JPH0622495A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH0622495A JPH0622495A JP4175196A JP17519692A JPH0622495A JP H0622495 A JPH0622495 A JP H0622495A JP 4175196 A JP4175196 A JP 4175196A JP 17519692 A JP17519692 A JP 17519692A JP H0622495 A JPH0622495 A JP H0622495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- winding
- connector
- stator
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定子鉄心に絶縁性を有する樹脂を介して施
した巻線を、電気絶縁性を有する樹脂にて一体的に成形
固定して成る固定子を備えた電動機において、コネクタ
直出しを実現させ薄形で安価な電動機を供給する。 【構成】 固定子鉄心に施された巻線を絶縁性の樹脂に
て一体形成することにより、電動機直出しコネクタを完
成させ、その端子に巻線を直接接続することにより、プ
リント基板が不要となり、樹脂を薄くでき電動機の小型
化が図れる。
した巻線を、電気絶縁性を有する樹脂にて一体的に成形
固定して成る固定子を備えた電動機において、コネクタ
直出しを実現させ薄形で安価な電動機を供給する。 【構成】 固定子鉄心に施された巻線を絶縁性の樹脂に
て一体形成することにより、電動機直出しコネクタを完
成させ、その端子に巻線を直接接続することにより、プ
リント基板が不要となり、樹脂を薄くでき電動機の小型
化が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用エアコン等の送風
ファン駆動源として用いられる電動機に関するものであ
る。
ファン駆動源として用いられる電動機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年家庭用エアコン等空調機器において
は、コンプレッサの能力制御をすることが主流になりつ
つある。これに対応して、室内側熱交換器の送風駆動源
として直流無刷子電動機の採用が増加しているが、一方
単相誘導電動機もサイリスタ制御する格安な方法として
採用されており、市場の要求としては高効率，制御性の
良さに加えて、価格低減の要望が大きくなっている。
は、コンプレッサの能力制御をすることが主流になりつ
つある。これに対応して、室内側熱交換器の送風駆動源
として直流無刷子電動機の採用が増加しているが、一方
単相誘導電動機もサイリスタ制御する格安な方法として
採用されており、市場の要求としては高効率，制御性の
良さに加えて、価格低減の要望が大きくなっている。
【０００３】また、室内機の本体を大きくすることな
く、送風能力を上げるためにファンを大きくし、モータ
の収容スペースを小さくすること、すなわちモータの薄
形化の要望が強くなってきている。
く、送風能力を上げるためにファンを大きくし、モータ
の収容スペースを小さくすること、すなわちモータの薄
形化の要望が強くなってきている。
【０００４】以下、図面に基づき従来の電動機について
説明する。図４は従来の電動機の縦断面図である。図５
は従来の固定子巻線組立状態図、図６，図７は従来の結
線部一例図である。固定子鉄心１に施された絶縁層２に
巻線３が施され、個々の巻線は絶縁層２の突起部に固着
されたプリント基板４の端部４ａに各々巻き付けハンダ
固着されることにより互いの巻き線はプリント基板４に
施されたパターン上にて結線される。固定子鉄心１，絶
縁層２，巻線３，プリント基板４をともに樹脂によりモ
ールドされて固定子５を形成し、また固定子５には反シ
ャフト側に軸受ハウジング部６が形成され、もう一方の
軸受部７は固定子５の端面部に当節して取り付けられ、
リベット８により固定されている。回転子はシャフト９
に固定された回転子１０，軸受１１，Ｅリング１２で構
成されている。
説明する。図４は従来の電動機の縦断面図である。図５
は従来の固定子巻線組立状態図、図６，図７は従来の結
線部一例図である。固定子鉄心１に施された絶縁層２に
巻線３が施され、個々の巻線は絶縁層２の突起部に固着
されたプリント基板４の端部４ａに各々巻き付けハンダ
固着されることにより互いの巻き線はプリント基板４に
施されたパターン上にて結線される。固定子鉄心１，絶
縁層２，巻線３，プリント基板４をともに樹脂によりモ
ールドされて固定子５を形成し、また固定子５には反シ
ャフト側に軸受ハウジング部６が形成され、もう一方の
軸受部７は固定子５の端面部に当節して取り付けられ、
リベット８により固定されている。回転子はシャフト９
に固定された回転子１０，軸受１１，Ｅリング１２で構
成されている。
【０００５】一方電源との接続は樹脂によりモールドさ
れないプリント基板４の端部穴１３にコネクタ１４の端
子１５を挿入後ハンダ固着した口出線完成品１６で行な
う。又他の実施例として口出線１７を直接プリント基板
４にハンダ固着し、樹脂にて固定子鉄心１，絶縁層２，
巻線３，プリント基板４及び口出線１７をモールド時の
保護及び樹脂漏れを防ぐ目的に使用する口出ブッシュ１
８をともにモールドして固定子を形成する方法もある。
