JPH02276647A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録用液体の液滴を紙等の被記録材に吐出し
て付着させることにより各種情報の記録を行う液体噴射
記録装置に関する。

また、本発明はその液体噴射記録装置においても特にラ
イン型記録ヘッドに好適な吐出不良の吐出口によるドツ
ト抜けを補正することのできる液体噴射記録装置に関す
る。

［従来の技術］ 液体噴射記録装置では、記録ヘッドに設けた吐出口から
インク（記録用液体）の液滴を吐出させ、この吐出液滴
を紙等の被記録材に付着させて記録を行うものであるの
で、騒音の発生が極めて少なく、かつ高速記録が可能で
あり、しかも普通紙が使用できて特別な特性の記録用紙
を必要としないなどの多くの利点を有しており、現在ま
でに種々のタイプの記録ヘッドおよび液体噴射記録方式
が提案されている。

また、記録ヘッドｈくら紙やプラスチックシート等の被
記録材に対し記録液を吐出してドツトマトリックスによ
り文字や画像等の記録を行う液体噴射記録装置は、他の
記録装置に比して動作時の騒音が小さく、更に基本的に
機械的構造が簡単で扉側であるという利点があり、コン
ピュータ。

ワードプロセッサ等の記録出力装置として各方面で採用
されている。

この液体噴射記録装置では一般的に被記録材を間欠的ま
たは連続的に一方向に搬送しながら記録が行われる。

また、近年、次第に記録速度の向上が要求されるにつれ
、記録液吐出口を被記録材の全幅に対応する数だけライ
ン状に配列してなるライン型記録ヘッドを持つ装置が多
く提案される様になってきた。

多くの方式のなかでも、熱エネルギーをインクに作用さ
せて上記の吐出口から吐出させるタイプの記録ヘッドは
、記録信号に対する応答性が良い、吐出口の高密度マル
チ化が容易であるなどの利点を有する（米国特許４，７
２３，１２９号明細書、米国特許４，７４０，７９６号
明細書を参照）。このような、インク吐出エネルギーと
して熱エネルギーを利用するタイプの記録ヘッドの代表
的構成を第１図（Ａ）および（Ｂ）に示す。なお、第１
図（Ａ）は記録ヘッドの流路方向での模式的断面部分を
示し、第１図（Ｂ）は基板と天板との接合位置関係を示
すものである。また、第１図（Ｂ）は記録ヘッドの一部
を模式的斜視図として示しである。

この記録ヘッドは、基体１８上に、電気熱変換素子を配
列し、さらにこの電気熱変換素子において最終的に流路
１３と液室１７の下に位置する発熱抵抗体１５と電極！
Ｏの上部に保護層１１を設けたヘッド基板１８’に、天
板１２を接合して流路１３、液室１７が形成された構成
を有する。図示の記録ヘッドの場合はヘッド基板１８°
と天板１２の接合によって吐出口１４が形成される。

この記録ヘッドにおけるインクの吐出エネルギーは、一
対の電極１０とこれら電極間に位置する発熱抵抗体１５
とを有する電気熱変換素子によって付与される。すなわ
ち、電極ｌＯに電流を印加して、発熱抵抗体１５を発熱
させると、発熱抵抗体１５付近にある流路１３中のイン
クが瞬間的に加熱されてそこに気泡が発生し、その気泡
の発生による瞬間的な体積膨張と収縮による体積変化に
よって吐出口からインクの液滴が吐出される。

このような記録ヘッドを用いた液体噴射記録装置（イン
クジェットプリンタとも称する）においては、記録ヘッ
ドに設けた吐出口の目詰りや、吐出口と連通ずるインク
供給経路内への気泡の混入等が原因となって液滴の吐出
性能が劣化し、インク吐出不良が生ずることがある。

そこで、従来の液体噴射記録装置では、吐出口の外側に
この吐出口と対向し得る吸引手段を設けて吐出口からイ
ンクを吸引したり、あるいはインク供給経路内のインク
を加圧することによってインクをある程度の速度で流し
て吐出口から排出することによって、上記のようなイン
ク吐出不良の原因を除去するようにしていた。

そして、上述の吐出不良回復操作によって回復不可能な
場合、例えば発熱抵抗体の破断等による故障の場合には
記録ヘッドを人手により交換していた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のような液体噴射記録装置では、吐
出口の付近のごみ、または吐出口に至るインク供給経路
内への気泡の混入等による回復可能なインク吐出不良と
、発熱抵抗体の破断や劣化、あるいは電極のショートや
切断等の電気系の故障による回復不可能なインク吐出不
良の判断や区別ができなかった。そのため、従来装置で
はインク吐出不良が生じると、必ず、吐出口からインク
を吸引したり、あるいはインク供給経路内を加圧するこ
とによって吐出不良を回復するための回復操作を行って
いた。

従って、従来では、回復不可能な上記のような発熱抵抗
体の破断等の電気的故障の場合であっても、何度かの上
記の回復操作を実行することになり、まったく無駄にイ
ンクと時間を浪費していた。

