JPH0210729B2 - - Google Patents
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- JPH0210729B2 JPH0210729B2 JP57203806A JP20380682A JPH0210729B2 JP H0210729 B2 JPH0210729 B2 JP H0210729B2 JP 57203806 A JP57203806 A JP 57203806A JP 20380682 A JP20380682 A JP 20380682A JP H0210729 B2 JPH0210729 B2 JP H0210729B2
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- JP
- Japan
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- roof
- lid
- engages
- sliding
- lifting
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/043—Sunroofs e.g. sliding above the roof
- B60J7/0435—Sunroofs e.g. sliding above the roof pivoting upwardly to vent mode and moving at the outside of the roof to fully open mode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/82—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/057—Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はルーフ開口に組込まれた上昇し得る蓋
を有し、蓋は移動の方向に直角にむく水平軸のま
わりに前方の縁の部分で回転的に軸支され、自動
車の長さの前方三分の一の部分で横方向の案内レ
ール上に滑動的に支持され、それによつて後方の
固定されたルーフ面を超えてその上昇角度を維持
し乍らその上昇位置に部分的に移動し、移動をさ
せるねじの上下動部材よりなる上昇装置は、蓋の
各側部の支持部内に設けられ、そのねじナツトは
それと同軸のピニオンと連結され、このピニオン
は引張りと圧縮を伝えるように移動し得るように
軸支された駆動装置のねじケーブルと係合する自
動車用の滑動ルーフに関する。
を有し、蓋は移動の方向に直角にむく水平軸のま
わりに前方の縁の部分で回転的に軸支され、自動
車の長さの前方三分の一の部分で横方向の案内レ
ール上に滑動的に支持され、それによつて後方の
固定されたルーフ面を超えてその上昇角度を維持
し乍らその上昇位置に部分的に移動し、移動をさ
せるねじの上下動部材よりなる上昇装置は、蓋の
各側部の支持部内に設けられ、そのねじナツトは
それと同軸のピニオンと連結され、このピニオン
は引張りと圧縮を伝えるように移動し得るように
軸支された駆動装置のねじケーブルと係合する自
動車用の滑動ルーフに関する。
この形の公知の滑動ルーフ(ドイツ公開特許第
2950453号)に於ては蓋は各案内レール上の二つ
の離間した位置に自動車の長さの前方三分の一の
部分に係合する。即ち閉じている時はその前方の
枢軸軸受に固定された滑動靴を経て係合し、次に
開いている時は上昇装置に固定された滑動靴を経
て係合する。この靴は案内レール内に制限された
量傾斜して支持され、回転の長さを補償する。こ
のようにして、蓋は適当な間隙で案内され、従つ
て、上昇位置に於ける蓋の固定状態を得るのは困
難である。手動クランクを有する駆動装置は蓋の
前方にあり、従つて総ての移動の動きに関係し、
2つの上昇装置を操作するのみである。従つて蓋
の移動は直接手でなされなければならず、それは
上昇装置の滑動靴上に作用する戻り止めの抵抗に
打ち勝つことが必要であり、これ等の戻り止めは
自動車の減速中上昇した蓋の自然の移動を阻止す
る傾向がある。その為蓋の滑動作用は非常に困難
となり、更に戻り止めによつて決められた段部内
に於てのみ効果があるだけである。特にさけ難い
損耗の後、戻り止めは車輛が減速する時きめられ
た移動位置に蓋を保持することが出来ず、即ち蓋
は隣接する戻り止めの間を揺動する。公知の滑動
ルーフの別の欠点は蓋の調整設備のない事であ
る。
2950453号)に於ては蓋は各案内レール上の二つ
の離間した位置に自動車の長さの前方三分の一の
部分に係合する。即ち閉じている時はその前方の
枢軸軸受に固定された滑動靴を経て係合し、次に
開いている時は上昇装置に固定された滑動靴を経
て係合する。この靴は案内レール内に制限された
量傾斜して支持され、回転の長さを補償する。こ
のようにして、蓋は適当な間隙で案内され、従つ
て、上昇位置に於ける蓋の固定状態を得るのは困
難である。手動クランクを有する駆動装置は蓋の
前方にあり、従つて総ての移動の動きに関係し、
2つの上昇装置を操作するのみである。従つて蓋
の移動は直接手でなされなければならず、それは
上昇装置の滑動靴上に作用する戻り止めの抵抗に
打ち勝つことが必要であり、これ等の戻り止めは
自動車の減速中上昇した蓋の自然の移動を阻止す
る傾向がある。その為蓋の滑動作用は非常に困難
となり、更に戻り止めによつて決められた段部内
に於てのみ効果があるだけである。特にさけ難い
損耗の後、戻り止めは車輛が減速する時きめられ
た移動位置に蓋を保持することが出来ず、即ち蓋
は隣接する戻り止めの間を揺動する。公知の滑動
ルーフの別の欠点は蓋の調整設備のない事であ
る。
本発明による課題は先に述べた内容の滑動ルー
フを構成することで、確実に操作し、且構造が簡
単であると共に前述した欠点を除去したものであ
る。特に、蓋は総ての上昇し滑動した位置で確実
に保持され、その上昇運動と移動運動とは単一の
駆動装置によつて制御され、その移動位置は無限
に調整され、不意の移動に対して確実に固定され
る。即ち本発明は以上の目的を達成する為ルーフ
の開口に組み込まれた蓋を支持する為に、蓋の各
側部に案内レールと移動し得るように係合する滑
動レールが設けられ、この滑動レールの前方の端
部は移動の方向に直角方向にむく水平軸により滑
動レールの方向に位置する上昇レバと回転し得る
ように連結されて居り、レバに蓋が固定され、滑
動レールの後端には上昇装置のねじナツトが垂直
軸のまわりに回転し得るよう軸支され、上昇装置
のねじピンが上昇レバに連結され、滑動レール上
に、ねじケーブルと連結された係合部材の動く通
路内においてねじケーブルの方向にむくフツク状
の突出部及びこれ等フツク状の突出部には相互に
対応する面を設け、これら2つの面の間には頂点
で鈍角な2つの面を有する連結要素が枢着され、
前記係合部材と面との関連で突出部と係合する阻
止凹部を蓋の前方位置においてルーフ枠の上方部
分に設けた事を要旨としている。
フを構成することで、確実に操作し、且構造が簡
単であると共に前述した欠点を除去したものであ
る。特に、蓋は総ての上昇し滑動した位置で確実
に保持され、その上昇運動と移動運動とは単一の
駆動装置によつて制御され、その移動位置は無限
に調整され、不意の移動に対して確実に固定され
る。即ち本発明は以上の目的を達成する為ルーフ
の開口に組み込まれた蓋を支持する為に、蓋の各
側部に案内レールと移動し得るように係合する滑
動レールが設けられ、この滑動レールの前方の端
部は移動の方向に直角方向にむく水平軸により滑
動レールの方向に位置する上昇レバと回転し得る
ように連結されて居り、レバに蓋が固定され、滑
動レールの後端には上昇装置のねじナツトが垂直
軸のまわりに回転し得るよう軸支され、上昇装置