れないプリント基板４の端部穴１３にコネクタ１４の端
子１５を挿入後ハンダ固着した口出線完成品１６で行な
う。又他の実施例として口出線１７を直接プリント基板
４にハンダ固着し、樹脂にて固定子鉄心１，絶縁層２，
巻線３，プリント基板４及び口出線１７をモールド時の
保護及び樹脂漏れを防ぐ目的に使用する口出ブッシュ１
８をともにモールドして固定子を形成する方法もある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成にす
ると、プリント基板を使用すること及びその絶縁を保つ
ためにモールド樹脂部を薄くできない。また口出線を使
用しているため生産性が非常に悪くなっているという課
題があった。
ると、プリント基板を使用すること及びその絶縁を保つ
ためにモールド樹脂部を薄くできない。また口出線を使
用しているため生産性が非常に悪くなっているという課
題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来例の課
題を解決するために、互いの巻線を接続し結線する目的
のプリント基板を使用せず、固定子鉄心に施された絶縁
層を形成する樹脂のコネクタ部に貫通固着された導電性
の端子に互いの巻線を接続する。コネクタの巻線接続端
子側は樹脂にて一体的に成形され、コネクタ部端子の他
の片端は電源との接続を行なう。
題を解決するために、互いの巻線を接続し結線する目的
のプリント基板を使用せず、固定子鉄心に施された絶縁
層を形成する樹脂のコネクタ部に貫通固着された導電性
の端子に互いの巻線を接続する。コネクタの巻線接続端
子側は樹脂にて一体的に成形され、コネクタ部端子の他
の片端は電源との接続を行なう。
【０００８】
【作用】以上本発明の構成により、プリント基板を使用
しないで互いの巻線接続が可能となることでモールド樹
脂部が薄くなり、又口出線を使用しないので生産性も良
くなり薄型かつ安価な電動機が得られる。
しないで互いの巻線接続が可能となることでモールド樹
脂部が薄くなり、又口出線を使用しないので生産性も良
くなり薄型かつ安価な電動機が得られる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明による電動機の実施例を図面に
基づき詳細に説明する。図１は本発明実施例の電動機の
縦断面図である。図１において固定子鉄心の絶縁性を有
する樹脂にて形成されるコネクタ１９及び端子２０ａに
て電源との接続を行なう。図２は本発明実施例の電動機
の固定子巻線組立状態図である。図２において固定子鉄
心１に絶縁層２が施され巻線３が巻装されている。各々
の巻線は絶縁層２の樹脂にて一体形成されたコネクタ１
９に貫通固着された導電性の端子２０ｂに巻き付けハン
ダ固着される。コネクタ１９の巻線接続端子２０ｂ側は
固定子の樹脂５にて一体的に成形され、コネクタ１９の
端子他の片端２０ａは電源線２１との接続を行なう。図
３は本発明実施例の絶縁層２によるコネクタ部詳細図で
ある。巻線３が固定子鉄心１の絶縁層２への巻装前に端
子２０をコネクタ１９に貫通固着させる。端子２０のコ
ネクタ１９への固着は圧入方式の他にモールド一体成形
方式でも良い。
基づき詳細に説明する。図１は本発明実施例の電動機の
縦断面図である。図１において固定子鉄心の絶縁性を有
する樹脂にて形成されるコネクタ１９及び端子２０ａに
て電源との接続を行なう。図２は本発明実施例の電動機
の固定子巻線組立状態図である。図２において固定子鉄
心１に絶縁層２が施され巻線３が巻装されている。各々
の巻線は絶縁層２の樹脂にて一体形成されたコネクタ１
９に貫通固着された導電性の端子２０ｂに巻き付けハン
ダ固着される。コネクタ１９の巻線接続端子２０ｂ側は
固定子の樹脂５にて一体的に成形され、コネクタ１９の
端子他の片端２０ａは電源線２１との接続を行なう。図
３は本発明実施例の絶縁層２によるコネクタ部詳細図で
ある。巻線３が固定子鉄心１の絶縁層２への巻装前に端
子２０をコネクタ１９に貫通固着させる。端子２０のコ
ネクタ１９への固着は圧入方式の他にモールド一体成形
方式でも良い。
【００１０】
【発明の効果】以上の構成のごとく、プリント基板を使
用しないで互いの巻線接続を可能とすることによりモー
ルド樹脂部を薄くすることができ、又電動機直出しコネ
クタは固定子鉄心に施された巻装される絶縁性の樹脂に
て一体形成とすることにより、生産性向上とともに安価
な電動機を提供し得るものである。
用しないで互いの巻線接続を可能とすることによりモー
ルド樹脂部を薄くすることができ、又電動機直出しコネ
クタは固定子鉄心に施された巻装される絶縁性の樹脂に
て一体形成とすることにより、生産性向上とともに安価
な電動機を提供し得るものである。
【図１】本発明実施例の電動機の縦断面図
【図２】本発明実施例の電動機の固定子巻線組立状態図
【図３】本発明実施例のコネクタ部詳細図
【図４】従来の電動機の縦断面図
【図５】従来の電動機の固定子巻線組立状態図
【図６】従来の結線部一例図
【図７】従来の結線部一例図
１ 固定子鉄心 ２ 絶縁層 ３ 巻線 ４ プリント基板 ４ａ プリント基板端部 ５ 固定子 ６ 軸受ハウジング部 ７ 軸受部 ８ リベット ９ シャフト １０ 回転子 １１ 軸受 １２ Ｅリング １３ プリント基板端部穴 １４ コネクタ １５ 端子 １６ 口出線完成品 １７ 口出線 １８ 口出ブッシュ １９ コネクタ ２０ａ 電源側端子 ２０ｂ 電動機側端子 ２１ 電源線
