JPH07178924A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び記録方法

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JPH07178924A
JPH07178924A JP32495793A JP32495793A JPH07178924A JP H07178924 A JPH07178924 A JP H07178924A JP 32495793 A JP32495793 A JP 32495793A JP 32495793 A JP32495793 A JP 32495793A JP H07178924 A JPH07178924 A JP H07178924A
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ink
conductivity
recording
flow path
electrodes
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JP32495793A
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English (en)
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Takeshi Doi
健 土井
Shuichi Murakami
修一 村上
Norio Okuma
典夫 大熊
Hirokazu Komuro
博和 小室
Hideto Yokoi
英人 横井
Takashi Fujikawa
孝 藤川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、インクジェット記録において、揮
発成分の蒸発により増粘したり発泡し難くなったインク
のみを吐出排出して適正な記録状態を維持する記録装置
及び記録方法を提供する。 【構成】 吐出口へのインク供給路の流路毎に複数の電
極を設けるか、または流路毎に1つの電極と共通液室に
他の1つの共通電極を設けてインクの電導度を検出する
ことを特徴とするインクジェット記録装置、検出した電
導度値が適性電導度の許容値をこえた場合に記録中断
し、インク排出を必要とする当該流路のみインクを吐出
させるかまたはインク置換を行った後に記録動作に移行
することを特徴とする記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して飛翔
液滴を形成し、これを紙等の被記録媒体に付着させて記
録を行なうためのインクジェット記録装置および記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、印字品位の
良好さ、記録の早さ、動作時の静粛性などの利点がある
ため、近年多く使われるようになってきている。インク
ジェット記録装置にはインクを吐出させるエネルギー発
生装置の方式によって主としてコンティニュアス方式、
ピエゾ方式、バブルジェット方式の3方式があるが、い
ずれの場合も、非記録時すなわち記録ヘッドの待機中
に、流路先端の吐出口からインク中の揮発成分(水、低
分子量のアルコール類等)が蒸発し、吐出口付近のイン
クの粘度が上昇し、インクが吐出しにくくなるという問
題がある。バブルジェット方式の場合は、更に、インク
中の揮発成分の蒸発に伴ってインク成分が変質し、イン
クを加熱しても発泡が起きにくくなることがある。
【0003】そのため、インクジェット記録装置におい
ては、記録動作停止後ある程度以上の時間が経過した後
に記録動作を再会すると、記録動作開始初期にインクが
吐出せず画像にドット抜けが生じたり、吐出不良によっ
てインク滴の着弾位置ずれなどが生じ記録画像が乱れる
という問題が生じていた。
【0004】上記の問題に対しては、 1)非記録時において流路先端にキャップを当接し吐出
口からのインクの蒸発を防止する。 2)記録を行う前に被記録以外の部分で予備的に吐出を
行って成分の変化したインクを排出する。 などの対策が取られてきた。
【0005】また、画像を記録中にも画像データによっ
ては長時間吐出が行われない流路が発生するが、そのよ
うな流路においては、急にインク吐出をさせようとして
も、記録動作開始時と同様にインクの不吐出や吐出不良
などが生じる。そのため、そのような長時間吐出が行わ
れないままでいる流路の発生を防ぐために、 3)時々、被記録材以外の所にヘッドを移動して予備吐
