JPH0615496Y2 - モ−ルドモ−タ - Google Patents

モ−ルドモ−タ

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JPH0615496Y2
JPH0615496Y2 JP420187U JP420187U JPH0615496Y2 JP H0615496 Y2 JPH0615496 Y2 JP H0615496Y2 JP 420187 U JP420187 U JP 420187U JP 420187 U JP420187 U JP 420187U JP H0615496 Y2 JPH0615496 Y2 JP H0615496Y2
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JP
Japan
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electronic component
circuit board
printed circuit
protection member
component protection
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JP420187U
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JPS63113450U (ja
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和也 安藤
雅春 宮川
裕司 土肥
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主にエアコンの室内用ファン等を駆動する為
のモールドモータに関し、特に固定子に内蔵される電子
部品の保護構造に関するものである。
従来の技術 近年、家庭用エアコン等空調機器においては、コンプレ
ッサの能力制御をする事が主流になりつつある。そし
て、これに対応して熱交換器への送風量も幅広く多段階
に調整することが要求され、これら要望を満たすものと
して従来から使われてきたファン駆動系としての誘導電
動機に替わって、速度調整の容易な無刷子電動機を直流
電源で運転する方式が採用されつつある。また、騒音振
動の低減という消費者の要求に対し、従来の鋼板枠に替
わって、電気絶縁性を有する熱硬化性樹脂を成形固化し
てモータ枠を形成する、いわゆるモールドモータの需要
が増加している。両者の長所を兼ね備えた、モールドタ
イプの無刷子電動機の需要が激増している。さらにこの
無刷子電動機も2通りの方法が考えられ採用されてい
る。第1の方法は、第8図のブロック図に示す様な構成
を採り、モータ部Aと駆動回路部Bとは別体で構成さ
れ、各部の間をリード線群Cで接続する方法である。ま
た、第2の方法は、第9図のプロック図に示す様にモー
タ部Aと駆動回路部Bとをモータ部内に一体的に構成す
る方法である。
第1の方法は、センサー群と本体回路部とをリード線群
にて接続する為にノイズ対策の為にモータ枠成形時の熱
硬化性樹脂の流動圧に対して素子部が動くことで素子と
リードの付け根に損傷の起き易い構造の電解コンデンサ
を埋設する必要がある。また、第2の方法は駆動回路部
を前記固定子に埋設するので熱硬化性樹脂の成形時の流
動圧に対して素子部が動くことで素子とリードの付け根
に損傷の起き易い構造の部品例えば、電解コンデンサ、
トランジスタ等を埋設する必要があり保護対策を施さね
ばならない。
従来例をアルミ電解コンデンサの保護構造を代表として
第10図に前記保護構造の斜視図を示す。
プリント基板101にはんだ付けにて装着されたアルミ
電解コンデンサ102をモータ枠を形成する熱硬化性樹
脂の成形時の約150℃にて軟化しない耐熱性の強いか
つ、アルミ電解コンデンサ102を覆うことが可能な粘
度の高いエポキシ系接着剤103にて固定している。
考案が解決しようとする問題点 以上の様な構成にすると、次の様な問題点が考えられ
る。
1.耐熱性の強いかつ粘度の高い接着剤は一般的に硬化
温度が高く生産台数、製品の体格に見合う乾燥炉等が必
要となる。
2.硬化するのが速い前記接着剤は、使用可能時間が短
く、接着剤の廃棄分が多くなりコスト高となる。
3.接着剤の塗布、乾燥時間を要し、生産性、作業性が
悪い。
4.接着剤を一様に塗布できないので他の構造部品と干
渉する危険性があり、またそれを避ける為にあらかじめ
大きなプリント基板スペースを取る必要がある為にモー
タ形状が大きくなる。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
プリント基板に装着される電子部品と概略同形状の凹部
を持ちプリント基板との位置決め及び取り付け固定用の
突起を有する電子部品保護部材を介して電子部品をプリ
ント基板に固定してなるものである。
作用 以上の構成とすることにより、絶縁性を有する熱硬化性
樹脂でモールド枠を成形する際に前記樹脂の流動圧によ
り電子部品の素子部の移動がなくなりリードの付け根付
近の損傷を保護できる。また、保護部材のプリント基板
への位置決め及び固定用突起を金属ピンにすることで、
電子部品と同時にはんだ付けによる固定が可能となる。
実施例 以下、本考案を3相全波通電方式の無刷子電動機でアル
ミ電解コンデンサに応用した例により、図面に基づき詳
細に説明する。
第1図は本考案の実施例の無刷子電動機の固定子巻線組
立図である。
第1図において固定子鉄心1は鉄板の積層で構成され、
鉄心絶縁2が鉄心1との一体成形又は成形品の鉄心への
挿入により形成されている。鉄心絶縁2の施された鉄心
1の歯部1aに対して巻線3が巻装されている。この
時、鉄心絶縁2のシュラウド部2a,2bが巻線3が崩
れるのを防止し、同時にシュラウド部2aの内径面には
センサ固定台8挿入の為の溝2cが設けられている。一
方プリント基板4はその外周に巻線引掛溝4aや巻線端
巻付け突起4bを有しながらも略ドーナツ状に形成して
