JPS6145743Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145743Y2 JPS6145743Y2 JP1980026031U JP2603180U JPS6145743Y2 JP S6145743 Y2 JPS6145743 Y2 JP S6145743Y2 JP 1980026031 U JP1980026031 U JP 1980026031U JP 2603180 U JP2603180 U JP 2603180U JP S6145743 Y2 JPS6145743 Y2 JP S6145743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- armature coil
- coil
- magnet
- armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、展開した形状が4辺形をなすコイル
群を円筒形に等間隔に配列してカツプ状に形成し
た電機子コイルを備えてなる小形直流モータに関
するもので、モータ高さを変えずに発生トルクを
増加させると共に減磁の少ない小形直流モータを
提供しようとするものである。
群を円筒形に等間隔に配列してカツプ状に形成し
た電機子コイルを備えてなる小形直流モータに関
するもので、モータ高さを変えずに発生トルクを
増加させると共に減磁の少ない小形直流モータを
提供しようとするものである。
従来、第1図に示す如く展開した形状が4辺形
をなすコイル群を円筒形に等間隔に巻回、配列し
て構成してなるカツプ形電機子コイル1を備えた
小形直流モータにおいては、第2図に示す如く、
電機子コイル1の導出線2を整流子3のライザー
部3aに接続し、かつカツプ底部のコイルエンド
部1aを平板状の固定板4を介して整流子3と共
に軸5に固定して電機子を形成し、さらに電機子
のカツプ内部に円筒形のマグネツト6を電機子外
周にマグネツト6との間で磁気回路を構成するヨ
ーク7を設けている。なお、第2図において、8
はヨーク7を保持するフレーム、9は軸5を支持
する軸受10とマグネツト6、フレーム8を一体
的に固定する界磁ベース、11は整流子3に摺接
する刷子、12はブラケツト、13は電気絶縁材
よりなるブラケツトカバーである。
をなすコイル群を円筒形に等間隔に巻回、配列し
て構成してなるカツプ形電機子コイル1を備えた
小形直流モータにおいては、第2図に示す如く、
電機子コイル1の導出線2を整流子3のライザー
部3aに接続し、かつカツプ底部のコイルエンド
部1aを平板状の固定板4を介して整流子3と共
に軸5に固定して電機子を形成し、さらに電機子
のカツプ内部に円筒形のマグネツト6を電機子外
周にマグネツト6との間で磁気回路を構成するヨ
ーク7を設けている。なお、第2図において、8
はヨーク7を保持するフレーム、9は軸5を支持
する軸受10とマグネツト6、フレーム8を一体
的に固定する界磁ベース、11は整流子3に摺接
する刷子、12はブラケツト、13は電気絶縁材
よりなるブラケツトカバーである。
以上の構成において、電機子の高さを低くする
際は、整流子3のライザー部3aをカツプ底部の
コイルエンド部1aの内側に沿めているが、この
際、電機子コイル1のカツプ底部のコイルエンド
部1aを中心に整流子3のライザー部3aを逃げ
るように外方に押し広げて整形しており、そのた
め整形時にコイルが外方に引張られて湾曲する力
が加わるため、断線が発生する欠点があつた。ま
た、電機子コイル1のカツプ底部のコイルエンド
高さhをできるだけ低くする必要があるため、線
積率が高くなり、シヨートが発生する危険性があ
つた。さらに導出線2は、整形し固定板4に取付
後、整流子3のライザー部3aに接続するので、
カツプ底部の外方にはみ出し、刷子11と接触し
たり、接続作業時あるいはモータ回転中に断線す
るという欠点があつた。
際は、整流子3のライザー部3aをカツプ底部の
コイルエンド部1aの内側に沿めているが、この
際、電機子コイル1のカツプ底部のコイルエンド
部1aを中心に整流子3のライザー部3aを逃げ
るように外方に押し広げて整形しており、そのた
め整形時にコイルが外方に引張られて湾曲する力
が加わるため、断線が発生する欠点があつた。ま
た、電機子コイル1のカツプ底部のコイルエンド
高さhをできるだけ低くする必要があるため、線
積率が高くなり、シヨートが発生する危険性があ
つた。さらに導出線2は、整形し固定板4に取付
後、整流子3のライザー部3aに接続するので、
カツプ底部の外方にはみ出し、刷子11と接触し
たり、接続作業時あるいはモータ回転中に断線す
るという欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、以下本考案の一実施例を第3図を参照して説
明する。なお、上記従来の構成と同一機能部品は
同一番号を符し、その説明を省略する。図に示す
如く電機子コイル1のカツプ底部には整流子3の
ライザー部3aを逃げるように内側方向に突出さ
せた段部1bを形成しており、この段部1bによ
り構成される凹部に整流子3のライザー部3aを
位置させている。また。電機子コイル1を軸5に
固定する固定板4は、電機子コイル1のカツプ底
部の形状に沿つた形状に形成している。一方、電
機子コイル1のカツプ底部に対向するマグネツト
6には電機子コイル1のカツプ底部の形状に沿う
凹部6aを形成している。
で、以下本考案の一実施例を第3図を参照して説
明する。なお、上記従来の構成と同一機能部品は
同一番号を符し、その説明を省略する。図に示す
如く電機子コイル1のカツプ底部には整流子3の
ライザー部3aを逃げるように内側方向に突出さ
せた段部1bを形成しており、この段部1bによ
り構成される凹部に整流子3のライザー部3aを
位置させている。また。電機子コイル1を軸5に
固定する固定板4は、電機子コイル1のカツプ底