出を行う。こともある。更に、インク中の揮発性分の蒸
発が非常に進行し、インクの吐出が不可能となる場合が
あり、この場合には、 4)キャップを介してインク吸引したり、インク供給系
からインクを加圧したりして、流路内のインクを新鮮な
ものに置換することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
対策には以下の問題がある。 1)キャップをしても、吐出口からインク蒸発を完全に
は防止できない。 2)予備吐出は、本来の記録に使用する以外のインクを
消費してしまうため出来るだけ少なくしたいが、非記録
状態にはいる前の各流路の吐出履歴が違っていたり、待
機状態での環境変動によりインクの揮発成分の蒸発量が
変動したり、そもそもインク成分中の揮発成分の蒸発特
性がヘッド毎や流路毎に、バラついているので、これら
全ての変動のマージンを見込み、大量のインクを予備吐
出させる必要がある。 3)記録中に被記録材以外の所にヘッドを移動して予備
吐出を行うと、記録速度が低下してしまうのでできるだ
け少なくしたいが、環境変動に加え、長時間吐出が行わ
れない流路に近接する流路の吐出履歴によって長時間吐
出しなかった流路のインクの揮発成分の蒸発量が変動す
る。また、そもそもインク成分中の揮発成分の蒸発特性
がヘッド毎や流路毎に、バラついている。そのため、こ
れら全ての変動のマージンを見込み、記録動作中であっ
ても、頻繁に記録ヘッドを非画像部へ移動させ、かつ大
量のインクを予備吐出を行う必要がある。 4)吸引や加圧によるインクの置換は、インクを大量に
消費する。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、揮
発成分の蒸発により増粘したり発泡し難くなったインク
のみを適宜吐出させ排出することによって、排インク量
と記録動作中断による記録速度の低下を最小限に抑えな
がら、適正な画像記録状態を維持するインクジェット記
録装置及び記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクを吐出
するための吐出口と、該吐出口へインクを供給するイン
ク供給路と、インクの吐出のために利用されるエネルギ
ーを発生するエネルギー発生素子と、前記吐出口に供給
されるインクを貯留する液室を備えたインクジェット記
録装置において、前記インク供給路の流路毎に複数の電
極を設け、該電極間のインクの電導度を検出することを
特徴とするインクジェット記録装置である。
【0009】また、本発明は、インクを吐出するための
吐出口と、該吐出口へインクを供給するインク供給路
と、インクの吐出のために利用されるエネルギーを発生
するエネルギー発生素子と、前記吐出口に供給されるイ
ンクを貯留する液室を備えたインクジェット記録装置に
おいて、前記インク供給路の流路毎に1つの電極と前記
液室に他の1つの共通電極を設け、該電極間のインクの
電導度を検出すること特徴とするインクジェット記録装
置である。
【0010】さらに、本発明のインクジェット記録方法
は、インクジェット記録装置におけるインクの吐出口へ
インクを供給するインク供給路の流路毎に複数の電極を
設けるかまたは該流路毎に1つの電極と液室に1つの共
通電極を設けて該電極間のインク電導度を検出し、検出
した流路のインク電導度がインクの適正電導度の許容値
をこえたときに記録動作を中断し、インクの排出が必要
である当該流路のみその排出必要量だけインクを吐出さ
せるかまたはインク置換を行って適正電導度とした後、
記録動作に移行することを特徴とする。
【0011】また、上記インクジェット記録方法に用い
るインクジェット記録装置は前記本発明のインクジェッ
ト記録装置であることを特徴とする。
【0012】
【作用】インクジェット記録装置に用いられるインクは
揮発成分が蒸発すると溶け込んでいる染料などの電解質
が濃縮し電導度が大きくなる。図5は揮発成分の蒸発量
と電導度の定性的な関係を示す図である。また、インク
の粘度は揮発成分が蒸発すると同様に大きくなる。図6
は揮発成分の蒸発量と粘度の定性的な関係を示す図であ
る。従って、流路内のインクの電導度を検出すれば図5
および図6から流路内のインクの粘度が検出でき、イン
クが適性に吐出可能か否かがわかる。
【0013】従って、本発明によればリアルタイムで流
路内のインクの状態がわかるため、インクの排出が必要
な流路のみ、排出が必要な量だけインクを吐出させ、排
出することが可能になる。その結果、予備吐出で排出さ
れるインクを大幅に減少させることが可能と成る。ま
