JPS5939976B2 - 小型モ−タ - Google Patents

小型モ−タ

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Publication number
JPS5939976B2
JPS5939976B2 JP5170675A JP5170675A JPS5939976B2 JP S5939976 B2 JPS5939976 B2 JP S5939976B2 JP 5170675 A JP5170675 A JP 5170675A JP 5170675 A JP5170675 A JP 5170675A JP S5939976 B2 JPS5939976 B2 JP S5939976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
magnetic
magnetic case
lid
circumferential surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP5170675A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51127315A (en
Inventor
久 石井
興二 細川
広吉 小葉
孝儀 松坂
祥生 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5170675A priority Critical patent/JPS5939976B2/ja
Publication of JPS51127315A publication Critical patent/JPS51127315A/ja
Publication of JPS5939976B2 publication Critical patent/JPS5939976B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータケースに関するものである。
従来の小型モータはフェライトマグネットに必要な磁性
ヨークにより本体ケースを形成し、シールド、防音、防
振対策としてその外周に磁性又は非磁性のケースを防振
ゴムを介するか又は直接配置して構成されている。
しかし外装ケースが磁性の場合は防音、防振、磁気シー
ルドに対し効果があるが、電気ノイズに対しては弱く、
一方非磁性の場合は電気ノイズに対し効果があるが、防
音、防振に対し弱く、磁気シールドが不完全でかつ取付
タップを設けるにも強度的に難点がある。
従って本体ケースの外周に磁性、非磁性の両ケースを配
置することが好ましいが、外形寸法が犬となシ、また組
立作業も煩雑となって製品が高価になる欠点がある。
そこで、本発明は騒音、振動及び電気ノイズの防止と、
信頼性、寿命の向上を計り、また組立作業の自動化が行
えるようにしたモータケースを提供するものである。
以下本発明に依るモータケースを適用した小型モータの
一実施例を図面について説明する。
1は非磁性ケースを示し、例えばアルミ等の非磁性金属
により一方が閉塞された筒状に形成されている。
この非磁性ケース1の閉塞面1aの中央部には四部2を
形成して軸孔3が穿設されると共にその周囲には軸孔3
を中心とする円弧状の案内孔4,4′が対向して設けら
れ、また開放縁部1bには複数の切込み瓜5と案内溝6
が形成されている。
この非磁性ケース1には鉄等の磁性金属より成9、一方
が閉塞され、非磁性ケース1の長さより短かい内部磁性
ケース7が回動可能に嵌合される。
内部磁性ケース7の閉塞面7aには大径の中芯孔8と非
磁性ケース1の案内孔4,4′に対応する掛孔9,9′
が設けられ、また内周面には隆起部10と切起突子11
が設けられており、この内部磁性ケース7に円筒状マグ
ネット12が隆起部10に圧接されると共に突子11に
係止された状状態で嵌着支持され固定子Aが構成される
この固定子A内に配される回転子Bは軸13、鉄芯14
、巻線15、整流子16及び整流子基板17から構成さ
れ、鉄芯14と巻線15の間に介在される絶縁板18に
は鉄芯14の両側に位置して複数の突子19が突設され
ておシ、との突子19にリング状の重り20を嵌着する
ことにより回転子Bの回転バランスを取る。
内部磁性ケース7の開放縁部7bには刷子21,21’