のねじピンが上昇レバに連結され、滑動レール上
に、ねじケーブルと連結された係合部材の動く通
路内においてねじケーブルの方向にむくフツク状
の突出部及びこれ等フツク状の突出部には相互に
対応する面を設け、これら2つの面の間には頂点
で鈍角な2つの面を有する連結要素が枢着され、
前記係合部材と面との関連で突出部と係合する阻
止凹部を蓋の前方位置においてルーフ枠の上方部
分に設けた事を要旨としている。
述べられた課題は本発明によつて達成される。
即ち最初に決められた概念から蓋を支持する為に
は蓋の各々の側に於て案内レールと移動し得るよ
うに係合する滑動レールが設けられ、滑動レール
の前方端部は、移動の方向に横方向にむく水平軸
を形成する為、滑動レールの方向にある上昇レバ
に回転的に連結され、それに蓋が固定され、滑動
レールの後端には上昇装置のねじナツトが垂直軸
のまわりに回転し得るよう支持され、上昇装置の
扛上要素は上昇レバに連結され、連結要素が滑動
レールに回転するように設けられ、その要素はね
じケーブルに連結された係合部材の動く通路内に
於て操作面を有し、蓋の前方の位置に於て静止阻
止凹所に係合する。
即ち最初に決められた概念から蓋を支持する為に
は蓋の各々の側に於て案内レールと移動し得るよ
うに係合する滑動レールが設けられ、滑動レール
の前方端部は、移動の方向に横方向にむく水平軸
を形成する為、滑動レールの方向にある上昇レバ
に回転的に連結され、それに蓋が固定され、滑動
レールの後端には上昇装置のねじナツトが垂直軸
のまわりに回転し得るよう支持され、上昇装置の
扛上要素は上昇レバに連結され、連結要素が滑動
レールに回転するように設けられ、その要素はね
じケーブルに連結された係合部材の動く通路内に
於て操作面を有し、蓋の前方の位置に於て静止阻
止凹所に係合する。
本発明の滑動ルーフに於ては、蓋はその前方の
部分に於て組込まれた案内レール上の滑動レール
によつてのみ各側部に支持され、蓋は滑動レール
上の2つの離間した位置に係合する。即ち一方に
於ては前方の枢軸と係合し、他方に於ては滑動レ
ールと上昇装置を上昇レバとの間にある上昇装置
を経て滑動レール上の後部と係合する。この状態
に於ては案内レールを滑動レールとの間の大きな
案内支持長さの為、非常に遊びの小さい蓋の案内
が得られ、蓋を確実に閉じる為の前段階が得られ
る。滑動レール、上昇レバ及び上昇装置は一つの
安定したユニツトを構成し上昇位置に於ては上昇
装置によつて変化し得る頂点の角度で楔或は三角
形の形をなしている。ねじケーブルは上昇装置の
扛上と蓋の滑動との両方の駆動をする。蓋の前方
の位置に於ては、蓋は連結要素が阻止凹所内に係
合することによつて移動を阻止され、従つてねじ
ケーブルは蓋のこの位置に於けるピニオンとの係
合により上昇装置を作動するのみである。連結要
素と阻止凹所と共動する係合部材は、阻止係合と
滑動レール及びそれに連結した要素とねじケーブ
ルとの間の移動連結とを解放する。係合部材、連
結要素及び阻止凹所は又阻止係合が再びなされ滑
動レールとねじケーブルとの間の移動連結が解放
された時対応して共動する。ここに述べた静止の
阻止凹所は、阻止凹所が滑動運動をしている要素
に対して静止位置にあることを意味している。述
べられた蓋の安定した状態は蓋のあらゆる移動位
置に保持される。何となれば移動中楔形に何れの
側部に於て蓋を支持する要素は移動運動をしてい
るからである。移動運動はねじケーブルとの駆動
によるから、蓋の移動位置は無限に調整され得
る。総ての移動位置に於て係合部材が力を伝える
ように連結要素と連結され駆動装置はねじケーブ
ルに不意の移動を与えないから上昇した蓋は不意
の移動をし得ない。若し案内レールがルーフ開口
を包囲するルーフ枠の上方部分として構成され、
ねじケーブル用の案内溝の部分内の水平面に分割
され、且滑動レール用の案内及び支持面上に滑動
レール上の対応する裏面をカツトされた案内溝と
係合する裏面をカツトされた案内リブを有するな
らば、特別に簡単なそして容易に構成し得る滑動
ルーフが得られる。ねじケーブルの為の案内溝を
水平に分割する事により、円滑な壁を有する直径
が一定の案内溝が得られその溝内でねじケーブル
が容易に滑動し得る。案内レールと滑動レールと
の間を裏からカツトした係合とすることにより案
内レールと滑動レールとが大きな支持面で同時に
相互に支持されると共に僅かな遊びのすばらしい
移動係合が滑動レールに対して得られる。
部分に於て組込まれた案内レール上の滑動レール
によつてのみ各側部に支持され、蓋は滑動レール
上の2つの離間した位置に係合する。即ち一方に
於ては前方の枢軸と係合し、他方に於ては滑動レ
ールと上昇装置を上昇レバとの間にある上昇装置
を経て滑動レール上の後部と係合する。この状態
に於ては案内レールを滑動レールとの間の大きな
案内支持長さの為、非常に遊びの小さい蓋の案内
が得られ、蓋を確実に閉じる為の前段階が得られ
る。滑動レール、上昇レバ及び上昇装置は一つの
安定したユニツトを構成し上昇位置に於ては上昇
装置によつて変化し得る頂点の角度で楔或は三角
形の形をなしている。ねじケーブルは上昇装置の
扛上と蓋の滑動との両方の駆動をする。蓋の前方
の位置に於ては、蓋は連結要素が阻止凹所内に係
合することによつて移動を阻止され、従つてねじ
ケーブルは蓋のこの位置に於けるピニオンとの係
合により上昇装置を作動するのみである。連結要
素と阻止凹所と共動する係合部材は、阻止係合と
滑動レール及びそれに連結した要素とねじケーブ
ルとの間の移動連結とを解放する。係合部材、連
結要素及び阻止凹所は又阻止係合が再びなされ滑
動レールとねじケーブルとの間の移動連結が解放
された時対応して共動する。ここに述べた静止の
阻止凹所は、阻止凹所が滑動運動をしている要素
に対して静止位置にあることを意味している。述
べられた蓋の安定した状態は蓋のあらゆる移動位
置に保持される。何となれば移動中楔形に何れの
側部に於て蓋を支持する要素は移動運動をしてい
るからである。移動運動はねじケーブルとの駆動
によるから、蓋の移動位置は無限に調整され得
る。総ての移動位置に於て係合部材が力を伝える
ように連結要素と連結され駆動装置はねじケーブ
ルに不意の移動を与えないから上昇した蓋は不意
の移動をし得ない。若し案内レールがルーフ開口
を包囲するルーフ枠の上方部分として構成され、
ねじケーブル用の案内溝の部分内の水平面に分割
され、且滑動レール用の案内及び支持面上に滑動
レール上の対応する裏面をカツトされた案内溝と
係合する裏面をカツトされた案内リブを有するな
らば、特別に簡単なそして容易に構成し得る滑動
ルーフが得られる。ねじケーブルの為の案内溝を
水平に分割する事により、円滑な壁を有する直径
が一定の案内溝が得られその溝内でねじケーブル
が容易に滑動し得る。案内レールと滑動レールと
の間を裏からカツトした係合とすることにより案
内レールと滑動レールとが大きな支持面で同時に
相互に支持されると共に僅かな遊びのすばらしい
移動係合が滑動レールに対して得られる。
ルーフ枠の上方部分と下方部分とが一体に形成
された突出部と凹部とにより固く密着し又取り外
し得るように連結され、下方部分の周囲の突出部
が下方部分に一体に形成され又ルーフ開口の縁と
周囲の突出部との間にある周囲の水溝から上方部
分と総ての操作要素を分離することはルーフ枠の
安定性の為に好都合である。この状態に於ては、
ルーフ枠の上方部分と下方部分との一体の結合が
なされるばかりでなく、同時に操作部分は腐食を
防止されるように水溝から分離される。
された突出部と凹部とにより固く密着し又取り外
し得るように連結され、下方部分の周囲の突出部
が下方部分に一体に形成され又ルーフ開口の縁と
周囲の突出部との間にある周囲の水溝から上方部
分と総ての操作要素を分離することはルーフ枠の
安定性の為に好都合である。この状態に於ては、