た、記録動作途中でもインクの排出が必要な流路が検出
された時のみ動作を中断し非画像部で予備吐出をその流
路について必要量だけ行えば良くなるので、記録動作の
中断による記録速度の低下が防げ、かつまたこのときの
廃インクを大幅に低減できる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本実施例は、吐出エネルギー発生素子とし
て電気熱変換体を用いたバブルジェット方式のインクジ
ェット記録装置への適用例であり、その記録装置は、被
記録媒体に対し所定方向に記録ヘッドを走査するシリア
ル記録方式のものである。
【0015】まず、本発明の用いられる記録装置全体の
概略構成を図8に従って簡単に説明する。
【0016】図8において、1Aはイエローの色インク
を吐出する記録ヘッド、1Bはマゼンタの色インクを吐
出する記録ヘッド、1Cはシアンの色インクを吐出する
記録ヘッド、1Dはブラックの色インクを吐出する記録
ヘッドであり、これらの記録ヘッド1A、1B、1C、
および1Dはキャリッジ2上に設置されている。また、
これらの記録ヘッド1A、1B、1C、および1Dは、
それぞれのインクの供給源たるインク収容部を一体とし
たディスポーザブルタイプとなっている。キャリッジ2
はガイドシャフト3に沿って左右に移動し、その移動位
置がエンコーダ4によって検出される。記録用紙(被記
録媒体)5は、上下に設置された複数の送りローラ6に
よってガイドされつつ送られ、記録ヘッド1A、1B、
1C、および1Dのインク吐出口形成面(以下、単に吐
出面と呼称する)と対向する位置では、それらの吐出面
と平行に向い合うように保たれる。
【0017】次に、記録ヘッド1A、1B、1C、およ
び1Dの構成について、図1および図7に従って説明す
る。図1は本発明の実施例1のヘッドチップの摸式構成
図、図7は本発明の用いられる記録ヘッドの斜視図であ
る。これらの図においては、記録ヘッドの1つを符号1
を付して代表して示している。
【0018】記録ヘッド1は、ヘッドチップ11とイン
ク収容部12とを一体化した構成となっている。ヘッド
チップ11は、Si製の基板13と硝子製の天板14と
の接合構造でなり、それらの接合部における吐出面側に
は、上下方向に並ぶ複数の吐出口15が形成されてい
る。それらの吐出口15は、それらの個々に通じる複数
の流路16によって1つの共通液室17に連通されてい
る。複数の流路16の相互間の壁部は、例えば紫外線硬
化樹脂などによって形成されている。共通液室17は、
チューブ18によってインク収容部12内に連通されて
いる。
【0019】基板13の上面には、各路16内に1つづ
つ位置する複数の吐出エネルギー発生素子としての電気
熱変換素子(吐出ヒータ)19と、これらの電気熱変換
素子19に個別に電力を供給するA1等の配線とが成膜
技術によって形成されている。(A1配線は図示されな
い。)40a、40bは検出電極で各液路毎に1対づつ
設けられている。検出電極40a、40bは各液路毎独
立に電導度測定装置41に接続され、液路毎に検出電極
間のインクの電導度を測定する。
【0020】図2は本発明の制御システムの構成図であ
る。図中の43は制御装置で、予め測定されたインクの
電導度と吐出状態に関するデータが記憶されており、電
導度測定装置41で検出された各液路のインクの電導度
に従って、記録ヘッド駆動回路44を制御し、記録ヘッ
ド1を制御する。
【0021】さて、各流路16内の電気熱変換素子19
は記録データ等に応じて電力が選択的に供給されること
により個別に発熱し、その熱エネルギーによって流路1
6内のインク中に膜沸騰が生じ、その膜沸騰による気泡
の成長に伴ってインクが吐出口15から吐出する。そし
て、このようにして複数の吐出口15から選択的にイン
クを吐出させつつ、キャリッジ2を移動させることによ
り、被記録媒体5上にインクの液滴を付着させて、種々
の情報を記録する。本実施例の場合は、4つの記録ヘッ
ド1A、1B、1Cおよび1Dからのイエロー、マゼン
タ、シアン、及びブラックのインクの液滴の順に被記録
媒体5上に付着させることにより、多色のカラー画像を
形成できる。
【0022】以下、本実施例の動作を説明する。 1,記録装置の電源がON、または、記録動作開始の信
号が入力された場合 制御装置43は電導度測定装置41を動作させ、記録ヘ
ッドの各流路の検出電極40a、40bによって各流路
のインクの電導度を検出する。制御装置には予め測定し
