JPH025657Y2 - - Google Patents

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JPH025657Y2
JPH025657Y2 JP13375184U JP13375184U JPH025657Y2 JP H025657 Y2 JPH025657 Y2 JP H025657Y2 JP 13375184 U JP13375184 U JP 13375184U JP 13375184 U JP13375184 U JP 13375184U JP H025657 Y2 JPH025657 Y2 JP H025657Y2
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、発動発電機等の回転電機における冷
却フアンの取付構造に関する。
(2) 従来の技術 上記取付構造としては、例えば第3、第4図に
示すように、ロータ13が装着される回転軸J
と、この回転軸Jの端部の外径よりも大きい内径
の中心孔23を有する冷却フアン019と、前記
中心孔23にその一側から嵌入される嵌合突部2
6を一体に有して冷却フアン019の内周部一側
面に衝合する第1サポート部材024と、前記中
心孔23にその他側から嵌入される嵌合突部27
を一体に有して冷却フアン019の内周部他側面
に衝合する第2サポート部材025と、前記両サ
ポート部材024,025を、それらの前記嵌合
突部26,27相互を衝合させ且つ一方のサポー
ト部材025の背面を前記回転軸Jの端面に衝合
させた状態で前記回転軸Jに共締めすべく、頭部
が他方のサポート部材024の背面に係合し且つ
軸部が前記両嵌合突部26,27を貫通して前記
回転軸Jに螺着された取付ボルト15とを備えた
ものが従来公知である。
かかる従来公知の構造では、回転軸Jの端部の
外径よりも冷却フアン019の中心孔23の内径
の方が大きくても、該回転軸Jの端部に両サポー
ト部材024,025を介して冷却フアン019
を支障なくボルト止めできるという利点があり、
また特に第1及び第2サポート部材024,02
5の相互に衝合する各嵌合突部26,27が、両
サポート部材024,025の冷却フアン挟持面
間の間隔を一定に保持するスペーサとしての機能
を果たすので、上記取付ボルト15を強く締め込
んでも、その締め付けトルクが冷却フアン019
に伝達されず、そのため、一般に強度の比較的弱
い合成樹脂で成形される冷却フアン019の破損
防止に有効である。
ところが上記構造のものでは、冷却フアン01
9に取付ボルト15の締め付けトルクが伝達され
ないために、冷却フアン019と回転軸J間に回
り止め手段を設ける必要がある。そこで上記従来
公知の構造では、上記回り止めのために、一方の
サポート部材024に穿設した係合孔hを、冷却
フアン019の一面に突設された円柱状突起pに
抜き差し自在に嵌合させるようにしている。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記従来公知の構造では、組立時において取付
ボルト15を締め込む前に予め、上記係合孔hと
突起pとの嵌合状態を保持するように一方のサポ
ート部材024を冷却フアン019の一側面に当
てがい、且つ他方のサポート部材025を冷却フ
アン019の他側面の定位置に当接保持させてお
く必要があるが、これら作業は全て、取付ボルト
15の締め込み作業をしようとする作業員が片手
で行わねばならず、特に上記一方のサポート部材
024については、それが冷却フアン019の一
側面より突起pの高さ以上離間すると、該突起p
と係合孔hとの嵌合状態が直ちに解除されてしま
い、その両者を再度位置合せして嵌合させる必要
があるので、該一方のサポート部材024を冷却
フアン019の一側面にある程度強く押さえつけ
ておく必要があつて作業が一層面倒である。
本考案は、上記事情に鑑みて提案されたもの
で、従来の上記問題を全て解決し得る、回転電機
における冷却フアンの取付構造を提供することを
目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本考案は、ロ
ータが装着される回転軸と、この回転軸の端部の
外径よりも大きい内径の中心孔を有する合成樹脂
製冷却フアンと、前記中心孔にその一側から嵌入
される嵌合突部を一体に有して冷却フアンの内周
部一側面に衝合する第1サポート部材と、前記中
心孔にその他側から嵌入される嵌合突部を一体に
有して冷却フアンの内周部他側面に衝合する第2
サポート部材と、前記両サポート部材を、それら
の前記嵌合突部相互を衝合させ且つ一方のサポー
ト部材の背面を前記回転軸の端面に衝合させた状
態で前記回転軸に共締めすべく、頭部が他方のサ
ポート部材の背面に係合し且つ軸部が前記両嵌合
突部を貫通して前記回転軸に螺着された取付ボル
トとを備えた、回転電機における冷却フアンの取
付構造において、前記冷却フアンの内周部両側面
の、前記第1及び第2サポート部材との各対向面
には、対応するサポート部材に穿設した係合孔に
係合してそのサポート部材を冷却フアンに固定す
る弾性係止突起を一体的に設けたことを特徴とす
る。
(2) 作用 冷却フアンの取付作業時には予め上記弾性係止