その様な問題点を解決するために、記録ヘッドの断線な
どに起因してその記録ヘッドがその駆動手段によって駆
動されないときに、その異常を検出手段によって検出す
るようにした検出装置が本出願人の出願による特開昭第
６２−１５２８８７号公報によって知られている。しか
しながら、この場合でも、第２図の模式的斜視図で示さ
れた液体噴射記録装置では１、回復不可能な故障とユー
ザーが判断すると、ユーザー自身が記録ヘッド２２を取
り外し、新しい記録ヘッドと取り換えなければならず、
記録ヘッドが交換されるまでの間は記録装置が使用でき
なくなるというような問題点があった。

また、前述のライン型（フルライン型を含む）記録ヘッ
ドは吐出口数が膨大となるため、繰返し使用するうちに
１ヘツドにつき破損または汚れ等によりいわゆる回復操
作を行なっても記録液の吐出が不可能となる不良吐出の
吐出口の発生する確率が高くなる。この様な吐出不良の
吐出口が生じると、いわゆるドツト抜けのある低品位の
記録画像しか得られなくなるという問題がある。

記録品位の向上のためにはこの吐出不良の吐出口の生じ
た記録ヘッドを交換すれば良いのであるが、ライン型記
録ヘッドは吐出口数が膨大であるため、一般の記録ヘッ
ドに比べて高価であり、交換コストは著しく高くついて
しまうという難点がある。

本発明の目的は、上述の問題点に鑑みて、回復不可能な
ヘッドの故障を検出して予備の記録ヘッドの１つに自動
的に切換使用することにより、発熱抵抗体の破断等によ
る故障の場合にその都度記録ヘッドを交換する手間とわ
ずられしさを解消し、かつ不必要な吐出回復操作による
無駄なインクの浪費や時間の浪費を防止できる液体噴射
記録装置を提供することにある。

また、本発明の別の目的は、ライン型記録ヘッドの吐出
不良が生じたときにも記録ヘッドを交換せずに不良部が
補完でき、記録続行できる液体噴射記録装置を提供する
ことにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するため、本発明の１つは、被記録材
に記録液を吐出して記録を行う記録ヘッドを有する液体
噴射記録装置において、前記記録ヘットとしてライン型
記録ヘッドと該ライン型記録ヘッドの吐出口の配列方向
に移動可能なシリアル型記録ヘッドとを備えていること
を特徴とする。

また、本発明の一態様として、前記ライン型記録ヘッド
の吐出口の吐出不良を検出する手段を有することを特徴
とする。

また、本発明の一態様として、前記記録ヘッドは、熱エ
ネルギーを用いて記録液を吐出することを特徴とする。

また、本発明の一態線として、前記ライン型記録ヘッド
に供給される記録液とそれに対応するシリアル型記録ヘ
ッドと供給される記録液は同じであることを特徴とする
。

また、本発明の一態様として、前記ライン型記録ヘッド
に供給される記録液とそれに対応する前記シリアル型記
録ヘッドに供給される記録液は異なることを特徴とする
。

また、本発明の一態様として、前記シリアル型記録ヘッ
ドを移動する移動手段を有することを特徴とする。

さらに、本発明の他の１つは、上記目的を達成するため
、記録ヘッドの吐出口に対応して発熱抵抗体を配設し、
該発熱抵抗体を加熱することにより前記吐出口から記録
液を吐出させて記録を行う液体噴射記録装置において、
キャリッジ上に前記記録ヘッドを予備の記録ヘッドを含
めて複数個搭載しており、使用中の記録ｌ＼ラッドおけ
る前記発熱抵抗体に流れる電流値を検知する電流検知手
段と、該電流検知手段から出力される電流検知信号に基
いて、前記発熱抵抗体の破断を検出する破断検出手段と
、該破断検出手段から出力される前記発熱抵抗体の破断
を示す検出信号、に基いて、まだ使用していない他の前
記予備の記録ヘッドの１つに駆動信号の供給を切換える
ヘッド自動交換手段とを具備したことを特徴とする特 さらにまた、本発明の別の１つは、上記目的を達成する
ため、液体を吐出するために利用される吐出エネルギー
を発生する吐出エネルギー発生体を有する記録ヘッドと
前記エネルギー発生体に供給される駆動信号を発生する
駆動回路とを備えた液体噴射記録装置であって、前記記
録ヘッドに対応して設けられた少なくとも！つの別の記
録ヘッドを備え、該別の記録ヘッドに前記記録ヘッドが
記録する領域の少なくとも一部を担わせるための駆動信
号供給回路を備えたことを特徴とする。

また、本発明の一態様として、前記記録ヘッドは固定的
に配されていることを特徴とする。

また、本発明の一態様として、前記別の記録ヘッドは前
記記録ヘッドの記録領域を含む領域内に移動可能である
ことを特徴とする。

また、本発明の一態様として、前記吐出エネルギーは熱
エネルギーであることを特徴とする。

また、本発明の一態様として、更に前記記録ヘッドの不
良箇所検出手段を有することを特徴とする。

また、本発明の一態様として、前記不良箇所検出手段は
破断検出手段であることを特徴とする。

［作　用］ 本発明は、上記構成により、記録動作を行っている記録
ヘッドにおいて、発熱抵抗体の破断による不吐出が発生
した場合には、発熱抵抗体に流れる電流を検知すること
によフて発熱抵抗体の破断を検出して、自動釣にまだ使
用していない予備のヘッドに切換を行って記録動作を続
行するようにしたので、速やかに良好な記録が続けられ
るとともに、記録ヘッドの交換の手間が省ける。