た以下の4種類 (1)インクの適性電導度k (2)インクの許容適性電導度レベルkg (3)インクの適性吐出が可能なインクの電導度の上限
k0 (4)インクは吐出するが不安定な状態のインクの電導
度の上限k1 の値が設定されており、検出したインクの電導度がk0
以下である流路のインクは適性吐出可能、kO〜k1迄
の流路のインクは不安定であるが吐出は可能、k1以上
の流路のインクは吐出不可能と判断する。各電導度の関
係はk<kg<k0<k1である。これに従って、制御
装置は検出されたインクの電導度によって以下の
(a)、(b)、(c)のように動作する。 (a)全ての流路のインクの電導度がkg以下である場
合は直ちに記録動作に入る。 (b)電導度がk1以上の流路は存在しないが、電導度
がkg以上の流路が存在する場合は、それらの流路につ
いて予備吐出を開始する。その間常時、予備吐出してい
る流路内の電導度を検出し、電導度がkg以下になった
流路から予備吐出を停止する。全ての流路の電導度がk
g以下になったところで記録動作を開始する。 (c)電導度がk1以上の流路が検出された場合は吸引
または加圧によって記録ヘッド内のインクの置換を行っ
た後記録動作を開始する。 2,記録動作中に長時間吐出しない流路ができた場合 記録動作中に電導度がk0に近くなった流路が検出され
ると、制御装置43は記録動作を中断し、非画像部へ記
録ヘッドを移動させ、検出された流路において予備吐出
を行い、電導度がkg以下になったところで吐出を停止
し、記録ヘッドを画像部へ移動させ再び記録動作を開始
する。
【0023】このようにして、本発明によればリアルタ
イムで流路内のインクの状態がわかるため、インクの排
出が必要な流路のみ、排出が必要な量だけインクを吐出
させ、排出することが可能になる。その結果、予備吐出
で排出されるインクを大幅に減少させることが可能と成
る。また、記録動作途中でもインクの排出が必要な流路
が検出された時のみ動作を中断し非画像部で予備吐出を
その流路について必要量だけ行えば良くなるので、記録
動作の中断による記録速度の低下が防げ、かつまたこの
ときの廃インクを大幅に低減できる。
【0024】(実施例2)図3は本発明の実施例2のヘ
ッドチップの摸式構成図である。実施例1が各流路毎独
立に検出電極を2個づつもうけていたのに対し、本実施
例は共通液室側の検出電極を各流路共通の電極とし共通
液室を設けた。これによって、各流路の電導度を検出す
る回路、及び配線が簡略化でき、装置のコストダウンが
可能となる。
【0025】(実施例3)図4は本発明の実施例3のヘ
ッドチップの摸式構成図である。実施例1が2個の電極
でインクの電導度を検出するのに対し、本実施例は4個
の電極を用い、電圧を印加する電極対と電導度を検出す
る電極対に分けインクの電導度を検出する。
【0026】45a、45bが電圧印加電極、40a、
40bが電導度検出電極で、電圧印加電極に所定電圧を
印加したときに、電導度検出電極で検出される電圧によ
って、インクの電導度を検出する。
【0027】実施例1の様に2電極で電導度を検出する
場合は検出電極間に電流を流すことになるため、検出電
極で電極反応が生じ、それによって検出電圧が変動し測
定精度が低下する場合があるのに対し、本実施例のごと
く、電圧印加電極と検出電極を分離し、検出電極をハイ
インピーダンスで構成すると検出電極における電極反応
はほとんど生じないため安定して高精度にインクの電導
度を検出できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のインクジ
ェット記録装置は、インクを吐出するための吐出口と、
該吐出口へインクを供給するインク供給路と、インクの
吐出のために利用されるエネルギーを発生するエネルギ
ー発生素子と、前記吐出口に供給されるインクを貯留す
る液室を備えたインクジェット記録装置において、前記
インク供給路の流路に複数の電極を設け、該電極間のイ
ンクの電気伝導度を検出することにより、または、前記
インク供給路の流路毎に1つの電極と前記液室に他の1
つの共通電極を設け、該電極間のインクの電気伝導度を
検出することにより、さらに、前記のようにインク電導
度を検出し、検出した流路のインク電導度値によりイン
クの排出が必要である当該流路のみその排出必要量だけ
インクを吐出させるかまたはインク置換を行った後、記
録動作に移行する記録法を実施することによって、リア
ルタイムで流路内のインクの状態を検出し、インクの排
出が必要な流路のみ、排出が必要な量だけインクを吐出
させ、排出することが可能になる。その結果、予備吐出
