JPH02185962A - 高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法 - Google Patents
高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法Info
- Publication number
- JPH02185962A JPH02185962A JP472789A JP472789A JPH02185962A JP H02185962 A JPH02185962 A JP H02185962A JP 472789 A JP472789 A JP 472789A JP 472789 A JP472789 A JP 472789A JP H02185962 A JPH02185962 A JP H02185962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- ferritic stainless
- less
- film
- bright annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 32
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 5
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 7
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 11
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 11
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 9
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 3
- BYFGZMCJNACEKR-UHFFFAOYSA-N aluminium(i) oxide Chemical compound [Al]O[Al] BYFGZMCJNACEKR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 2
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 2
- 206010039509 Scab Diseases 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 229910021645 metal ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 239000012808 vapor phase Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高温での耐テンパーカラー着色性(耐変色性
)に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法に関し
、とくに電子レンジのヒータ反射板など600〜650
℃という高温の酸化性雰囲気(大気中)で加熱されても
殆ど変色しないフェライト系ステンレス鋼の製造方法に
関するものである。
)に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法に関し
、とくに電子レンジのヒータ反射板など600〜650
℃という高温の酸化性雰囲気(大気中)で加熱されても
殆ど変色しないフェライト系ステンレス鋼の製造方法に
関するものである。
近年、多機能電子レンジの加熱反射板などでは、高温に
加熱されるにも拘わらずそれ自身が内装を兼ねた装飾部
品としても期待されている。ところが、このような部品
はステンレス鋼で作られているものの、加熱されると変
色し、性能および外観が劣化するものが多かった。
加熱されるにも拘わらずそれ自身が内装を兼ねた装飾部
品としても期待されている。ところが、このような部品
はステンレス鋼で作られているものの、加熱されると変
色し、性能および外観が劣化するものが多かった。
従来、このような用途に適合する、いわゆる加熱変色に
強いステンレス鋼の製造技術について幾つか提案されて
おり、例えば特開昭62−156253号公報や特開昭
62−156254号公報などに開示されている。しか
し、これらの技術に共通することは、使用限界温度がせ
いぜい500℃程度にしがすぎないということである。
強いステンレス鋼の製造技術について幾つか提案されて
おり、例えば特開昭62−156253号公報や特開昭
62−156254号公報などに開示されている。しか
し、これらの技術に共通することは、使用限界温度がせ
