JPS60104335A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はノズルからインク液滴を吐出して記録媒体上に
伺着させて記録を行なうインクジェット記録装置に関す
る。

［従来技術］ 一般にインクジェット記録装置のインフジエラＩ・ヘッ
ドにおいては、ノズルの口径はａｌｏｇｍであり、ゴミ
などによるノズルの目づまりや、気泡発生などによりイ
ンク液滴の不吐出が発生することがあるが、従来のイン
クジェット記録装置６．では必要最小限のノズルしか設
けられていないので、その内のひとつでも吐出不良を起
すと記録不良となる、という欠点があった。

また、上記のようなノズルの目づまりを手動ないしは自
動操作によりインク圧送などを行なって回復する機構も
提案されているが、このような機構は記録時間を長びか
せたり、あるいは記録動作を中断させるので、急ぎの記
録作業を行なっている場合には不都合である。

さらに、このような回復機構によっても回復不能な目づ
まりあるいは故障が発生した場合にはノズルの交換を行
なわなければならないが、大抵のインクジェット記録装
置では個々のノズルの交換は不可能な場合が多く、殆ど
はインクジェットヘッドをアセンブリ交換する方法が取
られている。したがって、ノズルが一本でも回復不能の
故障を発生すると、高価なヘッドアセンブリ全体を交換
しなければならず、ユーザにとって負担が大きかった。

［１」　的］ 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、簡単で安価
な構造により、ノズルにトラブルが発生しても、記録作
業を中断したり、長びかせたりすることなくノズルトラ
ブルから回復し確実な記録動作を行なうことができる信
頼性の高いインクジエンＩ・記録装置を提供することを
目的とする。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

以下の説明ではノズルを走査方向に直角に配列したヘッ
ド走査型のインクジェット記録装置を実施例とする。

第１図に示すように主および予備ノズルをインクジェッ
トヘッド１上に配置する。矢印で示した主走査方向、す
なわちヘッド走査方向に直角な方向に主ノズル２Ａ〜２
Ｄが公知と同様の方法により配置され、これらのそれぞ
れ両側に予ｑ１１ノズル２Ａ′、２Ｂ′および予備ノズ
ル２Ｃ’　、２Ｄ’か分割して配列される。この場合上
、および予υ１１の各ノズルの間隔は主ノズルの所定間
隔に等しく等間隔に設定される。ここではインクジエン
］・ヘッドｌは図の左右方向に主走査を行なうものとす
る。

以」二のインクジェントヘツＩｓ’　ｌを駆動する１１
ノ目ｔａ回路は第４図に示すよう構成する。

外部のコンピュータシステムなどの指令にしたがってヘ
ッドトライバ３が発生する駆動パルスは信号線４Ａ〜４
Ｄを介して吐出信号切り換え器４に入力される。吐出信
号切り換え器４は吐出異常検出器６の出力に応じて」；
記の信号線から人力された駆動パルスを出力信号線５Ａ
’〜５Ｄ’　ないし信号線５Ａ〜５Ｄに振り分ける。信
号線５Ａ’　、　５Ｂ’　、　５Ａ〜５Ｄ、５Ｃ’　、
　５Ｄ’はそれぞれ前記のインクジェットヘッドｌの各
ノズル２Ａ’　、２Ｂ’　、２Ａ〜２Ｄ、２Ｃ’　、２
Ｄ’に接続されている。吐出信号切り換え器４は公知の
スイッチ回路、ゲート回路などにより構成することがで
きる。また、吐出異常検出器６は公知の方法でインクジ
ェットヘッドのインク不吐出などの吐出異常を検出する
もので、吐出異常を起したノズルに関する情報を吐出信
号切り換え器にフィードバックするものとする。

この実施例では吐出異常検出器６により吐出異常が検出
されない限り、吐出信号切り換え器４は信号線４Ａ〜４
Ｄを介して入力される駆動パルスを信号線５Ａ〜５Ｄに
出力し、主ノズル２Ａ〜２Ｄを駆動し１通常の４ドツＩ
・記録を行なう。

一方、吐出異常検出器６により吐出異常が検出された場
合には次のように処理される。たとえばノズル２Ａない
しは２Ｂに吐出異常が発見された場合には、吐出信号切
り換え器４は信号線４Ａ、４Ｂ、４Ｃ１および４Ｄの信
号を信号線５Ｃ１５Ｄ、５０′、および５Ｄ’に出力す
る。これによりノズル２Ａ〜２Ｄのかわりにノズル２Ｃ
１２Ｄ、２Ｃ′、および２Ｄ’が使用される。一方ノズ
ル２Ｃないし２Ｄに吐出異常が検出された場合には、同
様の処理により、ノズル２八〜２Ｄのかわりにノズル２
Ａ’　、２Ｂ’　、２Ａ、および２Ｂが用いられるよう
にする。以上のようにして使用するノズルを２本づつず
らすことにより吐出を継ワ′シして行なうことができる
。記録ド・ントの位置は副走査方向の記録媒体の移送を
調節することによりＪ周整するようにしてもよい。

