JP3691636B2 - 小型モータ - Google Patents

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JP3691636B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用アンチブレーキロック装置においてブレーキ液の液圧を高めるアクチュエータなどの動力源にされる小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用アンチブレーキロック装置においてアクチュエータなどの動力源となる小型モータとしては、モータケースの開放側端部の内側にホルダベースがオー(O)リングを介して差し込まれ、モータケースの開放側端部の外側にフロントハウジングが組付けられることによって、ホルダベースがモータケースの内側に配置されているものが知られている。モータケースの内側にはマグネットが固定され、モータケースの閉塞側端部に取付けられた軸受とフロントハウシングに取付けられた軸受とによってマグネットの内周側でアーマチュアのアーマチュアシャフトが回転可能に支持され、ホルダベースに保持されたブラシがアーマチュアのコンミュテータに電気的に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した小型モータは、ホルダベースがモータケースの内側に差し込まれる際、ホルダベースがモータケースの同心に配置されていないと、オー(O)リングの締め代が不均一になる。そのとき、締め代が大きくなっていると、オー(O)リングがホルダベースおよびモータケースに必要以上に強く圧接することになるから、オー(O)リングにへたりが生じ、オー(O)リングの耐久性能が劣ることになる。また、ホルダベース側とモータケース側とのオーリングを収容する隙間が小さくなっていても、上記と同様にして、オー(O)リングにへたりが生ずる。これに反して、締め代が小さくなっていると、オー(O)リングがホルダベースおよびモータケースに適度に圧接しなくなってシール性があまくなるから、モータケース内に水が浸入する恐れがある。また、ホルダベース側とモータケース側とのオーリングを収容する隙間が大きくなっていても、上記と同様にして、シール性があまくなる。そのため、上記した小型モータでは、ホルダベースのモータケースに差し込まれる部分やモータケースの内側部分に対し、切削加工を施すことによって、ホルダベースとモータケースとの締め代を確保するようにしているが、切削加工が付加作業になるため、製品の作成に多くの工数が必要となるなどオー(O)リングの締め代を均一に確保するのが難いという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】
この発明に係わる小型モータは、極めて簡略な構造でオーリングの締め代を均一にしてホルダベースをモータケースの同心に配置することができる小型モータを提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係わる小型モータでは、モータケースと、上記モータケースの内側に配置され、該モータケースの内側に挿入されるモータケース差し込み部が一体的に形成されたホルダベースと、上記ホルダベースの外周部と上記モータケースの内周部とのあいだに配置されたオーリングと、上記モータケースの内側に配置されたマグネットと、ポンプ負荷に結合されるアーマチュアシャフトをもち、通電により上記マグネットの内周側で回転するアーマチュアと、上記ホルダベース上で、上記アーマチュアのコンミュテータの外周側に配置されるブラシと、上記ブラシを上記コンミュテータに対して電気的に接続可能に押圧するブラシばねと、上記ホルダベースに一体的に形成され、上記ブラシおよびブラシばねをホルダベース上に保持するブラシボックスと、上記モータケース差し込み部の外周部上の複数個所に突出形成され、上記モータケースの同心位置に上記ホルダベースを配置するための調心部とを備え、上記ホルダベースのモータケース差し込み部は、上記モータケースの開放側端部に配置されるホルダベース本体から突出形成されており、該モータケース差し込み部には、モータケースの内側に突出した先端側にモータケースの内径よりも小さい外径の第1の差し込み部と、この第1の差し込み部の外周縁に形成されたオーリング取付部と、この第1の差し込み部のホルダベース本体側に該第1の差し込み部から段差状にして外周縁に調心部が形成された第2の差し込み部を備えていることを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】