いぜい500℃程度にしがすぎないということである。
ところが、このような用途に使われる部品は、最近では
500℃を超える使用条件に耐える材料であることが要
求されるようになってきている。
500℃を超える使用条件に耐える材料であることが要
求されるようになってきている。
その他、特開昭63−76861号公報に開示されてい
る技術は、ステンレス鋼の表面にAl□0.や5int
のセラミックスを、厚さl000人〜2000人に気相
めっき法などにてコーティングする方法を提案している
。しかし、セラミックスを表面に被覆するこの従来方法
は、耐熱性などは良好である反面、製造コストが高くな
るため、電子レンジなどの一般用途には適しないという
問題点を抱えていた。
る技術は、ステンレス鋼の表面にAl□0.や5int
のセラミックスを、厚さl000人〜2000人に気相
めっき法などにてコーティングする方法を提案している
。しかし、セラミックスを表面に被覆するこの従来方法
は、耐熱性などは良好である反面、製造コストが高くな
るため、電子レンジなどの一般用途には適しないという
問題点を抱えていた。
ステンレス鋼は、200 ’c以上の温度に加熱した場
合、その表面に形成された酸化皮膜の成長によって起こ
る可視光の干渉、すなわちテンパーカラー着色が生しる
。このテンパーカラー着色の防止には、AlまたはSi
を富化した酸化膜を利用する方法がある。すなわち、A
l、 Siを含む酸化膜は、高温まで皮1漠が成長しに
くいためである。この酸化による皮膜の成長は、皮膜中
での酸素または金属イオンの自己拡散係数に依存する。
合、その表面に形成された酸化皮膜の成長によって起こ
る可視光の干渉、すなわちテンパーカラー着色が生しる
。このテンパーカラー着色の防止には、AlまたはSi
を富化した酸化膜を利用する方法がある。すなわち、A
l、 Siを含む酸化膜は、高温まで皮1漠が成長しに
くいためである。この酸化による皮膜の成長は、皮膜中
での酸素または金属イオンの自己拡散係数に依存する。
従って、テンパーカラー着色を抑制するには、この自己
拡散係数の低い皮膜を形成することが肝要である。この
点、Al.03やSiO□は、かかる自己拡散係数が小
さく好ましい。なお、後でも述べるが、鋼表面に被成し
たこれらの酸化皮膜であっても、その中に不純物などが
混入して欠陥が生ずると拡散係数は太き(なる。
拡散係数の低い皮膜を形成することが肝要である。この
点、Al.03やSiO□は、かかる自己拡散係数が小
さく好ましい。なお、後でも述べるが、鋼表面に被成し
たこれらの酸化皮膜であっても、その中に不純物などが
混入して欠陥が生ずると拡散係数は太き(なる。
さて、AlzOlやSiO□を含むこれら酸化皮膜を形
成するには、ステンレス鋼中の他の金属成分、例えばF
e、 Cr、 Mnなどが酸化しない還元性雰囲気で焼
鈍することにより、AlやSiを優先酸化させることで
可能となる。しかし、実際の焼鈍に当たっては、常温か
ら最高加熱温度まで温度が変化し、それに伴って露点が
一定であっても酸化ポテンシャルが変化するので、従来
方法では均一なAha、やSi軸の酸化皮膜を形成する
のは困難であった。
成するには、ステンレス鋼中の他の金属成分、例えばF
e、 Cr、 Mnなどが酸化しない還元性雰囲気で焼
鈍することにより、AlやSiを優先酸化させることで
可能となる。しかし、実際の焼鈍に当たっては、常温か
ら最高加熱温度まで温度が変化し、それに伴って露点が
一定であっても酸化ポテンシャルが変化するので、従来
方法では均一なAha、やSi軸の酸化皮膜を形成する
のは困難であった。
また、このようにして形成したAlzO3やSiO□の
酸化皮膜であっても、この皮膜中に不純物などの混入物
が存在すると、耐テンパーカラー性は劣化する。すなわ
ち、その特性は、大気酸化でせいぜい500℃が限度で
あった。
酸化皮膜であっても、この皮膜中に不純物などの混入物
が存在すると、耐テンパーカラー性は劣化する。すなわ
ち、その特性は、大気酸化でせいぜい500℃が限度で
あった。
ところが近年、耐テンパーカラー特性も、電子レンジや
オーブンなどの燃焼、加熱機器の背反で500°Cを超
えても変色性に優れるという特性が要求されるようにな
ってきており、かかる皮膜特性の改善が望まれていた。
オーブンなどの燃焼、加熱機器の背反で500°Cを超
えても変色性に優れるという特性が要求されるようにな
ってきており、かかる皮膜特性の改善が望まれていた。
さて、本発明者らの研究によれば、高温での耐テンパー
カラー着色性、すなわち、高温耐変色性を向上させるに
は、できるだけAl□0.、 SiO□の酸化皮膜を均
一にすることが重要であることが判った。しかも、その
ためには、光輝焼鈍の条件および素材の成分組成につい
ての工夫が必要であることも判った。
カラー着色性、すなわち、高温耐変色性を向上させるに
は、できるだけAl□0.、 SiO□の酸化皮膜を均
一にすることが重要であることが判った。しかも、その
ためには、光輝焼鈍の条件および素材の成分組成につい
ての工夫が必要であることも判った。
まず、前記光輝焼鈍の条件については、焼鈍雰囲気の露
点、最高加熱温度の他に、昇温速度も重要であり、それ
らの如何が均一皮膜形成に重要な役割りを果たすことを
見い出した。すなわち、光輝焼鈍中での皮19生成につ
いて観察したところによれば、初期に形成される皮膜形
態が、そのまま最終的に形成される皮膜に影響すること
が判った。
点、最高加熱温度の他に、昇温速度も重要であり、それ
らの如何が均一皮膜形成に重要な役割りを果たすことを
見い出した。すなわち、光輝焼鈍中での皮19生成につ
いて観察したところによれば、初期に形成される皮膜形
態が、そのまま最終的に形成される皮膜に影響すること
が判った。
特にその初期皮膜は、昇温過程で形成されるものである
が、この昇温過程での酸化の条件は、例えば雰囲気中の
露点が一定であっても、金属に対する酸化ポテンシャル
、酸化速度が温度とともに変化するので、それとともに
変化するものである。
が、この昇温過程での酸化の条件は、例えば雰囲気中の
露点が一定であっても、金属に対する酸化ポテンシャル
、酸化速度が温度とともに変化するので、それとともに
変化するものである。
そこで、本発明者らは、昇温速度を変化させたときの皮
膜成分および耐テンパーカラー性を調べたが、その結果
、SiO□またはAl□0:lの均一酸化皮膜を確実に
形成する焼鈍条件のあることを知見した。
膜成分および耐テンパーカラー性を調べたが、その結果
、SiO□またはAl□0:lの均一酸化皮膜を確実に
形成する焼鈍条件のあることを知見した。
また、本発明者らの知見によれば、最高加熱温度が高す
ぎると鋼中の不純物の表層拡散が進み、不純物元素の表
層拡散を促進する元素を添加する場合は、光輝焼鈍の許
容温度範囲を限定する必要のあることも判った。
ぎると鋼中の不純物の表層拡散が進み、不純物元素の表
層拡散を促進する元素を添加する場合は、光輝焼鈍の許
容温度範囲を限定する必要のあることも判った。
一方、使用すべきステンレス鋼素材は、AlまたはSi
を合金元素として含むフェライト系ステンレス鋼を基本
とするが、光輝焼鈍中に表層拡散して皮膜特性の劣化原
因となるC、N、S、Pを低(抑えること、また、C,
Nなどの表層析出を促進するTi、 Nbなどをフェラ
イト系ステンレス鋼の靭性、耐食性改善にやむを得ず添
加する場合は、光輝焼鈍の最高加熱温度の上限を低く抑
えなければならないことが判った。さらに、Zr、 R
EMを添加すると、金属中のAl、 Si拡散を速め、
均一皮膜形成に有効になることが判った。これらの材料
を使う場合の前記昇温速度は10℃/sec以下にする
と、AlzOi 、 SiO□の均一皮膜を形成するの
に有効となることも判った。
を合金元素として含むフェライト系ステンレス鋼を基本
とするが、光輝焼鈍中に表層拡散して皮膜特性の劣化原
因となるC、N、S、Pを低(抑えること、また、C,
Nなどの表層析出を促進するTi、 Nbなどをフェラ
イト系ステンレス鋼の靭性、耐食性改善にやむを得ず添
加する場合は、光輝焼鈍の最高加熱温度の上限を低く抑
えなければならないことが判った。さらに、Zr、 R
EMを添加すると、金属中のAl、 Si拡散を速め、
均一皮膜形成に有効になることが判った。これらの材料
を使う場合の前記昇温速度は10℃/sec以下にする
と、AlzOi 、 SiO□の均一皮膜を形成するの
に有効となることも判った。
このような知見に基づいて完成した本発明は、第1表に
示すような成分組成のフェライトステンレス鋼すなわち
、 C≦0.03wt%、Mn≦1.0 wt%、I)<
0.03wj%、S <;0.005 ivt%、Cr
: 11.0〜25.0wt%、N<0.02wt%
を共通に含み、そして次表の各成分組成によって構成さ
れたフェライト系ステンレス鋼について、 表 *:1〜4の各元素の組のいずれかとする。
示すような成分組成のフェライトステンレス鋼すなわち
、 C≦0.03wt%、Mn≦1.0 wt%、I)<
0.03wj%、S <;0.005 ivt%、Cr
: 11.0〜25.0wt%、N<0.02wt%
を共通に含み、そして次表の各成分組成によって構成さ
れたフェライト系ステンレス鋼について、 表 *:1〜4の各元素の組のいずれかとする。
残部実質的にFeからなるフェライト系ステンレス網素
材を、昇温速度10℃/sec以下、最高加熱温度85
0〜950℃または850〜1050℃のいずれかの温
度で、そして、露点−40℃以下の条件で光輝焼鈍する
ことにより、 表面に、膜厚200Å以下でその膜内金属成分中に占め
るSiもしくはAlを80a t、%以上含有するSi
O□。
材を、昇温速度10℃/sec以下、最高加熱温度85
