JPS589496Y2 - 小型モ−タのブラシ保持装置 - Google Patents
小型モ−タのブラシ保持装置Info
- Publication number
- JPS589496Y2 JPS589496Y2 JP17124277U JP17124277U JPS589496Y2 JP S589496 Y2 JPS589496 Y2 JP S589496Y2 JP 17124277 U JP17124277 U JP 17124277U JP 17124277 U JP17124277 U JP 17124277U JP S589496 Y2 JPS589496 Y2 JP S589496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- square
- insulating plate
- terminal
- holding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型モータのブラシ保持装置に関し、特にブラ
シを保持する端子の取付けを強固にし、安定したブラシ
の動作を行なわしめんとするものである。
シを保持する端子の取付けを強固にし、安定したブラシ
の動作を行なわしめんとするものである。
一般に、小型モータは例えば特開昭５１
２５７０５号公報にみられるように、内周胴に磁石を配
設したカップ状ケーシング内に、コイルを備えたロータ
ーを回転自在に収納し、このローターの回転軸をケーシ
ングとケーシングの開放端を塞ぐ蓋体に軸支し、また、
蓋体には端子兼ブラシホルダーを配設し、この端子に刷
子を固着し、刷子の遊端をローターの下端に配設した整
流子に接触させるものである。
設したカップ状ケーシング内に、コイルを備えたロータ
ーを回転自在に収納し、このローターの回転軸をケーシ
ングとケーシングの開放端を塞ぐ蓋体に軸支し、また、
蓋体には端子兼ブラシホルダーを配設し、この端子に刷
子を固着し、刷子の遊端をローターの下端に配設した整
流子に接触させるものである。
ところで、前記した小型モータのブラシ保持装置は蓋体
に金属薄板よりなる端子を植設し、該端子にブラシを固
着しているため、端子を蓋体に取付ける際、あるいは、
端子にブラシを取付ける際、端子が折曲したり、整流子
との接触が不良となったり、あるいは衝撃による端子の
振動がブラシに伝達し、チャタリングを起し寿命が著し
く損われる等の欠点があった。
に金属薄板よりなる端子を植設し、該端子にブラシを固
着しているため、端子を蓋体に取付ける際、あるいは、
端子にブラシを取付ける際、端子が折曲したり、整流子
との接触が不良となったり、あるいは衝撃による端子の
振動がブラシに伝達し、チャタリングを起し寿命が著し
く損われる等の欠点があった。
本考案は斜上の点に鑑みなされたもので、以下、本考案
を図面を示した１実施例に基づいて説明すると、１は合
成樹脂の成形品より成り、後述するブラシを保持するた
めの絶縁板で、該絶縁板１は特に図示してないが、磁石
、ローター等を収納したカップ状ケーシングの開放端に
接着、強嵌合等により取付けられるものである。
を図面を示した１実施例に基づいて説明すると、１は合
成樹脂の成形品より成り、後述するブラシを保持するた
めの絶縁板で、該絶縁板１は特に図示してないが、磁石
、ローター等を収納したカップ状ケーシングの開放端に
接着、強嵌合等により取付けられるものである。
また、絶縁板１は中心孔１ａ、角孔１ｂ、角孔１ｂから
所要の間隔を置いて形成された凹部１ｃを有する台座ｌ
ｄ、中心孔１ａにそって形成された円弧状壁１００円弧
状壁１ｅの外周に設けられた切欠部１ｆを有する。
所要の間隔を置いて形成された凹部１ｃを有する台座ｌ
ｄ、中心孔１ａにそって形成された円弧状壁１００円弧
状壁１ｅの外周に設けられた切欠部１ｆを有する。
２は角材の金隙棒をＬ字形に折曲げて形成した端子で、
該端子は前記絶縁板１に設けた角孔１ｂに圧入され、そ
の一端２ａは絶縁板１の裏面から突出するものである。
該端子は前記絶縁板１に設けた角孔１ｂに圧入され、そ
の一端２ａは絶縁板１の裏面から突出するものである。
３はＬ字形端子２の折曲げ部附近にスポット溶接等によ
り固着されたブラシで、該ブラシはリン青銅板等のバネ
性ある金属薄板より成り、その遊端部は第２図に示すよ
うに２叉に分割されている。
り固着されたブラシで、該ブラシはリン青銅板等のバネ
性ある金属薄板より成り、その遊端部は第２図に示すよ
うに２叉に分割されている。
４はブラシ３の背面に貼着されたゴム等の防振部材であ
る。
る。
そして、前記ブラシ３を取付けたＬ字形端子２を絶縁板
１に取付けるには、Ｌ字形端子２の一端２ａを絶縁板１
に設けた角孔１ｂに圧入し、裏面に突出させると共に、
他端２ｂを絶縁板上に設けた台座１ｄの凹部１ｃに嵌合
して取付けるものである。
１に取付けるには、Ｌ字形端子２の一端２ａを絶縁板１
に設けた角孔１ｂに圧入し、裏面に突出させると共に、
他端２ｂを絶縁板上に設けた台座１ｄの凹部１ｃに嵌合
して取付けるものである。
５はノイズ防止用のコンデンサで、該コンデンサは絶縁
板１の切欠部１ｆ内に位置させ、そのリード線５ａを絶
縁板１上に導出して端子２に接続する。
板１の切欠部１ｆ内に位置させ、そのリード線５ａを絶
縁板１上に導出して端子２に接続する。
