JPS6316295Y2 - - Google Patents

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JPS6316295Y2
JPS6316295Y2 JP1980067200U JP6720080U JPS6316295Y2 JP S6316295 Y2 JPS6316295 Y2 JP S6316295Y2 JP 1980067200 U JP1980067200 U JP 1980067200U JP 6720080 U JP6720080 U JP 6720080U JP S6316295 Y2 JPS6316295 Y2 JP S6316295Y2
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case
press
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fitting
legs
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JP1980067200U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型モータにおける軸受台とケース
との結合部の構造に関するものである。
ヘアドライヤなどの小型電気製品に使用する小
型モータでは、合成樹脂の成形品からなる軸受台
と金属板のプレス成形品からなる浅い有底筒体状
のケースとを組合わせてケーシングとし、軸受台
とケースにそれぞれ設けられた軸受で回転軸を支
持するようにしているが、軸受台とケースとを一
体化する固定部の構造は、第9図a,bに示すよ
うにケース2の側縁上端に形成したしかめ部15
軸受台1の外周上面に形成した切欠段部14に折
り曲げてかしめ付ける構造となつている。しかし
ながら、この種の小型モータは軸受台1などの部
品も小型に製作されており、肉厚も極力薄くして
モータ全体の寸法が大きくならないようにしてあ
るため外力によつて変形しやすいものであり、前
記のかしめ付けの際のかしめ力F及びその反力
Fa、Fbによつて軸受台1が第9図aの一点鎖線
に示すように変形し、両軸受間の軸心がずれて回
転軸にこじれが生じたり、刷子が傾いて整流子と
の接触状態が悪くなつたりして、モータとしての
性能や寿命に悪影響が出る原因となつていた。
本考案はこのような従来例における問題点を解
決することを目的としてなされたものであり、軸
受台外周に脚部を突設してこの脚部の先端をケー
ス底面に当接させ、脚部の中間部に形成した切欠
段部にケースのかしめ部をかしめ付けすることに
より、かしめ力を脚部で受け止め、しかも軸受台
の軸受部分から離れた場所でかしめるようにし
て、かしめ力によつて軸受台が変形することがな
く性能や寿命に悪影響が与えられることのない小
型モータを提供したものである。
以下、本考案を図面に示した一実施例について
説明する。
第1図a及びbは本考案に係る小型モータの横
断面及び一部破断側面図であり、1は合成樹脂の
成形品からなる軸受台、2は金属板のプレス成形
品からなるケースであり、軸受台1に嵌着された
軸受3とケース2に取付けられた出力側軸受台4
に嵌着された軸受5によつて回転軸6が支持され
ている。8は回転軸6に装着された回転子の鉄
心、9はコイル、10は整流子、11は刷子であ
り、12は軸受台1に圧入固定された交流入力端
子用の端子金具である。軸受台1は外部形状を周
縁に向かつたテーパ状として外周部に行くほどモ
ータの軸方向の厚さが小さくなるようにした中高
の形状としてあり、端子金具12はこのテーパ状
の部分1aに突出させてある。第2図は第1図と
は90゜近くずれた位置での要部破断側面図であり、
軸受台1の中心に対して第5図に示すように対称
に位置する軸受台1の外周に夫々脚部13を突設
してある。これらの2つの脚部13は、ケース2
の底面2aの周縁に中心部よりもケース2の内側
に凹ませて設けた段部30に先端13aを当接さ
せ、脚部13の中間部に形成した切欠段部14に
ケース2の側縁2bに形成したかしめ部15をか
しめ付けることにより、軸受台1とケース2とを
一体化してある。7は円弧状の永久磁石からなる
磁極で、第1図bに示すように両側の脚部13の
間のケース2の内周壁に沿うように配置されて該
両側の脚部13の間の内周壁に接着固定される。
第3図はケース2を示すもので、同図aは上面
図、同図bは一部破断側面図であり、かしめ部1
5は側縁2b上部に設けた凹部16の底に形成し
てある。
第4図は軸受台1を外側から見た上面図であ
り、21は端子金具12を圧入するための圧入
穴、22は後述する刷子端子用の端子金具23を
圧入するための圧入穴である。
第5図は組立てた状態の軸受台1を内側から見
た底面図であり、4個の小型ダイオード24を組
合わせて全波整流ブリツジを構成し、これを端子
金具12、23と共に軸受台1に固定してある。
25は小型ダイオード24のリード線、25aは
リード線25相互の接続部、26は小型ダイオー
ド24の装着部に形成された凹部であり、リード
線25を第6図、第7図のように端子金具12、
23に圧入し、端子金具12、23を軸受台1に
圧入固定することにより、小型ダイオード24の
固定と電気的接続とが行なわれる。
第6図は端子金具12の部分で断面にした軸受
台1の一部破断側面図であり、端子金具12は外
部導出片12aと圧入片12bとを有しており、
圧入片12bの基部にリード線圧入部12cを形
成し、圧入片12bには抜け止め用の鋸歯状部1
2dを形成してある。ここで、リード線圧入部1
2cに小型ダイオード24のリード線25を圧入
し、次いで軸受台1の圧入穴21と圧入穴27に
外部導出片12aと圧入片12bをそれぞれ圧入
することにより、リード線25と端子金具12は
軸受台1に固定されるのである。
第7図は端子金具23の部分で断面にした軸受
