。
ある。第1図において、固定子鉄心1には、鉄心絶縁11
が施され巻線2が巻装されている。プリント基板3は鉄
心絶縁11に当接して取付けられており、熱硬化性樹脂で
一体的にモールドされて固定子4が形成されている。
プリント基板3は固定子4より露出した部分3aが形成
されている。さらに露出した部分3aには電解コンデンサ
12,リード線13等が装着されている。
されている。さらに露出した部分3aには電解コンデンサ
12,リード線13等が装着されている。
第2図は他の実施例を示すものであり、固定子より露
出したプリント基板3aの縁に熱硬化性樹脂の壁14を一体
形成したものである。
出したプリント基板3aの縁に熱硬化性樹脂の壁14を一体
形成したものである。
なお、第2図においてプリント基板箔面は固定子4の
端面4aに近い側となる様形成され、前記露出部に実装さ
れる電子部品,リード線等は反対側の固定子端面4b側よ
り装着される。第3図はプリント基板3を示すものであ
る。
端面4aに近い側となる様形成され、前記露出部に実装さ
れる電子部品,リード線等は反対側の固定子端面4b側よ
り装着される。第3図はプリント基板3を示すものであ
る。
発明の効果 以上説明した如く本発明の構成とする事により、従来
必要とした口出しブッシュが不用となり、電解コンデン
サに施していた樹脂封止及びプリント基板への接着固定
の廃止が図れる。又、リード線には普通耐熱グレードの
ものが採用できることにより、大巾な価格低減が可能と
なり市場ニーズに応える無刷子電動機の固定子を得るこ
とができる。又、プリント基板の箔面を固定子端面側へ
極力近づけることにより、ハンダ作業が容易になり、電
子部品が固定子外径部中央付近に実装されることにな
り、電子部品の保護となる。さらに、、プリント基板の
縁に設ける熱硬化性樹脂により、プリント基板及び電子
部品の保護となるものである。
必要とした口出しブッシュが不用となり、電解コンデン
サに施していた樹脂封止及びプリント基板への接着固定
の廃止が図れる。又、リード線には普通耐熱グレードの
ものが採用できることにより、大巾な価格低減が可能と
なり市場ニーズに応える無刷子電動機の固定子を得るこ
とができる。又、プリント基板の箔面を固定子端面側へ
極力近づけることにより、ハンダ作業が容易になり、電
子部品が固定子外径部中央付近に実装されることにな
り、電子部品の保護となる。さらに、、プリント基板の
縁に設ける熱硬化性樹脂により、プリント基板及び電子
部品の保護となるものである。
第1図は本発明による無刷子電動機の縦断面図、第2図
は本発明による無刷子電動機の固定子の斜視図、第3図
は本発明によるプリント基板の斜視図、第4図は従来例
を示す無刷子電動機の縦断面図、第5図は従来例を示す
プリント基板斜視図である。 1……鉄心、2……巻線、3……プリント基板、3a……
プリント基板露出部、4……固定子、4a,4b……固定子
端面、13……リード線、14……プリント基板露出部縁の
壁。
は本発明による無刷子電動機の固定子の斜視図、第3図
は本発明によるプリント基板の斜視図、第4図は従来例
を示す無刷子電動機の縦断面図、第5図は従来例を示す
プリント基板斜視図である。 1……鉄心、2……巻線、3……プリント基板、3a……
プリント基板露出部、4……固定子、4a,4b……固定子
端面、13……リード線、14……プリント基板露出部縁の
壁。
Claims (3)
- 【請求項1】複数のスロットを有する環状の固定子鉄心
と、この固定子鉄心の歯部に絶縁層を介して施した巻線
と、駆動回路部品を装着したプリント基板を備え、電気
絶縁性を有する熱硬化性樹脂で前記固定子鉄心、巻線、
駆動回路を一体的に成形固化して成る固定子外径側に前
記プリント基板の一部を露出させるとともに、このプリ
ント基板露出部の縁にそって熱硬化性樹脂で壁を形成
し、前記固定子外径側に露出したプリント基板上に駆動
回路部品及びリード線を取り付けて成る無刷子電動機の
固定子。 - 【請求項2】固定子外径側に露出したプリント基板の縁
にそって設ける熱硬化性樹脂の壁が、プリント基板箔面
に対して同一面となり、プリント基板部品実装面に対し
て熱硬化性樹脂が突出させて形成される請求項1記載の
無刷子電動機の固定子。 - 【請求項3】固定子外径側に露出したプリント基板の箔
面が、固定子端面の近い側にくるよう形成される請求項
1記載の無刷子電動機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263427A JP2643191B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 無刷子電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263427A JP2643191B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 無刷子電動機の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107630A JPH01107630A (ja) | 1989-04-25 |
JP2643191B2 true JP2643191B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17389346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62263427A Expired - Lifetime JP2643191B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 無刷子電動機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643191B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9916797D0 (en) * | 1999-07-16 | 1999-09-22 | Switched Reluctance Drives Ltd | Switched reluctance machines with novel winding shapes |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56136167A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-24 | Shibaura Eng Works Co Ltd | Brushless motor |
JPS61251462A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機 |
JPS6240049A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機の固定子 |
JPS6240048A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機の固定子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638951Y2 (ja) * | 1976-11-01 | 1981-09-10 | ||
JPS6086082U (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-13 | 松下電器産業株式会社 | トランジスタモ−タ |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62263427A patent/JP2643191B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56136167A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-24 | Shibaura Eng Works Co Ltd | Brushless motor |
JPS61251462A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機 |
JPS6240049A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機の固定子 |
JPS6240048A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無刷子電動機の固定子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107630A (ja) | 1989-04-25 |
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Legal Events
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