JPH025641Y2 - - Google Patents
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- JPH025641Y2 JPH025641Y2 JP11334984U JP11334984U JPH025641Y2 JP H025641 Y2 JPH025641 Y2 JP H025641Y2 JP 11334984 U JP11334984 U JP 11334984U JP 11334984 U JP11334984 U JP 11334984U JP H025641 Y2 JPH025641 Y2 JP H025641Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- shaped case
- front cover
- small
- electric motor
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、カツプ状ケースと平板状前カバーと
をヨークを兼ねる電動機ケースとする構成の小形
電動機に係り、特に、電動機ケースの嵌着構造に
関するもので、電動機取付け用の耳板の仕様の多
様化に安価な金型コストで対応可能とすると共
に、カツプ状ケースと前カバーとの磁気的接合の
安定向上化を図つたものである。
をヨークを兼ねる電動機ケースとする構成の小形
電動機に係り、特に、電動機ケースの嵌着構造に
関するもので、電動機取付け用の耳板の仕様の多
様化に安価な金型コストで対応可能とすると共
に、カツプ状ケースと前カバーとの磁気的接合の
安定向上化を図つたものである。
従来技術とその問題点を第4図〜第6図により
説明する。第4図は従来の小形電動機の構造例を
示すものでaは出力軸方向から見た正面図、bは
そのX−X断面図、cは側面部分図である。第4
図において、1は平板状前カバー、2はカツプ状
ケースで、これらの1,2でヨークを兼ねる電動
機ケースを形成し、その内側に、固定子磁極3
と、絶縁物4で囲まれた固定子巻線5とから成る
固定子と、この固定子と空隙7を介して対向して
配設される回転子6とを内蔵している。
説明する。第4図は従来の小形電動機の構造例を
示すものでaは出力軸方向から見た正面図、bは
そのX−X断面図、cは側面部分図である。第4
図において、1は平板状前カバー、2はカツプ状
ケースで、これらの1,2でヨークを兼ねる電動
機ケースを形成し、その内側に、固定子磁極3
と、絶縁物4で囲まれた固定子巻線5とから成る
固定子と、この固定子と空隙7を介して対向して
配設される回転子6とを内蔵している。
第5図は第4図中の前カバー1の平面図aと、
そのB−B′断面図b及びC−C′断面図cであり、
カツプ状ケース2との当接面となる外周1−1
に、カツプ状ケース2との嵌着部を形成する複数
(図示例では4個)の膨らみ1−2を設けてあり、
これらの膨らみに円弧状の小孔1−3を設けてあ
る。なお、9は回転子6の回転子軸の一方端を支
承する小孔である。
そのB−B′断面図b及びC−C′断面図cであり、
カツプ状ケース2との当接面となる外周1−1
に、カツプ状ケース2との嵌着部を形成する複数
(図示例では4個)の膨らみ1−2を設けてあり、
これらの膨らみに円弧状の小孔1−3を設けてあ
る。なお、9は回転子6の回転子軸の一方端を支
承する小孔である。
第6図はカツプ状ケース2の平面図aと、その
B−B′断面図bと矢視部分側面図cを示し、カ
ツプ状ケース本体の円筒部2−1、底面部2−2
と共に、電動機取付け用の耳板2−3を一体的に
形成し、円筒部2−1の開口側先端2−4に、前
記前カバー1の膨らみ1−2を嵌着するための凹
部2−5及びこの凹部に小突起2−6を形成して
いる。
B−B′断面図bと矢視部分側面図cを示し、カ
ツプ状ケース本体の円筒部2−1、底面部2−2
と共に、電動機取付け用の耳板2−3を一体的に
形成し、円筒部2−1の開口側先端2−4に、前
記前カバー1の膨らみ1−2を嵌着するための凹
部2−5及びこの凹部に小突起2−6を形成して
いる。
しかしながら、このような従来構成には、次の
ような問題点があつた。即ち、カツプ状ケース2
は金型によるプレス成形で作成されるが、この工
