JPS585417Y2 - フライホイ−ル磁石回転子 - Google Patents

フライホイ−ル磁石回転子

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Publication number
JPS585417Y2
JPS585417Y2 JP1975148848U JP14884875U JPS585417Y2 JP S585417 Y2 JPS585417 Y2 JP S585417Y2 JP 1975148848 U JP1975148848 U JP 1975148848U JP 14884875 U JP14884875 U JP 14884875U JP S585417 Y2 JPS585417 Y2 JP S585417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flywheel
boss portion
boss
bolt
output shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975148848U
Other languages
English (en)
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JPS5260713U (ja
Inventor
三男 高田
Original Assignee
国産電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 国産電機株式会社 filed Critical 国産電機株式会社
Priority to JP1975148848U priority Critical patent/JPS585417Y2/ja
Publication of JPS5260713U publication Critical patent/JPS5260713U/ja
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Publication of JPS585417Y2 publication Critical patent/JPS585417Y2/ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁石発電機に用いるフライホイール磁石回転子
に関するものである。
一般にフライホイール磁石回転子をエンジンに取付けて
使用する場合には、フライホイールに設けたボス部にエ
ンジンの出力軸を嵌合させた後、出力軸の端部に設けた
雄ネジ部にナツトを螺合させたり出力軸の端部にボルト
を螺入したりしてフライホイールを出力軸に固着してい
る。
したがつて回転子を出力軸に取付けるに当っては、ボス
部に対してボルトまたはナツトを締付ける作業を行なう
必要があるが、従来のこの種の回転子ではボス部の外周
面が円筒面に形成されているため、ボス部の回り止めを
図るために特別の治具を必要とする欠点があった。
特にエンジンに組付けて出荷した後に回転子を取外す必
要が生じた場合には、円筒状のボス部を拘束する治具を
用意できないことが多いため、ボルトまたはナツトを容
易にゆるめることができなくなる欠点があった。
本考案の目的は、ボス部の外周の少なくとも一部に平坦
部を設けることにより、通常のスパナをボス部に係合さ
せることができるようにして上記の欠点を解消したフイ
ラホイール磁石回転子を提供することにある。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、同図におい
てフイラホイール磁石回転子1は、椀状のフライホイー
ル2と、このフライホイールの筒状部2aの内周面に取
付けた永久磁石mとからなっており、フライホイール2
の底壁2bの中央部にはリベット(図示せず)等により
回転軸取付用のボス部3が固着されている。
第2図に示すように、ボス部3の外周の相対する位置に
は互いに略平行な平坦面4,4が設けられている。
ボス部3にはまたフライホイール2の底壁2b側から開
口端側に向って次第に径が小さくなる向きのテーパが付
けられた回転軸嵌合用の孔5が形成され、この孔にエン
ジン6の出力軸7が嵌合されている。
出力軸7の端部には軸線方向に延びるネジ穴8が設けら
れ、このネジ穴に螺入された取付部材としてのボルト9
によりフライホイール2が出力軸7に固定されている。
上記のように、ボス部3の外周には平坦面4,4が形成
されているため、フライホイールの開口端側からこれら
の平坦面にスパナを係合させることによりフライホイー
ルの回り止めを図ることができ、したがってボルト9の
締付は及び取外しを容易に行なうことができる。
即ち、ボルト9を締付ける際にはボス部3が出力軸7に
圧着されるためボス部3と出力軸7との間の摩擦力がボ
ルトの締付トルクよりも大きくなり、ボルト9を締付け
れば締付ける程この摩擦力は大きくなる。
したがってスパナによってボス部3の回り止めを図るだ
けで゛出力軸7とフライホイール2との間に回動を生じ
させることなくボルトの締付けを行なうことができる。
ボルト9を取外す場合も同様にボルト9を緩めるために
必要なトルクよりもボス部3と出力軸7との間の摩擦力
の方が大きいためスパナを平坦部4に係合させるだけで
゛出力軸7とフライホイール2との間に回転を生じさせ
ることなくボス部の回り止めを図ってボルト9を緩める
ことができる。
尚第1図において10はエンジンに取付けられたカバー
11に設けられた固定子取付部12に位置決めされてビ
ス13により固定された磁石発電機の固定子であり、こ
の固定子は、積層鋼板からなる鉄心14と鉄心14に巻
回された発電コイル15とからなっている。
上記の実施例では、ボス部の外周の相対する位置に平担
面4,4を形成したが、第3図に示したようにボス部の
外周の形状を4角形以上の多角形(図示の例では6角形
)に形成することにより、平担面4を設けてもよい。
またこの平担面はスパナ等の通常の工具と係合してボス
部の回り止めを図るものであればよいので、ボス部の一
部のみに平担面を設けるだけでも本考案の目的を達成で
きる。
したがって本考案においては、ボス部の外周の少なくと
も一部に平担面を設ければよい。
上記の実施例では、出力軸(回転軸)7に設けたネジ穴
8にボルト9を螺入してこのボルトをボス部3に対して
締付けることによりフライホイールを出力軸に取付けて
いるが、出力軸7の端部をボス部3から突出させて、こ
の突出させた端部の外周に設けたネジ部に取付部材とし
てのナツトを螺合させることによりフライホイールを出
力軸に取付ける場合にも本考案を適用できる。
要するに本考案は、回転軸に設けたネ5ジ部にボルトま
たはナツトからなる取付部材を螺合させてこれをボス部
に対して締付けることによりフライホイールを回転軸に
取付けるようにしたフライホイール磁石回転子に適用し
て効果を上げることができる。
また上記の実施例では、ボス部3をフライホイール2と
別個に形成したが、鋳造またはプレスによる絞り加工に
よりボス部をフライホイールに一体に形成する場合にも
本考案を適用できる。
以上のように、本考案によれば、ボス部の外周の少なく
とも一部に平担面を設けて、スパナの如き工具をボス部
に係合させることができるようにしたので、回転子を拘
束するための特別の治具を用いることなく、回転子を固
定するためのボルトまたはナツトの着脱をきわめて容易
に行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図及び第3
図はそれぞれ本考案の回転子のボス部の異なる例を示す
端面図である。 1・・・・・・フライホイール磁石回転子、2・・・・
・・フライホイール、3・・・・・・ボス部、4・・・
・・・平担面、7・・・・・・エンジンの出力軸(回転
軸)、9・・・・・・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボス部を有する椀状のフライホイールと前記フライホイ
    ールに取付けられた磁石とを備え、前記ボス部には前記
    フライホイールの開口端側に向って径が次第に小さくな
    る向きのテーパが付けられた孔が設けられていて該孔に
    回転軸が嵌合され、前記回転軸に設けられたネジ部に螺
    合されたボルトまたはナツトからなる取付部材が前記ボ
    ス部に対して締付けられて前記フライホイールが前記回
    転軸に取付けられているフライホイール磁石回転子にお
    いて、前記ボス部の外周の少なくとも一部に平坦面が形
    成されていることを特徴とするフライホイール磁石回転
    子。
JP1975148848U 1975-10-31 1975-10-31 フライホイ−ル磁石回転子 Expired JPS585417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975148848U JPS585417Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 フライホイ−ル磁石回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975148848U JPS585417Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 フライホイ−ル磁石回転子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5260713U JPS5260713U (ja) 1977-05-04
JPS585417Y2 true JPS585417Y2 (ja) 1983-01-29

Family

ID=28628376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975148848U Expired JPS585417Y2 (ja) 1975-10-31 1975-10-31 フライホイ−ル磁石回転子

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JP (1) JPS585417Y2 (ja)

Also Published As

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JPS5260713U (ja) 1977-05-04

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