ルーフ枠の上方部分と下方部分との一体の結合が
なされるばかりでなく、同時に操作部分は腐食を
防止されるように水溝から分離される。
ルーフ枠の上方と下方部分とはプラスチツク材
料で形成されるのが望ましい。従つてルーフ枠は
軽く、且それに直接成形される形状の為、非常に
高い安定性を有し滑動ルーフの作用は確実にな
る。更にプラスチツクの使用は金属の作用要素に
対して好適な摩擦値を有し、その結果本発明によ
る滑動ルーフは非常に容易に且都合よく操作し得
る。滑動レールと平らに構成された上昇レバとに
関連してルーフ枠を水平に分割することにより、
非常に平らな20mmをいくらか超える構成が得ら
れ、この為車輛の運転席は非常に僅かな量減少す
るのみであり、それにも拘らず本発明の要素の構
成により高い安定性と操作の確実性を示す。
料で形成されるのが望ましい。従つてルーフ枠は
軽く、且それに直接成形される形状の為、非常に
高い安定性を有し滑動ルーフの作用は確実にな
る。更にプラスチツクの使用は金属の作用要素に
対して好適な摩擦値を有し、その結果本発明によ
る滑動ルーフは非常に容易に且都合よく操作し得
る。滑動レールと平らに構成された上昇レバとに
関連してルーフ枠を水平に分割することにより、
非常に平らな20mmをいくらか超える構成が得ら
れ、この為車輛の運転席は非常に僅かな量減少す
るのみであり、それにも拘らず本発明の要素の構
成により高い安定性と操作の確実性を示す。
蓋の非常に簡単で且有効な高さの調整の容易性
は、弾性的な高さ調整要素を経て2つの離間した
点で2つの上昇レバの各々に蓋を固定することに
よつて得られる。蓋はかくして4点で支持され、
高さ調整要素の大きい或は小さい弾性圧縮により
互いに独立して高さを調整し得る。
は、弾性的な高さ調整要素を経て2つの離間した
点で2つの上昇レバの各々に蓋を固定することに
よつて得られる。蓋はかくして4点で支持され、
高さ調整要素の大きい或は小さい弾性圧縮により
互いに独立して高さを調整し得る。
例えばらせん状の圧縮ばねがこのような弾性的
な高さ調整要素に適しているが、弾性高さ調整要
素は弾性材料で作られたバツフアとして構成され
るのが好ましく、その各々は蓋に固定されたねじ
ピンによつて横切り対応する孔を介して上昇レバ
にとりつけられバツフアから遠い側部で上昇レバ
に係合する調整ねじを有する。自己ロツクするナ
ツトを簡単に回転することにより、蓋の高さの調
整がなされ、バツフアは大きい或は小さい範囲で
弾性的に撓む。
な高さ調整要素に適しているが、弾性高さ調整要
素は弾性材料で作られたバツフアとして構成され
るのが好ましく、その各々は蓋に固定されたねじ
ピンによつて横切り対応する孔を介して上昇レバ
にとりつけられバツフアから遠い側部で上昇レバ
に係合する調整ねじを有する。自己ロツクするナ
ツトを簡単に回転することにより、蓋の高さの調
整がなされ、バツフアは大きい或は小さい範囲で
弾性的に撓む。
本発明の概略に於ては、上昇装置のねじナツト
は、回転的に対象な外周を有し、滑動レールの対
応する孔内に回転的に挿入され、その下端に案内
レールに対して下方から係合し、ねじケーブルと
噛合するピニオンを一体に有し、孔に対する軸方
向の移動に対してその上端を係合する。上昇装置
の扛上要素はねじナツトにねじ込まれたねじピン
であり、その自由端は上昇レバの孔を経て突出し
且それに固定されている。この状態に於ては、上
昇装置は高さ調整をし得る許りでなく滑動レール
と上昇レバとの間に安定した連結をなし、上昇装
置の上昇操作中、滑動レール、上昇レバ及び上昇
装置からなる三角形の構成は、ある巾に蓋をささ
えて安定にし、蓋に非常に安定した支持装態を与
える。上昇レバにねじピンを固定することは、ね
じピンの自由端が段をなし、上昇レバの大径の孔
を介して小径の頚部に挿入されることによつてな
され先端には頭部を有し、その頭部は上昇レバに
対して制限された、かんまんな回転をするよう係
合する。上昇レバはカツプ状に押圧された孔の部
分に球状体を有し、孔の部分に対してその一側に
於てねじピンの対応して形成された端面を係合
し、他側に於て対応して形成された頭部の面を係
合する。
は、回転的に対象な外周を有し、滑動レールの対
応する孔内に回転的に挿入され、その下端に案内
レールに対して下方から係合し、ねじケーブルと
噛合するピニオンを一体に有し、孔に対する軸方
向の移動に対してその上端を係合する。上昇装置
の扛上要素はねじナツトにねじ込まれたねじピン
であり、その自由端は上昇レバの孔を経て突出し
且それに固定されている。この状態に於ては、上
昇装置は高さ調整をし得る許りでなく滑動レール
と上昇レバとの間に安定した連結をなし、上昇装
置の上昇操作中、滑動レール、上昇レバ及び上昇
装置からなる三角形の構成は、ある巾に蓋をささ
えて安定にし、蓋に非常に安定した支持装態を与
える。上昇レバにねじピンを固定することは、ね
じピンの自由端が段をなし、上昇レバの大径の孔
を介して小径の頚部に挿入されることによつてな
され先端には頭部を有し、その頭部は上昇レバに
対して制限された、かんまんな回転をするよう係
合する。上昇レバはカツプ状に押圧された孔の部
分に球状体を有し、孔の部分に対してその一側に
於てねじピンの対応して形成された端面を係合
し、他側に於て対応して形成された頭部の面を係
合する。
上昇レバは滑動レールの下側でフツクのように
止めと係合し、その止めと対応して最大の上昇移
動を制限する滑動レール上の止めがある。これに
より最大の上昇移動が止めにより確実になされ蓋
の最大の上昇位置を超える駆動装置の作用を防止
する。
止めと係合し、その止めと対応して最大の上昇移
動を制限する滑動レール上の止めがある。これに
より最大の上昇移動が止めにより確実になされ蓋
の最大の上昇位置を超える駆動装置の作用を防止
する。
本発明の概略に於ては連結要素は静止阻止凹所
内に係合する方向にばね負荷を受けている。これ
により連結要素は阻止凹所に対応する位置にある
時、自動的に滑動を阻止する方向にもたらされ
る。
内に係合する方向にばね負荷を受けている。これ
により連結要素は阻止凹所に対応する位置にある
時、自動的に滑動を阻止する方向にもたらされ
る。
連結要素は上昇装置のねじナツトに平行な軸の
まわりに回動する滑動レールの対応する孔に円筒
状の短軸によつて下方から係合し2つのアーム状
のレバのように構成され、各端部にはねじケーブ
ルの方向にむく鈎状の突出部を有し、鈎状の突出
部の相互に対向する面は、ねじケーブルに長い矩
形の側部の一方で固定され、且それに平行な矩形
の係合部材の動く通路内にあり、それ等の間に頂
点に於て鈍角な2つの固定面を有し、連結要素が
係合部材と係合する時その操作面の一方は連結要
素の回転位置に於て係合部材の自由な長い矩形側
部と係合する。
まわりに回動する滑動レールの対応する孔に円筒
状の短軸によつて下方から係合し2つのアーム状
のレバのように構成され、各端部にはねじケーブ
ルの方向にむく鈎状の突出部を有し、鈎状の突出
部の相互に対向する面は、ねじケーブルに長い矩
形の側部の一方で固定され、且それに平行な矩形
の係合部材の動く通路内にあり、それ等の間に頂
点に於て鈍角な2つの固定面を有し、連結要素が
係合部材と係合する時その操作面の一方は連結要
素の回転位置に於て係合部材の自由な長い矩形側
部と係合する。
2つの突出部の一方は阻止凹所に固く係合する
形をなし、係合面を有し、それによつて蓋の開放
移動方向にある阻止凹所の外方の隅部と共動して
連結要素を回動する。
形をなし、係合面を有し、それによつて蓋の開放
移動方向にある阻止凹所の外方の隅部と共動して
連結要素を回動する。
連結要素のばね負荷の為、あぶみ状のばねが阻
止凹所の反対側で固定され、滑動方向に平行なル
ーフ枠の下方部分の突出面に係合する。ばねは又
連結要素と一体に構成され得る。
止凹所の反対側で固定され、滑動方向に平行なル
ーフ枠の下方部分の突出面に係合する。ばねは又
連結要素と一体に構成され得る。
滑動ルーフ構造を完成する為、ルーフ開口の縁
にむく縁に於て、締付状態で固定される周囲の縁
の間隙シールに対し、ルーフ枠の下方部分は周囲
の固定鍔を有する。
にむく縁に於て、締付状態で固定される周囲の縁
の間隙シールに対し、ルーフ枠の下方部分は周囲
の固定鍔を有する。
確実なシールをする為に、縁の間隙シールは弾
性材料で形成された中空形状をなし、固定鍔とル
ーフ枠との方向にむく壁部分は厚く構成され、蓋
の方向にむく外方の壁部分は薄く、圧縮されない
状態においては、断面に於て屋根の形にふくら
み、外方のルーフ面はシール舌片で自動車の固定
のルーフ面に隣接し、この点から前方え風をよけ
る状態で屋根にむかつて上方に傾斜するように延
長し、この屋根はルーフ開口方向に下降する内方
のルーフ面に続いている。この状態に於ては、蓋
が開口する時自動的に外方にふくらむ縁の間隙シ
ールはルーフ開口の全周にあるシールに一体の風
よけとして作用する。ルーフ開口はそれにより水
及び風の侵入を阻止している。
性材料で形成された中空形状をなし、固定鍔とル
ーフ枠との方向にむく壁部分は厚く構成され、蓋
の方向にむく外方の壁部分は薄く、圧縮されない
状態においては、断面に於て屋根の形にふくら
み、外方のルーフ面はシール舌片で自動車の固定
のルーフ面に隣接し、この点から前方え風をよけ
る状態で屋根にむかつて上方に傾斜するように延
長し、この屋根はルーフ開口方向に下降する内方
のルーフ面に続いている。この状態に於ては、蓋
が開口する時自動的に外方にふくらむ縁の間隙シ
ールはルーフ開口の全周にあるシールに一体の風
よけとして作用する。ルーフ開口はそれにより水
及び風の侵入を阻止している。
蓋が閉じると、前記シールは蓋によつて圧縮さ
れ、外方のルーフ面は自動車のルーフ面と蓋の面
との間にあり、屋根部分は蓋の縁の面と係合し、
内側のルーフ面は蓋の縁の部分の下側と係合す
る。内方のルーフ面は外周にリブを有し、それが
閉じた蓋に対して下から係合し、更にシール効果
を改良する。
れ、外方のルーフ面は自動車のルーフ面と蓋の面
との間にあり、屋根部分は蓋の縁の面と係合し、
内側のルーフ面は蓋の縁の部分の下側と係合す
る。内方のルーフ面は外周にリブを有し、それが
閉じた蓋に対して下から係合し、更にシール効果
を改良する。
第1図と第2図とは乗用車の室のルーフ部分を
示し、動く通常の方向は矢印1で示されている。
固定された車輛のルーフ2の前方部分には蓋4に
よつて閉じられ得るルーフ開口3がある。符号5
はルーフ開口を取りまく特別のエツジの間隙のシ
ールを示し、以下に詳述するようにこのシールは
第1図に示す如く総ての側で閉止位置に蓋4をシ
ールする。説明を簡単にする為に第1図と第2図
に於てはルーフの更に詳細な構造は示していな
い。第4図乃至第9図に特に示すように、ルーフ
開口3は総ての4つの側部のまわりに延長してい
る自動車のルーフ2の垂直方向下方に向くフラン
ジ6によつて包囲されている。このフランジ6に
は同様に総ての4つの側部に延長しているフラン
ジ7があり、その上にプラスチツク材料でモール
ドされたルーフ枠8が乗つている。フランジ7と
ルーフ枠8との間の分離し得る連結はフランジ7
を介して下方から通るねじ9によつてなされ、こ
のねじは第6図のこれ等のねじ結合の一例によつ
て示されるようにルーフ枠8の一体に形成された
ねじブツシング10に噛合する。
示し、動く通常の方向は矢印1で示されている。
固定された車輛のルーフ2の前方部分には蓋4に
よつて閉じられ得るルーフ開口3がある。符号5
はルーフ開口を取りまく特別のエツジの間隙のシ
ールを示し、以下に詳述するようにこのシールは
第1図に示す如く総ての側で閉止位置に蓋4をシ
ールする。説明を簡単にする為に第1図と第2図
に於てはルーフの更に詳細な構造は示していな
い。第4図乃至第9図に特に示すように、ルーフ
開口3は総ての4つの側部のまわりに延長してい
る自動車のルーフ2の垂直方向下方に向くフラン
ジ6によつて包囲されている。このフランジ6に
は同様に総ての4つの側部に延長しているフラン
ジ7があり、その上にプラスチツク材料でモール
ドされたルーフ枠8が乗つている。フランジ7と
ルーフ枠8との間の分離し得る連結はフランジ7
を介して下方から通るねじ9によつてなされ、こ
のねじは第6図のこれ等のねじ結合の一例によつ
て示されるようにルーフ枠8の一体に形成された
ねじブツシング10に噛合する。
ルーフ枠8は総ての4つの側部のまわりに延長
する一体に形成された水溝12を有する下方部分
11と、一体に形成された突出部と凹部とにより
下方部分をしつかりと係合する上方部分13とよ
りなる。下方部分11と上方部分13とは第6図
に示すようにねじ14によつて一体に連結され、
このねじは上方部分13内に一体に形成されたね
じブツシング15内に係合する。下方部分11と
上方部分13とは熱可塑性材料でモールドされ
る。
する一体に形成された水溝12を有する下方部分
11と、一体に形成された突出部と凹部とにより
下方部分をしつかりと係合する上方部分13とよ
りなる。下方部分11と上方部分13とは第6図
に示すようにねじ14によつて一体に連結され、
このねじは上方部分13内に一体に形成されたね
じブツシング15内に係合する。下方部分11と
上方部分13とは熱可塑性材料でモールドされ
る。
特に第6図乃至第9図に示すように、下方部分
11の周辺の突出部16は作用は後述するが上方
部分13から水溝12を分離して居る。前述の図
面は水平面内に於ける枠8の下方部分11と上方
部分13との間の分割を示し、前記水平面はケー
ブル溝の範囲内にある。この水平分割面は下方部
分11の面17と上方部分13(第10図)の面
18によつて表わされる。これらの面17と18
とは円筒状に形成された溝面19,20によつて
夫々隣接し、各々の溝面は下方部分11と上方部
分13とが一体に接続される時フレームの横方向
の範囲に於て1つの案内溝21(第8図)を形成
する。第1図と第2図に矢印1に示すように、ル
ーフの左側の案内溝21は第8図に示してないが
内部を滑動する左方のねじケーブル22を収容す
る。ルーフの右側にある右方のねじケーブル23
は、第3図、第8図及び第9図に於て単にその自
由端の形で示され、且下方部分11内に形成され
た溝24内に滑動的に座し上方部分13によつて
覆われている。フレームの右側に於ては配置は対
応して居り、対象の軸が自動車の長手方向の中心
面にある。次の説明に於ては、ルーフの左側にあ
る部分のみを説明する。何となればルーフの右側
にある部分は対応する構造をなしているからであ
る。横断面に示すように、溝面19,20は全半
円が連続して居らず、従つて下方部分11と上方
部分13に隣接する対応する面25と26との間
にはスリツト(第7図、第8図)27が形成さ
れ、それを介してねじケーブル22に固定された
係合部材28(第9図)が挿入されている。係合
部材の構成作用は以下に詳述する。第16図に示
すように、自動車の長手方向の中心面にはルーフ
枠8の下方部分11に一体に形成された駆動ケー
シング29があり、その内部にクランクピン30
が回転するが軸方向に動かないように軸支されて
いる。クランクピン30の上端には駆動ピニオン
31が非回転的にキー止めされ、ピニオンはねじ
ケーブル22,23と駆動係合している。操作ク
ランク33がクランクピン30の駆動ケーシング
29の下方に突出している頭部32に固定され
る。操作クランク33、従つて駆動ピニオン31
の回転によりねじケーブル22と23をラツクの
ように対応する方向に移動する。この駆動機構は
滑動ルーフにとつて公知であり、本発明の主体部
分ではない。手による駆動の代りに電気的駆動も
用いられる。