程数の多い高価な金型によるカツプ状ケース側
に、電動機取付け用の耳板2−3が一体的に形成
される構造であることから、この耳板2−3の形
状、仕様に対する電動機使用者側要求の多様化に
対応するのに、金型コストが増大し、経済的に不
利であるという問題があつた。さらに、第4図
a,b,cに前カバー1とカツプ状ケース2との
嵌着状態を示すように、両者の接合部8が、カツ
プ状ケースの円筒部内周面2−7と、前カバーの
外周1−1との当接となる構造であるため、また
この当接面が磁気回路の通路を形成することか
ら、特にカツプ状ケースの円筒部の真円度が成型
加工上出し難いこともあつて、上記当接面での磁
気抵抗が不安定で、電動機特性、効率にばらつき
をもたらすという問題点があつた。
ような問題点があつた。即ち、カツプ状ケース2
は金型によるプレス成形で作成されるが、この工
程数の多い高価な金型によるカツプ状ケース側
に、電動機取付け用の耳板2−3が一体的に形成
される構造であることから、この耳板2−3の形
状、仕様に対する電動機使用者側要求の多様化に
対応するのに、金型コストが増大し、経済的に不
利であるという問題があつた。さらに、第4図
a,b,cに前カバー1とカツプ状ケース2との
嵌着状態を示すように、両者の接合部8が、カツ
プ状ケースの円筒部内周面2−7と、前カバーの
外周1−1との当接となる構造であるため、また
この当接面が磁気回路の通路を形成することか
ら、特にカツプ状ケースの円筒部の真円度が成型
加工上出し難いこともあつて、上記当接面での磁
気抵抗が不安定で、電動機特性、効率にばらつき
をもたらすという問題点があつた。
本考案の目的は、従来技術での上記した問題を
解決し、電動機取付け用耳板構成の仕様の多様化
に安価な金型コストで対応可能とすると共に、磁
気回路となる前カバーとカツプ状ケースとの接合
部を磁気的に安定化することのできる小形電動機
を提供することにある。
解決し、電動機取付け用耳板構成の仕様の多様化
に安価な金型コストで対応可能とすると共に、磁
気回路となる前カバーとカツプ状ケースとの接合
部を磁気的に安定化することのできる小形電動機
を提供することにある。
本考案の小形電動機は、上記目的を達成するた
めに、カツプ状ケースとその開口側端面に取付け
られる平板状前カバーとでヨークを兼ねる電動機
ケースを形成し、カツプ状ケースの底面中心部及
び前カバー中心部にそれぞれ設けた小孔により回
転子軸を回転自在に支承し、複数の固定子磁極と
その励磁用の固定子巻線とよりなる固定子をその
内周面が回転子外周面と空隙を介して対向するよ
うにカツプ状ケースの円筒部の内径側に配設して
成る小形電動機において、電動機取付け用の耳板
が前カバーに一体的にその外周部に突出して設け
られ、かつ、上記前カバーには、カツプ状ケース
の開口先端部に当接する部分に段差が設けられて
この段差の立上がり面がカツプ状ケースの開口端
の円筒内周面と面接触で嵌合するようになつてお
り、カツプ状ケースの開口先端部に、深さが前カ
バーの厚さより小さい複数個の凹部を形成し、こ
れらの凹部に高さが前カバーの厚さより大きい小
突起をそれぞれ設け、一方、前カバーの外周の上
記カツプ状ケースに設けた凹部に対向する個所
に、各凹部に嵌着する形状を持つ膨らみと上記小
突起に嵌合する小孔とを形成し、これ等を嵌合し
各小孔より突き出た上記小突起の先端を、円周方
向に沿つて押し拡げることでカツプ状ケースと前
カバーとがカシメ固着されている構成とするにあ
る。
めに、カツプ状ケースとその開口側端面に取付け
られる平板状前カバーとでヨークを兼ねる電動機
ケースを形成し、カツプ状ケースの底面中心部及
び前カバー中心部にそれぞれ設けた小孔により回
転子軸を回転自在に支承し、複数の固定子磁極と
その励磁用の固定子巻線とよりなる固定子をその
内周面が回転子外周面と空隙を介して対向するよ
うにカツプ状ケースの円筒部の内径側に配設して
成る小形電動機において、電動機取付け用の耳板
が前カバーに一体的にその外周部に突出して設け
られ、かつ、上記前カバーには、カツプ状ケース
の開口先端部に当接する部分に段差が設けられて
この段差の立上がり面がカツプ状ケースの開口端
の円筒内周面と面接触で嵌合するようになつてお
り、カツプ状ケースの開口先端部に、深さが前カ
バーの厚さより小さい複数個の凹部を形成し、こ