突起に係合孔を係合させて、第1及び第2サポー
ト部材を何れも冷却フアンに仮止めしておくこと
ができるから、前記従来のように取付ボルトの締
め込み時に各サポート部材を冷却フアンに手作業
で保持しておく必要はなくなる。
しかも組付後は、上記弾性係止突起と係合孔と
の係合によつて、サポート部材、延いては回転軸
に対する冷却フアンの相対回転を確実に規制する
ことができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、回転電機として
の発動発電機1のハウジング2は、有底円筒状の
第1及び第2カバー3,4から成り、両カバー
3,4はステータ5の環状鉄心6を両側から挟む
ようにして、ボルト7により一体的に結合される
また第1カバー3は、エンジンEのクランクケー
ス8に一体的に結合される。ハウジング2内で環
状鉄心6にはコイル9が巻装され、これによりス
タータ5が構成される。
クランクケース8には第1カバー3内に突入す
るボス部10が一体的に設けられており、このボ
ス部10で軸受11によりクランク軸12が回転
自在に支承される。クランク軸12の端部はハウ
ジング2内に突入されており、このクランク軸1
2の端部にロータ13が装着される。
すなわち、クランク軸12の端部には、円筒状
のロータ軸14がテーパ嵌合され、そのロータ軸
14内を貫通する取付ボルト15の軸部先端をク
ランク軸12の端部に螺挿して締付けることによ
り、ロータ軸14がクランク軸12に一体的に結
合される。而してロータ軸14及びクランク軸1
2は本考案の回転軸Jを構成している。
前記ロータ軸14には鉄心16が固定されてお
り、この鉄心16にボビン17を介してコイル1
8を巻装することにより、ロータ13が構成され
る。
ロータ13から突出したロータ軸14の端部に
は冷却フアン19が前記取付ボルト15によつて
取付けられる。この冷却フアン19は合成樹脂に
より成形されており、複数の羽根20を有する円
板部21の内周縁部に有底円筒状取付部22が一
体に連設されて成り、その取付部22の底部中央
には、ロータ軸14の端部の外径よりも大きい内
径を有する円形の中心孔23が穿設される。
第2図を併せて参照して、冷却フアン19の内
周部両側面、即ち前記取付部22の有底両側面に
は、第1及び第2サポート部材24,25がそれ
ぞれ衝合して相互間に該取付部22を挟持するよ
うに配設される。これらのサポート部材24,2
5は基本的に円板状に形成されており、その中央
には、冷却フアン19の中心孔23にその両側か
らそれぞれ嵌入して相互に衝合する皿状嵌合突部
26,27が一体に設けられる。しかも嵌合突部
26,27には取付ボルト15を挿通するための
挿通孔28,29が穿設される。
このような各サポート部材24,25を冷却フ
アン19に取付けるために、冷却フアン19の内
周部両側面、即ち前記取付部22の両側面の、サ
ポート部材24,25との対向面には、一対の弾
性係止突起30,31がそれぞれ突設される。こ
れらの係止突起30,31は、拡大頭部30a,
31aを有する突部を二つ割にして弾性を付与す
るようにして形成される。また各サポート部材2
4,25の、前記係止突起30,31と対応する
位置には、該係止突起30,31と係合して該フ
アン19に各サポート部材24,25を固定する
ための一対の係合孔32,33がそれぞれ穿設さ
れている。
前記第1及び第2サポート部材24,25は、
それらの前記嵌合突部26,27相互を衝合させ
且つ第2サポート部材25の背面をロータ軸14
の端面に衝合させた状態で、該ロータ軸14の軸
端にセツトされる。そのセツト状態で取付ボルト
15は、その頭部15aが座金34を介して第1
サポート部材24の背面に係合し、またその軸部
15bが両サポート部材24,25の挿通孔2
8,29を貫通してクランク軸12の端部に螺挿
される。この取付ボルト15を締付けることによ
り、両サポート部材24,25は、ロータ軸14
の端部と取付ボルト15の頭部15aとの間に挟
持共締めされ、したがつて冷却フアン19がロー
タ軸14の端部に固定される。
ハウジング2において、第1カバー3には、冷
却フアン19の作動により、ハウジング2内に冷
却空気を導入するために通風孔35が穿設され、
第2カバー4にはハウジング2内から排風するた
めの通風孔36が穿設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、冷
却フアン19のロータ軸14への取付けにあたつ
ては、先ず各サポート部材24,25を冷却フア
ン19に取付ける。すなわち、冷却フアン19の
係止突起30,31を係合孔32,33に挿入す
ることにより、係止突起30,31の拡大頭部3
0a,31aが係合孔32,33の開口縁に係合
し、これによりサポート部材24,25が冷却フ
アン19を両側から挟持するようにして、取付け
られる。しかる後、座金34および挿通孔28,
29に取付ボルト15を挿通し、さらにロータ軸
14に挿通した取付ボルト15をクランク軸12
に螺合して締付けることにより、冷却フアン19
のロータ軸14への取付が完了する。この際、両
サポート部材24,25は、取付ボルト15の締
