JPH0145250Y2 - - Google Patents

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JPH0145250Y2
JPH0145250Y2 JP5207583U JP5207583U JPH0145250Y2 JP H0145250 Y2 JPH0145250 Y2 JP H0145250Y2 JP 5207583 U JP5207583 U JP 5207583U JP 5207583 U JP5207583 U JP 5207583U JP H0145250 Y2 JPH0145250 Y2 JP H0145250Y2
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JP
Japan
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commutator
coil
cup
coil holder
attached
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JP5207583U
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JPS59159177U (ja
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  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、カツプ状ロータを有るコアレスモー
タに関するものである。
(ロ) 従来技術 近来、機器の小型化に伴い、用いられるモータ
も小型なものが望まれている。特開昭51−121107
号公報には、長手方向寸法を短かくし、小型化を
図つたカツプ状ロータを有するコアレスモータが
提案されている。このコアレスモータは、平板状
コイルホルダの永久磁石と対向する面に、平板形
整流子を配設し、これと対向する永久磁石端面に
刷子を配設して、整流子と接触させるように構成
している。
しかしながら、この従来のコアレスモータで
は、コイルホルダの永久磁石と対向する面と磁石
端面との間に、整流子と刷子とを配設するための
空隙を必要とするので、長手方向寸法を短くする
にも限度があると共に、構造も複雑になる。
また、従来から、モータの運転中に整流子にお
いて発生される火花を消去するために、バリスタ
などの火花消去素子が取付けられている。従来の
火花消去素子として多く用いられているバリスタ
は、一般に円板状に形成され、この円板状のバリ
スタを半田付けなどで整流子片に固着している
が、そのバリスタの取付けによつて、長手方向寸
法がバリスタの厚み分だけ長くなる懸念がある。
また、従来のカツプ状ロータを有する細長筒状の
モータでは、筒内空隙の有効な利用が充分に図れ
ていなかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は従来の問題点を解消すべくなされたも
ので、カツプ状ロータの筒内空隙を有効に利用し
て、構造簡単で、長手方向寸法を短くしたコアレ
スモータを提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は、固定子用永久磁石が取付けられた筒
状磁石保持部材をモータケースの一端に配設する
と共に、中心部に回転軸を固着したコイルホルダ
カツプ状電機子コイルを取付けたカツプ状ロータ
を、前記永久磁石とモータケースとの間の環状空
隙内に配設してなるコアレスモータであつて、前
記カツプ状ロータのコイルホルダ端面とコイル開
口端部との空隙内のコイル開口端部に、整流子を
配設すると共に前記コイルホルダ端面に対する前
記整流子の位置を規制する円筒状の火花消去素子
を、前記コイルホルダ端面と整流子との間に介在
したことを特徴とするものである。
(ホ) 実施例 本考案の一実施例を、第1図ないし第3図に従
い説明する。第1図はコアレスモータの縦断面
図、第2図は電機子コイルの斜視図、第3図は火
花消去素子の斜視図である。
これらの図において、1は金属製のモータケー
スにして、カツプ状に成形される。2は固定子用
円筒型永久磁石にして、筒状磁石保持部材3に取
付けられる。永久磁石2を取付けた筒状磁石保持
部材3を、モータケース1の開口端に配設する
と、永久磁石2の外周と、モータケース1の内周
との間に、所定の空隙が形成されるように構成さ
れる。
4はカツプ状ロータとして、回転軸5を固着し
たコイルホルダ6に、カツプ状電機子コイル7を
取付けて構成される。
このカツプ状電機子コイル7は、多極(本実施
例では4極)を構成し、所定数のコイルユニツト
(本実施例では3個)を周方向に所定ピツチだけ
順次ずらして配置している。この電機子コイル7
の開口端には、各コイルユニツトの折曲部が重合
し、外方へ膨出した鍔部8が形成されている。
尚、この鍔部8と対向する前記モータケース1の
領域には、この鍔部8を収納するべく、外方に膨
出部11を形成し、ロータ外径に合せて、極力エ
アギヤツプを小さくするように構成している。9
は回転軸5に固着された整流子にして、コイルホ
ルダ6端面とコイル開口端部8′との空隙内に、
円筒状の火花消去素子15を介して配設される。
すなわち、筒状磁石保持部材3に、前記ロータ4
の鍔部8に相当する領域を径大とした段部10を
形成し、二段形状に構成する。その段部10によ
り、磁石2の下端を保持するとともに、その径大
部12内に整流子9が収納される。この整流子9
は円筒状の火花消去素子15の一端面に載置され
ている。すなわち、コイルホルダ6の端面に、火
花消去素子15を固着し、その火花消去素子15