を備えた刷子基板22が当接される。
この刷子基板22の中央部には整流子16の直径に刷子
21,21’と刷子21゜21′の支持片23 、23
’との巾を加えた寸法以上の直径の中心孔24が設けら
れ、また外周縁には非磁性ケース10案内溝6に係合さ
れる突起25が突設されている。
支持片23 、23’は弾性を有し、側面にゴム等の弾
性材が重合され、刷子21゜21′が整流子16に安定
な接触をなす様になされている。
刷子基板22の外側にモータの回転に関連した信号を発
生する信号発生機、例えば周波数発電機Cが配され、非
磁性ケース1の開放部側に嵌合される。
この周波数発電機Cは回転子Bの軸13に固着される回
転部26とその外周に対応して配される固定部27とよ
りなる。
回転部26は外周面に沿ってN−8−N−8と交互に着
磁されたリング状のマグネットにより構成され、その内
周部には外側面に油切シ溝28が形成された保持部26
aが嵌着され、この保持部26aを介して軸13に固着
される。
固定部27は回転部26、即ちマグネットの着磁位置と
対向してリング状に歯29a及び29bが順次配され、
之等の歯の一つ置きの一方の歯29aは板リング状の磁
気ヨーク27aの内周縁に一体に立設されている。
他方の一つ置きの歯29bは板リング状の磁気ヨーク2
7bの内周縁一体に立設され、この磁気ヨーク27bの
外周面には歯29bと同方向に折曲延長された鍔部31
が形成されてこの鍔部31の周縁が一方の磁気ヨーク2
7aの外周縁に当接され歯29aより歯29bに至る磁
気ヨークが形成される。
リング状に配例された歯29a及び29bの外周には絶
縁ボビン32を介して巻線33が配される。
絶縁ボビン32の内周部は肉厚に形成して複数本の導電
ピン34が貫設され、その両端は磁気ヨーク27aと2
7bから突出され、磁気ヨーク27a側先端は刷子基板
22に電気的に接続固定される。
かかる周波数発電機Cは非磁性ケース1の開放面を塞ぐ
蓋35にて抑えられる。
蓋35は非磁性ケース1と同質材により形成され、この
中央部内面に四部36が設けられ、周面に導電ピン34
、の磁気ヨーク27b側先端が突出する透孔37が穿設
され、外面にはアースピン38が突設されている。
非磁性ケース1の閉塞面1aの凹部2及び蓋35の凹部
36には外周面が球面状の軸受39及び39が嵌合され
軸受バネ板40及び40′により押えられる。
軸受39及び39はオイルレスメタルにより形成され、
1だ軸受バネ板40.40’は中央部に軸受39.39
よシやや小径の中心孔41.41が設けられ、外周面に
は複数の透孔42.42が穿設されておシ、また中心孔
41゜41から放射状に切溝41 a 、 41 a’
が形成され中心孔41,410周縁部に弾力を持たせて
軸受39.39を弾力的に押えるように構成されている
蓋35の外面には端子基板43を配し透孔37から突出
される導電ピン34の先端を接続し、刷子基板22と導
電ピン34を介して電気的に接続される。
44は蓋35の凹部36の内面に重合されるスラスト受
けである。
45はモータ本体を保護する外部ケースを示し、例えば
鉄等の磁性金属により一方が閉塞された筒状に形成され
ている。
この外部ケース45は非磁性ケース1との間に空隙aが
生ずる内径を有し、閉塞面45aには中実軸孔46と複
数の取付は用タップ孔47が設けられ、また開放縁部4
5bの内周面には段部48が形成され、端縁から軸方向
に複数の切込み爪49とリード線導出溝50が設けられ
ている。
この外部ケース45にモータ本体を、その両端面部に防
振ゴム51及び52を嵌着して収容し、開放面に蓋53
を嵌合固定する。
外部ケース45の閉塞面45a側に配する防振ゴム51
には中央に軸孔54が設けられ、外面には外部ケース4
5の取付は用タップ孔47と対応して円周状の凹溝55
が設けられておシ、また外部ケース45の開放面側に配
する防振ゴム52の周面には切欠56が設けられている
蓋53は外部ケース45と同質材により形成され周縁に
は外部ケ−ス45の切込み爪49と対応して内方へ傾斜
する傾斜面57が形成されている。
次に組立状態を説明するに、先ず非磁性ケース1の閉塞
面1aの凹部2に軸受け39を嵌合し、その上に軸受バ
ネ板40を、その中心孔41を当接して載置し、次いで
内部磁性ケース7を嵌入して閉塞面7aを軸受バネ板4
0に押当て抑える。