この発明の請求項1に係わる小型モータによれば、ホルダベースがオーリングを介してモータケースの内側に差し込まれた際、ホルダベースに一体的に形成されたモータケース差し込み部の外周部の複数個所に突出形成された調心部がホルダベースをモータケースの同心位置に配置する。また、ホルダベースがオーリングを介してモータケースの内側に差し込まれる際、オーリング取付部の外周にオーリングが嵌付けられた第1の差し込み部が先に差し込まれ、その後に、第2の差し込み部の調心部がモータケースの内周側に接触しながら差し込まれる。それ故、調心部により、極めて簡略な構造でホルダベースをモータケースの同心に配置することができ、オーリングにより近いところでオーリングの締め代が均一にされる。
【0008】
【実施例】
図1ないし図8には、この発明に係わる小型モータの一実施例が示されている。
【0009】
図示する小型モータ1は、主として、モータケース2、ホルダベース3、フロントハウジング4、第1のオー(O)リング5、第1,第2,第3,第4のマグネット6,7,8,9、アーマチュア10、第1のブラシ11,12,13,14、第1,第2,第3,第4のブラシばね15,16,17,18、第1,第2,第3,第4のブラシボックス19,20,21,22、調心部23から構成されている。
【0010】
モータケース2は、円筒形状をなすモータケース本体2aの一端側が開放され、外側にフランジ部2bが形成されており、このフランジ部2bがフロントハウジング4に接合されている。モータケース2は、図1に示されるように、モータケース本体2aが内径寸法D1になっており、このモータケース本体2aの一端側にモータケース本体2aよりも大きい内径寸法D2のホルダベース受け部2a1が形成されている。ホルダベース受け部2a1は、モータケース本体2aに段差部2a2を介して連接されている。ホルダベース受け部2a1の内面には、切削加工などの後処理が施されていない。
【0011】
モータケース本体2aの他端側は閉塞された板部2cになっており、この板部2cの中央に凹状に形成された軸受取付部2c1に第2の軸受24が取付けられている。モータケース本体2aの内側には、第1,第2,第3,第4のマグネット6,7,8,9が取付けられている。第1,第3のマグネット6,8と第2,第4のマグネット7,9とは内周側にそれぞれ相反する磁力を発生している。
【0012】
フロントハウジング4には、円形の板状をなすフロントハウジング本体4aの中央に凹状に形成された軸受取付部4a1に第1の軸受25が取付けられている。フロントハウジング本体4aの軸受取付部4a1の外周側には、ホルダベース3の相反する側に凹状にして円環形のオーリング収容部4a2が形成されている。このオーリング収容部4a2には、第2のオー(O)リング26が収容される。オーリング収容部4a2に収容された第2のオー(O)リング26は、一端部がフロントハウジング本体4aに圧接する一方、他端部がホルダベース3に圧接する。
【0013】
フロントハウジング4には、フロントハウジング本体4aの外側にフランジ部4bが形成されている。フランジ部4bはモータケース2のフランジ部2bに加締られることによって接合されている。
【0014】
フロントハウジング4の中央に配置された第1の軸受25と、モータケース2の板部2cの中央に配置された第2の軸受24とには、アーマチュア10に備えたアーマチュアシャフト27が挿入されている。
【0015】
アーマチュア10には、アーマチュアシャフト27、アーマチュアコア28、コンミュテータ29、アーマチュアコイル30が備えられている。
【0016】
アーマチュアシャフト27は、第1の軸受25内を挿通したシャフト本体27aの一端側がフロントハウジング4の外側にまで突出しており、一端部に図示しない負荷であるポンプに結合される出力側軸受31が取付けられている。
【0017】
アーマチュアシャフト27のほぼ中央にはアーマチュアコア28が固定されている。アーマチュアコア28には、スロット数に対応した数の巻回部28aが形成されている。
【0018】
アーマチュアコア28の近傍には、コンミュテータ29が固定されている。コンミュテータ29の外周部には、アーマチュアコア28の巻回部28aと同数のコンミュテータ片29aがそれぞれ設けられており、コンミュテータ片29aに電気的に接続されたうえで、アーマチュアコア28の巻回部28aにアーマチュアコイル30が巻回されている。
【0019】
アーマチュア10のコンミュテータ29の外周には、第1,第2,第3,第4のブラシ11,12,13,14および第1,第2,第3,第4のブラシばね15,16,17,18がホルダベース3上に配置されている。
