JPH08322222A - アウターロータブラシレスモータ - Google Patents

アウターロータブラシレスモータ

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Publication number
JPH08322222A
JPH08322222A JP13011395A JP13011395A JPH08322222A JP H08322222 A JPH08322222 A JP H08322222A JP 13011395 A JP13011395 A JP 13011395A JP 13011395 A JP13011395 A JP 13011395A JP H08322222 A JPH08322222 A JP H08322222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bottom plate
cover
motor
power element
Prior art date
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Pending
Application number
JP13011395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitsugu Kimura
佳嗣 木村
Takayuki Kai
隆之 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13011395A priority Critical patent/JPH08322222A/ja
Publication of JPH08322222A publication Critical patent/JPH08322222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子およびパワー素子の発熱を効果的に熱
放散させ、モータトルクの減少を押さえパワー素子の破
損を抑制するアウターロータブラシレスモータを実現す
る。 【構成】 軸受かつ固定子を保持する軸受ハウジング
と、軸受ハウジングを支持する底板と、モータを構成す
る部品を覆うとともにモータ底板に締結固定されるブラ
ケットカバーを備え、プリント配線板に装着されたパワ
ー素子の表面が前記ブラケットカバーに軸受ハウジング
が底板に当接するように配置固定された構成とすること
により、固定子およびパワー素子から発生する発熱を効
果的に熱放散させることにより、モータトルクの減少を
押さえるとともにパワー素子の発熱による素子破損を抑
制し、小型で出力の高い全閉型アウターロータブラシレ
スモータを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用給湯機などに使用
される比較的出力の高い小型のブラシレスモータファン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家電機器などの小型化にともな
い、それらに使用されるモータファンにおいては軽薄短
小化の強い要望がある。
【0003】以下に従来のモータファンについて説明す
る。図3は従来のブラシレスモータファンを示すもので
ある。図3において、21は固定子鉄心、22は回転子
鉄心、23は永久磁石、24は軸、25は軸受、26は
軸受25を保持するハウジング、27はファン、28は
ファン27を軸24の端部に固定するナット、11は駆
動回路用部品と位置センサを装着したプリント配線板、
10はプリント配線板11に実装された発熱素子、31
は固定子鉄心21とプリント配線板11を一体的に成形
固化する熱硬化性樹脂、32はファンケーシングの反吸
い込み側主板に固定するブラケットで構成されている。
【0004】プリント配線板11に実装された発熱素子
10から発生する熱は、固化された熱硬化性樹脂31を
介して放熱されている。
【0005】また、駆動回路用部品の中で発熱の大きい
部品に冷却フィンを取り付けた状態で樹脂成形し、回転
子を支障するブラケットに前記冷却フィンが当接するよ
うに構成することにより効果的に熱放散することが考案
されている。
【0006】以下に、前記従来考案例について説明す
る。図4は前記従来考案例の構造図である。鉄心絶縁層
33に取り付けられるプリント配線板11には、電気角
120°のピッチとなるように成形されたセンサ固定台
34に挿入されたセンサ35と、モータ駆動IC7と、
IC7から発生する熱を放散させる冷却フィン36が装
着されている。そして固定子鉄心21、巻線37、プリ
ント配線板11などの部品を電気絶縁性を有する熱硬化
性樹脂で一体的に成形固化して固定子を構成している。
冷却フィン36の一端はモータ駆動IC7に当接し、他
端は樹脂モールドにより形成された樹脂ハウジング38
の端面からのぞいており、樹脂ハウジング38に反負荷
側のブラケット39を装着した際に冷却フィン36とブ
ラケット39とが当接する構造としている。
【0007】また、アウターロータタイプのモータに、
ステータの発熱に対する冷却手段を設け、ステータおよ
びその周囲のロータカップの過熱を押さえることによっ
て、安全性の高いアウターロータモータを提供すること
が考案されている。
【0008】以下に、前記従来考案例について説明す
る。図5は前記従来考案例の構造図である。ロータカッ
プ40をステータ41に対して通気自在に設ける。この
ロータカップ40のシャフト42の固定部の周囲に端面
側フィン43を一定間隔で複数設ける。この端面側フィ
ン43には、ロータカップ40内部に吸気するための通
気孔43aを同一の回転方向に開口する。ロータカップ
40の回転とともに通気孔43aから空気が取り込ま
れ、ロータカップ40とステータ41の間を流れてロー
タカップ40端部より排出される。この空気によってス
テータ41の発熱が冷却される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
図4の構成では、プリント配線板11に実装された発熱
素子10から発生する熱を放熱する手段として、冷却フ
ィンなる他の構成部品を追加する必要があった。また、
図5に示す構成にすると、関東ロームのような比較的粉
塵の多い環境下にてモータファンとして使用した場合、
ロータカップ40とステータ41の間に塵などが付着
し、ロータカップ40の回転負荷となり最悪モータのロ
ックに至ることが考えられる。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、巻線を有する固定子鉄心とプリント配線板に装着さ
れた発熱素子から発生する熱を特別な放熱板を用いずに
効果的に熱放散することにより小型で出力が高く、かつ
安全性の高いブラシレスモータファンを提供することを
目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】複数のスロットを有する
鉄心と、前記鉄心のスロットに絶縁体を介してほどこさ
れた巻線とを有する固定子と、前記固定子の磁極面と対
向して配置される永久磁石回転子と、前記回転子を回転
自在に保持する軸受と、前記軸受を保持するとともに前
記固定子を保持する軸受ハウジングと、前記軸受ハウジ
ングを支持する底板と、制御用回路部とパワー素子部で
構成された駆動回路用部品および前記固定子を装着した
プリント配線板を備え、前記構成部品を覆うように前記
底板に締結固定されるブラケットカバーを備え、前記底
板とブラケットカバーが締結される面の一部はモータ装
着機器への取付アングルを兼ねるとともに、前記ハウジ
ングと前記プリント配線板に装着されたパワー素子の表
面が前記ハウジングカバーに直接あるいは熱伝導材を介
して当接するように配置固定された構成を有している。
【0012】
【作用】この構成によって、固定子鉄心から発生する発
熱を固定子を保持する軸受ハウジングより底板へ、プリ
ント配線板に実装された発熱素子から発生する発熱をブ
ラケットカバーにそれぞれ効果的に熱放散させることに
より、特別な放熱板あるいはモータ内部を空冷する構造
をとらずしてモータトルクの減少を押さえるとともに発
熱素子の発熱による素子破損を抑制し、小型で出力の高
いモータファンを安価に提供することができる。また、
前記ブラケットカバーで構成部品を覆うことにより、防
塵,防滴を兼ね備えた信頼性の高い全閉型アウターロー
タブラシレスモータを安価に提供することができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明のブラシレスモータファンの
構造断面図である。図1において、1は複数のスロット
を有する鉄心、2は絶縁体、3は巻線、4は鉄心1のス
ロットに絶縁体2を介してほどこされた巻線3とを有す
る固定子、5は固定子4の磁極面と対向して配置される
永久磁石回転子、6は回転子5を回転自在に保持する軸
受、7は軸受6を保持するとともに、固定子4を保持す
る軸受ハウジング、8はブラケットカバー、9は軸受ハ
ウジング7およびブラケットカバー8を締結固定する底
板、10はパワー素子部、11は制御用回路と駆動回路
用部品および固定子4を装着したプリント配線板であ
る。
【0015】以上のように構成されたアウターロータブ
ラシレスモータにおいて、ブラケットカバー8はモータ
を構成する前記部品を覆うように底板9に締結固定され
るとともに、ブラケットカバー8と底板9の一部がモー
タ装着機器への取付アングルを兼ね備えた構成となって
いる。
【0016】上記構成にすることにより、外部からの
塵,異物の侵入および防滴に対し、信頼性の高い全閉型
アウターロータブラシレスモータを安価に提供すること
ができる。
【0017】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0018】図2は本発明のアウターロータブラシレス
モータの構造断面図である。図2において、1は複数の
スロットを有する鉄心、2は絶縁体、3は巻線、4は鉄
心1のスロットに絶縁体2を介してほどこされた巻線3
とを有する固定子、5は固定子4の磁極面と対向して配
置される永久磁石型回転子、6は回転子5を回転自在に
保持する軸受、7は軸受6を保持するとともに固定子4
を保持する軸受ハウジング、8はブラケットカバー、9
は軸受ハウジング7およびブラケットカバー8を締結固
定する底板、10はパワー素子部、11は制御用回路部
とパワー素子部10で構成された駆動用回路部品および
固定子4を装着したプリント配線板である。
【0019】以上のように構成されたアウターロータブ
ラシレスモータにおいて、軸受ハウジング7は底板9に
プリント配線板11に装着されたパワー素子部10の表
面はブラケットカバー8に直接あるいは熱伝導材を介し
て当接するように配置固定された構成となっている。
【0020】上記構成にすることにより、固定子4より
発生する発熱は軸受ハウジング7を介して当接された底
板9に、プリント配線板11に装着されたパワー素子1
0より発生する発熱は当接されたブラケットカバー8に
夫々効果的に熱放散される。
【0021】このように本発明の実施例のアウターロー
タブラシレスモータによれば、固定子4およびパワー素
子10から発生する発熱を効果的に熱放散させることに
より、モータトルクの減少を押さえるとともにパワー素
子の発熱による素子破損を抑制し、小型で出力の高いモ
ータファンを実現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、モータを構成する構成部
品を覆うように底板に締結固定されるとともに、ブラケ
ットカバーと底板の一部がモータ装着機器への取付アン
グルを兼ね備えた構成とすることにより、外部からの
塵,異物の侵入および防滴に対し、信頼性の高い安価な
全閉型アウターロータブラシレスモータを実現すること
ができる。
【0023】また、軸受ハウジングは底板に、プリント
配線板に装着されたパワー素子部の表面はブラケットカ
バーに直接あるいは熱伝導材を介して当接するように配
置固定することにより、固定子より発生する発熱は軸受
ハウジングを介して当接された底板に、プリント配線板
に装着されたパワー素子より発生する発熱は当接された
ブラケットカバーに夫々効果的に熱放散される。
【0024】このように、固定子およびパワー素子から
発生する発熱を効果的に熱放散させることにより、モー
タトルクの減少を押さえるとともにパワー素子の発熱に
よる素子破損を抑制し、小型で出力の高いモータファン
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるブラシレスモー
タファン半断面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるブラシレスモー
タファン構造断面図
【図3】従来のブラシレスモータファン構造断面図
【図4】従来のブラシレスモータファン構造断面図
【図5】従来のブラシレスモータファン構造断面図
【符号の説明】
4 固定子 7 軸受ハウジング 8 ブラケットカバー 9 底板 10 パワー素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄心
    のスロットに絶縁体を介してほどこされた巻線とを有す
    る固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される
    永久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸
    受と、前記軸受を保持するとともに前記固定子を保持す
    る軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングを支持する底
    板と、制御用回路部とパワー素子部で構成された駆動回
    路用部品および前記固定子を装着したプリント配線板を
    具備するアウターロータブラシレスモータにおいて、前
    記構成部品を覆うように前記底板に締結固定されるブラ
    ケットカバーを備え、かつ前記底板とブラケットカバー
    の一部はモータ装着機器への取付アングルを兼ねたこと
    を特徴とするアウターロータブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄心
    のスロットに絶縁体を介してほどこされた巻線とを有す
    る固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される
    永久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸
    受と、前記軸受を保持するとともに前記固定子を保持す
    る軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングを支持する底
    板と、制御用回路部とパワー素子部で構成された駆動回
    路用部品および前記固定子を装着したプリント配線板を
    具備するアウターロータブラシレスモータにおいて、前
    記構成部品を覆うように前記底板に締結固定されるブラ
    ケットカバーを備え、前記底板とブラケットカバーの一
    部はモータ装着機器への取付アングルを兼ねるととも
    に、前記プリント配線板に装着されたパワー素子の表面
    が前記ブラケットカバーに直接あるいは熱伝導材を介し
    て当接するように配置固定されたことを特徴とするアウ
    ターロータブラシレスモータ。
JP13011395A 1995-05-29 1995-05-29 アウターロータブラシレスモータ Pending JPH08322222A (ja)

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JP13011395A JPH08322222A (ja) 1995-05-29 1995-05-29 アウターロータブラシレスモータ

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ID=15026269

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JP (1) JPH08322222A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6703738B2 (en) 2000-11-29 2004-03-09 Kokusan Denki Co., Ltd. Outer rotor type brushless motor
JP2007524335A (ja) * 2003-07-10 2007-08-23 マグネティック アプリケーションズ インコーポレイテッド コンパクト高出力オルタネータ
WO2016177919A1 (es) * 2015-05-05 2016-11-10 Soler & Palau Research, S.L. Rotor para motor eléctrico de rotor exterior sin escobillas
CN110915109A (zh) * 2018-09-28 2020-03-24 深圳市大疆软件科技有限公司 隔膜泵电机及隔膜泵

Cited By (6)

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