0〜950℃または850〜1050℃のいずれかの温
度で、そして、露点−40℃以下の条件で光輝焼鈍する
ことにより、 表面に、膜厚200Å以下でその膜内金属成分中に占め
るSiもしくはAlを80a t、%以上含有するSi
O□。
Al□O7のいずれか1種からなる酸化皮膜を形成させ
ることを特徴とする高温での耐変色性に優れるフェライ
ト系ステンレス鋼の製造方法である。
ることを特徴とする高温での耐変色性に優れるフェライ
ト系ステンレス鋼の製造方法である。
本発明において、フェライト系ステンレス鋼を素材とし
て用いる理由は、オーステナイトステンレス鋼では、金
属中での原子拡散速度が遅く、AlzO+またはSiO
□の均一膜の形成が悪いからである。
て用いる理由は、オーステナイトステンレス鋼では、金
属中での原子拡散速度が遅く、AlzO+またはSiO
□の均一膜の形成が悪いからである。
このフェライト系ステンレス鋼の鋼成分組成を上述の如
くに限定する理由を以下に説明する。
くに限定する理由を以下に説明する。
CTCは、光輝焼鈍中での表面層偏析により皮膜の耐酸
化特性を劣化させるので低い方がよく、そのために、C
含有量は0.03wt%(以下は単に「%」で表示する
)以下にする。
化特性を劣化させるので低い方がよく、そのために、C
含有量は0.03wt%(以下は単に「%」で表示する
)以下にする。
Si:Siは、その量があまり少ないと、SiO□均一
皮膜を得るための光輝焼鈍条件が極めて限定されるので
、wt%以上4%以下とする。
皮膜を得るための光輝焼鈍条件が極めて限定されるので
、wt%以上4%以下とする。
しかし、Alをwt%以上含有する場合には、Siが1
.0%以上になると、AlとSiの複合酸化皮膜が生成
し、膜厚が200 A以上となる危険があるため、この
場合にはSiの含有量を1.0%未満としなければなら
ない。
.0%以上になると、AlとSiの複合酸化皮膜が生成
し、膜厚が200 A以上となる危険があるため、この
場合にはSiの含有量を1.0%未満としなければなら
ない。
Mn : Mnは、wt%を超えると光輝焼鈍中に若干
の酸化が生成し、皮膜の特性劣化の原因になるので、w
t%以下とする。
の酸化が生成し、皮膜の特性劣化の原因になるので、w
t%以下とする。
P;Pは、表面へ拡散偏析し、Al□03またはSin
。
。
皮IIりの形成を阻害するので低いほど良く、従って、
0.03%以下とする。
0.03%以下とする。
SO3は、表面へ拡散偏析し、Al□O:lまたはSi
n。
n。
皮膜の形成を阻害するので低いほど良く、従って、0.
005%以下とする。
005%以下とする。
Cr : Crは、ステンレス鋼としての耐食性を保持
するため、最低1wt%必要であるが、25%を超える
と加工性が劣化するので、11〜25%とする。
するため、最低1wt%必要であるが、25%を超える
と加工性が劣化するので、11〜25%とする。
Al:Alは、Siとともに耐テンパーカラー着色性に
最も重要な働きをする元素であり、wt%以上含有させ
ないと均一なAlzO3皮膜を安定して形成させること
が困難である。しかし、6%を超えると脆化が著しくな
るので、基本的には1〜6%の範囲とする。
最も重要な働きをする元素であり、wt%以上含有させ
ないと均一なAlzO3皮膜を安定して形成させること
が困難である。しかし、6%を超えると脆化が著しくな
るので、基本的には1〜6%の範囲とする。
しかし、SiO□均一皮膜を形成させるために、Siを
1.0%以上含有させる場合には、Alは0.2%以下
とする。
1.0%以上含有させる場合には、Alは0.2%以下
とする。
N:Nは、光輝焼鈍中での表面層偏析により、皮膜の耐
酸化特性を劣化させるので低い方が良い。
酸化特性を劣化させるので低い方が良い。
従って、Nの含有量は0.02%以下とする。
Ti Nb:これらは、いずれも鋼中のC,Nを固定
して靭性、耐食性を向上させるのに有効な元素であり、
そのためには0.05%以上が要求されるが、0.5%
を超えて含有させると、表面疵1加熱変色の促進作用が
あるので、0.5%以下とする。
して靭性、耐食性を向上させるのに有効な元素であり、
そのためには0.05%以上が要求されるが、0.5%
を超えて含有させると、表面疵1加熱変色の促進作用が
あるので、0.5%以下とする。
Zr、 REM :これらは、いずれもAlまたはS
iの格子拡散の促進効果により、AltosまたはSi
O□の均一皮膜を形成しやすくする。しかし、あまり多
すぎると加工性に有害となるので、それぞれZ「:0.
05〜0.50%、REM :0.001〜0.05%
の範囲内とする。
iの格子拡散の促進効果により、AltosまたはSi
O□の均一皮膜を形成しやすくする。しかし、あまり多
すぎると加工性に有害となるので、それぞれZ「:0.
05〜0.50%、REM :0.001〜0.05%
の範囲内とする。
なお、ステンレス鋼表面に形成する酸化膜それ自体につ
いては、まず、650℃という高温域に加熱してもテン
パーカラーが発生しないようになるためには、前記酸化
度nり(SiO□、 Al□03)の金属成分中に占め
るSiまたはAlの含有量が1lloa t、%以−り
でなければならないことが判った。
いては、まず、650℃という高温域に加熱してもテン
パーカラーが発生しないようになるためには、前記酸化
度nり(SiO□、 Al□03)の金属成分中に占め
るSiまたはAlの含有量が1lloa t、%以−り
でなければならないことが判った。
つぎに、本発明において好ましい光輝焼鈍の条件につい
て説明する。
て説明する。
第1図は、第1表中に示したNo、 4の組成の合金を
用いて、露点−55℃、最高加熱温度900℃とし、昇
温速度を0.1〜b パーカラーが着色しない最高温度を調べた結果を示した
ものである。この第1図から判るように、昇温速度が1
0℃/S以下であれば650℃までテンパーカラー変色
はほとんどない。
用いて、露点−55℃、最高加熱温度900℃とし、昇
温速度を0.1〜b パーカラーが着色しない最高温度を調べた結果を示した
ものである。この第1図から判るように、昇温速度が1
0℃/S以下であれば650℃までテンパーカラー変色
はほとんどない。
また、第2図は、第1表中の11h2.It4合金につ
いて、光輝焼鈍時における最高加熱温度と耐テンパーカ
ラー限界温度の関係を示したものである。
いて、光輝焼鈍時における最高加熱温度と耐テンパーカ
ラー限界温度の関係を示したものである。
この第2図から判るように、CおよびNなどの表層析出
を促進するTiなどの添加元素があるときは、光輝焼鈍
最高加熱温度を低くする必要がある。
を促進するTiなどの添加元素があるときは、光輝焼鈍
最高加熱温度を低くする必要がある。
なお、第1図、第2図における評価は、いずれもJIS
28729の色差(ΔE)で行い、ΔE3.0未満で
は外観で変色はほとんど認められず、ΔE3.0以上で
は明らかな変色が認められる。
28729の色差(ΔE)で行い、ΔE3.0未満で
は外観で変色はほとんど認められず、ΔE3.0以上で
は明らかな変色が認められる。
第1表に示す成分組成を有するフェライトステンレス鋼
を、10kg大気誘導炉にて溶製し、鋳造鍛造、熱間圧
延、熱処理1冷間圧延等を経て最終l ssの仮を製造
し、次いで種々の光輝焼鈍条件にて熱処理を施した。
を、10kg大気誘導炉にて溶製し、鋳造鍛造、熱間圧
延、熱処理1冷間圧延等を経て最終l ssの仮を製造
し、次いで種々の光輝焼鈍条件にて熱処理を施した。
このようにして製造した合金板を500℃X1tirお
よび650℃X1hrの条件で大気酸化させ、耐テンパ
ーカラー性を調べた。この耐テンパーカラー性はJIS
Z8729.28730による色差ΔEによって評価
した。その結果を同じく第1表に示すが、本発明鋼(遅
1〜階6)は、いずれも光輝焼鈍によって生成した酸化
皮膜の場合、その皮膜中の金属成分中に占めるSiある
いはAlの含有量がそれぞれ80%以上を含んでおり、
はぼ純粋に近いSiO□またはAl2O,皮膜が形成さ
れていることが明らかであり、しかもそれによって耐テ
ンパーカラー特性に優れていることが判った。
よび650℃X1hrの条件で大気酸化させ、耐テンパ
ーカラー性を調べた。この耐テンパーカラー性はJIS
Z8729.28730による色差ΔEによって評価
した。その結果を同じく第1表に示すが、本発明鋼(遅
1〜階6)は、いずれも光輝焼鈍によって生成した酸化
皮膜の場合、その皮膜中の金属成分中に占めるSiある
いはAlの含有量がそれぞれ80%以上を含んでおり、
はぼ純粋に近いSiO□またはAl2O,皮膜が形成さ
れていることが明らかであり、しかもそれによって耐テ
ンパーカラー特性に優れていることが判った。
(発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、大気中600℃以
上の高温に曝される環境においても、変色度(ΔE :
650℃xlhr)が1.6以下を示す極めて良好な
耐テンパーカラー着色性を有するので、多機能電子レン
ジの加熱反射板の如き高温装飾用材料として好ましい材
料を容易に製造することができる。
上の高温に曝される環境においても、変色度(ΔE :
650℃xlhr)が1.6以下を示す極めて良好な
耐テンパーカラー着色性を有するので、多機能電子レン
ジの加熱反射板の如き高温装飾用材料として好ましい材
料を容易に製造することができる。
第1図は、光輝焼鈍における昇温速度と加熱温度との関
係を示すグラフ、 第2図は、光輝焼鈍時最高加熱温度と耐テンパーカラー
限界温度との関係を示すグラフである。 特許出願人 日本冶金工業株式会社 代理人 弁理士 小 川 順 三 同 弁理士 中 村 盛 夫 第1図 試料:j64 DeW p、ニー55C Heat rate: rC/5ec 0.1 1.0 10 50昇濡速度
(C/5etC) 光輝焼鈍時最高加熱湿度IC)
係を示すグラフ、 第2図は、光輝焼鈍時最高加熱温度と耐テンパーカラー
限界温度との関係を示すグラフである。 特許出願人 日本冶金工業株式会社 代理人 弁理士 小 川 順 三 同 弁理士 中 村 盛 夫 第1図 試料:j64 DeW p、ニー55C Heat rate: rC/5ec 0.1 1.0 10 50昇濡速度
(C/5etC) 光輝焼鈍時最高加熱湿度IC)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C≦0.03wt%、Si:1.0〜4.0wt%
、Mn≦1.0wt%、P≦0.03wt%、S≦0.
005wt%、Cr:11.0〜25.0wt%、Al
≦0.2wt%およびN≦0.02wt%を含み、残部
実質的にFeからなるフェライト系ステンレス鋼素材を
、昇温速度10℃/sec以下、最高加熱温度850〜
1050℃、露点−40℃以下の条件で光輝焼鈍するこ
とにより、表面に、膜厚200Å以下でその膜内金属成
分中に占めるSiもしくはAlを80at%以上含有す
るSiO_2、Al_2O_3のいずれか1種からなる
酸化皮膜を形成させることを特徴とする高温での耐変色
性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法。 2、C≦0.03wt%、Si<1.0wt%、Mn≦
1.0wt%、P≦0.03wt%、S≦0.005w
t%、Cr:11.0〜25.0wt%、Al:1.0