Claims (2)
- 【請求項１】複数のスロットを有する環状の固定子鉄心
と、この固定子鉄心に絶縁性を有する樹脂を介して巻線
を施した後、電気絶縁性を有する樹脂にて一体的に成形
固化して成る固定子において、固定子鉄心と巻線とを絶
縁する樹脂成形品に電源接続用コネクタを一体形成する
電動機。 - 【請求項２】前記コネクタ部端子の片端は巻線を接続
し、他の片端は電源との接続を行なう請求項１記載の電
動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175196A JPH0622495A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175196A JPH0622495A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622495A true JPH0622495A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15991979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4175196A Pending JPH0622495A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0875980A2 (en) * | 1997-05-01 | 1998-11-04 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Stator structure of resolver |
| EP1422808A1 (en) * | 2002-11-20 | 2004-05-26 | Minebea Co., Ltd. | Stator structure for a resolver |
| US7679237B2 (en) | 2005-01-26 | 2010-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive apparatus for electric vehicle |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4175196A patent/JPH0622495A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0875980A2 (en) * | 1997-05-01 | 1998-11-04 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Stator structure of resolver |
| EP0875980A3 (en) * | 1997-05-01 | 2000-08-16 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Stator structure of resolver |
| CN1096692C (zh) * | 1997-05-01 | 2002-12-18 | 多摩川精机株式会社 | 旋转变压器的定子结构 |
| EP1677406A1 (en) * | 1997-05-01 | 2006-07-05 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Stator structure of resolver |
| EP1677405A1 (en) * | 1997-05-01 | 2006-07-05 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Stator structure of resolver |
| EP1422808A1 (en) * | 2002-11-20 | 2004-05-26 | Minebea Co., Ltd. | Stator structure for a resolver |
| US6815853B2 (en) | 2002-11-20 | 2004-11-09 | Minebea Co., Ltd. | Stator structure for a resolver |
| US7679237B2 (en) | 2005-01-26 | 2010-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive apparatus for electric vehicle |
| DE112005003423B4 (de) * | 2005-01-26 | 2016-01-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Antriebsvorrichtung für ein Elektrofahrzeug |
| DE112005003423B8 (de) * | 2005-01-26 | 2016-03-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Antriebsvorrichtung für ein Elektrofahrzeug |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |