JPH0879998A - コイル基板 - Google Patents

コイル基板

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Publication number
JPH0879998A
JPH0879998A JP21358094A JP21358094A JPH0879998A JP H0879998 A JPH0879998 A JP H0879998A JP 21358094 A JP21358094 A JP 21358094A JP 21358094 A JP21358094 A JP 21358094A JP H0879998 A JPH0879998 A JP H0879998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
bobbin
conversion element
magnetoelectric conversion
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP21358094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Miyamori
健一 宮森
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21358094A priority Critical patent/JPH0879998A/ja
Publication of JPH0879998A publication Critical patent/JPH0879998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシレスモータにおける回転むらの少な
い、しかも組立性の良い安価なコイル基板を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 樹脂からなり、略中央部に磁電変換素子17
をインサート成形したボビン16と、該ボビン16に絶
縁被覆を有する導線を互いに密接させて所定回数巻回す
ることにより形成されたコイル15と、該コイル15と
磁電変換素子17を電気的に接続する配線基板により構
成することで、コイルを高精度でしかも容易に位置決め
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やオーディオカセットテープレコーダ等の映像・音響機
器に用いられるブラシレスモータのコイル基板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータのコイル基板に
ついて、図面を参照して説明する。
【0003】図5は従来のコイル基板の構成を示す断面
図である。すなわち、軸方向に複数極に着磁された回転
子磁石1は磁性材料よりなるバックヨーク2に接着等の
手段により固着されている。また磁性材料からなる固定
子3の回転子磁石1と対向する面には印刷配線基板4
(図示せず)が形成され、印刷配線基板4にはコイル5
を同心円上に専用の治具を用いることによって配列し
て、接着等の手段により固着してある。また、回転子磁
石1の位置を検出するためのホールIC等の磁電変換素
子からなる複数個の回転子位置検出素子6も印刷配線基
板4に取り付けられている。ここで、コイル5の巻き始
め部及び巻き終わり部は、所定の長さ被覆部が剥がされ
て、芯材が露呈しており、その芯材の露呈部と回転子位
置検出素子6の端子部は、半田付けなどの手段より印刷
配線基板4の銅箔部に固定されている。
【0004】バックヨーク2にはその内周部に設けたボ
ス部2aにモータ軸7が圧入されており、このモータ軸
7と回転子磁石1とバックヨーク2とで、モータの回転
子8を形成しており、モータ軸7はハウジング9に設け
られたボールベアリング等よりなる軸受10により回転
自在に支持されている。このような構成のモータでは、
回転子磁石1と固定子3との間にスラスト吸引力が発生
するが、バックヨーク2のボス部2aに、軸受10の内
輪10aが当接しているので、スラスト吸引力に抗し
て、回転子磁石1と印刷配線基板4の間隔は常に一定に
保たれる。
【0005】以上のように構成されたモータにおいて、
回転子位置検出素子6は、回転子磁石1の磁極を検知す
ることによって、回転子磁石1の回転位置を検出するの
で、この出力信号に従ってコイル5のそれぞれの相に電
流を切り換えて通電すると、コイル5が発生する磁束の
作用により回転子8は回転を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、コイル5を複
数個、印刷配線基板4上に取り付ける際の位相ずれを極
力抑える、さらに、コイル5と回転子位置検出素子6の
取り付け位相ずれを極力抑えなければ、モータの回転に
変動が発生するという課題があるので、モータの回転変
動を極力抑えるためにコイル5、並びに回転子位置検出
素子6の取り付け精度を上げるために、それぞれの組立
治具の精度が必要となり、コストが上がるという課題が
あった。
【0007】また、コイル5を印刷配線基板4の所定の
位置に固定する際に、治具を用いてコイル5の位置決め
をした状態で接着剤などにより固定するが、場合によっ
てはコイル5の位置がずれることがあり、モータの特性
が低下してしまう課題があった。
【0008】また、接着剤による固定作業の前後に、治