〜6.0wt%およびN≦0.02wt%を含み、残部
実質的にFeからなるフェライト系ステンレス鋼素材を
、昇温速度10℃/sec以下、最高加熱温度850〜
1050℃、露点−40℃以下の条件で光輝焼鈍するこ
とにより、表面に、膜厚200Å以下でその膜内金属成
分中に占めるSiもしくはAlを80at%以上含有す
るSiO_2、Al_2O_3のいずれか1種からなる
酸化皮膜を形成させることを特徴とする高温での耐変色
性に優れるフェライトステンレス鋼の製造方法。 3、C≦0.03wt%、Si:1.0〜4.0wt%
、Mn≦1.0wt%、P≦0.03wt%、S≦0.
005wt%、Cr:11.0〜25.0wt%、Al
≦0.2wt%、N≦0.02wt%を含み、さらにT
i:0.05〜0.50%、およびNb:0.05〜0
.50wt%のいずれか少なくとも1種を合計で0.5
%以下を含有し、残部実質的にFeからなるフェライト
ステンレス鋼素材を、昇温速度10℃/sec以下、最
高加熱温度850〜950℃、露点−40℃以下の条件
で光輝焼鈍することにより、表面に、膜厚200Å以下
でその膜内金属成分中に占めるSiもしくはAlを80
at%以上含有するSiO_2、Al_2O_3のいず
れか1種からなる酸化皮膜を形成させることを特徴とす
る高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼
の製造方法。 4、C≦0.03wt%、Si<1.0wt%、Mn≦
1.0wt%、P≦0.03wt%、S≦0.005w
t%、Cr:11.0〜25.0wt%、Al:1.0
〜6.0%およびN≦0.02%を含み、さらにTi:
0.05〜0.50%およびNb:0.05〜0.50
%のいずれか少なくとも1種を合計で0.5%以下含有
し、残部実質的にFeからなるフェライト系ステンレス
鋼素材を、昇温速度10℃/sec以下、最高加熱温度
850〜950℃、露点−40℃以下の条件で光輝焼鈍
することにより、表面に、膜厚200Å以下でその膜内
金属成分中に占めるSiもしくはAlを80at%以上
含有するSiO_2、Al_2O_3のいずれか1種か
らなる酸化皮膜を形成させることを特徴とする高温での
耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法
。 5、請求項第1〜第4項のいずれか1つに記載の製造方
法において、前記フェライトステンレス鋼素材に、Zr
:0.05〜0.5%、REM:0.001〜0.05
のいずれか少なくとも1種を含有させたことを特徴とす
るフェライト系ステンレス鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP472789A JPH02185962A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP472789A JPH02185962A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02185962A true JPH02185962A (ja) | 1990-07-20 |
JPH0548293B2 JPH0548293B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=11591930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP472789A Granted JPH02185962A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02185962A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042889A1 (fr) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Nippon Steel Corporation | Tole d'acier inoxydable finie par polissage et presentant une excellente aptitude a l'elimination des tache, et procede de production associe |
JP2002348643A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Nippon Steel Corp | 張力付与性絶縁皮膜の皮膜密着性に優れる一方向性珪素鋼板とその製造方法 |
JP2004508466A (ja) * | 2000-09-12 | 2004-03-18 | ノバ ケミカルズ(インターナショナル)ソシエテ アノニム | ステンレス鋼マトリックスを処理する方法 |
KR100407800B1 (ko) * | 1998-12-14 | 2004-03-20 | 주식회사 포스코 | 광휘소둔로용노벽재 |
JP2006063427A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Takasago Tekko Kk | 耐テンパーカラー性の優れたステンレス鋼 |
JP2007119856A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Nisshin Steel Co Ltd | 親水性ステンレス鋼板及びその製造方法 |
JP2009068113A (ja) * | 2008-10-24 | 2009-04-02 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 加工性、耐酸化性に優れたAl含有耐熱フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法 |
JP2009167443A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Nisshin Steel Co Ltd | フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 |
JP2010202923A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Nisshin Steel Co Ltd | 意匠性を改善した軟磁性ステンレス鋼およびその製造方法 |