【0020】
ホルダベース3には、円板形状をなすホルダベース本体3aの外側にコネクタ部3bが突出形成されている。コネクタ部3bはモータケース2の外側に配置されており、このコネクタ部3b内には、第1,第2の端子32,33が配置されている。第1の端子32は第1,第3のブラシ11,13にそれぞれ電気的に接続され、第2の端子33は第2,第4のブラシ12,14にそれぞれ電気的に接続されている。
【0021】
ホルダベース3には、ホルダベース本体3aの外周部に円筒形のモータケース差し込み部3cが形成されている。このモータケース差し込み部3cには、ホルダベース本体3aからモータケース本体2aの内側に挿入される第1の差し込み部3c1と、第1の差し込み部3c1からホルダベース本体3a側に寄った位置に形成された第2の差し込み部3c2が備えられている。第1の差し込み部3c1は、段差部3c3を介して第2の差し込み部3c2に連接されている。
【0022】
モータケース差し込み部3cは、図4に示されるように、第1の差し込み部3c1が外径寸法D3になっており、第2の差し込み部3c2が外径寸法D4になっている。第1の差し込み部3c1の外径寸法D3は、モータケース本体2aの内径寸法D1よりも小さい。
第2の差し込み部3c2の外径寸法D4は、モータケース2のホルダベース受け部2a1の外径寸法D2よりもわずかに小さい。
【0023】
第1の差し込み部3c1は、外周部がオーリング取付部3c4になっている。このオーリング取付部3c4には第1のオー(O)リング5が嵌付けられている。
【0024】
第1のオー(O)リング5は、ホルダベース3のオーリング取付部3c4よりもわずかに小さい内径寸法を有し、オーリング取付部3c4に嵌付けられた状態でモータケース2のホルダベース受け部2a1の内径寸法D2よりもわずかに大きい外径寸法を有する。そのため、第1のオー(O)リング5は、モータケース2のホルダベース受け部2a1と、モータケース2の段差部2a2と、ホルダベース3のオーリング取付部3c4と、ホルダベース3の段差部3c3とによって四方を囲まれて形成されたオーリングホルダ部34内に収容され、モータケース2のホルダベース受け部2a1と、ホルダベース3のオーリング取付部3c4とにそれぞれ圧接される。
【0025】
モータケース差し込み部3cの第2の差し込み部3c2上には、調心部23が形成されている。調心部23は、図4に示されるように、第2の差し込み部3c2の外周上に等間隔で6個所形成されており、第2の差し込み部3c2のホルダベース本体3a側の基端部から第2の差し込み部3c2の先端部まで長さ寸法L1を有するものとしてリブ状に突出形成されている。6個所の調心部23は外径寸法D5を形成しており、調心部23の外径寸法D5は、モータケース2のホルダベース受け部2a1の内径寸法D2に略等しい。
【0026】
調心部23は、外径寸法D5がモータケース2のホルダベース受け部2a1の内径寸法D2に略等しいため、ホルダベース3のモータケース差し込み部3cがモータヨーク2の内側に差し込まれた際に、モータケース2のホルダベース受け部2a1に摺接することによって潰れて、ホルダベース3をモータケース本体2aの同心位置に配置する機能を有する。このとき、調心部23は、第2の差し込み部3c2においてモータケース2の長さ方向に長さ寸法L1を有するため、モータケース2の内側に差し込まれるホルダベース3の第2の差し込み部3c2が位置ずれを起こさないようにする。
【0027】
そして、調心部23は、第1のオー(O)リング5の近くに配置され、オーリング取付部3c4に第1のオー(O)リング5が嵌付けられたホルダベース3のモータケース差し込み部3cがモータケース2の内側に差し込まれる際、ホルダベース3をモータケース本体2aの同心位置に配置することによって、オーリングホルダ部34において、モータケース2のホルダベース受け部2a1とホルダベース3のオーリング取付部3c4とから形成される環状の空間である第1のオー(O)リング5の締め代を均一にする機能をもつ。そのため、調心部23によって均一にされた締め代に対し、第1のオー(O)リング5は、モータケース2のホルダベース受け部2a1と、ホルダベース3のオーリング取付部3c4とにそれぞれ均一の圧力でもって圧接される。
【0028】
ホルダベース3は、モータケース差し込み部3cが第1のオー(O)リング5を介してモータケース2の一端側の内側に嵌入されたうえで、ホルダベース本体3aの下面3a1にフロントハウジング4が当接することによって、モータケース2の一端側とフロントハウジング4とによって挟まれてモータケース2の内側に固定されている。