の一端面に整流子9が載置され、あたかも、火花
消去素子15が、コイルホルダ6と整流子9との
スペーサの役目を行つている。電機子コイル7と
整流子9との接続は、コイルホルダ6に取付けた
中継導体板13を介して、コイルホルダ6の貫通
孔14から接続線を通し、該接続線と火花消去素
子15の各電極15aとを接続する。また、整流
子9の各整流子片は、火花消去素子15の所定電
極15aと半田付け、又は、導電性接着剤などで
固着されている。
火花消去素子15は第3図に示すように、円筒
状に形成され、バリスタ本体15b、電極15
a、回転軸5が挿入される中心透孔15cとを有
する。そして、前記電極15aは円筒表面上に配
置され、この電極15aに整流子9の各整流片が
接続される。尚、実施例では火花消去素子15と
してバリスタを用いた場合を示したが、環状のセ
ラミツクコンデンサを用いても良い。
16は、整流子9と摺接する刷子にして、前記
径大部12内に収納される。この刷子16は刷子
基台17を介して、モータケース1を施蓋する端
蓋18に取付られている。
19,19は、回転軸5を軸支する軸受であ
る。尚、図中Aは有効導体部、Bは折曲部を示
す。
つぎに、このモータの組立てについて簡単に説
明する。
モータケース1の開口部より、カツプ状ロータ
4を挿入し、モータケース1に取付けられた軸受
19にて回転軸5を軸支させる。また、ロータ4
の開口部とモータケース1の開口部とを同一方向
になり、モータケース1の膨出部11とロータ4
の鍔部8とが対向する。つぎに、永久磁石2を取
付けた筒状磁石保持部材3をモータケース1の開
口端に取付けると、モータケース1の内周と永久
磁石2の外周との空隙内に、電機子コイル7が配
設される。また、整流子9及び火花消去素子15
は、筒状磁石保持部材3の内部に収納される。そ
して、刷子16を取付けた端蓋18にて、モータ
ケース1を施蓋して、第1図に示すモータを得
る。
(ヘ) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、カツプ
状ロータのコイルホルダ端面とコイル開口端部と
の空隙内に、整流子、火花消去素子などの補助機
能素子を配設して、モータ内部のスペースを有効
に利用することにより、モータの長手方向寸法を
より短くすることができ、モータの小型化に役立
つ。
更に、円筒状の火花消去素子が整流子とコイル
ホルダ間のスペーサとして用いることもできるの
で、その組立作業も容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
コアレスモータの縦断面図、第2図は電機子コイ
ルを示す斜視図、第3図は火花消去素子を示す斜
視図である。 1……モータケース、2……永久磁石、3……
筒状磁石保持部材、4……カツプ状ロータ、5…
…回転軸、6……コイルホルダ、7……電機子コ
イル、8……鍔部、9……整流子、11……膨出
部、15……火花消去素子、16……刷子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子用永久磁石が取付けられた筒状磁石保持
    部材をモータケースの一端に配設すると共に中心
    部に回転軸を固着したコイルホルダにカツプ状電
    機子コイルを取付けたカツプ状ロータを、前記永
    久磁石とモータケースとの間の環状空隙内に配設
    してなるコアレスモータであつて、前記カツプ状
    ロータのコイルホルダ端面とコイル開口端部との
    空隙内のコイル開口端部に、整流子を配設すると
    共に前記コイルホルダ端面に対する前記整流子の
    位置を規制する円筒状の火花消去素子を、前記コ
    イルホルダ端面と整流子との間に介在したことを
    特徴とするコアレスモータ。
JP5207583U 1983-04-07 1983-04-07 コアレスモ−タ Granted JPS59159177U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207583U JPS59159177U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 コアレスモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207583U JPS59159177U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 コアレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159177U JPS59159177U (ja) 1984-10-25
JPH0145250Y2 true JPH0145250Y2 (ja) 1989-12-27

Family

ID=30182445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5207583U Granted JPS59159177U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 コアレスモ−タ

Country Status (1)

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JP (1) JPS59159177U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59159177U (ja) 1984-10-25

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