め付け操作前に予め冷却フアン19に仮止めされ
ているので、サポート部材24,25を冷却フア
ン19に手で特別に保持しておく必要がなく、取
付作業が容易となる。
また組付後は、上記係止突起30,31と係合
孔32,33との係合によつて、サポート部材2
4,25、延いてはロータ軸14に対する冷却フ
アン19の相対回転を確実に規制することができ
る。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ロータが装着さ
れる回転軸と、この回転軸の端部の外径よりも大
きい内径の中心孔を有する合成樹脂製冷却フアン
と、前記中心孔にその一側から嵌入される嵌合突
部を一体に有して前記冷却フアンの内周部一側面
に衝合する第1サポート部材と、前記中心孔にそ
の他側から嵌入される嵌合突部を一体に有して前
記冷却フアンの内周部他側面に衝合する第2サポ
ート部材と、前記両サポート部材を、それらの前
記嵌合突部相互を衝合させ且つ一方のサポート部
材の背面を前記回転軸の端面に衝合させた状態で
前記回転軸に共締めすべく、頭部が他方のサポー
ト部材の背面に係合し且つ軸部が前記両嵌合突部
を貫通して前記回転軸に螺着された取付ボルトと
を備えた、回転電機における冷却フアンの取付構
造において、前記冷却フアンの内周部両側面の、
前記第1及び第2サポート部材との各対向面に
は、対応するサポート部材に穿設した係合孔に係
合したそのサポート部材を冷却フアンに固定する
弾性係止突起を一体的に設けたので、冷却フアン
の取付作業時には予め上記弾性係止突起に係合孔
を係合させて、第1及び第2サポート部材を何れ
も冷却フアンに仮止めしておくことができ、従つ
て前記従来のように取付ボルトの締め込み時に各
サポート部材を冷却フアンに手作業で保持してお
く必要はなくなり、全体として作業が頗る容易で
作業能率向上に大いに寄与し得る。しかも組付後
は、上記弾性係止突起と係合孔との係合によつ
て、サポート部材、延いては回転軸に対する冷却
フアンの相対回転を確実に規制することができ
る。そして、上記係止突起及び係合孔を、前述の
如くサポート部材の冷却フアンに対する仮止め手
段と、冷却フアンの回転軸に対する回り止め手段
とに兼用することができるから、それだけ構造が
簡素化されコストダウンに寄与し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体縦断面図、第2図は要部を拡大して示
す分解斜視図、第3図及び第4図は、従来例を示
す、第1図及び第2図にそれぞれ対応した断面図
及び斜視図である。 1……回転軸、1……回転電機としての発動発
電機、13……ロータ、15……取付ボルト、1
5a……頭部、15b……軸部、19……冷却フ
アン、23……中心孔、24,25……第1、第
2サポート部材、26,27……嵌合突部、3
0,31……係止突起、32,33……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータ13が装着される回転軸Jと、この回転
    軸Jの端部の外径よりも大きい内径の中心孔23
    を有する合成樹脂製冷却フアン19と、前記中心
    孔23にその一側から嵌入される嵌合突部26を
    一体に有して前記冷却フアン19の内周部一側面
    に衝合する第1サポート部材24と、前記中心孔
    23にその他側から嵌入される嵌合突部27を一
    体に有して前記冷却フアン19の内周部他側面に
    衝合する第2サポート部材25と、前記両サポー
    ト部材24,25を、それらの前記嵌合突部2
    6,27相互を衝合させ且つ一方のサポート部材
    25の背面を前記回転軸Jの端面に衝合させた状
    態で前記回転軸Jに共締めすべく、頭部15aが
    他方のサポート部材24の背面に係合し且つ軸部
    15bが前記両嵌合突部26,27を貫通して前
    記回転軸Jに螺着された取付ボルト15とを備え
    た、回転電機における冷却フアンの取付構造にお
    いて、前記冷却フアン19の内周部両側面の、前
    記第1及び第2サポート部材24,25との各対
    向面には、対応するサポート部材24,25に穿
    設した係合孔32,33に係合してそのサポート
    部材24,25を冷却フアン19に固定する弾性
    係止突起30,31を一体的に設けたことを特徴
    とする、回転電機における冷却フアンの取付構
    造。
JP13375184U 1984-09-03 1984-09-03 Expired JPH025657Y2 (ja)

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JP2002039096A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Minebea Co Ltd 送風機

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JPS6149565U (ja) 1986-04-03

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