れらの凹部に高さが前カバーの厚さより大きい小
突起をそれぞれ設け、一方、前カバーの外周の上
記カツプ状ケースに設けた凹部に対向する個所
に、各凹部に嵌着する形状を持つ膨らみと上記小
突起に嵌合する小孔とを形成し、これ等を嵌合し
各小孔より突き出た上記小突起の先端を、円周方
向に沿つて押し拡げることでカツプ状ケースと前
カバーとがカシメ固着されている構成とするにあ
る。
第1図〜第3図により本考案の実施例を説明す
る。第1図aは実施例電動機を出力軸方向から見
た正面図、bはそのX−X断面図、cは矢視側面
部分図を示し、第2図は第1図中の前カバーの平
面図aとそのB−B′断面図b、C−C′断面図c及
びD−D′断面図dであり、第3図は第1図中の
カツプ状ケースの平面図aとそのB−B′断面図
b及び矢視側面部分図cである。実施例図面にお
いて、1は前カバー、2はカツプ状ケース、3は
固定子磁極、4は固定子巻線5を囲む絶縁物、6
は回転子、7は固定子内周面と回転子外周面との
間に形成される空隙である。また、9及び9′は
それぞれ、前カバー1の中心部及びカツプ状ケー
ス2の底面中心部に設けた小孔で、これらの小孔
9,9′により、回転子6の回転子軸が回転自在
に支承されている。
る。第1図aは実施例電動機を出力軸方向から見
た正面図、bはそのX−X断面図、cは矢視側面
部分図を示し、第2図は第1図中の前カバーの平
面図aとそのB−B′断面図b、C−C′断面図c及
びD−D′断面図dであり、第3図は第1図中の
カツプ状ケースの平面図aとそのB−B′断面図
b及び矢視側面部分図cである。実施例図面にお
いて、1は前カバー、2はカツプ状ケース、3は
固定子磁極、4は固定子巻線5を囲む絶縁物、6
は回転子、7は固定子内周面と回転子外周面との
間に形成される空隙である。また、9及び9′は
それぞれ、前カバー1の中心部及びカツプ状ケー
ス2の底面中心部に設けた小孔で、これらの小孔
9,9′により、回転子6の回転子軸が回転自在
に支承されている。
本考案における平板状の前カバー1は、第2図
に示すように、カツプ状ケース2との嵌着に使用
される膨らみ1−2と円弧状小孔1−3が設けら
れると共に、従来技術においてはカツプ状ケース
に形成された電動機取付け用の耳板が1−4とし
て前カバー1に設けられる。さらに、本考案にお
いては、前カバー1の耳板1−4の下面と、この
耳板1−4及び前記膨らみ1−2以外の外周縁部
1−5の下面とに、段差Δhがプレス半抜き加工
により設けられてこの段差の立上がり面1−6が
カツプ状ケース2の開口端の円筒内周面2−7と
面接触で嵌合するようになつている。
に示すように、カツプ状ケース2との嵌着に使用
される膨らみ1−2と円弧状小孔1−3が設けら
れると共に、従来技術においてはカツプ状ケース
に形成された電動機取付け用の耳板が1−4とし
て前カバー1に設けられる。さらに、本考案にお
いては、前カバー1の耳板1−4の下面と、この
耳板1−4及び前記膨らみ1−2以外の外周縁部
1−5の下面とに、段差Δhがプレス半抜き加工
により設けられてこの段差の立上がり面1−6が
カツプ状ケース2の開口端の円筒内周面2−7と
面接触で嵌合するようになつている。
カツプ状ケース2は、第3図に示すように、開
口側端部に前カバーの膨らみ1−2及び円弧状小
孔1−3に嵌合する凹部2−5及び小突起2−6
が形成される。凹部2−5の深さと小突起2−6
の高さは、前カバーの円弧状小孔1−3を通して
小突起2−6を嵌着させる際に、小孔1−3の表
面から突出した小突起2−6の部分をカシメ代と
して利用できるようにすると共に、前カバー1に
設けた段差Δhにより、上記カシメ部が耳板1−
4の上面よりはみ出すことのない範囲とすること
が望ましい。また、プレス成形において確保され
たカツプ状ケース2の円筒部2−1の真円度の精
度を、カシメ作業によつて後退させる度合いを低
減するために、前カバー1におけるカシメ嵌着用
の小孔1−3を円弧状の長孔とし、さらに、カツ
プ状ケース2の凹部2−5における小突起2−6
を、上記円弧状の長孔に通してから行なうカシメ
作業は、円周方向に沿つての押圧、変形のカシメ
作業となるようにする。このカシメ作業時の押し
拡げをさらに容易とするためには、第3図cに示