部の形状に沿つた形状に形成している。一方、電
機子コイル1のカツプ底部に対向するマグネツト
6には電機子コイル1のカツプ底部の形状に沿う
凹部6aを形成している。
第4図は、マグネツト6の保磁力と電機子コイ
ル1より発生する減磁力の関係を示すもので、実
線は本考案、点線は従来例を示す。また図中、A
はマグネツト6の保有する各位置における保磁
力、Bはコイルから発生する各位置における反磁
界、CはA−Bを示すものである。図に示す如
く、本考案によれば、動作中におけるマグネツト
6の各位置における保磁力はほぼ一定となる。
ル1より発生する減磁力の関係を示すもので、実
線は本考案、点線は従来例を示す。また図中、A
はマグネツト6の保有する各位置における保磁
力、Bはコイルから発生する各位置における反磁
界、CはA−Bを示すものである。図に示す如
く、本考案によれば、動作中におけるマグネツト
6の各位置における保磁力はほぼ一定となる。
以上の構成から明らかなように本考案は電機子
コイルのカツプ底部のコイルエンドをカツプ内部
に若干突出させるだけであるので、コイルに引張
りテンシヨンがほとんど加わらないと共にコイル
エンド厚さh′を従来の高さhに比べ約1/3程度に
構成できるため、従来とモータ高さが同一の場合
マグネツト高さH′を従来の高さH′に比べ増加さ
せることができ、発生トルクが増加する。また動
作中におけるマグネツトの各位置における保磁力
もほぼ一定となる。さらに、電機子コイルの導出
線の引出し部は、カツプ底部外方に出ないので、
コイルエンドと刷子間の隙間も設計通りとなるな
ど実用的価値の大なるものである。
コイルのカツプ底部のコイルエンドをカツプ内部
に若干突出させるだけであるので、コイルに引張
りテンシヨンがほとんど加わらないと共にコイル
エンド厚さh′を従来の高さhに比べ約1/3程度に
構成できるため、従来とモータ高さが同一の場合
マグネツト高さH′を従来の高さH′に比べ増加さ
せることができ、発生トルクが増加する。また動
作中におけるマグネツトの各位置における保磁力
もほぼ一定となる。さらに、電機子コイルの導出
線の引出し部は、カツプ底部外方に出ないので、
コイルエンドと刷子間の隙間も設計通りとなるな
ど実用的価値の大なるものである。
第1図はカツプ形電機子コイルの斜視図、第2
図は同電機子コイルを用いた従来の小形直流モー
タの断面図、第3図は本考案の一実施例にかかる
小形直流モータの断面図、第4図はマグネツトの
保磁力と電機子コイルより発生する減磁力の関係
を示す図である。 1……電機子コイル、1a……コイルエンド、
1b……段部、3……整流子、3a……ライザー
部、5……軸、6……マグネツト、6a……凹
部、7……ヨーク。
図は同電機子コイルを用いた従来の小形直流モー
タの断面図、第3図は本考案の一実施例にかかる
小形直流モータの断面図、第4図はマグネツトの
保磁力と電機子コイルより発生する減磁力の関係
を示す図である。 1……電機子コイル、1a……コイルエンド、
1b……段部、3……整流子、3a……ライザー
部、5……軸、6……マグネツト、6a……凹
部、7……ヨーク。
Claims (1)
- 展開した形状が4辺形をなすコイル群を円筒形
に等間隔に配列してカツプ状に形成し、かつ軸と
直角方向に走行するカツプ開口部のコイルエンド
部をカツプ外方に突出させ、一方、カツプ底部の
コイルエンド部をカツプ内側に位置させてなる電
機子コイルと、この電機子コイルの内側に配置し
てなる円筒形のマグネツトと、前記電機子コイル
の軸と平行に走行するコイル部の外周に位置し、
前記マグネツトとの間で磁気回路を構成するヨー
クとを備えてなる小形直流モータにおいて、前記
電機子コイルのカツプ底部の少なくとも一部に
は、軸に固定される整流子のライザー部が位置す
るカツプ底部内側に突出した段部を設け、かつ前
記マグネツトの電機子コイルのカツプ底部に対向
する位置には、前記電機子コイルのカツプ底部の
段部に対応して凹部を設けてなる小形直流モー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980026031U JPS6145743Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980026031U JPS6145743Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56129180U JPS56129180U (ja) | 1981-10-01 |
JPS6145743Y2 true JPS6145743Y2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=29622048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980026031U Expired JPS6145743Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145743Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52108518U (ja) * | 1976-02-14 | 1977-08-18 | ||
JPS5498813U (ja) * | 1977-12-22 | 1979-07-12 |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP1980026031U patent/JPS6145743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56129180U (ja) | 1981-10-01 |
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