JPS603650Y2 - 小型モ−タケ−ス - Google Patents

小型モ−タケ−ス

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Publication number
JPS603650Y2
JPS603650Y2 JP1975072591U JP7259175U JPS603650Y2 JP S603650 Y2 JPS603650 Y2 JP S603650Y2 JP 1975072591 U JP1975072591 U JP 1975072591U JP 7259175 U JP7259175 U JP 7259175U JP S603650 Y2 JPS603650 Y2 JP S603650Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lid
edge
temporary fixing
small motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975072591U
Other languages
English (en)
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JPS51151911U (ja
Inventor
宏久 石井
興二 細川
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS51151911U publication Critical patent/JPS51151911U/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モータの電気雑音防止等のためにモータ本体
を収納する小型モータケースに関する。
従来、電気雑音防止等のためにモータ本体はシールドケ
ースに収納され、そのケースと蓋との結着は蓋をケース
の開口部に外側から嵌合してネジ止めするか、ケースに
爪片を設けてその爪片により蓋を押えていたが、ケース
と蓋との間に隙間ができ電気雑音を完全に防止しきれな
いだけでなく組立、部品コストに問題が有り、さらに電
気雑音防止に有効な例えばアルミ材等の場合は軟質のた
めタップ孔が不良になり易く、また爪止めのみの場合は
保持強度が弱い等何れも不都合が生じていた。
そこで本考案はモータ本体を収納するケースの開口部の
端縁に複数の隣接する対の溝により縁部とこの縁部より
幅狭の仮止用爪を夫々複数個形威し、蓋は開口部内に嵌
合され、爪片により仮止めしてモータ本体の内部調整後
、差をケースの開口部端縁の縁部と仮止用爪により密接
固着しシールドケース内の完全密閉とモータ本体部品の
固定が行われるようにしたものである。
以下本考案を適用した小型モータの一実施例を図面につ
いて説明する。
1はモータ本体のケースを示し、例えばアルミ等の電導
率が高い非磁性金属により一方が閉塞された筒状に形成
されている。
このケース1の閉塞面1aの中央部には凹部2が形成さ
れ、その底面に軸孔3が穿設され、また凹部2の周囲に
は軸孔3を中心とする円弧状の案内孔4,4′が対向し
て設けられ、一方間口部1bの端縁には軸方向に複数の
隣接する対の溝5a、5bにより縁部5′とこの縁部5
′より幅狭の仮止用爪5を複数個形成すると共に縁部5
′に対の溝5a、5bより深い案内溝6が形成されてい
る。
このケース1には鉄等の磁性金属より威り、一方が閉塞
され、ケース1の長さより短かい内部ケース7が回動可
能に嵌合される。
この内部ケース7の閉塞面7aには大径の中芯孔8とケ
ース1の案内孔4,4′に対応する掛孔9,9′が設け
られ、また内周面には隆起部10と切起突子11が設け
られており、この内部ケース7に円筒状マグネット12
が隆起部10に圧接されると共に突子11に係止されて
軸方向の位置決がなされた状態で嵌着支持され固定子A
が構成される。
この固定子A内に配される回転子Bは軸13.鉄芯14
9巻線15.整流子16及び整流子基板17から構成さ
れ、鉄芯14と巻線15の間に介在される絶縁板18に
は鉄芯14の両側に位置して複数の突子19が突設され
ており、この突子19にリング状の重り20を嵌着する
ことにより回転子Bの回転バランスを取る。
この回転子Bは固定子A内に、整流子16側が内部ケー
ス7の開放部7b側に位置するように挿入され、軸13
の一端部はケース1の凹部2に嵌合され、板バネ21に
より支持される軸受22に軸支されて軸孔3より外方に
突出される。
整流子16と摺動接触する両極の刷子23及び23′は
弾性を有する支持片24及び24′により刷子基板25
に取付けられ、この刷子基板25は内部ケース7の開放
部7aに配され、側面に突設された突片25aがケース
1の案内溝6に係合せしめられて刷子基板25のケース
1に対する位置決めと回り止めがなされる。
また刷子基板25の中央部には整流子16の直径に刷子
23.23’と支持片24.24’との巾を加えた寸法
以上の直径の中心孔25bが設けられ、軸13が貫通さ
れると共にモータ組立の際に刷子基板25の外側から工
具により刷子23と23′との間隔を支持片24.24
’の弾力に抗して整流子16の直径より大きく押拡げら
れ刷子基板25の取付けが容易に行えるようにしである
支持片24.24’の外面にはゴム等の弾性材より成る
クッションが接着され、刷子23及び23′が整流子1
6に安定な接触をなす様になされている。
以上の様にしてモータ本体Mが構成され、このモータ本
体Mにおける磁気的中性点の調整はケース1の案内孔4
及び4′から内部ケース7の掛孔9及び9′に工具を挿
入し、この工具を案内孔4及び4′に沿って回動するこ
とによって内部ケース7をケース1に対して回動し得て
固定子Aと刷子23及び23′との位置関係、即ち磁気
的中性点が外部から調整し得る。
刷子基板25の外側にはモータの回転に関連した信号を
発生する信号発生機、例えば周波数発電機Cが配され、
ケース1の開放部側に嵌合される。
この周波数発電機Cは回転子Bの軸13に固着される回
転部26とその外周に対応して配される固定部27とよ
りなり、回転部26は外周面に沿ってN−5−N−3と
交互に着磁されたリング状のマグネット26aを保持部
26bの外周に嵌着して構成され、また固定部27はマ
グネット26aの着磁位置と対向してリンク状に歯27
aが配設された磁気ヨーク27bの内部に絶縁ボビン2
8を介してコイル29が配されて構成されている。
絶縁ボビン2Bの内周部には複数本の導電ピン30が貫