また、本発明は吐出不良等によって吐出の実行を成すこ
とができない場合でも記録を実行することが可能である
。

更に、本発明によれば、高価で交換に手間のかかるフル
ラインタイプの記録吐出不良が発生しても、予備的記録
ヘッドによって不良部が補完されるためランニングコス
ト的な面からみても優位である。

［実施例コ 本発明の液体噴射記録装置は、１つの記録ヘッド（主た
る記録ヘッド）がらの吐出不良箇所を別の記録ヘッド（
予備的記録ヘッド）によって補完することによって、常
に優れた記録を行なう。

その際、予備的に配した前記別の記録ヘッドは主たる記
録ヘッドと全く同じ構成のものでも良いし、主たる記録
ヘッドの吐出不良を補完できるのであれば全く異なる構
成であっても良い。補完されたことが全くわからないよ
うにするには、主たる記録ヘッドと予備的記録ヘッドは
できる限り同じ構成２寸法とすべきである。あるいは、
予備的記録ヘッドは主たる記録ヘッドより吐出口数が異
なるだけで後は同じデイメンジョンとすべきである。補
完されたことをわかるようにして、主たる記録ヘッドの
交換報知の役もになわせるのであれば予備的記録ヘッド
は主たる記録ヘッドと全く異なる構成であっても良い、
従って、フルカラー記録を行なうためにあるいは多色記
録を行なうために用意されている供給される記録液（イ
ンク）の異なる記録ヘッドが互いに主たる記録ヘッドと
予備的な記録ヘッドの関係となっていても良いものであ
る。

また、不良吐出の判定は記録ヘッド自身の破損に限らず
、回復不能な目詰り等を考慮して行なって良いし、好ま
しくは行なうべきである。

更に、本発明の記録ヘッドと別の記録ヘッドは、夫々フ
ルラインタイプとシリアルタイプとしても良いし、その
逆としても良い。しかし、主体となる記録ヘッドという
点からすればフルラインタイプを前者に用い、シリアル
タイプは後者に用いるべきである。そのとき、別の記録
ヘッドは、主体となる記録ヘッドによって記録を行ない
得る領域内に移動可能であるように設けられるのが望ま
しい。記録速度と予備的ヘッドの駆動とが合いさえすれ
ば、１つの予備的記録ヘッドで主たる記録ヘッドの複数
箇所の欠陥を補完できる。

また、吐出不良箇所の検出は、発熱抵抗体を有する電気
・熱変換体のような熱エネルギー発生体を含む吐出エネ
ルギー発生体を流れる電流等の変化によって破断等を検
出する破断検出手段以外にも目視や発光ダイオード、固
体レーザー素子、白熱球等の発光手段と固体受光素子（
アモルファスシリコンセンサー、その他の半導体センサ
ー）との組合せによって記録液の吐出不吐出を液滴の飛
翔や記録紙上の付着によって検出する手段であフてもよ
い。更には、吐出口に対応して電極を多数配置し、吐出
によってその電極間が導通するかどうかを検出すること
で吐出不良箇所を見出す不良箇所検出手段を用いても良
いものである。

以下、図面を参照して本発明を具体的に説明するが、以
下の示される実施例のみに本発明は限定されるのではな
く、本発明の主旨の範囲内で考え得る多くの実施形態を
本発明は含むものである。

■夾ｊｆｌｉ　ｉ’Ａユ 以下、図面を参照して本発明の好適な一つの実施例を詳
細に説明する。

本発明を適用可能な液体噴射記録装置の記録ヘッドとし
ては、例えば第１図（Ａ）、　（Ｂ）で示す記録ヘッド
と同様の構成のものが用いられる。さらに詳述すると、
同図において、１８はシリコン（Ｓｌ）の基体である。

９は酸化シリコン（Ｓｉ０２）の基層である０発熱抵抗
体１５はホウ化ハフニウム（Ｈｆｔｈ）が用いられ、基
層９の上面にパターニングされている。電８ｉ１０は、
この発熱抵抗体】５に電気的に接続されて少なくとも１
対が夫々対向して設けられており、アルミニウム等の良
導体で形成する。

保護層１１は発熱抵抗体１５および対向電極ｌＯの上層
に設けられた絶縁層であり、必要に応じて省略すること
もできる。１４は樹脂等で形成される流路壁である。こ
れらの流路壁１４と基板１８°との間に、流路１３とこ
の流路１３に連通する吐出口が各々形成される。天板１
２はプラスチック、金属等の平板も用いられるがここで
はガラス製である。

第３図は本発明を通用した液体噴射記録装置の発熱抵抗
体の破断を検知して使用ヘッドの自動切換をする回路の
構成の一実施例（実施例１と称する）を示す。

同図において、１は記録ヘッドの発熱抵抗体１５（第１
図参照）に流れる電流のレベル値を検出する電流検知回
路である。２は電流検知回路１から出力する電流検知信
号４のレベルとヒートタイミング信号５のレベルとを比
較して、発熱抵抗体１５が破断した旨を示すヘッド交換
信号７を出力する破断検出回路である。