すように、小突起2−6の先端中央部に、小さな
溝2−8を形成しておけば良い。
口側端部に前カバーの膨らみ1−2及び円弧状小
孔1−3に嵌合する凹部2−5及び小突起2−6
が形成される。凹部2−5の深さと小突起2−6
の高さは、前カバーの円弧状小孔1−3を通して
小突起2−6を嵌着させる際に、小孔1−3の表
面から突出した小突起2−6の部分をカシメ代と
して利用できるようにすると共に、前カバー1に
設けた段差Δhにより、上記カシメ部が耳板1−
4の上面よりはみ出すことのない範囲とすること
が望ましい。また、プレス成形において確保され
たカツプ状ケース2の円筒部2−1の真円度の精
度を、カシメ作業によつて後退させる度合いを低
減するために、前カバー1におけるカシメ嵌着用
の小孔1−3を円弧状の長孔とし、さらに、カツ
プ状ケース2の凹部2−5における小突起2−6
を、上記円弧状の長孔に通してから行なうカシメ
作業は、円周方向に沿つての押圧、変形のカシメ
作業となるようにする。このカシメ作業時の押し
拡げをさらに容易とするためには、第3図cに示
すように、小突起2−6の先端中央部に、小さな
溝2−8を形成しておけば良い。
本考案によれば、電動機取付け用の耳板を前カ
バー側に設ける構成であることから、耳板の仕様
の多様化に安価な金型費用で対応できると共に、
前カバーとカツプ状ケースとの接合を段差状の面
接触構造としたことから、磁気回路の安定化が達
成され、また、前カバーとカツプ状ケースとの固
着がカシメによる嵌着による構造であることから
組立て作業性の良い、小形電動機とすることがで
きる。
バー側に設ける構成であることから、耳板の仕様
の多様化に安価な金型費用で対応できると共に、
前カバーとカツプ状ケースとの接合を段差状の面
接触構造としたことから、磁気回路の安定化が達
成され、また、前カバーとカツプ状ケースとの固
着がカシメによる嵌着による構造であることから
組立て作業性の良い、小形電動機とすることがで
きる。
第1図は本考案の一実施例の正面図aとそのX
−X断面図b及び側面部分図c、第2図は第1図
中の前カバーの平面図aとそのB−B′断面図b、
C−C′断面図c及びD−D′断面図d、第3図は第
1図中のカツプ状ケースの上面図aとそのB−
B′断面図b及び側面部分図c、第4図は従来構
造を示す正面図aとそのX−X断面図b及び側面
部分図c、第5図は第4図中の前カバーの平面図
aとそのB−B′断面図b及びC−C′断面図c、第
6図は第4図中のカツプ状ケースの上面図aとそ
のB−B′断面図b及び側面部分図cである。 符号の説明、1……前カバー、2……カツプ状
ケース、3……固定子磁極、4……絶縁物、5…
…固定子巻線、6……回転子、7……空隙、8…
…接合部、9,9′……回転子支承用の小孔、1
−1……当接面となる外周、1−2……膨らみ、
1−3……小孔、1−4……耳板、1−5……外
周縁部、1−6……段差の立上がり面、2−1…
…円筒部、2−2……底面部、2−3……耳板、
2−4……開口側先端、2−5……凹部、2−6
……小突起、2−7……内周面、2−8……溝。
−X断面図b及び側面部分図c、第2図は第1図
中の前カバーの平面図aとそのB−B′断面図b、
C−C′断面図c及びD−D′断面図d、第3図は第
1図中のカツプ状ケースの上面図aとそのB−
B′断面図b及び側面部分図c、第4図は従来構
造を示す正面図aとそのX−X断面図b及び側面
部分図c、第5図は第4図中の前カバーの平面図
aとそのB−B′断面図b及びC−C′断面図c、第
6図は第4図中のカツプ状ケースの上面図aとそ
のB−B′断面図b及び側面部分図cである。 符号の説明、1……前カバー、2……カツプ状
ケース、3……固定子磁極、4……絶縁物、5…
…固定子巻線、6……回転子、7……空隙、8…
…接合部、9,9′……回転子支承用の小孔、1
−1……当接面となる外周、1−2……膨らみ、
1−3……小孔、1−4……耳板、1−5……外
周縁部、1−6……段差の立上がり面、2−1…
…円筒部、2−2……底面部、2−3……耳板、
2−4……開口側先端、2−5……凹部、2−6
……小突起、2−7……内周面、2−8……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カツプ状ケースとその開口側端面に取付けれ
る平板状前カバーとでヨークを兼ねる電動機ー
スを形成し、カツプ状ケースの底面中心部及前
カバー中心部にそれぞれ設けた小孔により回子
軸を回転自在に支承し、複数の固定子磁極との
励磁用の固定子巻線とよりなる固定子をその周
面が回転子外周面と空隙を介して対向するよに
カツプ状ケースの円筒部の内径側に配設してる
小形電動機において、電動機取付け用の耳板前
カバーに一体的にその外周部に突出して設け
れ、かつ、上記前カバーには、カツプ状ケース
開口先端部に当接する部分に段差が設けられて
の段差の立上がり面がカツプ状ケースの開口端
円筒内周面と面接触で嵌合するようになつて
お、カツプ状ケースの開口先端部に、深さが前
カーの厚さより小さい複数個の凹部を形成し、
これらの凹部に高さが前カバーの厚さより大き
い小突起をそれぞれ設け、一方、前カバーの外
周の上記カツプ状ケースに設けた凹部に対向す
る個所に、各凹部に嵌着する形状を持つ膨らみ
と上記小突起に嵌合する小孔とを形成し、これ
等を嵌合し各小孔より突き出た上記小突起の先
端を、円周方向に沿つて押し拡げることでカツ
プ状ケースと前カバーとがカシメ固着されてい
ることを特徴とする小形電動機。 (2) 前記カツプ状ケースは、その開口端に設ける
カシメ固着用の複数の小突起の先端に、円周方
向へのカシメ押し拡げを容易とする、小さな溝
を形成したカツプ状ケースであることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の小形
電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334984U JPS6132759U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 小形電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334984U JPS6132759U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 小形電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132759U JPS6132759U (ja) | 1986-02-27 |
JPH025641Y2 true JPH025641Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=30672382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11334984U Granted JPS6132759U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 小形電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132759U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0756624Y2 (ja) * | 1988-05-26 | 1995-12-25 | 株式会社テック | ステッピングモータのモータフレーム |
JPH0613600Y2 (ja) * | 1989-04-05 | 1994-04-06 | 日本サーボ株式会社 | 小型電動機の構造 |
JP2578775Y2 (ja) * | 1993-06-30 | 1998-08-13 | 日本サーボ株式会社 | モータのカバーとケースの固定構造 |
JP6370020B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2018-08-08 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11334984U patent/JPS6132759U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6132759U (ja) | 1986-02-27 |
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