台1の要部破断側面図であり、端子金具23には
刷子11を取付け、上部には圧入片23aを形成
し、圧入片23aの中央にリード線圧入部23b
を、また側部には抜け止め用の鋸歯状部23cを
それぞれ形成してある。ここで、リード線圧入部
23bに小型ダイオード24のリード線25を圧
入し、次いで軸受台1の圧入穴22に圧入片23
aを圧入することにより、リード線25端子金具
23は軸受台1に固定される。なお、圧入穴22
への圧入時には圧入片23aの両側縁が押されて
リード線圧入部23bが狭くなるので、リード線
25は、かしめられた状態となつてより確実に固
定される。
第8図は刷子の構成を示すもので、刷子11は
燐青銅などの弾力性に富んだ金属の薄板で形成さ
れ、長手方向に切込み28を設け、整流子10と
接触部分には銀パラジウムのクラツド部11aを
設け、基部を黄銅板からなる端子金具23にスポ
ツト溶接により固定してある。29は刷子11に
接着された防振ゴムである。なおリード線圧入部
23bの幅はリード線25の直径よりやや小さく
選んであるが、入口付近の寸法はやや大きくして
リード線25挿入が容易に行なえるようにしてあ
り、これは端子金具12についても同様である。
以上述べた実施例から明らかなように、本考案
は軸受台外周に脚部を突設してこの脚部の先端を
ケース底面に当接させ、脚部の中間部に形成した
切欠段部にケースのかしめ部をかしめ付けるよう
にしているので、かしめ力は脚部の切欠段部と先
端とで確実に受け止められ、かしめの際に軸受台
全体を変形させるような力が加わることはなく、
またかしめの位置は軸受台の外周上面よりも更に
下に下がつた脚部の中間部であつて軸受が取付け
られる中央部からは十分離れた場所であり、しか
もかしめ部以外はケースの側縁で支持されている
ので、軸受の部分にかしめ力の影響が及ぶ可能性
一層小さくできるのであり、軸受台とケースとを
結合して一体化するときのかしめによつてモータ
の性能が低下したり、寿命が短くなつたりするこ
とが防止できる利点がある。更に本考案にあつて
は中心部が周縁部よりも中高に隆起したテーパ状
の外面形状を有する軸受台の中心に対して対称に
位置する軸受台の外周に2つの脚部を突設し、ま
たケース底面の周縁部に中心部よりもケースの内
側に凹んだ段部を設け、脚部の先端をケース底面
の段部に当接させるものであるから、軸受台とケ
ースとよりなるモータハウジングの外周部の長さ
を両側から短くすることができ、小型モータの周
辺部品の配設スペースを確保しやすくなり、これ
によつて省スペースのメリツトを生じるものであ
り、しかも脚部の軸受台の外周から突設し、かつ
ケース底面の段部に脚部の先端を当接させている
ので、脚部の長さを両側から短くすることが可能
となり、脚部が強度的に強くなつて変形しにくく
なるという強度増加のメリツトも生じるものであ
り、更にケース底面で脚部の先端を受けているた
め脚部先端を大きな面積で受けることができ、確
実にかしめ固定できるという利点が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例の水平断面図、第1
図bは第1図aに示すX−X線で結ぶ部位を破断
した側面図、第2図は第1図aに示すY−Y線で
結ぶ部位の側面図、第3図a,bはケースの上面
図及び一部破断側面図、第4図は同上の軸受台の
上面図、第5図は同軸受台の内側から見た底面
図、第6図は同軸受台の一部破断側面図、第7図
は同軸受台の要部破断側面図、第8図a,bは刷
子の上面図及び側面図、第9図aは従来例の要部
正面図、第9図bは同上の要部破断側面図であ
る。 1は軸受台、2はケース、2aはケース底面、
13は脚部、13aは先端、14は切欠段部、1
5はかしめ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部が周縁部よりも中高に隆起したテーパ状
    の外面形状を有する軸受台の中心に対して対称に
    位置する軸受台の外周に2つの脚部を突設し、ケ
    ース底面の周縁部に中心部よりもケースの内側に
    凹んだ段部を設け、脚部の先端をケース底面の段
    部に当接させ、脚部の中間部に形成した切欠段部
    にケースのかしめ部をかしめ付けして成る小型モ
    ータ。
JP1980067200U 1980-05-15 1980-05-15 Expired JPS6316295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980067200U JPS6316295Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980067200U JPS6316295Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56169753U JPS56169753U (ja) 1981-12-15
JPS6316295Y2 true JPS6316295Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=29661231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980067200U Expired JPS6316295Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6316295Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216753Y2 (ja) * 1976-05-20 1987-04-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56169753U (ja) 1981-12-15

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