WO2017043417A1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | ソーラーフロンティア株式会社 | 化合物系薄膜太陽電池基板用ステンレス鋼およびその製造方法並びに化合物系薄膜太陽電池 |
CN106536777A (zh) * | 2014-07-22 | 2017-03-22 | 新日铁住金不锈钢株式会社 | 铁素体系不锈钢及其制造方法、以及以铁素体系不锈钢作为构件的热交换器 |
CN106637048A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-10 | 常州大学 | 一种低露点下选择性氧化薄膜的制备方法 |
CN109451605A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-03-08 | 温州科博达汽车部件有限公司 | 预热器电热带的表面处理方法 |
CN110170526A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-08-27 | 无锡华生精密材料股份有限公司 | 汽缸垫不锈钢带的生产方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028447A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5028446A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS60230962A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐食性に優れたフエライト系ステンレス鋼材 |
JPS61235540A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | Nb含有高純度フエライト系ステンレス鋼光輝焼鈍材 |
JPS62156254A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Nippon Kinzoku Kogyo Kk | テンパーカラー着色が少なくかつ耐発銹性の優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法 |
JPS6325052A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-02 | Minolta Camera Co Ltd | 文字信号発生装置のライン発生方法 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP472789A patent/JPH02185962A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028447A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5028446A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS60230962A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐食性に優れたフエライト系ステンレス鋼材 |
JPS61235540A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | Nb含有高純度フエライト系ステンレス鋼光輝焼鈍材 |
JPS62156254A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Nippon Kinzoku Kogyo Kk | テンパーカラー着色が少なくかつ耐発銹性の優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法 |
JPS6325052A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-02 | Minolta Camera Co Ltd | 文字信号発生装置のライン発生方法 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042889A1 (fr) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Nippon Steel Corporation | Tole d'acier inoxydable finie par polissage et presentant une excellente aptitude a l'elimination des tache, et procede de production associe |
KR100407800B1 (ko) * | 1998-12-14 | 2004-03-20 | 주식회사 포스코 | 광휘소둔로용노벽재 |
JP2004508466A (ja) * | 2000-09-12 | 2004-03-18 | ノバ ケミカルズ(インターナショナル)ソシエテ アノニム | ステンレス鋼マトリックスを処理する方法 |
JP2002348643A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Nippon Steel Corp | 張力付与性絶縁皮膜の皮膜密着性に優れる一方向性珪素鋼板とその製造方法 |
JP2006063427A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Takasago Tekko Kk | 耐テンパーカラー性の優れたステンレス鋼 |
JP2007119856A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Nisshin Steel Co Ltd | 親水性ステンレス鋼板及びその製造方法 |
JP2009167443A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Nisshin Steel Co Ltd | フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 |