具を装着したり離脱しなければならず、作業が煩雑にな
ると共に多くの工数を必要とする。さらに、接着剤が硬
化するまでに時間を要することから、タクトタイムがか
かると共に、コストがあがるという課題もあった。
【0009】そこで、本発明は、かかる従来の課題を鑑
みて提案されたものであって、コイルを高精度でしかも
容易に位置決めできるようにすると共に、コイルを短時
間で固定することができ、しかも組立性のよい安価なコ
イル基板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のコイル基板は、樹脂からなり、略中央部に
磁電変換素子をインサート成形したボビンと、該ボビン
に絶縁被覆を有する導線を互いに密接させて所定回数巻
回することにより形成されたコイルと、コイルと磁電変
換素子を電気的に接続する配線基板とを備えたものであ
る。
【0011】
【作用】上記構成によれば、コイルを高精度でしかも容
易に位置決めできるようにすると共に、コイルを短時間
で固定することができ、しかも組立性のよい安価なコイ
ル基板を提供することができると共に、コイルと磁電変
換素子の取り付け位相がインサート成型時に決まるの
で、取り付け位相の精度が高くなるので回転むらの少な
いコイル基板を提供することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかるコイル基板の第1の実
施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本
発明の第1の実施例におけるコイル部の斜視図、図2
は、本発明の第1の実施例のコイル基板の構成を示す斜
視図である。すなわち、軸方向に複数極に着磁された回
転子磁石11は磁性材料よりなるバックヨーク12に接
着等の手段により固着されている。また磁性材料からな
る固定子13の回転子磁石11と対向する面には配線基
板14(図示せず)が形成され、配線基板14にはコイ
ル15を同心円上に配列して、接着等の手段により固着
してある。ここで、このコイル15は、樹脂からなるボ
ビン16の外周部に巻回されており、このボビン16の
略中央部には、回転子磁石11の位置を検出するための
ホールIC等の磁電変換素子17がインサート成形され
ている。ここで、コイル15の巻き始め部及び巻き終わ
り部は、所定の長さ被覆部が剥がされて、芯材が露呈し
ており、その芯材の露呈部と磁電変換素子17の端子部
は、半田付けなどの手段より配線基板14の銅箔部に固
定されている。
【0013】バックヨーク12にはその内周部に設けた
ボス部12aにモータ軸18が圧入されており、このモ
ータ軸18と回転子磁石11とバックヨーク12とで、
モータの回転子19を形成しており、モータ軸18はハ
ウジング20に設けられたボールベアリング等よりなる
軸受21により回転自在に支持されている。このような
構成のモータでは、回転子磁石11と固定子13との間
にスラスト吸引力が発生するが、バックヨーク12のボ
ス部12aに、軸受21の内輪21a(図示せず)が当
接しているので、スラスト吸引力に抗して、回転子磁石
11と印刷配線基板14の間隔は常に一定に保たれる。
【0014】以上のように構成されたモータにおいて、
磁電変換素子17は、回転子磁石11の磁極を検知する
ことによって、回転子磁石11の回転位置を検出するの
で、この出力信号に従ってコイル15のそれぞれの相に
電流を切り換えて通電すると、コイル15が発生する磁
束の作用により回転子19は回転を開始する。
【0015】以上説明した本発明の第1の実施例のコイ
ル基板において、コイル15と磁電変換素子17の取り
付け位相は、ボビン16で決まる。従って、コイル15
と磁電変換素子17の位相が一定となり、磁電変換素子
17の出力に応じて行うコイル15への通電は一義的に
決まるので、回転むらの少ない、しかも組立性のよい安
価なコイル基板を提供することができる。
【0016】なお、ボビン16を制振性のある樹脂で成
形してもよく、その場合、モータの回転によりコイルが
軸方向に振動するのを抑止することができ、モータの回
転音の低減を図ることができる。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例におけるコ
イル部の斜視図、図4は、本発明の第2の実施例におけ
るコイル基板の構成を示す斜視図である。第1の実施例
と同一の構成要素は、同一の符号を符し、説明を省略す
る。すなわち、第1の実施例との相違点は、ボビン22
を熱可塑性の樹脂で成形している。また磁性材料からな
る固定子24の回転子磁石11と対向する面には、配線
基板23(図示せず)が形成されており、ボビン22の
コイル15の巻き面の略々垂直方向に配線基板23と対
向している面に少なくとも一カ所以上の突起部22aが
(図3においては、2カ所)設けられており、配線基板
23、及び固定子24には、突起部22aと嵌合するよ
うに設けられた穴部23a(図示せず)、24aが設け
られており、配線基板23にはコイル15を同心円上に
配列していることにある。
【0018】以上のように構成されたモータにおいて、
磁電変換素子17は、回転子磁石11の磁極を検知する
ことによって、回転子磁石11の回転位置を検出するの
で、この出力信号に従ってコイル15のそれぞれの相に
電流を切り換えて通電すると、コイル15が発生する磁
束の作用により回転子19は回転を開始する。
【0019】以上説明した本発明の第2の実施例のモー
タにおいては、コイル15と磁電変換素子17の取り付