然る後、内部磁性ケース7に円筒状マグネット12を圧
入してその外周面を隆起部10に密接させると共に端面
縁部を係止突起11に係合させて定位置に嵌着支持する
ことにより、この内部磁性ケース7とマグネット12に
より固定子Aを構成する。
この固定子A即ちマグネット12の内部に回転子Bを、
整流子16と反対側から挿入し、その軸13を内部磁性
ケース7の中芯孔8から軸受バネ板40の中心孔41、
軸受39を挿通して非磁性ケース1の軸孔3より外部に
突出させる。
一方、刷子基板22に周波数発電機Cの固定部27を磁
気ヨーク30a側から導電ピン34を介して電気的に接
続固定しておく。
この刷子基板22と周波数発電機Cとの結合体を非磁性
ケース1の開放部に、刷子基板22の突起25を案内溝
6に係合して嵌挿し、刷子21,21’を支持片23
、23’を介して整流子16に圧接させると共に刷子基
板22の周縁を内部磁性ケース7の開放端縁7bに重合
させる。
この結合体の嵌挿に際しては刷子基板22の中心孔24
から二本の工具を挿入して支持片23 、23’間をそ
の弾力に抗して押開いて刷子21,21’を整流子16
の直径より大きく離隔させ、この状態で嵌挿すると刷子
21゜21は整流子16に引掛ることなく嵌挿でき、定
位置において工具を外すと支持片23 、23’の弾力
で刷子21.21’は整流子16に圧接される。
次に回転部26を保持部26aを介して回転子Bの軸1
3に圧入し、固定部27の内空部、即ち磁気ヨーク27
a 、27bの内周部に位置させる。
更に磁気ヨーク27bの外周面に軸受バネ板40′を載
置して、透孔42から導電ピン34の他端を突出させる
と共に中心孔から、回転子Bの軸13の他端を突出させ
、その端部に軸受39を挿入する。
然る後、非磁性ケース1の開放縁部1bに蓋35をその
凹部36の内面にスラスト受け44を重合して嵌合する
と共に導電ピン34の他端を透孔37から導出する。
この状態で非磁性ケース1の開放縁部1bに形成された
切込み爪5を内方へ折曲して蓋35を押え非磁性ケース
1に対して仮固定する。
この仮固定の状態で磁気的中性点のずれ、回転子軸の揺
動の状態等を調整点検を行う。
磁気的中性点の調整は非磁性ケース1の案内孔4,4′
から内部磁性ケース7の掛孔9,9′に工具を挿入し、
その工具によシ内部磁性ケース7を非磁性ケース1に対
して回動するとマグネット12も共に回動され、固定子
Aと刷子21,21’との相対位置が移動することにな
って磁気的中性点の調整を行うことができる。
このようにして調整を行った後、非磁性ケース1の切込
爪5をかしめると共に切込爪5以外の縁部を屈曲カーリ
ングして蓋35を非磁性ケース1に固着する。
この蓋35の固着によシ固定子A1回転子B1刷子基板
22及び周波数発電機Cは非磁性ケース1に対して固定
される。
この固着された蓋35の外面に端子基板43を重合して
蓋35から突出される導電ピン34の他端アースピン3
8に電気的に接続固定し、この端子基板43にリード線
lを接続し非磁性ケース1の閉塞面1a側に防振ゴム5
1を、その軸孔54に回転子軸13を挿通して嵌着した
後、外部ケース45に嵌挿して回転軸13を軸孔46か
ら突出させると共にリード線lを導出溝50から導出さ
せる。
次いで外部ケース45の開放部に防振ゴム52を、その
切欠56を導出溝50に合せて嵌合し、非磁性ケース1
の蓋35側に嵌着する。
最後に外部ケース45の開放縁部45bに形成された段
部48に蓋53を、その傾斜面57が切込み爪49に対
応するように嵌合して防振ゴム52の外面に当接した後
、切込み爪49を内方に折曲して傾斜面に圧着させるこ
とによシ蓋53が固着され、モータ組立が完了する。
以上のように本発明によるモータは非磁性ケース1に対
して順次一方向から組立が行われると共に外部ケースに
対する組立も一方向から行われるのでその組立が全て自
動化でき、またその組立において非磁性ケース1と蓋3
5との結合は非磁性ケース1の開放周縁部1bを屈曲カ
ーリングして密着されるので密閉構造となって、静電シ
ールドが完全になシミ気雑音が防止される。
さらに、回転子軸13の軸受39,36は軸受バネ板4
0゜40′の弾力と蓋35の非理ケース1に対する密着
により確実に保持される。
またモータの中性点調整においては固定子Aを非磁性ケ
ース1に対して回動して行うので整流子16と刷子2L
