JP2003291363A - プリンタ、およびプリンタのインク補充方法 - Google Patents

プリンタ、およびプリンタのインク補充方法

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JP2003291363A
JP2003291363A JP2002098936A JP2002098936A JP2003291363A JP 2003291363 A JP2003291363 A JP 2003291363A JP 2002098936 A JP2002098936 A JP 2002098936A JP 2002098936 A JP2002098936 A JP 2002098936A JP 2003291363 A JP2003291363 A JP 2003291363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放置時のインク内水分や揮発性溶剤の蒸発に
よるインク残量算出の誤差をなくす。 【解決手段】 プリンタの電源スイッチ62がオンされ
ると(ステップS1)、キャリッジ9をインク補充位置
へと移動させ(ステップS2)、印刷ヘッド20をキャ
ッピング機構15によりキャッピングして密閉し(ステ
ップS3)、インクタンク10と補助インクタンク16
とを接続(ステップS4)し、その後、インクタンク1
0とポンプ機構17とを接続する(ステップS7)。ポ
ンプ17bは、カウンタ61でカウントした液滴の個数
から各インクタンク毎のインク消費量に関わらず、イン
クタンク10の規定インク量までインクを補充する(ス
テップS6、S7)。規定インク量まで補充がなされる
と、最後にカウンタ61をリセット(ステップS10)
して、電源スイッチ62がオンされた後の全てのインク
補充動作を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、詳しくは
その印刷に使用するインクの補充方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタでは紙などの媒
体に対しインク滴を吐出して印刷を行う。このような従
来のインクジェットプリンタの一例の斜視図(一部透視
図)を図7に示す。プリンタ本体101の後部には給紙
トレイ102が設けられており、用紙103を複数枚積
載可能となっている。用紙103はプリンタ本体101
内に配置された紙送りモータ104に接続した紙送りロ
ーラ105によってプリンタ本体101内を矢印A方向
へと搬送される。印刷機構を搭載したキャリッジ109
にはベルト107が固定され、ベルト107に接続され
たキャリッジモータ106によって用紙103の搬送方
向に対して直交する方向、矢印Bに示す方向に移動可能
に設けられている。プラテン108上に搬送された用紙
103に対して印刷機構により印刷を行った後、用紙1
03はさらに下流、プリンタ本体101外へと搬送され
て排紙トレイ111、112に積載される。
【0003】このようなインクジェットプリンタではキ
ャリッジ109上に載置されたインクタンク110のイ
ンクを使用して印刷を行っているため、インクがなくな
るとインクタンク110を交換する必要がある。インク
タンク110の容量を増やすことで印刷可能枚数を増や
すことは可能であるが、インクタンク110の大型化は
それを搭載するキャリッジ109の大型化、また両者が
大型化したことにともなう重量化はそれらを動作させる
キャリッジモータ106の大型化につながり、最終的に
はプリンタ本体101自体の大型化することとなり、プ
リンタ本体101の省スペース化を妨げる一因となって
いた。
【0004】かかる問題を解決するものとして、キャリ
ッジ109上のインクタンク110を可能な限り小型化
し、それとは別にインクを収納する補助インクタンク1
16をプリンタ本体101内に配置し、キャリッジ10
9上のインクタンク110の消費インク量に応じて補助
インクタンク116からインクタンク110へインクを
補充するインク補充機構を備えたインクジェットプリン
タが考案されている。
【0005】図8はそのようなインクジェットプリンタ
を示す斜視図(一部透視図)である。プリンタ本体10
1内の印刷領域、プラテン108の領域外に補助インク
タンク116が配置されている。インク補充時にはキャ
リッジ109は補助インクタンク116部へと移動し、
補助インクタンク116が矢印a方向へ移動してインク
タンク110に接続、同時に補助インクタンク上方に設
けられたポンプ機構119が矢印b方向へと移動してイ
ンクタンク110の上面に設けられた吸引口117に接
続、両者が接続された状態でポンプ機構119が作動、
補助インクタンク116のインクをインクタンク110
へと強制的に吸引、補充する。
【0006】図9はその補充方法の一例を示す断面図で
ある。インクタンク110内にはインクを保持するため
のスポンジ125が収納されている。ポンプ120に接
続されたポンプ機構119によりインクタンク110内