け位相は、配線基板23に取り付けられる複数個の各コ
イルの位相は、ボビン22の突起部22aと印刷配線基
板23の穴部23a、及び固定子24の穴部24aによ
って決まるので、コイル15と磁電変換素子17の位相
が一定となり、磁電変換素子17の出力に応じて行うコ
イル15への通電は一義的に決まるので、回転むらの少
ない、しかも組立性のよい安価なコイル基板を提供する
ことができる。
【0020】また、ボビン22を熱可塑性の樹脂で形成
しているので、ボビン22の突起部22aの長さを配線
基板23と固定子24の厚みより長く設定し、突起部2
2aを配線基板23の穴部23a、及び固定子24の穴
部24aに挿入し、配線基板23の裏面から、突起部2
2aの残突起部を局部的に加熱すると、突起部22aが
溶融し、配線基板23、及び固定子24にコイル15を
固着することが可能となり、コイル15を配線基板23
に接着する必要がなくなるので、接着用の治具が不要と
なるので工数の削減を図ることができ、最終的にコスト
を低減することができる。また、接着の固着するまで時
間の短縮、及びその時間内に起こりうるコイル15の取
り付け位相ずれを防ぐことが可能となる。
【0021】なお、ボビン22を制振性のある樹脂で成
形してもよく、その場合、モータの回転によりコイルが
軸方向に振動するのを抑止することができ、モータの回
転音の低減を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、樹脂からなり、
略中央部に磁電変換素子をインサート成形したボビン
と、該ボビンに絶縁被覆を有する導線を互いに密接させ
て所定回数巻回することにより形成されたコイルと、該
コイルと磁電変換素子を電気的に接続する配線基板とを
具備しているので、回転むらの少ない、しかも組立性の
よい安価なコイル基板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるコイル部の斜視
【図2】本発明の第1の実施例におけるコイル基板の構
成を示す斜視図
【図3】本発明の第2の実施例におけるコイル部の斜視
【図4】本発明の第2の実施例におけるコイル基板の構
成を示す斜視図
【図5】従来例のコイル基板の断面図
【符号の説明】
14 配線基板 15 コイル 16,22 ボビン 17 磁電変換素子 24a 穴部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂からなり、略中央部に磁電変換素子
    をインサート成形したボビンと、該ボビンに絶縁被覆を
    有する導線を互いに密接させて所定回数巻回することに
    より形成されたコイルと、該コイルと前記磁電変換素子
    を電気的に接続する配線基板とからなるコイル基板。
  2. 【請求項2】 熱可塑性の樹脂からなり、略中央部に磁
    電変換素子をインサート成形したボビンと、該ボビンに
    絶縁被覆を有する導線を互いに密接させて所定回数巻回
    することにより形成されたコイルと、前記ボビンの該コ
    イルの巻き面に対して略々垂直方向に、少なくとも一カ
    所以上設けられている突起部と、該突起部と嵌合するよ
    うに設けられた穴部を有し、前記コイルと前記磁電変換
    素子を電気的に接続する配線基板とからなるコイル基
    板。
JP21358094A 1994-09-07 1994-09-07 コイル基板 Pending JPH0879998A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21358094A JPH0879998A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 コイル基板

Applications Claiming Priority (1)

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JP21358094A JPH0879998A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 コイル基板

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Publication Number Publication Date
JPH0879998A true JPH0879998A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16641558

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JP21358094A Pending JPH0879998A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 コイル基板

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JP (1) JPH0879998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160084978A (ko) * 2015-01-07 2016-07-15 주식회사 위일트로닉 소형 비엘디시 모터

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