上記の電流検知回路１は電源１９から記録ヘッドの発熱
抵抗体１５につながる電力供給ラインＬ中に接続されて
いる。非印字時に、例えばホームポジションにおいて、
ヒートタイミング発生回路３にコントローラ２０から破
断チエツク命令信号６が印加されると、ヒートタイミン
グ信号発生回路３からヒートタイミング信号５が発熱抵
抗体１５へ各々１パルスずつ順次送られる。そして、各
発熱抵抗体１５に流れる電流をそのヒートタイミング信
号５に応じて電流検知回路１が検知し、電流検知信号４
を出力する６ 上述のヒートタイミング信号５と電流検知信号４は破断
検出回路２に人力して、破断検出回路２により発熱抵抗
体１５の破断が検知され、ヘッド交換信号７が発生され
る６例えば、３番目の発熱抵抗体が破断していた場合は
、第４図に示すように、３番目の発熱抵抗体の抵抗値が
破断により変化して電流検知信号４の３番目の出力レベ
ルが低下、もしくは０となるので、破断検出回路２によ
り破断と判断し、ヘッド交換信号７をヘッド交換回路８
へ出力する。

ヘッド交換信号７がヘッド交換回路（接続切換回路）８
へ入力されると、第５図に示すように、発熱抵抗体の破
断が検出されたヘッド（例えば２２）から隣りの予備ヘ
ッド、（例えば２３）に順次電気的接続が切換えられ、
記録動作が続行される。

その後、さらに記録ヘッド２３の発熱抵抗体の破断が検
出されれば、ヘッド２３からヘッド２４へ切換が行われ
、ヘッド２４で記録動作を行うことも可能である。

また、コントローラ２０はヘッド交換信号７の受信に対
応して新たな使用ヘッドのキャリッジ上の位置に応じた
印字信号の出力タイミングの調整を行う。また、コント
ローラ２０またはヘッド交換回路８を介して使用中のヘ
ッドをランプ等で表示し、かつ正常なヘッドが全て無く
なったら、警告ブザーを発生する等をしてもよい。

なお、第５図において、２２は主記録ヘッド、２３〜２
５は予備ヘッド、２６はこれらのヘッド２２〜２５を同
一面上に搭載したキャリッジである。２７は吐出不良回
復装置であり、２８はその装置２Ｂの前面に設けたキャ
ッピングゴムで各ヘッド２２〜２５を各々キャッピング
する。２９はインク供給タンク、３０はプラテン、３１
は記録用紙である。

第２図は第５図の本発明実施例と対比するために図示し
た従来の液体噴射記録装置の構成例である。本図のよう
に、従来装置では、予備の記録ヘッドをキャリッジ２６
上に搭載していなかった。

東叉直週ユ 次に、本発明の好適な別の実施例（実施例２と称する）
を説明する。

第６図は本発明の好適な実施例の構成を示す図である。

同図において、１０１８〜１（ｌｉｄはそれぞれ、ライ
ン型記録ヘッドであり、これらはホルダー１０２により
同図矢印で示すＸ方向に所定の間隔を持って互いに平行
に固定支持されている。各記録ヘッド１０１ａ〜１０１
ｄの下面には同図矢印で示すＹ方向に沿って、１列に１
６吐出ロ／ｌｎｍの間隔で３４５６個の吐出口が下向き
に設けられており、これにより２１６ｍｍ幅の記録が　
可能となっている。

１０１ｅ、　１０１ｆはシリアル型記録ヘッドであり、
これらは上記ホルダー１０２に固定されたガイド部材に
沿ってＹ方向に往復移動することができる。この記録ヘ
ッド１ｏ１ｅ、　１０１ｆの下面にはそれぞれ１つの吐
出口が下向きに設けられている。

これらの記録ヘッド１０１ａ−１０１ｆは熱エネルギー
を利用して記録液を吐出する方式のものであり、ヘッド
ドライバー（駆動回路）　１０２０によって吐出制御を
され、さらに記録ヘッド１０１ｅ、　１０１ｆはこのヘ
ッドドライバー１０２０によりＹ方向の吐出制御をされ
ている。なお、上記記録ヘッド１０１ａ−１０１ｆ及び
ホルダー１０２を含めてヘッドユニットが構成され、こ
のヘッドユニットはヘッド移動手段１０２４により、上
下方向に移動せしめられる様になっている。

また、１０３ａＮ１０３ｄはそれぞれ、上記記録ヘッド
１０１ａ−１０１ｄに対応してその下部に隣接して配置
されたヘッドキャップである。各キャップは内部にスポ
ンジ等の多孔質部材から成るインク吸収部材を有する。

なお、上記キャップは不図示のホルダーにより固定支持
されており、このホルダー及びキャップ１０３ａ　Ｎ１
０３ｄを含んでキャップユニットが構成され、このキャ
ップユニットはキャップ移動手段１０２５により移動せ
しめられる様になっている。上記記録ヘッド１０１ａ〜
１０１ｄにはそれぞれ、インクタンク１０４ａ〜１０４
ｄからインク供給チューブ１０５ａ〜１０５ｄを通じて
シアン、マゼンタ、イエロー　ブラックの各色のインク
が供給され、カラー記録を可能としている。