の空気が矢印e方向に吸引されると、補助インクタンク
116内のインクがインクタンク110内に補充される
(図中矢印f)こととなる。インクが補充されてインク
がスポンジ125の保持力を越えてスポンジ125の上
面125aに溢れるようになると、スポンジ上面125
aに配置されたフロート弁123が浮いてポンプ機構1
20との流路を遮断する。全ての色のフロート弁123
がこの流路を塞いだ時点でインク補充終了となるため、
あらかじめポンプ機構120の稼動時間は余裕を持って
決められている。印刷時にはインクタンク115内のス
ポンジ125のインク保持力により、インクが漏れるこ
と無く印刷が可能となっている。
【0007】図10はこのインク補充のタイミングにつ
いて示したフローチャートである。
【0008】インク補充はインクタンク110内のイン
クが既定の残量になった時点で行われる。その残量測定
方法としては、光学センサによってインクの水位を測定
して方法や、各色の吐出インク滴数をカウントして一滴
当たりの体積から消費インク量を算出し、残量を求める
方法などがある。ここではインクタンク110内にイン
クを保持するためのスポンジ125が設けられているた
め前者の方法が使用できず、後者の方法が使用されてい
る場合が多い。またスポンジ125を使用しない場合に
おいても、光学センサの使用は省スペース化の妨げやコ
ストアップの要因となるため消費インク量をカウントす
る方法が採用される場合が多い。
【0009】このようにして求められたインクタンク1
10内のインク量が既定値に達すると補助インクタンク
116からインク補充が行われる。この既定値は残存イ
ンク量でそのプリンタが印刷可能な印刷媒体に対して、
べた印刷が可能な量に設定されており、印刷途中で既定
値に達したとしても、その印刷が終了するまでインク補
充動作をする必要はなく、印刷が終了してからインク補
充動作を行うようになっている。インク補充動作は前述
した機構がそれぞれ接続、作動を図10に示すフローチ
ャートに示した過程を経て行うものである。
【0010】まず、前回のインク補充動作が終了し、印
刷がなされる(ステップS101)。
【0011】インクは不図示の印刷ヘッドから液滴状態
で吐出されており、この液滴の個数をカウンタにより各
色毎に計測し、この計測値に基づき各色毎のインク消費
量を算出する。そして、インク消費量が設定された閾値
に到達したかどうかを不図示の判断手段により判別する
(ステップS102)。インク消費量が設定された閾値
に達していなければ印刷を続行するが、少なくとも一色
のインクが設定された閾値に到達した場合には、インク
補充を開始する。なお、閾値は少なくともある一色で用
紙全域にべた印刷を行った場合に必要なインク量が残る
ように設定されている。これにより印刷途中で閾値に到
達してしまった場合にも、少なくとも印刷途中の用紙に
ついては印刷を完了することが可能となっている。よっ
て、インクの補充が必要となった場合でも、印刷途中の
場合は、印刷を続行し、完了させる(ステップS10
3)。
【0012】印刷完了後、キャリッジ109を、補助イ
ンクタンク116およびポンプ機構119が設けられて
いるインク補充位置まで移動させる(ステップS10
4)。
【0013】次に、キャリッジ109に搭載された印刷
ヘッドを不図示のキャッピング機構によりキャッピング
して密閉する(ステップS105)。さらに、インクタ
ンク110と補助インクタンク116とを接続する(ス
テップS106)とともに、インクタンク110とポン
プ機構119とを接続する(ステップS107)。
【0014】ポンプ120を実作動時間だけ作動させ
(ステップS108)、その後、ポンプ120は停止さ
れる(ステップS109)。
【0015】ポンプ120の停止後、ポンプ機構119
をインクタンク110から離反させる(ステップS11
0)とともに、補助インクタンク16もインクタンク1
10より離反させ(ステップS111)、最後にカウン
タをリセット(ステップS112)して全てのインク補
充動作を終了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に吐出したインク液滴数をカウントしてインクタンク内
のインク残量を測定する場合、長期間放置されるとイン
ク内の水分や揮発性溶剤の蒸発により実際の残量との誤
差が生じる場合があった。そのため印刷途中で閾値に達
した時点ではべた印刷が可能なインク残量より少量のイ
ンクしか残存しておらず、印刷途中でインクが切れて印
刷ができなくなる問題があった。
【0017】そこで本発明は、放置時のインク内水分や
揮発性溶剤の蒸発によるインク残量算出の誤差をなく
し、印刷途中でのインク切れを防止することが可能なプ
リンタ、およびプリンタのインク補充方法を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、印刷媒体に対して相対移動が
可能なように設けられたキャリッジ上に、前記印刷媒体
に対してインクを吐出して印刷を行う印刷機構部と、前
記印刷機構部に複数色のインクを供給するための色数分