11の周辺の突出部16は作用は後述するが上方
部分13から水溝12を分離して居る。前述の図
面は水平面内に於ける枠8の下方部分11と上方
部分13との間の分割を示し、前記水平面はケー
ブル溝の範囲内にある。この水平分割面は下方部
分11の面17と上方部分13(第10図)の面
18によつて表わされる。これらの面17と18
とは円筒状に形成された溝面19,20によつて
夫々隣接し、各々の溝面は下方部分11と上方部
分13とが一体に接続される時フレームの横方向
の範囲に於て1つの案内溝21(第8図)を形成
する。第1図と第2図に矢印1に示すように、ル
ーフの左側の案内溝21は第8図に示してないが
内部を滑動する左方のねじケーブル22を収容す
る。ルーフの右側にある右方のねじケーブル23
は、第3図、第8図及び第9図に於て単にその自
由端の形で示され、且下方部分11内に形成され
た溝24内に滑動的に座し上方部分13によつて
覆われている。フレームの右側に於ては配置は対
応して居り、対象の軸が自動車の長手方向の中心
面にある。次の説明に於ては、ルーフの左側にあ
る部分のみを説明する。何となればルーフの右側
にある部分は対応する構造をなしているからであ
る。横断面に示すように、溝面19,20は全半
円が連続して居らず、従つて下方部分11と上方
部分13に隣接する対応する面25と26との間
にはスリツト(第7図、第8図)27が形成さ
れ、それを介してねじケーブル22に固定された
係合部材28(第9図)が挿入されている。係合
部材の構成作用は以下に詳述する。第16図に示
すように、自動車の長手方向の中心面にはルーフ
枠8の下方部分11に一体に形成された駆動ケー
シング29があり、その内部にクランクピン30
が回転するが軸方向に動かないように軸支されて
いる。クランクピン30の上端には駆動ピニオン
31が非回転的にキー止めされ、ピニオンはねじ
ケーブル22,23と駆動係合している。操作ク
ランク33がクランクピン30の駆動ケーシング
29の下方に突出している頭部32に固定され
る。操作クランク33、従つて駆動ピニオン31
の回転によりねじケーブル22と23をラツクの
ように対応する方向に移動する。この駆動機構は
滑動ルーフにとつて公知であり、本発明の主体部
分ではない。手による駆動の代りに電気的駆動も
用いられる。
ルーフ枠8の横方向の範囲に於てその上方部分
13は横方向の案内レールを構成する。この目的
の為、各側に於て横断面がフツク状の背面がカツ
トされた案内リブ34が上方部分13上に一体に
形成される。この案内リブは第3図に見られるよ
うに、上方部分13の横方向上に直線的に延長し
ている。案内リブ34の左右に隣接する一対の水
平案内面は好ましくは同一平面上にあり、又案内
レールを構成し、第6図と第8図とから明らかな
ように滑動レール37に対して案内面を形成して
いる。
13は横方向の案内レールを構成する。この目的
の為、各側に於て横断面がフツク状の背面がカツ
トされた案内リブ34が上方部分13上に一体に
形成される。この案内リブは第3図に見られるよ
うに、上方部分13の横方向上に直線的に延長し
ている。案内リブ34の左右に隣接する一対の水
平案内面は好ましくは同一平面上にあり、又案内
レールを構成し、第6図と第8図とから明らかな
ように滑動レール37に対して案内面を形成して
いる。
滑動レール37の基本構造を第10図に示す。
これに見られるように、滑動レール37は細長い
形状をなしている。滑動レール37に対する本質
的な案内要素は下方が開き背面がカツトされた案
内溝38でありその溝はルーフ枠8の上方部分1
3上の案内リブ34に僅かな遊びで係合してい
る。案内溝38は滑動レール37の全長に亘つて
延びてなくて、中心に開口39を形成し、長手方
向に2つの外側の案内溝を残している。
これに見られるように、滑動レール37は細長い
形状をなしている。滑動レール37に対する本質
的な案内要素は下方が開き背面がカツトされた案
内溝38でありその溝はルーフ枠8の上方部分1
3上の案内リブ34に僅かな遊びで係合してい
る。案内溝38は滑動レール37の全長に亘つて
延びてなくて、中心に開口39を形成し、長手方
向に2つの外側の案内溝を残している。
その前方の端部において、滑動レール37は2
ケのヒンジ用の丸孔40を有し、この丸孔は以下
に述べるように上昇レバ42の対応する丸孔とヒ
ンジピン43によつて一体に結合してヒンジを形
成し、蓋の右側の対応するヒンジと共動して移動
方向を横切る水平枢軸を形成する。滑動レールの
後方には、円筒状の軸受孔44が形成され、この
孔には対応する直径の外方にねじを有する円筒状
のナツト45を嵌合する。ねじナツト45の下端
にはピニオン46を一体に形成し、このピニオン
は滑動レール37に対して下方から係合し(第6
図)ねじケーブル22と駆動係合する。ねじナツ
トはスナツプリング47により軸方向の移動に対
して固定し、スナツプリングはねじナツト45の
環状の溝48に係合し、滑動レールの上面に対し
て係合する。ねじナツト45には、第6図に見ら
れるように、滑動レール37は突起49を設けて
ねじナツト45に大きな係合長さを形成し、その
突起はルーフ枠8の上方部分13と係合して長手
方向の移動中上方部分13に滑動レール37を案
内する。中央部に於て滑動レール37は以下に更
に詳述するように連結要素51の枢軸係合用の円
筒状の軸受孔50を有する。
ケのヒンジ用の丸孔40を有し、この丸孔は以下
に述べるように上昇レバ42の対応する丸孔とヒ
ンジピン43によつて一体に結合してヒンジを形
成し、蓋の右側の対応するヒンジと共動して移動
方向を横切る水平枢軸を形成する。滑動レールの
後方には、円筒状の軸受孔44が形成され、この
孔には対応する直径の外方にねじを有する円筒状
のナツト45を嵌合する。ねじナツト45の下端
にはピニオン46を一体に形成し、このピニオン
は滑動レール37に対して下方から係合し(第6
図)ねじケーブル22と駆動係合する。ねじナツ
トはスナツプリング47により軸方向の移動に対
して固定し、スナツプリングはねじナツト45の
環状の溝48に係合し、滑動レールの上面に対し
て係合する。ねじナツト45には、第6図に見ら
れるように、滑動レール37は突起49を設けて
ねじナツト45に大きな係合長さを形成し、その
突起はルーフ枠8の上方部分13と係合して長手
方向の移動中上方部分13に滑動レール37を案
内する。中央部に於て滑動レール37は以下に更
に詳述するように連結要素51の枢軸係合用の円
筒状の軸受孔50を有する。
滑動レール37への枢軸により節動する上昇レ
バ42は、第4図及び第9図に示すように滑動ル
ーフが閉じる時、滑動レール上に静止する。この
為上昇レバは特にねじナツト45の上端を受ける
為押圧された部分52を有する。蓋4を固定する
為、上昇レバの主面に対し離間し且凹圧された2
つの部分53,54が設けられ、各部分に固定孔
55が設けられている。(第10図)レール37
内の軸受孔50に対向して上昇レバ42内に孔5
6があり、滑動レール37と上昇レバ42とが互
いに係合する時連結要素51の上方に突出した部
分を受けている。(第9図) 上昇レバ42上にはフツク状の下方に突出した
止め57が又設けられ、第9図に見られるように
滑動レール37の下側と係合しこのレールの対応
する止め58と共動して蓋4の最大の上昇運動を
制限している。上昇レバ42の部分53に対応し
て滑動レール37内に切断凹所59があり、第4
図、第5図に示すように上昇レバの部分53を受
けている。後方部分54は滑動レール37(第4
図)の隣接端部60の後方に位置する。
バ42は、第4図及び第9図に示すように滑動ル
ーフが閉じる時、滑動レール上に静止する。この
為上昇レバは特にねじナツト45の上端を受ける
為押圧された部分52を有する。蓋4を固定する
為、上昇レバの主面に対し離間し且凹圧された2
つの部分53,54が設けられ、各部分に固定孔
55が設けられている。(第10図)レール37
内の軸受孔50に対向して上昇レバ42内に孔5
6があり、滑動レール37と上昇レバ42とが互
いに係合する時連結要素51の上方に突出した部
分を受けている。(第9図) 上昇レバ42上にはフツク状の下方に突出した
止め57が又設けられ、第9図に見られるように
滑動レール37の下側と係合しこのレールの対応
する止め58と共動して蓋4の最大の上昇運動を
制限している。上昇レバ42の部分53に対応し
て滑動レール37内に切断凹所59があり、第4
図、第5図に示すように上昇レバの部分53を受
けている。後方部分54は滑動レール37(第4
図)の隣接端部60の後方に位置する。
図示実施例に於ては蓋4はルーフの彎曲に順応
するパネルのように構成され透明の材料で造ら
れ、上昇レバ42で述べるような高さに可調整的
に固定される。蓋の各側に於て上昇レバ42内の
固定孔55に対応して2つのねじピン61がこの
ピンに固定された支持板62の作用により蓋の下
面に固定される。ねじピン61上に孔64(第1
0図)を介して弾性材料のバツフア63の形の弾
性的な高さ調節要素が押し込まれる。弾性的なバ
ツフア63は上昇レバ42の部分53,54に対
して係合し、自己固定の調整ナツト65が固定孔
55を介して挿入されるねじピン61にねじ込ま
れる。この状態に於て蓋4は互いに離間した4つ
の位置で上昇レバ42に連結される。蓋4の高さ
の調整は非常に簡単になされる。即ち調整ナツト
65をねじピン61に大きく或は少なくねじまわ
すことによりバツフア63の弾性変形によつてな
される。この方法により蓋4は固定された自動車
のルーフ2の高さに対して正しく調整され得る。
するパネルのように構成され透明の材料で造ら
れ、上昇レバ42で述べるような高さに可調整的
に固定される。蓋の各側に於て上昇レバ42内の
固定孔55に対応して2つのねじピン61がこの
ピンに固定された支持板62の作用により蓋の下
面に固定される。ねじピン61上に孔64(第1
0図)を介して弾性材料のバツフア63の形の弾
性的な高さ調節要素が押し込まれる。弾性的なバ
ツフア63は上昇レバ42の部分53,54に対
して係合し、自己固定の調整ナツト65が固定孔
55を介して挿入されるねじピン61にねじ込ま
れる。この状態に於て蓋4は互いに離間した4つ
の位置で上昇レバ42に連結される。蓋4の高さ
の調整は非常に簡単になされる。即ち調整ナツト
65をねじピン61に大きく或は少なくねじまわ
すことによりバツフア63の弾性変形によつてな
される。この方法により蓋4は固定された自動車
のルーフ2の高さに対して正しく調整され得る。
蓋の上昇装置を説明する為に第10図に関連し
て第4図乃至第6図が参照される。上昇装置は本
質的に上述した方法で構成され軸支されたねじナ
ツト45とねじナツトにねじ込まれたねじピン6
6の形状の上昇要素よりなる。このねじピン66
は、以下に述べるようにその自由端を非回転的に
上昇レバ42に連結している。この為ねじピンは
段付のピン端部67を有し、このピン端部は上昇
レバ42の押圧部分52内の孔68と係合する。
孔68上に於てピン端部67はリベツト頭部69
に変形される。揺動する移動距離を補償する為
に、孔68とリベツト頭部69とは第14図と第
15図とに示すように構成され、その為ねじピン
66と上昇レバ42との間の角運動が可能であ
る。この為上昇レバ42はその押圧部分52に球
形のカツプ状の凹所70を有し、その中心に孔6
8がある。孔68内でねじピン66が回転するの
を防止する為に、孔68はスリツト形をなしピン
端部67から形成された頚部71はスリツトの壁
と係合する図示しない平坦面をしている。凹所7
0と係合する頭部69の面72は同様球状のカツ
プ形状で凸面をなしている。ねじピン66の上端
は対応して凹面をなしている。従つてねじピン6
6のピン端部67の頭部69は上昇レバ42に対
して角運動が可能なように係合している。その為
滑動レール37、上昇レバ42、上昇部材45,
46よりなる3つの構成要素は滑動蓋が上昇する
時でさえも大きい剛性を有する。ねじピン66は
上昇レバ42に対して非回転的に固定されるか
ら、ねじナツト45の一方向或は他方向の回転運
動はねじピンを回転運動をすることなくねじナツ
トに対し伸ばしたり引込めたりし、その結果上昇
レバ42とそれに連結された蓋4の上昇角度が変
る。
て第4図乃至第6図が参照される。上昇装置は本
質的に上述した方法で構成され軸支されたねじナ
ツト45とねじナツトにねじ込まれたねじピン6
6の形状の上昇要素よりなる。このねじピン66
は、以下に述べるようにその自由端を非回転的に
上昇レバ42に連結している。この為ねじピンは
段付のピン端部67を有し、このピン端部は上昇
レバ42の押圧部分52内の孔68と係合する。
孔68上に於てピン端部67はリベツト頭部69
に変形される。揺動する移動距離を補償する為
に、孔68とリベツト頭部69とは第14図と第
15図とに示すように構成され、その為ねじピン
66と上昇レバ42との間の角運動が可能であ
る。この為上昇レバ42はその押圧部分52に球
形のカツプ状の凹所70を有し、その中心に孔6
8がある。孔68内でねじピン66が回転するの
を防止する為に、孔68はスリツト形をなしピン
端部67から形成された頚部71はスリツトの壁
と係合する図示しない平坦面をしている。凹所7
0と係合する頭部69の面72は同様球状のカツ
プ形状で凸面をなしている。ねじピン66の上端
は対応して凹面をなしている。従つてねじピン6
6のピン端部67の頭部69は上昇レバ42に対
して角運動が可能なように係合している。その為
滑動レール37、上昇レバ42、上昇部材45,
46よりなる3つの構成要素は滑動蓋が上昇する
時でさえも大きい剛性を有する。ねじピン66は
上昇レバ42に対して非回転的に固定されるか
ら、ねじナツト45の一方向或は他方向の回転運
動はねじピンを回転運動をすることなくねじナツ
トに対し伸ばしたり引込めたりし、その結果上昇
レバ42とそれに連結された蓋4の上昇角度が変
る。
連結要素51は滑動レール37の軸受孔50内
に回転するように円筒状の短軸73(第10図)
と係合する。連結要素を滑動レール37に固定す
るのは円筒状の短軸73にねじ込まれたセツトね
じ74によつてなされる。連結片は2つのアーム
状レバのように構成され、円筒状の短軸73によ
つて形成された軸のまわりに軸支されている。2
つのアーム状のレバの各アームには夫々ねじケー
ブルの方向に向くフツク状の突出部75,76が
ある。フツク状突出部75,76の相互に対応す
る面77,78は矩形状の係合部材28の動く通
路中に挿入可能である。即ち第11図に示す状態
では面77は通路外に、面78は通路内にある
が、第13図に示す状態では面77は通路内に、
面78は通路外にある。2つの面77と78との
間には頂点79で鈍角な2つの操作面80,81
がありその面の各々は2つのアーム状レバの2つ
のアームの一方に設けられている。滑動ルーフの
閉止位置内のフツク状の突出部76に対応して、
フツク状突出部と合致する形の阻止凹所82がル
ーフ枠8の上方部分13内にある。連結要素51
はあぶみ形のばね83によつて静止阻止凹所82
内に係合する方向に偏位している。このばねは第
3図と第10図に見られるように連結要素51と
一体に形成されている。この為ばねはルーフ枠8
の下方部分11の突出面84に対して係合してい
る。フツク状の突出部76は蓋の開放移動方向に
ある阻止凹所82の外方の隅部86と共動する係
合面85を有する。矩形の係合部材28はその自
由な長い矩形の側部87を有し、この側部はねじ
ケーブル22、そして又勿論ルーフ枠8の上方部
分13によつて形成される案内レールの総ての案