また、上記記録ヘッド１ｏｌｅ、　１０１ｆにはインク
供給チューブ１０５ｅ、　１０５ｆの一端が接続されて
おり、このチューブの他端は上記インクタンク１０４ａ
〜１０４ｄのいずれにも接続可能となっており、第６図
ではチューブ１０５ｅ、　１０５ｆがそれぞれ、インク
タンク１０４ａ、　１０４ｂに接続されている。

また、このインク供給は毛細管現象を利用しており、各
インクタフの液面は吐出口位置よりも定距離だけ低く設
定されている。１０６は被記録材である記録紙１０２７
を搬送するための帯電可能なシームレスベルトである。

このベルト１０６は駆動ローラ１０７．アイドルローラ
１０９．１０９ａ及びテンションローラ１０１０により
所定の経路に引きまわされており、上記駆動ローラ１０
７に接続され、モータードライバー１０２１により駆動
されるベルト駆動モータ１０８により、走行せしめられ
る。

また、このベルト１０６は吐出口１０１ａ−１０１ｆの
直下においてＸ方向に走行し、ここでは固定支持部材１
０２６により、下側へのブレを抑制されている。

１０１７はベルト１０６の表面に付着している紙粉等を
除去するクリーニングユニットである。

１０１２は上記ベルト１０６を帯電させる帯電器であリ
、帯電器ドライバー１０２２によりＯＮ、　ＯＦＦされ
、この帯電による静電的吸着力により、記録紙をベルト
１０６に吸着する。

帯電器１０１２の前後には上記アイドルローラ１０９゜
１０９ａと協働して搬送記録紙１０２７をベルト１０６
に押し付けるためのピンチローラ１０１１．１ｏ１１ａ
が配置されている。

１０３２は給紙カセットであり、このカセット内の記録
紙１０２７はモータドライバー１０２３により、駆動さ
れる給紙ローラ１０１６の回転により一枚づつ送り出さ
れ、モータドライバー１０２３により駆動される搬送ロ
ーラ１０１４及びピンチローラ１０１５によりＸ方向に
山形ガイド１０１３へと搬送せしめられる。

このガイド１０１３は記録紙のたわみを許容する山形の
スペースを有する。

１０１８は記録の終了した記録紙が排出される排紙トレ
イである。

上記ヘッドドライバー１０２０．ヘッド移動手段１０２
４、キャップ移動手段１０２５．モータドライバー１０
２１、１０２３及び帯電器ドライバー１０２２は全て制
御回路１０１９により制御される。

１０２８はこの制御回路に接続されたオペレーションパ
ネルである。

第７図は本実施例２におけるライン型記録ヘッドの吐出
不良の吐出口により発生するドツト抜けの補正動作を説
明する図である。

同図はライン型記録ヘッド１０１ａ　Ｎ１０１ｄとシリ
アル型記録ヘッド１０１ｅ、　１０１ｆおよび、ホルダ
ー１０２で構成されるヘッドユニットを上方から見たと
ころであり、このユニットの下を記録紙１０２７はベル
ト１０δに吸着されてＸ方向に８勤し、各記録ヘッドか
らインクが吐出されて記録が行われるところを表してい
る。

本実施例装置の使用に先立ち、まず、テスト印字（記録
）を行う。このテスト印字では、ライン型記録ヘッド１
０１ａ−１０１ｄのみを用いて、テスト記録紙にテスト
モードを記録し、その際の記録画像から、吐出不良の吐
出口を特定する。

本実施例においては、記録ヘッド１０１ａの吐出口Ｎｌ
及び記録ヘッド１０１ｂの吐出口Ｎ２が吐出不良である
としている。

この様にして吐出不良の吐出口が特定された後に、この
吐出不良の吐出口の番号をオペレーンジョンパネル１０
２８から入力する。そして、吐出不良の吐出口Ｎｌ、　
Ｎ２に代って記録を行うべきシリアル型記録ヘッドを決
め、各シリアル型記録ヘッドと所望のインクタンクとを
インク供給チューブで接続する。

本実施例では、記録ヘッド１０１ｅで吐出不良の吐出口
Ｎｌによるドツト抜けを補正し、記録ヘッドＩｆで吐出
不良の吐出口Ｎ２によるドツト抜けを補正するものとし
て、ヘッド１０１ｅとインクタンク１０４ａとをインク
供給チューブ１０５ｅで接続し、ヘッド１０１ｆとイン
クタンク１０４ｂとをインク供給チューブ１０５ｆで接
続する（第７図参照）。この接続関係も上記オペレーシ
ョンパネル１０２８から人力する。

以上の様なテスト印字及びデータ人力の後に、記録情報
に従って印字（記録）を行う。この情報に従う記録の制
御に切り換えられると、シリアル型記録ヘッド１０１ｅ
、　１０１ｆは制御回路１０１９からの指令を受けたヘ
ッドドライバー１０２０により、それぞれ上記吐出不良
の吐出口Ｎｌ、　Ｎ２に対応するＹ方向位置まで移動せ
しめられる（第７図参照）。