21’の接触状態を変化させることなく調整が行え、機
械的騒音、電気ノイズの悪化、調整精度の悪化をきたす
おそれがない。
また、非磁性ケース1を、その前後に防振ゴム51,5
2を介して、外部ケース45に嵌合することにより保護
するので騒音、振動が防止されると共に外部強度も増大
される。
また、この外部ケース45は磁性金属で構成されている
ため、磁気ヨークとして機能する内部磁性ケース7と外
界との間の磁気的なシールド効果が期待できる。
以上のように本発明によればモータのケース部は三重構
造に形成され、その中間ケースは非磁性物質よシ構成さ
れ、その中間ケース即ち非磁性ケースと磁性金属で構成
された外部ケースとの間には防振ゴムが介在されている
ので、騒音、振動及び電気ノイズ、磁気ノイズが防止さ
れると共に外部強度が増大して信頼性と寿命が向上する
と共に、各ケースは一方が閉塞され他方が開放された筒
状であるから一方向からの部品の挿入装填が行えて組立
は連続自動化が可能になり、製品コストが安価になる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に依る小型モータの一例を示す断面図、
第2図はその分解斜視図、第3図は非磁性ケース内部の
分解斜視図、第4図は磁性ケース及び非磁性ケースの一
部切欠した平面図、第5図は刷子基板の平面図である。 図中1は非磁性ケース、1aは閉塞面、7は内部磁性ケ
ース、12はマグネット、21,21′は刷子、22は
刷子基板、35は蓋、45は外部ケース、45aは閉塞
面、51.52は防振ゴム、53は蓋、57は傾斜面で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータの回転子と相対向する円筒状マグネットを内
    周面に支持固定した筒状の磁性ケースと、内周面が上記
    磁性ケースの外周面と当接する筒状の非磁性ケースと、
    °内周面が防振ゴムを介して上記非磁性ケースの外周面
    を支持し、磁性金属で構成されだ筒状の外部ケースとか
    ら成シ、上記筒状の3つのケースは夫々の一方端面が閉
    塞されると共に他方端面が開放され、かつ上記夫々のケ
    ースの閉塞側端面が重なシ合うように嵌合されたことを
    特徴とするモータケース。
JP5170675A 1975-04-28 1975-04-28 小型モ−タ Expired JPS5939976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170675A JPS5939976B2 (ja) 1975-04-28 1975-04-28 小型モ−タ

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JP5170675A JPS5939976B2 (ja) 1975-04-28 1975-04-28 小型モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS51127315A JPS51127315A (en) 1976-11-06
JPS5939976B2 true JPS5939976B2 (ja) 1984-09-27

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ID=12894329

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JP5170675A Expired JPS5939976B2 (ja) 1975-04-28 1975-04-28 小型モ−タ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122470Y2 (ja) * 1977-02-25 1986-07-05
JPS53155012U (ja) * 1977-05-10 1978-12-06

Also Published As

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JPS51127315A (en) 1976-11-06

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