【0029】
ホルダベース本体3aの中央には、丸孔のシャフト挿通部3a2が形成されている。このシャフト挿通部3a2内には、アーマチュアシャフト27の一端側が挿通されている。
【0030】
ホルダベース本体3aの下面3a1には、図2に示されるように、シャフト挿通部3a2の外周側であって、フロントハウジング4のオーリング収容部4a2から外周方向に離れた位置に、凹状にして円環形の振動吸収用部材収容部3a3が形成されている。この振動吸収用部材収容部3a3には、振動吸収用部材35が収容されている。
【0031】
振動吸収用部材35は、ブチルゴム等の弾性材を素材として輪形に形成されている。このとき、ホルダベース3の第1のモータケース差し込み部3c1が第1のオー(O)リング5を介してモータケース2の一端側の内側に嵌入され、ホルダベース本体3aの下面3a1にフロントハウジング4のフロントハウジング本体4aが当接することによって、ホルダベース3がモータケース2の一端側とフロントハウジング4とによって挟まれてフロントハウジング4がモータケース2に接合されるに際し、フロントハウジング本体4aとホルダベース本体3aの下面3a1とのあいだには、フロントハウジング4およびホルダベース3を成形する際に生じたばらつきによって隙間がある。
【0032】
そして、振動吸収用部材収容部3a3に収容された振動吸収用部材35は、隙間内に突出し、図1中横方向である幅寸法が、フロントハウジング本体4aによって囲まれた振動吸収用部材収容部3a3の幅寸法よりも大きいため、フロントハウジング4がモータケース2に加締められた際に、幅方向に対して潰れる。そのため、隙間内において振動吸収用部材35は、一方がフロントハウジング本体4aに圧接する一方、他方がホルダベース本体3aの振動吸収用部材収容部3a3に圧接する。振動吸収用部材35は、フロントハウジング本体4aにアーマチュアシャフト27からポンプのたたき振動が伝わったとしても、フロントハウジング本体4aとホルダベース本体3aの下面3a1との間での隙間内においてフロントハウジング本体4aからホルダベース本体3aに対してポンプのたたき振動が伝播するのを阻止する機能を有する。振動吸収用部材35は、輪形に形成されるに限らず、フロントハウジング本体4a側に突出状にして振動吸収用部材収容部3a3に封入するようにしても良い。
【0033】
上記の場合、振動吸収用部材35がフロントハウジング本体4aとホルダベース本体3aの下面3a1との間に配置されないと、ポンプのたたき振動は、高周波振動になってモータケース2から発生されるため、乗員に対し特に不快感を与えることとなるが、振動吸収用部材35がフロントハウジング本体4aとホルダベース本体3aの下面3a1との間に配置されることによって、高周波振動が消滅することが実験によって判明している。
【0034】
ホルダベース本体3aの上面3a4には、図3に示されるように、第1のブラシボックス19、第2のブラシボックス20、第3のブラシボックス21、第4のブラシボックス22がそれぞれ形成されている。
【0035】
第1のブラシボックス19は第3のブラシボックス21に対称配置され、第2のブラシボックス20は第4のブラシボックス22に対称配置されており、第1のブラシボックス19内に第1のブラシ11、第1のブラシばね15が収容され、第2のブラシボックス20内に第2のブラシ12、第2のブラシばね16が収容され、第3のブラシボックス21内に第3のブラシ13、第3のブラシばね17が収容され、第4のブラシボックス22内に第4のブラシ14、第4のブラシばね18が収容されている。
【0036】
第1、第2、第3、第4のブラシボックス19、20、21、22はそれぞれ同一の形状であるため、ここでは第1のブラシボックス19についてのみ説明する。第1のブラシボックス19は、それぞれ対向配置された第1,第2のブラシガイド部19a,19bと、第1のストッパ部19cとから構成されている。
【0037】
一対の第1,第2のブラシガイド部19a,19bは、図7に示されるように、シャフト挿通部3a2の径方向に長さ寸法を有するものとして、シャフト挿通部3a2からホルダベース本体3aの外周に向け板状にしてホルダベース本体3aの上面3a4からそれぞれ突出形成されている。
【0038】
第1のブラシガイド部19aには、図7に示されるように、板状の第1のブラシガイド部本体19a1の第2のブラシガイド部19b側にホルダベース本体3aの上面3a4に対してほぼ直交するものとして平面状の第1のブラシ支持部19a2が形成されている。この第1のブラシ支持部19a2がホルダベース本体3aの上面3a4から有する高さ寸法は、第1のブラシ11の高さ寸法よりもわずかに大きい。