JP2009068113A (ja) * | 2008-10-24 | 2009-04-02 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 加工性、耐酸化性に優れたAl含有耐熱フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法 |
JP2010202923A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Nisshin Steel Co Ltd | 意匠性を改善した軟磁性ステンレス鋼およびその製造方法 |
CN106536777A (zh) * | 2014-07-22 | 2017-03-22 | 新日铁住金不锈钢株式会社 | 铁素体系不锈钢及其制造方法、以及以铁素体系不锈钢作为构件的热交换器 |
CN106536777B (zh) * | 2014-07-22 | 2018-10-30 | 新日铁住金不锈钢株式会社 | 铁素体系不锈钢及其制造方法、以及以铁素体系不锈钢作为构件的热交换器 |
US11091824B2 (en) | 2014-07-22 | 2021-08-17 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | Ferritic stainless steel and method for producing same, and heat exchanger equipped with ferritic stainless steel as member |
WO2017043417A1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | ソーラーフロンティア株式会社 | 化合物系薄膜太陽電池基板用ステンレス鋼およびその製造方法並びに化合物系薄膜太陽電池 |
JP2017054874A (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 化合物系薄膜太陽電池基板用ステンレス鋼およびその製造方法並びに化合物系薄膜太陽電池 |
CN106637048A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-10 | 常州大学 | 一种低露点下选择性氧化薄膜的制备方法 |
CN109451605A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-03-08 | 温州科博达汽车部件有限公司 | 预热器电热带的表面处理方法 |
CN110170526A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-08-27 | 无锡华生精密材料股份有限公司 | 汽缸垫不锈钢带的生产方法 |
CN110170526B (zh) * | 2019-04-26 | 2020-09-18 | 无锡华生精密材料股份有限公司 | 汽缸垫不锈钢带的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548293B2 (ja) | 1993-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5402357B2 (ja) | 化成処理性に優れた高Si冷延鋼板の製造方法 | |
JPH02185962A (ja) | 高温での耐変色性に優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法 | |
US4517229A (en) | Diffusion treated hot-dip aluminum coated steel and method of treating | |
JPH02301541A (ja) | 耐食性および耐腐食疲労強度に優れたばね鋼 | |
JP5239089B2 (ja) | 硫酸に対する耐食性が優れた鉄鋼及びその製造方法 | |
JP2637250B2 (ja) | Fe−Cr−Ni−Al系フェライト合金 | |
JP3939557B2 (ja) | 耐テンパーカラー性に優れたステンレス鋼・焼鈍仕上げ材 | |
JPS58126967A (ja) | 低方向性硬質アルミニウム合金板の製造法 | |
JPS58197282A (ja) | 耐銹性ステンレス鋼およびその製造方法 | |
JPH10176249A (ja) | フェライト系ステンレス鋼鋼材およびその製造方法 | |
US4594114A (en) | Process for producing strip of corrosion resistant alloy steel | |
KR100398369B1 (ko) | 산화피막 밀착성이 우수한 봉착용 페라이트계 스테인레스강 | |
KR950008378B1 (ko) | 열간압연을 위한 오스테나이트계 스테인레스강 슬라브의 가열방법 | |
US4666794A (en) | Diffusion treated hot-dip aluminum coated steel | |
CN113073177B (zh) | 改善取向钢氧化层组分的控制方法 | |
JPS6244526A (ja) | ガラス封着用合金の製造方法 | |
US4662953A (en) | Creep resistant cold-rolled and annealed steel sheet and strip | |
KR100502854B1 (ko) | 유리 봉착성 및 고온 열처리후의 내산성이 우수한 크롬계스테인리스강 | |
JPS63190146A (ja) | シヤドウマスク用Fe−Ni合金 | |
JPH0565600A (ja) | ほうろう用フエライト系ステンレス鋼およびほうろう前処理法 | |
JPH0873979A (ja) | 耐食性に優れた球状黒鉛鋳鉄部材およびその製造方法 | |
JP3237921B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤおよびその製造方法 | |
JP3471415B2 (ja) | 琺瑯用ステンレス鋼およびその前処理法 | |
KR0136160B1 (ko) | 몰리브덴 함유 오스테나이트계 스테인레스강의 표면품질 향상을 위한 슬라브의 가열방법 | |
JPH07268585A (ja) | めっき外観の良好な高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |