JPH07194069A - マグネットモータ - Google Patents
マグネットモータInfo
- Publication number
- JPH07194069A JPH07194069A JP33571893A JP33571893A JPH07194069A JP H07194069 A JPH07194069 A JP H07194069A JP 33571893 A JP33571893 A JP 33571893A JP 33571893 A JP33571893 A JP 33571893A JP H07194069 A JPH07194069 A JP H07194069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- coil end
- magnet motor
- bearing
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型化,品質向上,作業性向上を目的とした
マグネットモータを提供する。 【構成】 コイルエンド部巻線2の内側に生じるデッド
スペース5において、コイルエンド5の内側への倒れを
防止する壁14,20とコイルエンド5の鉄心4外周部
への飛び出しを防止する壁15を有し、軸受6のスラス
ト方向支持のための突起17が一体となったエンドイン
シュレータ13,18を設けることにより、モータの小
型化および巻線時の品質向上,組立性が良いマグネット
モータが得られる。
マグネットモータを提供する。 【構成】 コイルエンド部巻線2の内側に生じるデッド
スペース5において、コイルエンド5の内側への倒れを
防止する壁14,20とコイルエンド5の鉄心4外周部
への飛び出しを防止する壁15を有し、軸受6のスラス
ト方向支持のための突起17が一体となったエンドイン
シュレータ13,18を設けることにより、モータの小
型化および巻線時の品質向上,組立性が良いマグネット
モータが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電装用機器等に用いられ
るマグネットモータに関するものである。
るマグネットモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カーエレクトロニクスの発達に伴
ない、マグネットモータが利用されることが多くなって
きており、またモータ取付スペースが小さくなってきて
いることより小型化の要望も多くなってきている。
ない、マグネットモータが利用されることが多くなって
きており、またモータ取付スペースが小さくなってきて
いることより小型化の要望も多くなってきている。
【0003】以下、上述の従来のマグネットモータにつ
いて図2を参照しながら説明する。図2に示すように粉
体絶縁1はコイルエンド部巻線22,軸3,鉄心4との
絶縁を行ない、コイルエンド部巻線22による内側のデ
ッドスペース5を有し、軸受6と整流子7が絶縁距離を
保ち配置されている。
いて図2を参照しながら説明する。図2に示すように粉
体絶縁1はコイルエンド部巻線22,軸3,鉄心4との
絶縁を行ない、コイルエンド部巻線22による内側のデ
ッドスペース5を有し、軸受6と整流子7が絶縁距離を
保ち配置されている。
【0004】電機子8は、フレーム9とブラケット10
で軸受11と軸受6を介して回転自在に支持されてい
る。またブラシホルダー12は、フレーム9とブラケッ
ト10で狭持されている。
で軸受11と軸受6を介して回転自在に支持されてい
る。またブラシホルダー12は、フレーム9とブラケッ
ト10で狭持されている。
【0005】上記構成において、通電するとブラシホル
ダー12と整流子7をとおして電機子8に通電すること
になり電機子8が回転する。
ダー12と整流子7をとおして電機子8に通電すること
になり電機子8が回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマグ
ネットモータでは、コイルエンド部巻線2によるモータ
長が長くなる。
ネットモータでは、コイルエンド部巻線2によるモータ
長が長くなる。
【0007】また、巻線時コイルエンド部巻線2が崩れ
などで鉄心外周部より飛び出し耐圧不良などが発生す
る。
などで鉄心外周部より飛び出し耐圧不良などが発生す
る。
【0008】また、軸受6の位置決めは軸3の端面から
の寸法で圧入して位置決めされており、正確な位置決め
が困難という問題を有していた。
の寸法で圧入して位置決めされており、正確な位置決め
が困難という問題を有していた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、小型
で作業性を向上させ品質も向上させるマグネットモータ
を提供することを目的とする。
で作業性を向上させ品質も向上させるマグネットモータ
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コイルエンドの内側への倒れを防止する壁
と前記コイルエンドの鉄心外周部への飛び出しを防止す
る壁を有し、整流子側において前記内側への倒れを防止
する壁の内径は整流子外径より大きくし、負荷側におい
ては軸受ハウジング外周より大きくし、前記軸受のスラ
スト方向支持のための突起を設けたエンドインシュレー
タを備えたものである。
するために、コイルエンドの内側への倒れを防止する壁
と前記コイルエンドの鉄心外周部への飛び出しを防止す
る壁を有し、整流子側において前記内側への倒れを防止
する壁の内径は整流子外径より大きくし、負荷側におい
ては軸受ハウジング外周より大きくし、前記軸受のスラ
スト方向支持のための突起を設けたエンドインシュレー
タを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、コイルエンド部
巻線によるデッドスペースを有効に活用でき、また鉄心
外周よりコイルエンドの巻線が飛び出しを防止すること
ができ、また軸受の位置を機械的に位置決めすることが
できることで、モータの小型化,巻線時の品質向上,作
業性向上となる。
巻線によるデッドスペースを有効に活用でき、また鉄心
外周よりコイルエンドの巻線が飛び出しを防止すること
ができ、また軸受の位置を機械的に位置決めすることが
できることで、モータの小型化,巻線時の品質向上,作
業性向上となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0013】図に示すように、軸3に鉄心4が圧入固定
された後エンドインシュレータ13とエンドインシュレ
ータ14が鉄心4の両端面に当るまで軸3に圧入固定さ
れる。インシュレータ13は、コイルエンド部巻線2の
内側倒れ防止壁14を設け、壁内径は整流子7外径より
も大きくなっている。
された後エンドインシュレータ13とエンドインシュレ
ータ14が鉄心4の両端面に当るまで軸3に圧入固定さ
れる。インシュレータ13は、コイルエンド部巻線2の
内側倒れ防止壁14を設け、壁内径は整流子7外径より
も大きくなっている。
【0014】また、コイルエンド部巻線2の鉄心4外周
への飛び出し防止壁15も一体となっており、壁外径は
鉄心4外周とほぼ同じとなっている。
への飛び出し防止壁15も一体となっており、壁外径は
鉄心4外周とほぼ同じとなっている。
【0015】同様にインシュレータ18もインシュレー
タ13と同じであるが、コイルエンドの内径倒れ防止壁
20の内径は軸受ハウジング19の外径より大きくなっ
ており、また軸受6のスラスト方向を決める突起17も
一体となっている。
タ13と同じであるが、コイルエンドの内径倒れ防止壁
20の内径は軸受ハウジング19の外径より大きくなっ
ており、また軸受6のスラスト方向を決める突起17も
一体となっている。
【0016】以上のように構成されたエンドインシュレ
ータ13とエンドインシュレータ18より、コイルエン
ド部巻線2によるデッドスペースの絶縁空間16へ軸受
6,軸受ハウジング19と整流子7を収納することがで
きる。
ータ13とエンドインシュレータ18より、コイルエン
ド部巻線2によるデッドスペースの絶縁空間16へ軸受
6,軸受ハウジング19と整流子7を収納することがで
きる。
【0017】また、巻線時コイルエンド部巻線2が崩れ
などで鉄心4の外周部より飛び出しをなくすことができ
る。さらには、エンドインシュレータ18の突部17に
より軸受6のスラスト方向の位置決めを機械的に決める
ことができる。
などで鉄心4の外周部より飛び出しをなくすことができ
る。さらには、エンドインシュレータ18の突部17に
より軸受6のスラスト方向の位置決めを機械的に決める
ことができる。
【0018】このように本発明の実施例のマグネットモ
ータによれば、モータの小型化および巻線時の品質向
上、さらには組立性の良いマグネットモータができる。
ータによれば、モータの小型化および巻線時の品質向
上、さらには組立性の良いマグネットモータができる。
【0019】また、エンドインシュレータ13とエンド
インシュレータ18と、鉄心4のスロット絶縁を一体成
形をすることでも実現できることはいうまでもない。
インシュレータ18と、鉄心4のスロット絶縁を一体成
形をすることでも実現できることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、コイルエンド巻線によるデッドスペースを有
効に活用でき、また巻線時鉄心外周よりコイルエンド巻
線の飛び出しを防止することができ、さらには軸受の位
置決めを機械的にすることでモータの小型化,巻線時の
品質向上,組立性の良い優れたマグネットモータを実現
できるものである。
によれば、コイルエンド巻線によるデッドスペースを有
効に活用でき、また巻線時鉄心外周よりコイルエンド巻
線の飛び出しを防止することができ、さらには軸受の位
置決めを機械的にすることでモータの小型化,巻線時の
品質向上,組立性の良い優れたマグネットモータを実現
できるものである。
【図1】本発明の一実施例のマグネットモータの半断面
図
図
【図2】従来のマグネットモータの半断面図
1 粉体絶縁 2,22 コイルエンド部巻線 3 軸 4 鉄心 5 デッドスペース 6,11 軸受 7 整流子 8 電機子 9 フレーム 10 ブラケット 12 ブラシホルダー 13 整流子側のインシュレータ 14 整流子側の内側倒れ防止壁 15 外側飛び出し防止壁 16 デッドスペースの絶縁空間 17 スペーサ 18 負荷側インシュレータ 19 軸受ハウジング 20 負荷側の内側倒れ防止壁
Claims (2)
- 【請求項1】回転子端面を覆い、この回転子端面部から
軸方向に突出した内壁と外壁を設け、この両方の壁の間
にコイルエンドの全部または一部を納め、前記内壁の内
径は整流子外径より大きく、反整流子側の内壁の内径は
軸受のハウジング外径より大きく、かつ軸との当接部に
軸に沿って軸受内輪と接する凸部を設けたエンドインシ
ュレータを備えたことを特徴とするマグネットモータ。 - 【請求項2】回転子端面を覆い、この回転子端面部から
軸方向に突出した内壁と外壁を設け、この両方の壁の間
にコイルエンドの全部または一部を納め、前記内壁の内
径は整流子外径より大きく、反整流子側の内壁の内径は
軸受のハウジング外径より大きく、かつ軸との当接部に
軸に沿って軸受内輪と接する凸部を設けたエンドインシ
ュレータであって、回転子内のスロットも同時に被覆し
たエンドインシュレータを備えたことを特徴とするマグ
ネットモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33571893A JPH07194069A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | マグネットモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33571893A JPH07194069A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | マグネットモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194069A true JPH07194069A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18291701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33571893A Pending JPH07194069A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | マグネットモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07194069A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187097B2 (en) | 2001-08-20 | 2007-03-06 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Pump actuation motor |
US7332843B2 (en) * | 2004-10-14 | 2008-02-19 | Asmo Co., Ltd. | Motor |
JP2008263775A (ja) * | 2008-05-19 | 2008-10-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 直流ブラシモータ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33571893A patent/JPH07194069A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187097B2 (en) | 2001-08-20 | 2007-03-06 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Pump actuation motor |
US7332843B2 (en) * | 2004-10-14 | 2008-02-19 | Asmo Co., Ltd. | Motor |
JP2008263775A (ja) * | 2008-05-19 | 2008-10-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 直流ブラシモータ |
JP4518187B2 (ja) * | 2008-05-19 | 2010-08-04 | アイシン精機株式会社 | 直流ブラシモータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5462785B2 (ja) | Dcモータ | |
US20070200444A1 (en) | Small-sized motor having polygonal outer shape | |
US6541886B2 (en) | Motor | |
US20080122303A1 (en) | Direct-current motor and manufacturing method for the direct-current motor | |
JPS60200745A (ja) | 交流発電機用回転子 | |
JPH08331807A (ja) | 小型モータ | |
JPH10327566A (ja) | 小型モータ | |
JP3322954B2 (ja) | 小型モータの組立式整流子 | |
JP4463395B2 (ja) | コンデンサ電動機およびその製造方法 | |
JPH07194069A (ja) | マグネットモータ | |
US4349761A (en) | Flat type coreless rotary electric machine | |
US6954012B2 (en) | Permanent electric motor with a speed sensor | |
JPH114570A (ja) | 永久磁石界磁スタータモータ | |
JP2003088081A (ja) | インナーロータ型モータ | |
JP2008141943A (ja) | 直流モータ及び直流モータの製造方法 | |
JP2644940B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2019126121A (ja) | モータ | |
JPH04312336A (ja) | 電動機の固定子 | |
JP2660337B2 (ja) | 整流子モーター | |
JPH0145250Y2 (ja) | ||
JP2006094647A (ja) | 電動機 | |
JP2001128403A (ja) | 小型モータおよびその回転子の製造方法 | |
CN113892226A (zh) | 电机 | |
GB2302215A (en) | Hand machine tool electric motor | |
JP2003289651A (ja) | モータのブラシホルダ固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050620 |