【0039】
第1のブラシガイド部本体19a1の先端には、図7に示されるように、第1のブラシガイド部本体19a1の長さ方向に沿った長さをもち、第1のブラシ支持部19a2の上端部から第2のブラシガイド部19b側に突出した第1の抜け止め部19a3が形成されている。
【0040】
第1のブラシガイド部19aに対向配置された第2のブラシガイド部19bには、図4に示されるように、板状の第2のブラシガイド部本体19b1の第1のブラシガイド部19a側にホルダベース本体3の上面3a4に対してほぼ直交するものとして平面状の第2のブラシ支持部19b2が形成されている。この第2のブラシ支持部19b2がホルダベース本体3aの上面3a4から有する高さ寸法は、第1のブラシ15の高さ寸法よりもわずかに大きい。第2のブラシ支持部19b2と第1のブラシガイド部19aの第1のブラシ支持部19a2とが有する間隔は、第1のブラシ11の幅寸法よりもわずかに大きい。そして、第2のブラシ支持部19b2と第1のブラシガイド部19aの第1のブラシ支持部19a2とのあいだは、ホルダベース本体3aの上面3a4と同一面のホルダベース本体側ブラシ支持部3a5になっている。
【0041】
第2のブラシガイド部本体19b1の上端部には、図7に示されるように、第2のブラシガイド部本体19b1の長さ方向に沿った長さをもち、第2のブラシ支持部19b2の上端部から第1のブラシガイド部19a側に突出した第2の抜け止め部19b3が形成されている。第2の抜け止め部19b3と第1のブラシガイド部19aの第1の抜け止め部19a3とが有する間隔は、第1のブラシ11の幅寸法および第1のブラシばね15の外径寸法よりも小さい。そのため、第1,第2のブラシガイド部19a,19bの内側に収容される第1のブラシ11および第1のブラシばね15は、第1,第2の抜け止め部19a3,19b3のあいだから飛び出ることがない。
【0042】
第1のブラシガイド部19aと第2のブラシガイド部19bとのあいだに、ホルダベース本体3aの上面3a4と同一面にして形成されたホルダベース本体側ブラシ支持部3a5には、ばり逃げ溝3a6が形成されている。ばり逃げ溝3a6は、第1のブラシガイド部19aの第1のブラシ支持部19a2と第2のブラシガイド部19bの第2のブラシ支持部19b2との中央に、第1のブラシガイド部19a、第2のブラシガイド部19bの長さ方向に沿ってホルダベース本体3aの上面3a4から下がって形成されている。このばり逃げ溝3a6の底面には、第1のブラシガイド部19a、第2のブラシガイド部19bの長さのほぼ中央に丸孔の金型押圧治具挿通孔3a7が形成されている。
【0043】
金型押圧治具挿通孔3a7は、ホルダベース本体3aの下面3a1からばり逃げ溝3a6の底面まで貫通して形成されており、第1のブラシボックス19において、第1のブラシガイド部19aの内側部分および第2のブラシガイド部19bの内側部分を成形するための第2の金型60を取り外すのに用いられる。その際、金型押圧治具70をホルダベース本体3aの下面3a1側から金型押圧治具挿通孔3a7内に挿入して押圧することによって第2の金型60が外れる。ばり逃げ溝3a6は、ホルダベース本体3aの上面3a4から下がった位置に底面が配置されているため、第2の金型60によって、第1のブラシボックス19において第1のブラシガイド部19aの内側部分および第2のブラシガイド部19bの内側部分を成形した際、万が一に、金型押圧治具挿通孔3a7の上面3a4側にばりが発生していたとしても、そのばりがばり逃げ溝3a6内に配置されて、第1のブラシボックス19の内側において第1のブラシ15が移動するホルダベース本体側ブラシ支持部3a5の面上に出っ張らないようにする機能を有する。
【0044】
第1,第2のブラシガイド部19a,19bからシャフト挿通部3a2の径方向に沿ってわずかに離れた位置には、第1のストッパ部19cが形成されている。第1のストッパ部19cは、第1,第2のブラシガイド部19a,19bに対して直交する角度でもって、板状にしてホルダベース本体3aの上面3a4から突出形成されている。
【0045】
第1のストッパ部19cには、図7に示されるように、板状の第1のストッパ部本体19c1の第1,第2のブラシガイド部19a,19b側に、ホルダベース本体3aの上面3a4に対してほぼ直交するものとして平面状の第1のブラシばね支持部19c2が形成されている。第1のブラシばね支持部19c2がホルダベース本体3aの上面3a4から有する高さ寸法は、第1のブラシばね15の外径寸法よりもわずかに大きい。第1のブラシばね支持部19c2には、第1のブラシばね15の他端部が当接する。
【0046】
第1のストッパ部本体19c1の上端部には、第1のストッパ部本体19c1の長さ方向に沿った長さをもち、第1のブラシばね支持部19c2の上端部から第1,第2のブラシガイド部19a,19b側に突出した第1のずれ止め部19c3が形成されている。第1のずれ止め部19c3には、第1のブラシばね15の他端部の側部が係止するため、第1のずれ止め部19c3は、第1のブラシばね15の他端が第1のブラシばね支持部19c2から位置ずれしないようにする機能を有する。また、第1のずれ止め部19c3の第1,第2のブラシガイド部19a,19bの端部からの離間寸法は、第1のブラシ11の長さ寸法および第1のブラシばね15の長さ寸法よりも小さいため、第1のずれ止め部19c3と第1,第2のブラシガイド部19a,19bの端部とのあいだから第1のブラシ11、第1のブラシばね15が飛び出すことはない。
【0047】
第1のブラシガイド部19aと第1のストッパ部19cとのあいだには第1の押さえ板部19dが形成され、第2のブラシガイド部19bと第1のストッパ部19cとのあいだには第2の押さえ板部19eが形成されている。
【0048】
第1の押さえ板部19dは、第1のブラシガイド部19aの高さ寸法よりも小さく、第1のブラシばね11の外径寸法よりもわずかに大きい寸法の高さ寸法にして、第1のブラシガイド部19aの端部から第1のストッパ部19cに連設されている。そして、第1の押さえ板部19dの内面は、第1のブラシガイド部19aの第1のブラシ支持部19a2と同一面を形成する平面になっている。
【0049】
第2の押さえ板部19eは、第2のブラシガイド部19bの高さ寸法よりも小さく、第1のブラシばね15の外径寸法よりもわずかに大きい寸法の高さ寸法にして、第2のブラシガイド部19bの端部から第1のストッパ部19cに連設されている。そして、第2の押さえ板部19eの内面は、第2のブラシガイド部19bの第2のブラシ支持部19b2と同一面を形成する平面になっている。
【0050】
第1,第2の押さえ板部19d,19eでは、それぞれの高さ寸法が第1のブラシばね15の外径寸法よりも大きく、それぞれの間隔が第1のブラシばね15の外径寸法よりもわずかに大きくなっているため、この第1のブラシばね15に曲げ応力が加えられたとしても、曲がらないように支える機能を有する。
【0051】
第1のブラシボックス19において、第1のブラシガイド部19aと第2のブラシガイド部19bとのあいだに、第1のブラシばね15を先にして、第1のブラシ11が挿入され、第1のブラシ11に電気的に接続された第1のピグテイル36が第1のブラシガイド部19aと第2のブラシガイド部19bとのあいだから引き出されて第1の端子32に電気的に接続される。そして、ホルダベース3のシャフト挿通孔3a2内にアーマチュアシャフト27が挿入されることによって、コンミュテータ29のコンミュテータ片29aに第1のブラシ11が当接する。このとき、第1のブラシばね15は、一端部が第1のブラシ11に係止され、他端部が第1のストッパ部19cの第1のブラシばね支持部19c2に当接することによって弾性的に縮むため、それによって蓄積された弾性反発力により、第1のブラシ11がコンミュテータ29のコンミュテータ片29aに圧接する。
【0052】
コンミュテータ29のコンミュテータ片29aに圧接する第1のブラシ11は、ホルダベース本体側ブラシ支持部3a5と、第1のブラシガイド部19aの第1のブラシ支持部19a1と、第2のブラシガイド部19bの第2のブラシ支持部19b1とによって、図7中の下方および両側方の三方を支持され、さらに、第1のブラシガイド部19aの第1の抜け止め部19a3と、第2のブラシガイド部19bの第2の抜け止め部19b3とによって図7中の上方を抜け止めされて支持されることにより、蓋部材などの別部品を取付けることなく、コンミュテータ29の径方向に移動可能にして、第1のブラシボックス19内に支持される。
【0053】
ホルダベース3では、第1のブラシボックス19内において第1のブラシばね15によって第1のブラシ11がコンミュテータ29側に押圧されて収容され、第2のブラシボックス20内において第2のブラシばね16によって第2のブラシ11がコンミュテータ29側に押圧されて収容され、第3のブラシボックス21内において第3のブラシばね17によって第3のブラシ13がコンミュテータ29側に押圧されて収容され、第4のブラシボックス22において第4のブラシばね18によって第4のブラシ14がコンミュテータ29側に押圧されて収容されている。
【0054】