設され、その両端部は磁気ヨーク27bの両面から突設
される。
その導電ピン30の一端は刷子基板25に固定され、そ
の中の2本は刷子23及び23′に支持片24及び24
′を通じて電気的に接続され、他の2本は刷子基板25
においてコイル29のリード線29a及び29bに接続
される。
かかる周波数発電機Cはケース1の開放面を塞ぐ蓋31
にて抑えられる。
蓋31はケース1と同質の非磁性材により形成され、こ
の中央部内面に凹部31aが設けられ、周面には各導電
ピン30の他端が突出する透孔32が穿設され、また外
面にはアースピン33が突設されている。
この蓋31の凹部31aにスラスト受け22aを介して
軸受22が嵌合されて、周波数発電器Cの固定部27と
蓋31によって挾持される板バネ21により支持され、
この軸受22とスラスト受け22aにより回転子Bの軸
13の他端が軸支される。
蓋31の外面には端子基板34が配され、透孔32から
突出される導電ピン30の先端が固定され、刷子基板2
5と電気的に接続され、この端子基板34にリード線1
が接続される。
ケース1に対するi31の固定はケース1の開口部1b
の複数の仮止用爪5を夫々を内方へ折曲してMB2を押
えて仮止めし、この仮止めの状態で上述のモータの磁気
的中性点の調整、ならし運転等の内部調整を行い、この
場合軸13の回転調整、整流子16と刷子23及び23
′との接触点検等は仮止用爪5を起して蓋31を取外す
このようにして調整を行った後、切込み爪5をかしめる
と共に仮止用爪5をかしめると共に仮止用爪間の縁部5
′を屈曲カーリングして蓋31をケース1に密接固着す
ることによりケース1は完全密閉構造となり、モータ本
体Mと周波数発電機Cはこのケース1内に一体的に固定
される。
なお以上の様にして構成される周波数発電機付きモータ
はケース1の両端面に防振ゴム35及び36を介在させ
て一方が開放された外部保護ケース37に収納され、そ
の外部ケース37の開放部に蓋38を嵌合固定させるこ
とにより保護される。
以上のように本考案によればモータ本体が収納されるケ
ースの開口部の端縁に複数の隣接する対の溝により縁部
とこの縁部より幅狭の仮止用爪が形成され、ケースの開
口部に嵌合される蓋は仮止用爪により仮止めした状態で
仮止用爪間の縁部を屈曲カーリングすることによりケー
ス開口部の全端縁で密接固着されるのでモータの組立工
程における磁気的中性点の調整、ならし運転等の内部調
整等は蓋をケースに対して仮止用爪のみにより仮止めし
た状態で行うことができ、従ってモータ組立工程中の内
部の点検、調整が必要な場合は仮止用爪を起すだけで簡
単に蓋を取外すことができて内部の点検、調整等が簡便
に行え、この調整完了後は仮止用爪と縁部とにより蓋を
密接固着することにより、ケース内は完全密閉状態とな
って、電気的、機械的雑音が防止され、またケースに対
する蓋の固定は従来のようにネジ或いは爪片のみによら
ず内部調整後は開口部の全端縁により行われるので蓋の
固定不良が発生するおそれは殆んどなく、内部部品を確
実に保持することができ、特に導電率は良いが、材質が
柔軟であるため機械的強度が弱く、蓋の固定等に難点の
あったアルミ製のシールドケースとして最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に依る小型モータの斜視図、第2図は第
1図の分解斜視図、第3図は本考案に依る小型モータを
保護ケースに収納した拡大断面図である。 M・・・・・・モータ本体、1・・・・・・ケース、1
b・・開開口部、5・・・・・・仮止用爪、5a、5b
・・・・・・対の溝、5′・・・・・・縁部、31・・
・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ本体が収納され、電導率が高い非磁性金属から威
    り、一方が閉塞されて筒状に形成した小型モータケース
    において、上記ケースの開口部の端縁に、隣接する対の
    溝を複数個所に設け、該対の溝により縁部と該縁部より
    幅狭の仮止用爪とを夫々複数個形威し、上記開口部に嵌
    合される非磁性材より成る蓋が上記縁部と上記仮止用爪
    により密接固着されて戊る小型モータケース。
JP1975072591U 1975-05-29 1975-05-29 小型モ−タケ−ス Expired JPS603650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975072591U JPS603650Y2 (ja) 1975-05-29 1975-05-29 小型モ−タケ−ス

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JP1975072591U JPS603650Y2 (ja) 1975-05-29 1975-05-29 小型モ−タケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51151911U JPS51151911U (ja) 1976-12-04
JPS603650Y2 true JPS603650Y2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=28544056

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JP1975072591U Expired JPS603650Y2 (ja) 1975-05-29 1975-05-29 小型モ−タケ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840775Y2 (ja) * 1979-09-14 1983-09-13 松下電器産業株式会社 小型直流モ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2124929A1 (de) * 1971-05-19 1972-11-30 Bosch Gmbh Robert Gehäuse für elektrische Maschine, insbesondere Kleinmaschine

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JPS51151911U (ja) 1976-12-04

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