そして、吐出不良の吐出口Ｎｌに人力されるべき記録信
号をこの吐出口を記録へラド１０１ｅとの間の距離を記
録紙１０２７が進行する時間だけ、遅延させて、記録ヘ
ッド１ｏ１ｅに入力し、吐出不良の吐出口Ｎ２に人力さ
れるべき記録信号をこの吐出口と記録ヘッド１０１ｆど
の間の距離を記録紙１０２７が進行する間だけ遅延させ
て記録ヘッド１ｏ１ｆに人力する。

従って、本実施例装置では、第７図に示される様に、一
定の速度で記録紙１０２７をＸ方向に搬送しながら、記
録信号に従って、記録を行うと、記録ヘラ５１０１ａか
ら１０１ｄまでの間では吐出不良の吐出口Ｎ１によるＸ
方向のシアンのドツト抜けＬｌが生じ、且つ記録ヘッド
１０１ａから記録ヘッド１０１ｄまでの間では吐出不良
の吐出口Ｎ２によるＸ方向のマゼンタのドツト抜けＬｌ
が生ずるが、記録ヘッド１０１ｅ、　１０１ｆにより、
このドツト抜けＬｌ、　Ｌｌに相当する部分にはそれぞ
れ、正規の記録信号に基くシアン、マゼンタの補正記録
がなされるので、排紙された記録紙にはドツト抜けのな
い良好な記録がなされる。

次に各図を用いて、本実施例２の一般的動作を説明する
。尚、第８図はこの動作を示すフローチャートである。

第９図（Ａ）〜（Ｄ）は本実施例２におけるヘッド１０
１ａ　〜１０１ｄ及びキャップ１０３ａ　〜１０３ｄの
部分の各動作時の状態を示す側面図である。

第９図（Ａ）は電源ＯＦＦの時の状態を示し、各記録ヘ
ッド１０１ａ−１０１ｄが第６図の状態から上方に移動
した位置にあり、且つ、各キャップ１０３ａ〜１０３ｄ
が第６図の状態からヘッドの下方へとＸ方向に移動した
位置にある。そして、各ヘッドにはキャップ］０３ａ−
１０３ｄが冠着されており、これにより、ヘットの吐出
口先端からのインクの蒸発が防止されている。

この状態で、電源がＯＮされると、第９図（Ｂ）に示さ
れる様に、ヘッド移動手段１０２４により、ヘッドユニ
ットが１　ｍｍ程度上方に持ち上げられる。そして、こ
の状態で空吐出信号がある場合には、全吐出口から目詰
まり防止、又は目詰まり解消のための空吐出を所定の回
数行う。

吐出されたインクは、キャップ１０３ａ〜１０３ｄ内の
インク吸収部材により吸収される。

次に、第９図（Ｃ）に示される様に、キャップ移動手段
１０２５により、キャップユニットがＸ方向と反対方向
に所定位置へと退避せしめられ、次いで、第９図（ＤＪ
に示される様に、ヘッド移動手段１０２４により、ヘッ
ドユニットが下方へと記録のための所定の位置（即ち、
ベルト１０６の上方１ｍｍ程度の位置）まで下降せしめ
られる。

次に、モータードライバー１０２３により給紙モーター
をＯＮとし、給紙ローラ１０１６及び搬送ローラ１．０
１４を駆動して、給紙カセット１０３２内の記録紙１０
２７を１枚、給紙搬送する。この記録紙の先端は山形ガ
イド１０１３内を通過し、さらに、ピンチローラ１０１
１ａの位置に到達し、このピンチ、ローラ１０１１ａと
アイドルローラ１０９ａ上のベルト１０６　との接合部
に突き当てられて、記録紙先端の姿勢がＸ方向と直交す
る様に調整される。即ち、上記ピンチローラ部はレジス
ト部として作用し、このレジスト時には搬送ローラ１０
１４により、余分に送られた記録紙部分は、たわんだ状
態で上記山形ガイド１０１３のスペース内に収容される
。

記録紙先端が上記山形ガイド１０１３を通過して所定の
時間が経過した後には、上記レジスト動作が終了してい
るので、給紙モータをＯＦＦする。

次に、モータードライバー１０２１により、ベルトモー
ター１０８を駆動して駆動ローラ１０７の回転を開始し
、更に帯電器ドライバー１０２２により、帯電３１０１
２をＯＮとする。これにより、上記レジスト終了後の記
録紙１０２７が帯電器１０１２により帯電されたベルト
１０６に吸着され、Ｘ方向に搬送される。

そして、記録紙１０２７の先端が各ヘッド１０１ａ〜１
０１ｄの直下に到達した時点からヘッドドライバー１０
２０により当該ヘッドによる記録液吐出が行われ、１枚
の記録紙１０２７に対して各ヘッドのライン順次走査に
よるカラー印字（記録）が実行される。

この記録時には上記第７図に関し説明した様なシリアル
型記録ヘッド１０１ｅ、　１０１ｆによるドツト抜は補
正が行われる。

記録紙１０２７の先端はやがて、駆動ローラ１０７の位
置に到達し、ここで、曲率分離により、排紙トレイ１０
１８上へと排出される。

排紙終了後に、上記ベルトモーター１０８及び帯電器１
０１２がＯＦＦとされる。

以上により、１枚の記録紙１０２７に対する記録が終了
したことになる。

ここで一連の全ての情報の記録が終了した場合には、ヘ
ッドユニットアップ−キャップユニットセット（即ち、
各キャップを各ヘッドの直下に位置せしめる。）→ヘッ
ドユニットダウンと上記第９図に関し説明したのとは逆
の動作を行い、しかる後に電源をＯＦＦとし、全ての動
作を終了する。

他方、１枚の記録紙に対する記録が終了した時点で、全
情報の記録が終了していない場合には、続いて空吐出信
号の有無を判定し、信号無しの場合には上記給紙モータ
ＯＮ以下のステップを行い、信号有りの場合にはう、ツ
ドユニットアップ→キャップユニットセット→空吐出実
行→キャップユニット退避−ヘッドユニット記録位置へ
ダウンのステップを行い、しかる後に上記給紙モーター
ＯＮ以下のステップを行い、再び、次の記録が行われる
。

重ｊ１」［Σ４族」 上述した実施例２ではシリアル型記録ヘッド１０１ｅ、
　ｌ０１ｆを同一のガイド部材に取付けているが、本発
明では各シリアル型記録ヘッドを異なるＹ方向ガイド部
材に取付けることもできる。

また、シリアル型記録ヘッドは２つである必要はなく、
１つ又は、３つ以上であっても良い。このシリアル型記
録ヘッドの数は予想される吐出不良の吐出口発生数に応
じて適宜設定すればよい。

予想される吐出不良の吐出口の発生数を各ライン型記録
ヘッドにつき１つとして、予めライン型記録ヘッドと同
じ数のシリアル型記録ヘッドを用意し、それぞれ、対応
する記録ヘッドと同一のインクタンクに予め接続してお
いても良い。

更に、同一のライン型記録ヘッドにおいて２以上の吐出
不良の吐出口がある場合には、２以上のシリアル型記録
ヘッドが同一のインクタンクに接続される。

また、本実施例２では吐出不良の吐出口の特定をテスト
印字による目視判断で行っているが、装置自体に実施例
１と同様な吐出不良の吐出口の検出手段を設けておいて
、検出結果が自動的に制御回路１９に入る様にすること
もできる。

この様な吐出不良の吐出口の検出手段としては、例えば
、各吐出口のインク流通状況から検知するものや、各吐
出口からのインク吐出状況から検知するものを用いるこ
とができる。

また、吐出不良の吐出口が特定された場合に、その結果
に基き自動的にシリアル型ヘッドとこの吐出不良の吐出
口に対応する色のインクタンクとを接続する機構及び制
御系を設けることも出来る。

（その他） なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。

かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。

その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第４７２３１２９号明細書、同第４７４０７９６号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型１　コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体（インク）が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に
、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも１つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一で対応した液体（インク）内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体（インク）を吐出させて、少
なくとも１つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので
、特に応答性に優れた液体（インク）の吐出が達成でき
、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、
米国特許第４４６３３５９号明細書、同第４３４５２８
２号明細書に記載されているようなものが通している。

なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第４３１３１２４号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。

記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
（直線状液流路または直角液流路）の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
４５５８３３３号明細書、米国特許第４４５９６００号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭５
９−１２３６７０号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭５９
−１３８４６１号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、記録を確実に効率よく行いつるか
らである。

さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に通用できる。

そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た１個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。加
えて、上側のようなシリアルタイプのものでも装置本体
に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置
本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップ
タイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的
に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた
場合にも本発明は有効である６ また、木発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。

また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して１個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。

さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を課るものであってもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、記録動作を行っ
ている記録ヘッドにおいて、発熱抵抗体の破断による不
吐出が発生した場合には、発熱抵抗体に流れる電流を検
知することによって発熱抵抗体の破断を検出して、自動
的にまだ使用していない予備のヘッドに切換を行って記
録動作を続行するようにしたので、速やかに良好な記録
が続けられるとともに、記録ヘットの交換の手間が省け
る等の効果が得られる。

また、本発明によれば、ライン型記録ヘッドと、シリア
ル型記録ヘッドを併設したので、ライン型記録ヘッドに
吐出不良の吐出口が生じて、このヘッドによる記録のド
ツト抜けが生じてもシリアル型記録ヘッドで補正するこ
とができ、高品位の記録が可能となるとともに、高価な
ライン型記録ヘッドの交換が不用となる経済的効果もあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は木発明を適用可能な、液体噴射記録装置に用い
られる記録ヘットの概略構成を説明するためのもので、
同図（Ａ）は模式的断面部分図、同図（Ｂ）は模式的斜
視部分図、 第２図は従来例の液体噴射記録装置の内部外観を模式的
に示す一部切り欠き斜視図、 第３図は本発明の一実施例の発熱抵抗体の破断を検出し
てヘッドの自動交換を行う回路の回路構成を示すブロッ
ク図、 第４図は第３図の本発明の実施例回路での発熱抵抗体の
破断時の出力パルス波形を示す波形図、第５図は本発明
の一実施例の液体噴射記録装置の内部外観を模式的に示
す一部切り欠き斜視図、第６図は本発明の好適な別の一
実施例の構成を示す構成図、 第７図は第６図の本発明の好適な一実施例におけるドツ
ト抜は補正動作の説明図、 第８図は第６図の本発明の好適な一実施例の動作手順を
示すフローチャート、 第９図（Ａ）〜（Ｄ）は第６図の本発明の好適な一実施
例におけるヘッド及びキャップの各動作時の状態を示す
模式図である。 １・・・電流検知回路、 ２・・・破断検出回路、 ３・・・ヒートタイミング信号発生回路、８・・・ヘッ
ド交換回路、 ９・・・Ｓｔ基層、 ｌＯ・・・電極、 １１・・・保護層、 １２・・・天板、 １３・・・流路、 １４・・・吐出口、 １５・・・発熱抵抗体、 １７・・・液室、 １８・・・基体、 １８°・・・ヘッド基板、 Ｉ９・・・電源、 ２０・・・コントローラ、 ２２・・・主記録ヘッド、 ２１〜２５・・・予備記録ヘッド、 ２６・・・キャリッジ、 ２７・・・キャッピングゴム、 １ｏｔａ〜１０１ｄ・・・ライン型記録ヘッド、１０１
ｅ、　１０１ｆ・・・シリアル型記録ヘッド、１０２・
・・ホルダ、 １０１９・・・制御回路、 １０２θ・・・ヘッドドライバー １０２１・・・モータドライバー １０２３・・・モータドライバー １０２４・・・ヘッド移動手段、 １０２８・・・オペレーションパネル、Ｎｌ、　Ｎ２・
・・不良吐出口。 第１図 −一一一〜−一一一ノ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）被記録材に記録液を吐出して記録を行う記録ヘッド
   を有する液体噴射記録装置において、前記記録ヘッドと
   してライン型記録ヘッドと該ライン型記録ヘッドの吐出
   口の配列方向に移動可能なシリアル型記録ヘッドとを備
   えていることを特徴とする液体噴射記録装置。 ２）前記ライン型記録ヘッドの吐出口の吐出不良を検出
   する手段を有することを特徴とする請求項１に記載の液
   体噴射記録装置。 ３）前記記録ヘッドは、熱エネルギーを用いて記録液を
   吐出することを特徴とする請求項１に記載の液体噴射記
   録装置。 ４）前記ライン型記録ヘッドに供給される記録液とそれ
   に対応するシリアル型記録ヘッドと供給される記録液は
   同じであることを特徴とする請求項１に記載の液体噴射
   記録装置。 ５）前記ライン型記録ヘッドに供給される記録液とそれ
   に対応する前記シリアル型記録ヘッドに供給される記録
   液は異なることを特徴とする請求項１に記載の液体噴射
   記録装置。 ６）前記シリアル型記録ヘッドを移動する移動手段を有
   することを特徴とする請求項１に記載の液体噴射記録装
   置。 ７）記録ヘッドの吐出口に対応して発熱抵抗体を配設し
   、該発熱抵抗体を加熱することにより前記吐出口から記
   録液を吐出させて記録を行う液体噴射記録装置において
   、 キャリッジ上に前記記録ヘッドを予備の記録ヘッドを含
   めて複数個搭載しており、使用中の記録ヘッドにおける
   前記発熱抵抗体に流れる電流値を検知する電流検知手段
   と、 該電流検知手段から出力される電流検知信号に基いて、
   前記発熱抵抗体の破断を検出する破断検出手段と、 該破断検出手段から出力される前記発熱低抗体の破断を
   示す検出信号に基いて、まだ使用していない他の前記予
   備の記録ヘッドの１つに駆動信号の供給を切換えるヘッ
   ド自動交換手段と を具備したことを特徴とする液体噴射記録装置。 ８）液体を吐出するために利用される吐出エネルギーを
   発生する吐出エネルギー発生体を有する記録ヘッドと前
   記エネルギー発生体に供給される駆動信号を発生する駆
   動回路とを備えた液体噴射記録装置であって、 前記記録ヘッドに対応して設けられた少なくとも１つの
   別の記録ヘッドを備え、該別の記録ヘッドに前記記録ヘ
   ッドが記録する領域の少なくとも一部を担わせるための
   駆動信号供給回路を備えたことを特徴とする液体噴射記
   録装置。 ９）前記記録ヘッドは固定的に配されていることを特徴
   とする請求項８に記載の液体噴射記録装置。 １０）前記別の記録ヘッドは前記記録ヘッドの記録領域
   を含む領域内に移動可能であることを特徴とする請求項
   ８に記載の液体噴射記録装置。 １１）前記吐出エネルギーは熱エネルギーであることを
   特徴とする請求項８に記載の液体噴射記録装置。 １２）更に前記記録ヘッドの不良箇所検出手段を有する
   ことを特徴とする請求項８に記載の液体噴射記録装置。 １３）前記不良箇所検出手段は破断検出手段であること
   を特徴とする請求項１２に記載の液体噴射記録装置。