JPS5939828Y2 - 小型モ−タ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型モータに関し、その目的とするところは回
転軸に取付けられたロータにその外周端において第１の
永久磁石の外周面と対向する折曲部分備えた第１の単コ
イルと、第２の永久磁石の外周面と対向する折曲部分備
えた第２の単コイルと全積層し、且つ、該積層したコイ
ル會複数個均等配置することにより、ロータの回転によ
り発生する振動音防止し、高出力で、小型化に適した小
型モータ金提供するにある。

すなわち、本考案の実施例金第１図および第２図で説明
すると、１は略カップ状のケースで、該ケース１の内壁
１ａにはドーナツ状の第１の永久磁石２が取付けられて
おり、永久磁石２は第１図Ｎ％ Ｓで示すように着＠さ
れている。

３はケース１に設けた軸受、４はケース１の開放端金塞
ぐブラケットで、該ブラケット４にはドーナツ状の第２
の永久磁石５が設けてあり、該永久磁石５は第１図Ｎ％
Ｓで示すように着磁されている。

なお、前記第１の永久磁石２と第２の永久磁石５とは互
に異極が対向する。

６はブラケット４に設けた軸受、７は前記軸受３．６に
回転可能に設けられた回転軸、８は回転軸７に取付けら
れたロータ、９・・・・・・はその外周端において第１
の永久磁石２の外周面２ａと対向する折曲部９ａｅ備え
た第１の単コイル、１０・・・・・・はその外周端にお
いて第２の永久磁石５の外周面５ａと対向する折曲部１
０ａ・・・・・・を備えた第２の単コイルで、前記第１
の単コイル９と第２の単コイル１０とは互に折曲部９ａ
ｘ１０ａが相反する方向に突出した状態で積層され、且
つ、電気的に並列に接続されている。

そして、前記積層されたコイルの複数組（実施例では３
組）がロータ８内に含有てれている。

なお、前記第１釦よび第２のコイル９．１０は同形状の
コイルで、また、コイル９．１０の通電動作は同時に等
量の電流が流れる様な電気回路構成に成っている。

１１は前記ロータ８上に設けられたバリスタ、１２は整
流子、１３はブラシである。

本考案は叙上の通り、ケース１およびブラケット４に第
１．第２の永久磁石２．５奮設け、また、前記永久磁石
２．５間に配置されたロータには、その外周端において
第１の永久磁石２の外周面２ａと対向する折曲部９ａｅ
備えた第１の単コイル９と、第２の永久磁石５の外周面
５ａと対向する折曲部１０ａｋ備えた第２の単コイル１
０と全積層し、該積層したコイル金複数個均等配置した
ので、ロータ８の振動の原因となるべき力は第１゜第２
の単コイル９．１０によって打ち消されるため、ロータ
の振動が防止でき、高出力、高性能ｐ小型モータが提供
でき、また、単コイル９．１０金折曲げることによって
小型化に適するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本考案の実施例金石し、第１図は
断側面図、第２図はロータ８の上面図である。 １・・・・・・略カップ状のケース、２・・・・・・永
久磁石、２ａ・・・・・・外周面、３・・・・・・軸受
、４・・・・・・ブラケット、５・・・・・・永久磁石
、５ａ・・・・・・外周面、６・・・・・・軸受、７・
・・・・・回転軸、８・・・・・・ロータ、９．１０・
・・・・・単コイル、９ａ、１０ａ・・・・・・折曲部
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 略カップ状のケースと、該ケースに設けた第１の永久磁
   石と〜前記ケースの開放端金塞ぐブラケットと、該ブラ
   ケットに設けた第２の永久磁石と、前記ケースとブラケ
   ットとに設けた軸受に回転可能に設けられた回転軸と、
   該回転軸に取付けられ前記第１および第２の永久磁石と
   の間に配置されたロータとより成り、前記ロータにはそ
   の外周端に釦いて第１の永久磁石の外周面と対向する折
   曲部分備えた第１の単コイルと、前記第２の永久磁石の
   外周面と対向する折曲部分備えた第２の単コイルと全積
   層し、且つ、該積層したコイルを複数個均等配置したこ
   とを特徴とする小型モータ。