内面に平行である。更に、係合部材28は上方部
分13の側方に十分に突出し、係合部材28の側
部87は夫々の時に操作面80と81との一方に
係合するようになつている。
に回転するように円筒状の短軸73(第10図)
と係合する。連結要素を滑動レール37に固定す
るのは円筒状の短軸73にねじ込まれたセツトね
じ74によつてなされる。連結片は2つのアーム
状レバのように構成され、円筒状の短軸73によ
つて形成された軸のまわりに軸支されている。2
つのアーム状のレバの各アームには夫々ねじケー
ブルの方向に向くフツク状の突出部75,76が
ある。フツク状突出部75,76の相互に対応す
る面77,78は矩形状の係合部材28の動く通
路中に挿入可能である。即ち第11図に示す状態
では面77は通路外に、面78は通路内にある
が、第13図に示す状態では面77は通路内に、
面78は通路外にある。2つの面77と78との
間には頂点79で鈍角な2つの操作面80,81
がありその面の各々は2つのアーム状レバの2つ
のアームの一方に設けられている。滑動ルーフの
閉止位置内のフツク状の突出部76に対応して、
フツク状突出部と合致する形の阻止凹所82がル
ーフ枠8の上方部分13内にある。連結要素51
はあぶみ形のばね83によつて静止阻止凹所82
内に係合する方向に偏位している。このばねは第
3図と第10図に見られるように連結要素51と
一体に形成されている。この為ばねはルーフ枠8
の下方部分11の突出面84に対して係合してい
る。フツク状の突出部76は蓋の開放移動方向に
ある阻止凹所82の外方の隅部86と共動する係
合面85を有する。矩形の係合部材28はその自
由な長い矩形の側部87を有し、この側部はねじ
ケーブル22、そして又勿論ルーフ枠8の上方部
分13によつて形成される案内レールの総ての案
内面に平行である。更に、係合部材28は上方部
分13の側方に十分に突出し、係合部材28の側
部87は夫々の時に操作面80と81との一方に
係合するようになつている。
本発明の滑動ルーフの作用を説明する為に第3
図と関連して基本的に第11図乃至第13図を示
す。最初にこの目的の為に蓋4は第1図に示す閉
止位置にあるものとする。係合部材28は枠の前
方横方向の部分の所で破線のように略々第3図に
示す位置にある。操作クランクが移動と反対方向
の枠の横方向の要素内のねじケーブル22の移動
に対応する方向に回転すると、案内溝21内のラ
ツクがピニオン46を第3図の矢印88方向に駆
動するようにねじケーブル22は後方に移動し、
その結果ねじナツト45に十分ねじ込まれたねじ
ピン66は上昇して蓋4を扛上する。止め57と
58とによつて制限される上昇運動の終りで、係
合部材28は想像線で示された最初の位置から第
3図の破線で示す位置に移動する。この位置は又
第12図にも示される。第11図から係合部材2
8と連結要素51の相対位置が上昇運動が終了直
前か移動運動の直前である事が判る。駆動装置の
作動として左側から移動する係合部材28はその
隅部89で連結要素51の頂点79に隣接する右
方の作動面81と係合し、要素51をその円筒状
の短軸73のまわりに反時計方向に作動面81が
側部87と係合する迄回動する。フツク状の突出
部76は阻止凹所82から一部引き出される。側
部87は面90(第11図)が突出部76の面7
8と係合する迄作動面81に沿つて滑動する。第
12図に示すこの位置は蓋4の滑動運動の始まり
を示す。更に駆動装置の作動は連結要素を係合し
ている係合部材28に至り、それによつて又滑動
レール37及び図示の右方向のフツク状の突出部
76を経て連結している総ての要素に伝わる。蓋
4の開口移動の始まりの後直ちにフツク状の突出
部76の面85は阻止凹所82の外方の隅部86
と接触し、その結果移動が連続している間、連結
要素51は更に反時計方向に回動し、作動面81
は又側部87から離れ、作動面80は側部87と
係合する迄側部に接近する。突出部76はその時
は凹所82から外方に出る。連続する開口運動に
より、係合は係合部材28の隅部89を経て続
き、この隅部は突出部76の面78と係合する。
開口移動は滑動レール37の端部60が下方部分
11(第5図)の突出部16に係合する迄無限に
変化して続く。この位置は第2図に概略して示し
たように蓋4の最大の開口位置に対応する。蓋4
の移動中、ピニオン46はねじケーブル22によ
つて回転しない。何となれば、ピニオン46を支
持している滑動レール37はねじケーブル22と
同期して移動するからである。
図と関連して基本的に第11図乃至第13図を示
す。最初にこの目的の為に蓋4は第1図に示す閉
止位置にあるものとする。係合部材28は枠の前
方横方向の部分の所で破線のように略々第3図に
示す位置にある。操作クランクが移動と反対方向
の枠の横方向の要素内のねじケーブル22の移動
に対応する方向に回転すると、案内溝21内のラ
ツクがピニオン46を第3図の矢印88方向に駆
動するようにねじケーブル22は後方に移動し、
その結果ねじナツト45に十分ねじ込まれたねじ
ピン66は上昇して蓋4を扛上する。止め57と
58とによつて制限される上昇運動の終りで、係
合部材28は想像線で示された最初の位置から第
3図の破線で示す位置に移動する。この位置は又
第12図にも示される。第11図から係合部材2
8と連結要素51の相対位置が上昇運動が終了直
前か移動運動の直前である事が判る。駆動装置の
作動として左側から移動する係合部材28はその
隅部89で連結要素51の頂点79に隣接する右
方の作動面81と係合し、要素51をその円筒状
の短軸73のまわりに反時計方向に作動面81が
側部87と係合する迄回動する。フツク状の突出
部76は阻止凹所82から一部引き出される。側
部87は面90(第11図)が突出部76の面7
8と係合する迄作動面81に沿つて滑動する。第
12図に示すこの位置は蓋4の滑動運動の始まり
を示す。更に駆動装置の作動は連結要素を係合し
ている係合部材28に至り、それによつて又滑動
レール37及び図示の右方向のフツク状の突出部
76を経て連結している総ての要素に伝わる。蓋
4の開口移動の始まりの後直ちにフツク状の突出
部76の面85は阻止凹所82の外方の隅部86
と接触し、その結果移動が連続している間、連結
要素51は更に反時計方向に回動し、作動面81
は又側部87から離れ、作動面80は側部87と
係合する迄側部に接近する。突出部76はその時
は凹所82から外方に出る。連続する開口運動に
より、係合は係合部材28の隅部89を経て続
き、この隅部は突出部76の面78と係合する。
開口移動は滑動レール37の端部60が下方部分
11(第5図)の突出部16に係合する迄無限に
変化して続く。この位置は第2図に概略して示し
たように蓋4の最大の開口位置に対応する。蓋4
の移動中、ピニオン46はねじケーブル22によ
つて回転しない。何となれば、ピニオン46を支
持している滑動レール37はねじケーブル22と
同期して移動するからである。
上昇した蓋4を閉じるには、操作クランク33
を反対方向に回わす。その時はねじケーブル22
は第3図の左方向に移動する。閉止移動の始め
に、係合部材28は連結要素51の面77と78
との間を非常に短かい距離左方に移動し、係合部
材28右方の隅部89は面78から離れ、係合部
材28の左方の隅部91は突出部75の面77と
係合する。この時の各要素の位置を第13図に示
す。閉止移動中面77に左方の隅部91が係合す
る結果連結要素51及び蓋4の移動が続く。閉止
移動の終りに近く、突出部76はそれに作用する
ばね83の弾力により又連結要素51が軸73の
まわりに時計方向に回動することにより凹所82
内進入し、面85は凹所82の外方隅部86上を
滑る。更に作動面80は側部87から扛上し、作
動面81は側部87に係合する。その結果、突出
部75はその面77が係合部材28の左方隅部9