あり、これに対して、ドライバI.C.5,パワトラン
ジスタアレイ6a及び6bの主要3部品が略等分ピッチ
でかつ略放射状に配置されている。
ホール素子を利用した位置センサ7は電気角120°の
ピッチとなる様成形されたセンサ固定台8に挿入され、
センサ固定台8と共にプリント基板4に装着される。
又、小信号ドランジスタ9や固定抵抗器10、ジャンパ
線11もそれぞれプリント基板4に装着される。
また、アルミ電解コンデンサ12はプリント基板4に当
接する側にアルミ電解コンデンサ12の外径を概略同じ
大きさの凹部を有する樹脂成形品でかつ金属ピン13a
2本を有する電子部品保護部材13と共にプリント基板
4を巻線済みの固定子鉄心1に装着した時、巻線3やシ
ュラウド部2a,2bに接触あるいは干渉しない位置に
装着される。第2図に実施例の電子部品保護構造の状態
図を示す。第2図においてプリント基板4にはアルミ電
解コンデンサ12のリード用とは別に電子部品保護部材
13の取り付用穴が2ヶ所設けられている。プリント基
板4にアルミ電解コンデンサ12を装着した後、電子部
品保護部材13をアルミ電解コンデンサ12の側からプ
リント基板4に当接させ他の部品と同時にはんだ付け1
7による導電固定をすることでアルミ電解コンデンサ1
2を固定する。この時の断面を第3図に示す。
さらにプリント基板4には樹脂成形時に金型内でプリン
ト基板4を定位置に保持すると共に、成形後の電動機組
立時に通しボルト或はリベット等を挿通するための穴を
成形する金型ピンを挿通する為の穴4cが設けられてい
る。
更にプリント基板4には電源供給の為のリード線群14
も取付けられており、樹脂成形時にリード線群14を熱
と圧力から保護する為の口出ブッシュ15がリード線群
14に固定される。この時鉄心絶縁との位置決め用の穴
4dも設けられる。
以上の様に構成した巻線済の固定子鉄心1と部品装着済
のプリント基板4は、第4図の巻線完成側面図に示すよ
うにシュラウド部2a,2bと隣のシュラウド部との間
にドライバIC5やパワトランジスタアレイ6a,6b
が位置し、シュラウド部の軸方向先端がプリント基板面
に当接される様に組合されて固定子巻線完成品16とな
る。
第5図はこの状態の斜視図で、巻線端3aはプリント基
板4の巻線引掛溝4aに引掛けた後、巻線端巻付突起4
bに巻き付けられはんだ等で導電固定されている。第5
図においてはプリント基板面のプリント配線及び駆動回
路用部品リード穴等は図示していない。以上の様に構成
された固定子巻線完成品16を樹脂成形する。
なお、電子部品保護部材13の金属ピン13aを樹脂成
形物とする場合は、熱圧着等によりプリント基板4と固
定でき、第6図の如く電子部品保護構造が得られる。ま
た電子部品保護部材13を金属にて構成しても同様の効
果が得られる。さらには電子部品保護部材13を第7図
に示す如くアルミ電解コンデンサ12が完全に覆い隠さ
れる構造にしても同様の効果が得られる。
考案の効果 以上説明した如く本考案の構成とすることにより次の様
な効果を得られる。
1.安価なアルミ電解コンデンサが損傷なく使用でき
る。
2.保護部材のプリント基板への固定がはんだ付け、あ
るいは熱圧着により容易にでき生産性、作業性が向上す
る。
3.保護部材の固定に関して、作業上のばらつきがなく
なり品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における固定子巻線組立の分解
斜視図、第2図はアルミ電解コンデンサの保護構造を示
す分解斜視図、第3図は第2図の電子部品保護構造の断
面図、第4図は第1図の固定子巻線組立の側面図、第5
図は第4図の固定子巻線組立の斜視図、第6図は第2の
実施例のアルミ電解コンデンサ保護構造の断面図、第7
図は第3の実施例にかかる電子部品保護部材の斜視図、
第8図は第1の従来例を示すブロック図、第9図は第2
の従来例を示すブロック図、第10図は従来例の電子部
品保護構造の斜視図である。 1……固定子鉄心、3……巻線、4……プリント基板、
12……アルミ電解コンデンサ、13……電子部品保護
部材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子鉄心と、該固定子鉄心に絶縁層を介
    して巻装された巻線と、位置センサおよび駆動回路用部
    品を実装したプリント基板を備え、前記各部を電気絶縁
    性を有する熱硬化性樹脂で一体的に成形固化し、前記樹
    脂中に埋設してなるモールドモータにおいて、前記プリ
    ント基板に装着された電子部品を略同形状の凹部を有す
    る電子部品保護部材を介してプリント基板に固定してな
    るモールドモータ。
  2. 【請求項2】電子部品保護部材は、プリント基板との位
    置決めおよび固定用突起を複数個有する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のモールドモータ。
  3. 【請求項3】電子部品保護部材の突起を金属ピンにて構
    成した実用新案登録請求の範囲第2項記載のモールドモ
    ータ。
JP420187U 1987-01-14 1987-01-14 モ−ルドモ−タ Expired - Lifetime JPH0615496Y2 (ja)

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JP4260294B2 (ja) * 1999-07-09 2009-04-30 日本電産シバウラ株式会社 印刷配線基板用押え部材及びそれを用いたモータ
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WO2017130539A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 ダイキン工業株式会社 モータ

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