以上の実施例において示した主ノズルおよび予セ１１ノ
ズル数はここに例示したもの限定されることかないのは
もちろんである。たとえば第２実施例においては主ノズ
ルが２４木の場合には主ノズルの両端に１２木づつの予
備ノズルを設けるようにすれはよい。一般的に言えば、
主ノズル数ｎか偶数（ｎ≧２）の場合には予備ノズルは
主ノズルの両端にｎ　７２木づつ、計ｎ本を少なくとも
設ければよい。また主ノズル数ｎが奇数（ｎ≧３）の場
合には主ノズルの両端に（ｎ＋１）／２木づつ計ｎ＋１
本の予備ノズルを設けるようにすればよい。

また、以上の実施例で示した吐出異常検出器６は省略し
てもよい。この場合には操作者が記録不良の発生を見て
手動により各信号線を切り換えれるよう吐出信号切り換
え器４をディップスイッチなどにより構成すればよい。

以上の実施例では予備ノズルを主ノズルの両側に振り分
けて配置した例を示したが、この配列の方法に関しては
上記に限定されるものではない。

たとえば、第３図に示すように、主ノズル２Ａ〜？Ｄと
予備ノズル２Ａ’〜２０’　をインクシェドヘッド１上
に交互に配置してもよい。あるいは主走査方向にノズル
を配置するようなインクジェットヘッドでは第４図に示
すように主ノズル２Ａ〜２Ｄの直」二に予備ノズルを設
けるようにする。つまり、第３図、＠４図の実施例の場
合には、図の左右方向にヘッド移動による主走査が行な
われ、また記録媒体の移送などにより図の下方向に向っ
て副走査が行なわれるとすれば、各予備ノズルは主ノズ
ルに対して副走査方向に配置される。

第３図、第４図の実施例でも第２図の制御回路と同等の
制御回路により吐出制御を行なうことができる。第３図
、第４図の実施例の場合、吐出制御は双方とも主ノズル
に吐出以」二が検出された際に吐出信号を前記と同様の
吐出信号切り換え器により予備ノズルに切り換えるよう
にする。この切り換えは主ノズル系および呼びノズル系
を全部いっぺんに切り換えてもよいし、異常を起したノ
ズルのみを対応する予備ノズル（２Ａの場合には２Ａ′
）に切り換えるようにしてもよい。

第３図、第４図の実施例の場合には、図示したように予
俯１ノズルを対応する主ノズルに対して副走査方向に配
置することにより、主ノズルの方が予備ノズルよりも先
に所定のドツト記録位置を通過することになる。したが
って、以上のような構成により、吐出異常が検出された
場合に即座に吐出信号を対応する予備ノズルないしは予
備ノズル系に切り換えることによりドツト記録が行なえ
、その場合、ドラＩ・位置はノズルピッチ分のみになる
ので画像品位の定価はほとんど皆無になる。

［効　果］ 以」二の説明から明らかなように、本発明によれば、ノ
ズルからインク液滴を吐出して記録を行なうインクジェ
ット記録装置において、主ノ°ズルに対応して予備ノズ
ルを設け、ノズル数に冗長性を持たせ、主ノズルのどれ
かに異常が発生した場合に前記予備ノズルを代りに駆動
する構成を採用しているため、簡単で安価な構成により
ノズルにトラブルが発生しても、記録作業を中断したり
、長びかせたりすることなくノズルトラブルから回復し
確実な記録動作を行なうことができる信頼性の高い優れ
たインクジェット記録装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明のインクジェット記録装置に用いられる
インクジェットヘッドの正面図、第２図は本発明のイン
フジエラＩ・記録装置の駆動制御回路のブロック図、第
３図、第４図はそれぞれ本発明のインクジェットヘッド
のさらに異なる実施例を示す正面図である。 １・・・インクジェットヘッド ２Ａ〜２Ｄ・・・主ノズル ２Ａ’〜２Ｄ’・・・予備ノズル ３・・・ヘッドドライバ ４・・・吐出信号切り換え器 ４Ａ〜４Ｄ、５Ａ〜５Ｄ・・・信号線 ６・・・吐出異常検出器 ＃た　〜　・　−−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ノズルからインク液滴を吐出して記録を行なうイ
   ンクジェット記録装置において、主ノズルと予備ノズル
   を設け、主ノズルのどれかに異常が発生した場合に前記
   予備ノズルを代りに駆動することを特徴とするインクジ
   ェット記録装置。
2. （２）インク吐出異常検出手段を設け、この検出手段に
   より主ノズルの異常を検出することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載のインクジェット記録装置。