第1のブラシボックス19は、図8に示されるように、第1の金型50、第2の金型60、金型押圧治具70を用いて成形される。
【0055】
第1の金型50は、第1のブラシガイド部19aの外側部分、第2のブラシガイド部19bの外側部分および第1のストッパ部19cの外側部分を形成するために用いられ、第2の金型60は、第1のブラシガイド部19aの内側部分、第2のブラシガイド部19bの内側部分および第1のストッパ部19cの内側部分を形成するために用いられる。
【0056】
第1の金型50および第2の金型60は、それぞれの先端部を揃えて配置され、これらから図8中下方に離れて図示しない第3の金型が配置される。そして、第1の金型50、第2の金型60と第3の金型とのあいだに樹脂材料が流し込まれた後、第3の金型、第1の金型50が開かれる。第1の金型50が開かれたとき、第1のブラシガイド部19aの内側、第2のブラシガイド部19bの内側、第1のストッパ部19cの内側には、第2の金型60が残されており、第3の金型によって、金型押圧治具挿通孔3a7が形成される。
【0057】
そして、第1の金型50が開かれる際に、第2の金型60が第1の金型50に係止して第1の金型50とともに図8中上方移動し、金型押圧治具70が図8中の下方から金型押圧治具挿通孔3a7内に挿し込まれて上方に向け押圧されることによって、第2の金型60は金型押圧治具70によって図8中上方に向けて押圧される。すると、第2の金型60が図8中上方に押圧移動されることによって、第1のブラシガイド部19aの内側、第2のブラシガイド部19bの内側、第1のストッパ部19cの内側をそれぞれ外側に押し広げながら移動していき、ホルダベース成形体3xから外れる。このとき、第1のブラシガイド部19aの内側部分、第2のブラシガイド部19bの内側部分、第1のストッパ部19cの内側部分がアンダーカットになっているが、第1の金型50によって第1のブラシガイド部19aの外側、第2のブラシガイド部19bの外側、第1のストッパ部19cの外側がそれぞれ成形されてから、第2の金型60が金型押圧治具70によって第1のブラシボックス19の長さ方向に対し直交する方向に押圧されてホルダベース成形体3xから外れることによって、第1のブラシガイド部19aの内側部分、第2のブラシガイド部19bの内側部分、第1のストッパ部19cの内側部分が成形されるから、第1のブラシ11の移動方向と同一の方向に開かれる金型を用いずに簡素な金型構造での成形が行われ、第1のブラシ11の移動方向においての長さ寸法を大きくとれる。
【0058】
このような構造を有する小型モータ1は、オーリング取付部3c4に第1のオー(O)リング5が嵌付けられたホルダベース3の第1のモータケース差し込み部3c1がモータケース2の内側に差し込まれ、ホルダベース本体3aの下面3a1にフロントハウジング4が当接され、モータケース2のフランジ部2bがフロントハウジング4のフランジ部4bが加締められることによってモータケース2とフロントハウジング4とが固定される。その際、調心部23によって、ホルダベース3がモータケース本体2aの同心位置に配置され、オーリングホルダ部34において、第1のオー(O)リング5の締め代が均一にされているため、第1のオー(O)リング5がモータケース2のホルダベース受け部2a1とホルダベース3のオーリング取付部3c4とにそれぞれ均一の圧力でもって圧接されて組付けられる。
【0059】
そして、出力側軸受31の外輪がアクチュエータ内のポンプに結合され、モータケース2およびフロントハウジング4がアクチュエータのケースにねじ止めされ、コネクタ部3b内の第1,第2の端子32,33が外部のアンチブレーキロック制御回路に電気的に接続されて車両に搭載される。
【0060】
アンチブレーキロック装置が作動することによって、第1の端子32に電源の電圧が印加されるとともに、第2の端子33が接地されると、コンミュテータ29を通じて、第1のブラシボックス19に収容された第1のブラシ11、アーマチュアコイル30、第3のブラシボックス17に収容された第3のブラシ13に電流が流れてから、コンミュテータ29を通じて、第2のブラシボックス20に収容された第2のブラシ12、アーマチュアコイル30、第4のブラシボックス22に収容された第4のブラシ18に電流が流れ、アーマチュアコア28に磁力が発生する。そして、アーマチュアコア28が発生した磁力と第1,第2,第3,第4のマグネット6,7,8,9が発生している磁力とによる電磁誘導によってアーマチュア10が回転し、アーマチュア10の回転力がアーマチュアシャフト27を通じポンプに与えられ、ポンプが作動する。
【0061】
上述したように、ホルダベース3とモータケース2との間において、調心部23がホルダベース3をモータケース本体2aの同心位置に配置して、第1のオー(O)リング5の締め代を均一にするため、オーリングホルダ部34において、第1のオー(O)リング5がモータケース2のホルダベース受け部2a1とホルダベース3のオーリング取付部3c4とにそれぞれ均一の圧力でもって圧接されてポンプの作動が行われる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1に係わる小型モータによれば、ホルダベースがオーリングを介してモータケースの内側に差し込まれた際、ホルダベースに一体的に形成されたモータケース差し込み部の外周部の複数個所に突出形成された調心部がホルダベースをモータケースの同心位置に配置する。また、ホルダベースがオーリングを介してモータケースの内側に差し込まれる際、オーリング取付部の外周にオーリングが嵌付けられた第1の差し込み部が先に差し込まれ、その後に、第2の差し込み部の調心部がモータケースの内周側に接触しながら差し込まれる。それ故、調心部により、極めて簡略な構造でホルダベースをモータケースの同心に配置することができ、オーリングにより近いところでオーリングの締め代が均一にされるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる小型モータの一実施例の縦断正面図である。
【図2】図1に示した小型モータに用いられるホルダベース単体の右側面図である。
【図3】図2に示したホルダベース単体の左側面図である。
【図4】図2に示したホルダベース単体の縦断面図である。
【図5】図1に示した小型モータにおいての調心部まわりの側面図である。
【図6】図1に示した小型モータにおいてのブラシボックスまわりの縦断面図である。
【図7】図1に示した小型モータにおいてのブラシボックスまわりの外観斜視図である。
【図8】図1に示した小型モータに用いられるホルダベースを成形する際の断面説明図である。
【符号の説明】
1 小型モータ
2 モータケース
3 ホルダベース
3a ホルダベース本体
3c モータケース差し込み部
3c1 第1の差し込み部
3c2 第2の差し込み部
3c4 オーリング取付部
5 (オーリング)第1のオー(O)リング
6 (マグネット)第1のマグネット
7 (マグネット)第2のマグネット
8 (マグネット)第3のマグネット
9 (マグネット)第4のマグネット
10 アーマチュア
11 (ブラシ)第1のブラシ
12 (ブラシ)第2のブラシ
13 (ブラシ)第3のブラシ
14 (ブラシ)第4のブラシ
15 (ブラシばね)第1のブラシばね
16 (ブラシばね)第2のブラシばね
17 (ブラシばね)第3のブラシばね
18 (ブラシばね)第4のブラシばね
19 (ブラシボックス)第1のブラシボックス
20 (ブラシボックス)第2のブラシボックス
21 (ブラシボックス)第3のブラシボックス
22 (ブラシボックス)第4のブラシボックス
23 調心部
27 アーマチュアシャフト
29 コンミュテータ

Claims (1)

  1. モータケースと、上記モータケースの内側に配置され、該モータケースの内側に挿入されるモータケース差し込み部が一体的に形成されたホルダベースと、上記ホルダベースの外周部と上記モータケースの内周部とのあいだに配置されたオーリングと、上記モータケースの内側に配置されたマグネットと、ポンプ負荷に結合されるアーマチュアシャフトをもち、通電により上記マグネットの内周側で回転するアーマチュアと、上記ホルダベース上で、上記アーマチュアのコンミュテータの外周側に配置されるブラシと、上記ブラシを上記コンミュテータに対して電気的に接続可能に押圧するブラシばねと、上記ホルダベースに一体的に形成され、上記ブラシおよびブラシばねをホルダベース上に保持するブラシボックスと、上記モータケース差し込み部の外周部上の複数個所に突出形成され、上記モータケースの同心位置に上記ホルダベースを配置するための調心部とを備え、上記ホルダベースのモータケース差し込み部は、上記モータケースの開放側端部に配置されるホルダベース本体から突出形成されており、該モータケース差し込み部には、モータケースの内側に突出した先端側にモータケースの内径よりも小さい外径の第1の差し込み部と、この第1の差し込み部の外周縁に形成されたオーリング取付部と、この第1の差し込み部のホルダベース本体側に該第1の差し込み部から段差状にして外周縁に調心部が形成された第2の差し込み部を備えていることを特徴とする小型モータ。
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