この時、絶縁板１に設けた円弧状壁１ｅはコンデンサ５
が中心孔１ａに突出するのを防止し、中心孔１ａに位置
する整流子（図示せず）と接触するのを防止するもので
ある。
が中心孔１ａに突出するのを防止し、中心孔１ａに位置
する整流子（図示せず）と接触するのを防止するもので
ある。
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、弁材の
金属棒から成るＬ字形端子２の一端２ａを絶縁板１の角
孔１ｂに圧入し、また、他端２ｂを絶縁板１上の台座１
ｄの凹部１ｃに嵌合し、前記り字形端子２の折曲げ部附
近にブラシ３を固着したので、端子２は衝撃等に対する
耐振性がよい上、端子２の取付方向の位置決めが容易で
あるために簡単に絶縁板１に取付けることができ、また
、端子の取付けが強固となり、特に、ブラシ３の取付側
の他端２ｂが凹部１ｃで保持され、且つ、耐振性のよい
角材であることあいまって、衝撃等による端子２の振動
を押えることができ、安定したブラシの動作を行なうこ
とができるという効果を有する。
金属棒から成るＬ字形端子２の一端２ａを絶縁板１の角
孔１ｂに圧入し、また、他端２ｂを絶縁板１上の台座１
ｄの凹部１ｃに嵌合し、前記り字形端子２の折曲げ部附
近にブラシ３を固着したので、端子２は衝撃等に対する
耐振性がよい上、端子２の取付方向の位置決めが容易で
あるために簡単に絶縁板１に取付けることができ、また
、端子の取付けが強固となり、特に、ブラシ３の取付側
の他端２ｂが凹部１ｃで保持され、且つ、耐振性のよい
角材であることあいまって、衝撃等による端子２の振動
を押えることができ、安定したブラシの動作を行なうこ
とができるという効果を有する。
図面は倒れも本考案の実施例を示し、第１図は要部平面
図、第２図は要部分解斜視図である。 １・・・・・・絶縁板、２・・・・・・Ｌ字形端子、１
ａ・・・・・・中心孔、２ａ・・・・・・一端、１ｂ・
・・・・・角孔、２ｂ・・・・・・他端、１ｃ・・・・
・・凹部、３・・・・・・ブラシ、１ｄ・・・・・・台
座、４・・・・・・防振部材、１ｅ・・・・・・円弧状
壁、５・・・・・・コンデンサ、１ｆ・・・・・・切欠
部。
図、第２図は要部分解斜視図である。 １・・・・・・絶縁板、２・・・・・・Ｌ字形端子、１
ａ・・・・・・中心孔、２ａ・・・・・・一端、１ｂ・
・・・・・角孔、２ｂ・・・・・・他端、１ｃ・・・・
・・凹部、３・・・・・・ブラシ、１ｄ・・・・・・台
座、４・・・・・・防振部材、１ｅ・・・・・・円弧状
壁、５・・・・・・コンデンサ、１ｆ・・・・・・切欠
部。
Claims (1)
- 磁石を収納したカップ状ケーシングと、該ケーシング内
に回転可能に収納されたローターと、該ローターの回転
軸と、該回転軸に設けた整流子と、前記ケーシング内に
収納され、前記整流子と接触するブラシを備えた絶縁板
とより戊る小型モーフにおいて、前記絶縁板には前記回
転軸が位置するための中心孔と、該中心孔から所要の間
隔を置いて凹部を有する台座と、該台座と所定の間隔を
置いて角孔とを設け、該角孔に角材の金属棒から成るＬ
字形端子の一端を圧入すると共に、他端を前記台座の凹
部に嵌合し、前記り字形端子の折曲げ部附近に金属薄板
より成るブラシの一端を固着したことを特徴とする小型
モータのブラシ保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17124277U JPS589496Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 小型モ−タのブラシ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17124277U JPS589496Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 小型モ−タのブラシ保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5495807U JPS5495807U (ja) | 1979-07-06 |
| JPS589496Y2 true JPS589496Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=29174954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17124277U Expired JPS589496Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 小型モ−タのブラシ保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589496Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-20 JP JP17124277U patent/JPS589496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5495807U (ja) | 1979-07-06 |
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