のインクタンクとを搭載し、プリンタ本体に配置された
補助インクタンクから前記各インクタンクにインクを補
充するインク補充手段と、前記印刷機構部から吐出した
各色ごとのインク消費を計測するインク消費量計測手段
と、前記インク消費量計測手段により、少なくとも一色
のインク消費量がある閾値に達した場合に前記インク補
充手段によりインクタンクへのインク補充を全色分行う
制御部と、インク補充が行われた場合には前記インク消
費量の値をリセットする制御手段とを有するプリンタに
おいて、前記印刷機構部により印刷が開始される前に、
前記インク補充手段が、前記各インクタンクのインク消
費量に関係なく、所定のインク量に達するまで前記イン
ク補充を行うことを特徴とする。
【0019】上記の通り、本発明のプリンタは、印刷機
構部により印刷が開始される前に、インク補充手段が、
各インクタンクのインク消費量に関係なく、所定のイン
ク量に達するまでインク補充を行う。そして、インク補
充がなされた後に、インク消費量の値がリセットされる
ため、次回のインク消費量の値は所定のインク量からの
インク消費量となり、インク消費量の値が放置時のイン
ク内水分や揮発性溶剤の蒸発による影響を受けない。
【0020】また、本発明のプリンタは、インク補充手
段が、電源がオンされることで、各インクタンクのイン
ク消費量に関係なく、所定のインク量に達するまでイン
ク補充を行うものであってもよい。
【0021】また、本発明のプリンタは、電源がオンさ
れた後、インク補充手段が、最初の印刷データが転送さ
れた時点でインク消費量に関係なく、所定のインク量に
達するまでインク補充を行うものであってもよい。
【0022】本発明のプリンタのインク補充方法は、印
刷媒体に対して相対移動が可能なように設けられたキャ
リッジ上に、前記印刷媒体に対してインクを吐出して印
刷を行う印刷機構部と、前記印刷機構部に複数色のイン
クを供給するための色数分のインクタンクとを搭載し、
プリンタ本体に配置された補助インクタンクから前記各
インクタンクにインクを補充するインク補充手段と、前
記印刷機構部から吐出した各色のインク消費量を計測す
る計測手段と、前記インク消費量計測手段により、少な
くとも一色のインク消費量がある閾値に達した場合に前
記インク補充手段によりインクタンクへのインク補充を
全色分行う制御部と、インク補充が行われた場合には前
記インク消費量の値をリセットする制御手段とを有する
プリンタのインク補充方法において、前記印刷機構部に
より印刷が開始される前に、前記各インクタンクのイン
ク消費量に関係なく、所定のインク量に達するまで前記
インク補充を行う補充工程と、前記補充工程後、前記イ
ンク消費量の値をリセットする工程とを含むことを特徴
とする。
【0023】上記の通り、本発明のプリンタのインク補
充方法は、印刷機構部により印刷が開始される前に、各
インクタンク内のインク消費量に関係なく、所定のイン
ク量に達するまでインク補充を行う補充工程を実施す
る。そして、補充工程後に、インク消費量の値をリセッ
トするため、次回のインク消費量の値は所定のインク量
からのインク消費量となり、インク消費量が放置時のイ
ンク内水分や揮発性溶剤の蒸発による影響を受けない。
【0024】また、本発明のプリンタのインク補充方法
は、電源がオンされることで補充工程が実行されるもの
であってもよい。
【0025】また、本発明のプリンタのインク補充方法
は、電源がオンされた後、最初の印刷データが転送され
た時点で補充工程が実行されるものであってもよい。
【0026】また、本発明のプリンタは、以上述べてき
た全てにおいて、インク消費量の値からインクタンク内
に残存するインク量を算出する残存インク量算出手段を
設け、少なくとも一色の残存インク量がある閾値に達し
た場合に前記インク補充手段によりインクタンクへのイ
ンク補充を全色分行う制御部と、インク補充が行われた
場合には前記インク消費量の値と残存インク量の値とを
リセットする制御手段とを有する構成としてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0028】図1は本実施形態のインクジェットプリン
タの斜視図(一部透視図)である。また、図2は、本実
施形態のインクジェットプリンタにおけるインク補充を
制御するインク補充制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【0029】プリンタ本体1の後部には給紙トレイ2が
設けられており、用紙3を複数枚積載可能となってい
る。用紙3はプリンタ本体1内に配置された紙送りモー
タ4によって駆動される紙送りローラ5によってプリン
タ本体1内を矢印A方向へと搬送される。印刷ヘッド2
0(図2参照)を含む印刷機構を搭載したキャリッジ9
にはベルト7の一部が固定され、ベルト7に接続された
キャリッジモータ6によって用紙3の搬送方向に対して
直交する方向、矢印Bに示す方向に往復移動可能に設け
られている。プラテン8上に搬送された用紙3に対して
印刷機構により印刷を行った後、用紙3はさらに下流の
プリンタ本体1外へと搬送されて排紙トレイ11、12
に積載される。
【0030】印刷ヘッド20は、複数の電気熱変換体等
の吐出エネルギ発生素子を配列した素子基板と、複数の
微細な吐出口およびそれらに連通した複数の液流路溝が
形成された溝付き天板とを有し、各吐出エネルギ発生素
子と各液流路溝を正確に位置合わせした状態で素子基板
と溝付き天板とを組み合わせ接合して製作されている。
そして、各吐出エネルギ発生素子に電気エネルギを入力
することで、これら各吐出エネルギ発生素子に接する、
インクタンク10から供給されたインクに急峻な体積変
化(気泡の発生)を伴う状態変化を生じさせ、このイン
クの状態変化に基づく作用力によって吐出口からインク
を吐出し、この吐出されたインクを用紙3上に付着させ
て画像形成を行うように構成されている。
【0031】プリンタ本体1内の印刷領域であるプラテ
ン8の領域外にはキャッピング機構15が設けられてい
て、印刷時以外には印刷機構のインクを吐出する印刷ヘ
ッド20の乾燥を防止している。同じ印刷領域外にはキ
ャリッジ9上に搭載されたインクタンク10に対してイ
ンクを供給するための補助インクタンク16がインクタ
ンク10の下面に接続可能に、またインクタンク10の
上面に接続可能なポンプ機構17がそれぞれ配置されて
いる。これらの各機構はインク補充時にはキャッピング
機構15と補助インクタンク16が矢印Cの方向に、ポ
ンプ機構17が矢印Dの方向にそれぞれ移動する。
【0032】次に、インク補充制御部60の構成に関し
て説明する。
【0033】インク補充制御部60は、印刷ヘッド20
から吐出される液滴状態のインクの個数を各色毎に計測
し、各色毎のインク消費量を算出するカウンタ61と、
インク補充のため、ポンプ17bを含むポンプ機構17
の接続、離反および駆動、キャッピング機構15の接
続、離反等の制御を行うインク補充制御手段63とを有
する。また、このインク補充制御部60は、外部から印
刷データが転送されてきたかどうかの判断等、プリンタ
の印刷に関する制御を行う制御手段70との間で信号の
送受信がなされる。
【0034】カウンタ61は、計測したインクの液滴個
数と、液滴1個当たりの体積とからインクの消費量を算
出するだけでなく、インクタンクの容量から前述のよう
にして算出したインク消費量を差し引いて、各インクタ
ンクにおけるインク残量の算出も可能である。
【0035】インク補充制御手段63は、プリンタの電
源スイッチ62がオン状態になると、ポンプ機構17を
インクタンク10に接続し、ポンプ17bを所定の時間
だけ駆動して、インク補充を制御する。
【0036】図3は、上述したポンプ17b、ポンプ機
構17、インクタンク10、キャリッジ9、キャッピン
グ機構15、および補助インクタンク16の相関を示す
側断面図である。インクタンク10の内部にはインクを
含浸保持するためのスポンジ23が収納されている。ス
ポンジ23内のインクはインクタンク10の供給用開口
部10aからキャリッジ9に設けられたフィルタ21を
通して印刷ヘッド20へ供給され、この印刷ヘッド20
から液滴状態で吐出されて印刷が行われる。印刷が行わ
れていない場合には前述の通り、キャッピング機構15
が印刷ヘッド20を密閉するように圧接して乾燥を防止
する。
【0037】インクタンク10へのインク補充時にはイ
ンクタンク10に設けられた補充用開口部10bに補助
インクタンク16の開口部16aが、キャリッジ9の開
口部9aを介して圧接するとともに、インクタンク10
の上面に設けられた上部開口部10cにポンプ機構17
の開口部17aが圧接する。この際にはキャッピング機
構15も印刷ヘッド20を密閉するようになっていて、
ポンプ機構17によりインクタンク10内の空気が矢印
E方向に吸引されると、補助インクタンク16内のイン
クがインクタンク10内に補充されることとなる。補充
されたインクがスポンジ23の保持力を越えてスポンジ
の上面23aに溢れるようになると、スポンジ上面23
aに配置されたフロート弁22が浮き、インクタンク1
0の上部開口部10cを塞ぎポンプ機構17との流路が
遮断され、これによりポンプ機構17が差動していても
インクが吸引されなくなりインクの補充が完了する。そ
の後印刷ヘッド20より余分なインクを排出し、スポン
ジ23による負圧を発生させる。なお図2に示すインク
タンク10、補助インクタンク16は印刷に必要とされ
るインク色の分だけ用意されており、ここでは黒(B
K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)
の4色について実施形態を説明するが、インクの種類が
増えた場合には同様のものがその分だけ増えることとな
る。
【0038】図4は、本実施形態のプリンタのインク補
充のタイミングと補充方法とを示す模式図であり、図5
はそのフローチャートである。なお、図4における閾値
25は、カウンタ61により計測された液滴個数そのも
の、インク消費量、あるいはインク残量のいずれによる
ものであってよいが、本実施形態では、インク消費量に
基づいて設定された値とする。
【0039】以下に本実施形態のインクの補充の各工程
を説明する。
【0040】まず、プリンタの電源スイッチ62がオン
されると(ステップS1)、インク補充制御手段63が
これを検知し、インク補充を開始するため、キャリッジ
9を補助インクタンク16およびポンプ機構17が設け
られているインク補充位置へと移動させる(ステップS
2)。
【0041】次に、キャリッジ9に搭載された印刷ヘッ
ド20をキャッピング機構15によりキャッピングして
密閉する(ステップS3)。さらに、インクタンク10
の補充用開口部10bと補助インクタンク16の開口部
16aとを接続し(ステップS4)、その後、インクタ
ンク10の上部開口部10cとポンプ機構17の開口部
17aとを接続する(ステップS5)。ここで補助イン
クタンク16をポンプ機構17より先に接続することに
より、インクタンク10内のスポンジ23の吸収力によ
るインク吸引が少ないながら期待可能となる。
【0042】ここで、電源スイッチ62がオンされる以
前、すなわち、前回の使用時において、カウンタ61で
カウントした液滴の個数から各インクタンク毎のインク
消費量に関わらず、インクタンク10の規定インク量ま
でインクを補充するため、ポンプ17bを実稼働時間分
作動させ(ステップS6)、規定インク量まで補充がな
されると、ポンプ17bを停止する(ステップS7)。
【0043】ポンプ17bの停止後、ポンプ機構17を
インクタンク10から離反させる(ステップS8)とと
もに、補助インクタンク16もインクタンク10より離
反させ(ステップS9)、最後にカウンタ61をリセッ
ト(ステップS10)して、電源スイッチ62がオンさ
れた後の全てのインク補充動作を終了する。
【0044】次に、制御手段70により、外部より印刷
データがプリンタへと転送されたかどうかを判断し(ス
テップS11)、転送されているなら、印刷を開始する
(ステップS12)。
【0045】前述の通り、インクは印刷ヘッド20から
液滴状態で吐出されており、この液滴の個数をカウンタ
61により各色毎に計測し、この計測値に基づき各色毎
のインク消費量を算出する。そして、少なくとも一色の
インク消費量が設定された閾値25に到達したかどうか
をインク補充制御手段63により判別する(ステップS
13)。インク消費量が設定された閾値25に達してい
なければ、印刷終了と制御手段70により判断されるま
で(ステップS15)まで印刷を続行するが、少なくと
も一色のインクが設定された閾値25に到達した場合で
も印刷途中の場合は、印刷を続行し、完了させる(ステ
ップS14)。すなわち、閾値25は少なくともある一
色で用紙3全域にべた印刷を行った場合に必要なインク
量が残るように設定されているため、印刷途中で閾値2
5に到達してしまった場合にも、少なくとも印刷途中の
用紙については印刷を完了することが可能となってい
る。よって、インクの補充が必要となった場合でも、印
刷途中の場合は、印刷を続行し、完了させる。
【0046】印刷完了後、キャリッジ9を、補助インク
タンク16およびポンプ機構17が設けられているイン
ク補充位置まで移動させ、ステップS2〜S10の工程
を経てインク補充を完了する。
【0047】印刷データが転送されてきていない、ある
いは印刷が終了し、プリンタの電源スイッチ62がオフ
(ステップS16)されると、一連の印刷工程およびイ
ンクの補充工程を終了する(ステップS17)。
【0048】以上、説明したように、本実施形態のイン
ク補充方法では、ステップS1〜S10のインク補充工
程により、前回の使用時において、カウンタ61でカウ
ントした液滴の個数から各インクタンク毎のインク消費
量に関わらず、インクタンク10の規定インク量までイ
ンクが補充され、かつ、インク補充が行われた後、各色
の消費インク液滴のカウンタ61をリセットし、インク
タンク10の既定インク量から再度インク液滴数をカウ
ントすることにより、次回のインク補充を的確なタイミ
ングで行うことが可能となり、また印刷途中でのインク
切れを防止することが可能となる。 (第2の実施形態)次に、本実施形態のインク補充方法
について、図6に示すフローチャートを用いて説明す
る。なお、本実施形態のプリンタの構成は、第1の実施
形態で説明したプリンタの構成と同様であるため、詳細
の説明は省略するとともに、本実施形態の説明では、第
1の実施形態で用いた符号を用いる。
【0049】第1の実施形態では、電源スイッチ62が
オンされた際にインクの補充を行うものであったが、本
実施形態では、印刷データが転送されてきたと判断した
際にインク補充がなされる。
【0050】以下、本実施形態におけるインク補充方法
について詳細に説明する。
【0051】まず、プリンタの電源スイッチ62がオン
される(ステップS21)と、制御手段70は、印刷デ
ータが外部より転送されてきたかどうかを判断する(ス
テップS22)。
【0052】印刷データが転送されてきたとの判断がな
されると、インク補充制御手段63がこれを検知し、イ
ンク補充を開始するため、キャリッジ9を補助インクタ
ンク16およびポンプ機構17が設けられているインク
補充位置へと移動させる(ステップS23)。
【0053】次に、キャリッジ9に搭載された印刷ヘッ
ド20をキャッピング機構15によりキャッピングして
密閉する(ステップS24)。さらに、インクタンク1
0の補充用開口部10bと補助インクタンク16の開口
部16aとを接続し(ステップS25)、その後、イン
クタンク10の上部開口部10cとポンプ機構17の開
口部17aとを接続する(ステップS26)。ここで補
助インクタンク16をポンプ機構17より先に接続する
ことにより、インクタンク10内のスポンジ23の吸収
力によるインク吸引が少ないながら期待できる。
【0054】ここで、印刷データが転送されてくる以
前、すなわち、前回の印刷時において、カウンタ61で
カウントした液滴の個数から各インクタンク毎のインク
消費量に関わらず、インクタンク10の規定インク量ま
でインクを補充するため、ポンプ17bを実稼働時間分
作動させ(ステップS27)、規定インク量まで補充が
なされると、ポンプ17bを停止する(ステップS2
8)。
【0055】ポンプ17bの停止後、ポンプ機構17を
インクタンク10から離反させる(ステップS29)と
ともに、補助インクタンク16もインクタンク10より
離反させ(ステップS30)、最後にカウンタ61をリ
セット(ステップS31)して、電源スイッチ62がオ
ンされた後の全てのインク補充動作を終了する。
【0056】次に、転送されてきた印刷データに基づい
て印刷が開始される(ステップS32)。
【0057】印刷が実行されている際、インクは印刷ヘ
ッド20から液滴状態で吐出されており、この液滴の個
数をカウンタ61により各色毎に計測し、この計測値に
基づき各色毎のインク消費量を算出する。そして、少な
くとも一色のインク消費量が設定された閾値25に到達
したかどうかをインク補充制御手段63により判別する
(ステップS33)。インク消費量が設定された閾値2
5に達していなければ、印刷終了と制御手段70により
判断されるまで(ステップS35)まで印刷を続行する
が、少なくとも一色のインクが設定された閾値25に到
達した場合でも印刷途中の場合は、印刷を続行し、完了
させる(ステップS34)。すなわち、閾値25は少な
くともある一色で用紙3全域にべた印刷を行った場合に
必要なインク量が残るように設定されているため、印刷
途中で閾値25に到達してしまった場合にも、少なくと
も印刷途中の用紙については印刷を完了することが可能
となっている。よって、インクの補充が必要となった場
合でも、印刷途中の場合は、印刷を続行し、完了させ
る。
【0058】印刷完了後、キャリッジ9を、補助インク
タンク16およびポンプ機構17が設けられているイン
ク補充位置まで移動させ、ステップS2〜S10の工程
を経てインク補充を完了する。
【0059】ステップS35で印刷終了と判断された
後、電源スイッチ62がオフされなかった場合(ステッ
プS36)は、再び制御手段70において印刷データが
転送されてきたかどうかを判断し(ステップS37)、
転送されてきているならステップS32へ移行し、印刷
を開始する。印刷データが転送されてきていないようで
あれば、ステップS36に移行する。そして、プリンタ
の電源スイッチ62がオフ(ステップS36)される
と、一連の印刷工程およびインクの補充工程を終了する
(ステップS38)。
【0060】以上、説明したように、本実施形態のイン
ク補充方法では、ステップS21〜S31のインク補充
工程により、前回の印刷時において、カウンタ61でカ
ウントした液滴の個数から各インクタンク毎のインク消
費量に関わらず、インクタンク10の規定インク量まで
インクが補充され、かつ、インク補充が行われた後、各
色の消費インク液滴のカウンタ61をリセットし、イン
クタンク10の既定インク量から再度インク液滴数をカ
ウントすることにより、次回のインク補充を的確なタイ
ミングで行うことが可能となり、また印刷途中でのイン
ク切れを防止することが可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷機構部により印刷が開始される前、すなわち、プリン
タの電源がオンされた後、あるいは、最初の印刷データ
が転送された時点で、各インクタンク内のインク消費量
または残存インク量に関係なく、所定のインク量に達す
るまでインク補充を行う。そして、インク補充がなされ
た後にインク消費量の値または一緒に残存インク量の値
をリセットするため、次回インク消費量の値がインク消
費量を計測する際には所定のインク量からの計測とな
り、インク消費量が放置時のインク内水分や揮発性溶剤
の蒸発による誤差の影響を受けずにインクタンク内の正
確なインク消費量、さらには残存インク量を常に測定で
きる。このため誤差によって引き起こされる印刷途中で
のインク切れといった事態の回避が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの一部透視斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの、インク補充を制御するインク補充制御部
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの、インク供給部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの、インク補充方法を示す模式図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの、インク補充に関するフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるインクジェッ
トプリンタの、インク補充に関するフローチャートであ
る。
【図7】従来のプリンタの一例を示す斜視図である。
【図8】インク補充機構を有する従来のプリンタの一例
を示す斜視図である。
【図9】従来のインク補充機構の一例による補充方法を
示す模式図である。
【図10】従来のインクジェットプリンタの、インク補
充に関するフローチャートの一例である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 給紙トレイ 3 用紙 4 モータ 5 ローラ 6 キャリッジモータ 7 ベルト 8 プラテン 9 キャリッジ 9a 開口部 10 インクタンク 10a 供給用開口部 10c 上部開口部 10b 補充用開口部 11 排紙トレイ 15 キャッピング機構 16 補助インクタンク 16a 開口部 17 ポンプ機構 17a 開口部 17b ポンプ 20 印刷ヘッド 21 フィルタ 22 フロート弁 23 スポンジ 23a 上面 25 閾値 60 インク補充制御部 61 カウンタ 63 インク補充制御手段 70 制御手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体に対して相対移動が可能なよう
    に設けられたキャリッジ上に、前記印刷媒体に対してイ
    ンクを吐出して印刷を行う印刷機構部と、前記印刷機構
    部に複数色のインクを供給するための色数分のインクタ
    ンクとを搭載し、プリンタ本体に配置された補助インク
    タンクから前記各インクタンクにインクを補充するイン
    ク補充手段と、前記印刷機構部から吐出した各色ごとの
    インク消費量を計測するインク消費量計測手段と、前記
    インク消費量計測手段により少なくとも一色のインク消
    費量がある閾値に達した場合に前記インク補充手段によ
    りインクタンクへのインク補充を全色分行う制御部と、
    インク補充が行われた場合には前記インク消費量の値を
    リセットする制御手段とを有するプリンタにおいて、 前記印刷機構部により印刷が開始される前に、前記イン
    ク補充手段が、前記各インクタンクのインク消費量に関
    係なく、所定のインク量に達するまで前記インク補充を
    行うことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インク補充手段が、電源がオンされ
    ることで、前記各インクタンクのインク消費量に関係な
    く、所定のインク量に達するまで前記インク補充を行う
    請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 電源がオンされた後、前記インク補充手
    段が、最初の印刷データが転送された時点で前記各イン
    クタンクのインク消費量に関係なく、所定のインク量に
    達するまでインク補充を行う請求項1に記載のプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記インク消費量計測手段が、吐出した
    インク液滴数をカウントすることにより行うことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 印刷媒体に対して相対移動が可能なよう
    に設けられたキャリッジ上に、前記印刷媒体に対してイ
    ンクを吐出して印刷を行う印刷機構部と、前記印刷機構
    部に複数色のインクを供給するための色数分のインクタ
    ンクとを搭載し、プリンタ本体に配置された補助インク
    タンクから前記各インクタンクにインクを補充するイン
    ク補充手段と、前記印刷機構部から吐出した各色のイン
    ク消費量を計測する計測手段と、前記インク消費量から
    各インクタンク内の残存インク量を算出する残存インク
    量算出手段と、前記残存インク量算出手段により少なく
    とも一色の残存インク量がある閾値に達した場合に前記
    インク補充手段によりインクタンクへのインク補充を全
    色分行う制御部と、インク補充が行われた場合には前記
    インク消費量の値と残存インク量の値とをリセットする
    制御手段とを有するプリンタにおいて、 前記印刷機構部により印刷が開始される前に、前記イン
    ク補充手段が、前記各インクタンクの残存インク量の値
    に関係なく、所定のインク量に達するまで前記インク補
    充を行うことを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記インク補充手段が、電源がオンされ
    ることで、前記各インクタンク内の残存インク量に関係
    なく、所定のインク量に達するまで前記インク補充を行
    う請求項5に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 電源がオンされた後、前記インク補充手
    段が、最初の印刷データが転送された時点で、前記各イ
    ンクタンク内の残存インク量に関係なく、所定のインク
    量に達するまでインク補充を行う請求項5に記載のプリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】 前記インク消費量計測手段が、吐出した
    インク液滴数をカウントすることにより行うことを特徴
    とする請求項5に記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 印刷媒体に対して相対移動が可能なよう
    に設けられたキャリッジ上に、前記印刷媒体に対してイ
    ンクを吐出して印刷を行う印刷機構部と、前記印刷機構
    部に複数色のインクを供給するための色数分のインクタ
    ンクとを搭載し、プリンタ本体に配置された補助インク
    タンクから前記各インクタンクにインクを補充するイン
    ク補充手段と、前記印刷機構部から吐出した各色のイン
    ク消費量計測手段と、前記インク消費量計測手段によ
    り、少なくとも一色のインク消費量がある閾値に達した
    場合に前記インク補充手段によりインクタンクへのイン
    ク補充を全色分行う制御部と、インク補充が行われた場
    合には前記インク消費量の値をリセットする制御手段と
    を有するプリンタのインク補充方法において、 前記印刷機構部により印刷が開始される前に、前記各イ
    ンクタンク内に残存するインク量に関係なく、所定のイ
    ンク量に達するまで前記インク補充を行う補充工程と、 前記補充工程後、前記インク消費量の値をリセットする
    工程とを含むことを特徴とするプリンタのインク補充方
    法。
  10. 【請求項10】 電源がオンされることで前記補充工程
    が実行される請求項9に記載のプリンタのインク補充方
    法。
  11. 【請求項11】 電源がオンされた後、最初の印刷デー
    タが転送された時点で前記補充工程が実行される請求項
    9に記載のプリンタのインク補充方法。
  12. 【請求項12】 前記インク消費量計測手段が、吐出し
    たインク液滴数をカウントすることにより行うことを特
    徴とする請求項9に記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 印刷媒体に対して相対移動が可能なよ
    うに設けられたキャリッジ上に、前記印刷媒体に対して
    インクを吐出して印刷を行う印刷機構部と、前記印刷機
    構部に複数色のインクを供給するための色数分のインク
    タンクとを搭載し、プリンタ本体に配置された補助イン
    クタンクから前記各インクタンクにインクを補充するイ
    ンク補充手段と、前記印刷機構部から吐出した各色のイ
    ンク消費量を計測する計測手段と、前記インク消費量か
    ら各インクタンク内の残存インク量を算出する残存イン
    ク量算出手段と、前記残存インク量算出手段により少な
    くとも一色の残存インク量がある閾値に達した場合に前
    記インク補充手段によりインクタンクへのインク補充を
    全色分行う制御部と、インク補充が行われた場合には前
    記インク消費量の値と残存インク量の値とをリセットす
    る制御手段とを有するプリンタにおいて、 前記印刷機構部により印刷が開始される前に、前記各イ
    ンクタンク内に残存するインク量に関係なく、所定のイ
    ンク量に達するまで前記インク補充を行う補充工程と、 前記補充工程後、前記インク消費量の値と残存インク量
    の値とをリセットする工程とを含むことを特徴とするプ
    リンタのインク補充方法。
  14. 【請求項14】 電源がオンされることで前記補充工程
    が実行される請求項13に記載のプリンタのインク補充
    方法。
  15. 【請求項15】 電源がオンされた後、最初の印刷デー
    タが転送された時点で前記補充工程が実行される請求項
    13に記載のプリンタのインク補充方法。
  16. 【請求項16】 前記インク消費量計測手段が、吐出し
    たインク液滴数をカウントすることにより行うことを特
    徴とする請求項13に記載のプリンタ。
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