で排出されるインクを大幅に減少させることが可能と成
る。また、記録動作途中でもインクの排出が必要な流路
が検出された時のみ動作を中断し非画像部で予備吐出を
その流路について必要量だけ行えば良くなるので、記録
動作の中断による記録速度の低下が防げ、かつまたこの
ときの廃インクを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のヘッドチップの摸式構成図
である。
【図2】本発明の制御システムの構成図である。
【図3】本発明の実施例2のヘッドチップの摸式構成図
である。
【図4】本発明の実施例3のヘッドチップの摸式構成図
である。
【図5】インクの揮発成分の蒸発量とインクの電導度の
関係を定性的に示した図である。
【図6】インクの揮発成分の蒸発量とインクの粘度の関
係を定性的に示した図である。
【図7】本発明の用いられる記録ヘッドの斜視図であ
る。
【図8】本発明の用いられるインクジェット記録装置全
体の概略構成図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 3 ガイドシャフト 4 エンコーダ 11 ヘッドチップ 12 インク収容部 13 基板 14 天板 15 吐出口 17 共通液室 18 チューブ 40a,40a 電導度検出電極 41 電導度測定装置 43 制御装置 44 記録ヘッド駆動回路 45a,45b 電圧付加電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小室 博和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横井 英人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤川 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するための吐出口と、該吐
    出口へインクを供給するインク供給路と、インクの吐出
    のために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発
    生素子と、前記吐出口に供給されるインクを貯留する液
    室を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク供給路の流路毎に複数の電極を設け、該電極
    間のインクの電導度を検出することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出するための吐出口と、該吐
    出口へインクを供給するインク供給路と、インクの吐出
    のために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発
    生素子と、前記吐出口に供給されるインクを貯留する液
    室を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク供給路の流路毎に1つの電極と前記液室に他
    の1つの共通電極を設け、該電極間のインクの電導度を
    検出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 インクジェット記録装置におけるインク
    の吐出口へインクを供給するインク供給路の流路毎に複
    数の電極を設けるかまたは該流路毎に1つの電極と液室
    に1つの共通電極を設けて、該電極間のインク電導度を
    検出し、検出した流路のインク電導度がインクの適正電
    導度の許容値をこえたときに記録動作を中断し、インク
    の排出が必要である当該流路のみその排出必要量だけイ
    ンクを吐出させるかまたはインク置換を行って適正電導
    度とした後、記録動作に移行することを特徴とするイン
    クジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のインクジェット記録装置
    が請求項1または2のインクジェット記録装置であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録方
    法。
JP32495793A 1993-12-22 1993-12-22 インクジェット記録装置及び記録方法 Pending JPH07178924A (ja)

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