1から離れ、係合部材28は連結要素51に対し
て左方向に移動する。係合部材28の右側の隅部
89が頂点79に達すると、ばね83は突出部7
6を完全に凹所82内に押し込み、蓋4の移動運
動は終る。蓋4はその時前進位置にあるが、猶そ
の最大の上昇した位置にある。連結要素51と係
合部材28とは離れるから、作動クランク33の
回転作動は第3図の矢印92の方向にピニオン4
6を回転し、ねじピン66を再びねじナツト45
の方にまわし、従つて蓋4はその閉止位置に回転
し、蓋は第1図と第4図の位置に達する。第4図
に於て、ねじケーブル22は図面を簡単にする為
示さなかつた。下方部分11のルーフ枠は、垂直
方向下方の鍔6方向の縁に於て上方に向く固定鍔
93とこの固定鍔93の外方の壁と連続する下方
に向く固定鍔94を有する。固定鍔93と94と
は、その上に固定された縁の間隙シール5の為、
枠の総ての側部に延長する固定鍔を形成する。そ
の配置を第18図に示す。他の図に於ては間隙シ
ール5は図示の簡単の為示してない。間隙シール
を固定する為、このシールは固定鍔93のまわり
の対応する説明のなかつた溝と固定し、固定鍔9
4のまわりのフツク状の突出部95と係合する。
突出部95に於て、破線で示す部分96があり、
その部分は枠の下方部分11と自動車のルーフの
鍔7との間に係合した後、実線で示す形になる。
を反対方向に回わす。その時はねじケーブル22
は第3図の左方向に移動する。閉止移動の始め
に、係合部材28は連結要素51の面77と78
との間を非常に短かい距離左方に移動し、係合部
材28右方の隅部89は面78から離れ、係合部
材28の左方の隅部91は突出部75の面77と
係合する。この時の各要素の位置を第13図に示
す。閉止移動中面77に左方の隅部91が係合す
る結果連結要素51及び蓋4の移動が続く。閉止
移動の終りに近く、突出部76はそれに作用する
ばね83の弾力により又連結要素51が軸73の
まわりに時計方向に回動することにより凹所82
内進入し、面85は凹所82の外方隅部86上を
滑る。更に作動面80は側部87から扛上し、作
動面81は側部87に係合する。その結果、突出
部75はその面77が係合部材28の左方隅部9
1から離れ、係合部材28は連結要素51に対し
て左方向に移動する。係合部材28の右側の隅部
89が頂点79に達すると、ばね83は突出部7
6を完全に凹所82内に押し込み、蓋4の移動運
動は終る。蓋4はその時前進位置にあるが、猶そ
の最大の上昇した位置にある。連結要素51と係
合部材28とは離れるから、作動クランク33の
回転作動は第3図の矢印92の方向にピニオン4
6を回転し、ねじピン66を再びねじナツト45
の方にまわし、従つて蓋4はその閉止位置に回転
し、蓋は第1図と第4図の位置に達する。第4図
に於て、ねじケーブル22は図面を簡単にする為
示さなかつた。下方部分11のルーフ枠は、垂直
方向下方の鍔6方向の縁に於て上方に向く固定鍔
93とこの固定鍔93の外方の壁と連続する下方
に向く固定鍔94を有する。固定鍔93と94と
は、その上に固定された縁の間隙シール5の為、
枠の総ての側部に延長する固定鍔を形成する。そ
の配置を第18図に示す。他の図に於ては間隙シ
ール5は図示の簡単の為示してない。間隙シール
を固定する為、このシールは固定鍔93のまわり
の対応する説明のなかつた溝と固定し、固定鍔9
4のまわりのフツク状の突出部95と係合する。
突出部95に於て、破線で示す部分96があり、
その部分は枠の下方部分11と自動車のルーフの
鍔7との間に係合した後、実線で示す形になる。
縁の間隙シールは自立し得る孔の形状をなし、
固定鍔93,94とルーフ枠の下方部分11方向
の壁97と98とは、厚い壁を形成している。壁
98は下方に向く傾斜突出部99を有し、この突
出部は水の溝12の外方の横方向の壁と係合す
る。壁97はテーパ状のシール舌片100で終
り、組立てられた状態に於ては自動車のルーフ2
上にシール状態で係合し分解状態では略略破線で
示した位置をとる。シール舌片100と突出部9
9とは外方の薄い壁部即ち容易に撓み得る壁部1
01と102で連結され、圧縮されない状態で
は、横断面で示すように屋根の形に外方に若干出
張つている。シール舌片100に連なる外方の屋
根の表面は風をよける面を形成し、シール舌片1
00から始まつて屋根104にむかつて上方に傾
斜している。屋根部分104は内方のルーフ面1
05に連なり、そこからシールリブ106が突出
している。薄い壁の部分97と98とは鈍角をな
し、薄い壁部101と102と共に凹所107を
形成している。弾性材料から成形された縁の間隙
シールは、第18図の想像線で示すように蓋が閉
じている時は想像線で示すような位置になる。各
外方の屋根面103は固定された屋根面2と蓋4
との面にあり、内方の屋根面は略々蓋4の下方に
あり、シールリブ106は蓋の縁に係合する。屋
根104はシール状態で蓋の縁面と係合する。上
昇運動、開口移動運動の間、縁の間隙シールは蓋
4によつてあいた部分に第18図の実線で示す位
置に上昇し、第2図に示すようにルーフが開いた
時、風をよけるような傾斜した外方のルーフ面1
03と総てのまわりに延びる風よけ装置を形成す
る。
固定鍔93,94とルーフ枠の下方部分11方向
の壁97と98とは、厚い壁を形成している。壁
98は下方に向く傾斜突出部99を有し、この突
出部は水の溝12の外方の横方向の壁と係合す
る。壁97はテーパ状のシール舌片100で終
り、組立てられた状態に於ては自動車のルーフ2
上にシール状態で係合し分解状態では略略破線で
示した位置をとる。シール舌片100と突出部9
9とは外方の薄い壁部即ち容易に撓み得る壁部1
01と102で連結され、圧縮されない状態で
は、横断面で示すように屋根の形に外方に若干出
張つている。シール舌片100に連なる外方の屋
根の表面は風をよける面を形成し、シール舌片1
00から始まつて屋根104にむかつて上方に傾
斜している。屋根部分104は内方のルーフ面1
05に連なり、そこからシールリブ106が突出
している。薄い壁の部分97と98とは鈍角をな
し、薄い壁部101と102と共に凹所107を
形成している。弾性材料から成形された縁の間隙
シールは、第18図の想像線で示すように蓋が閉
じている時は想像線で示すような位置になる。各
外方の屋根面103は固定された屋根面2と蓋4
との面にあり、内方の屋根面は略々蓋4の下方に
あり、シールリブ106は蓋の縁に係合する。屋
根104はシール状態で蓋の縁面と係合する。上
昇運動、開口移動運動の間、縁の間隙シールは蓋
4によつてあいた部分に第18図の実線で示す位
置に上昇し、第2図に示すようにルーフが開いた
時、風をよけるような傾斜した外方のルーフ面1
03と総てのまわりに延びる風よけ装置を形成す
る。
第3図と第17図に示すように、下方に傾斜し
た水抜きパイプ108がルーフ枠8の4つの隅部
に於て公知の手段で水溝12に連結される。
た水抜きパイプ108がルーフ枠8の4つの隅部
に於て公知の手段で水溝12に連結される。
第1図は閉じた滑動ルーフを有する自動車のル
ーフの斜視図、第2図は上昇且後方に最大に移動
した蓋を有する自動車の屋根の斜視図、第3図は
移動してない蓋を有する滑動ルーフの左側を削除
した平面図、第4図は第3図の−線に沿う断
面図、第5図は蓋が上昇し、且後方に最大に移動
した状態の第4図と同様の断面図、第6図は第3
図の−線に沿う断面図、第7図は第3図の
−線に沿う断面図、第8図は第3図の−線
に沿う断面図、第9図は第3図の−線に沿う
断面図、第10図は滑動ルーフの操作要素の展開
斜視図、第11図乃至第13図は連結要素、係合
部材と阻止凹所との間の係合状態の異なつた位置
に於ける切断・拡大図、第14図は滑動ルーフが
閉じた時の上昇装置と連結した位置に於ける上昇
レバの切断拡大断面図、第15図は蓋が上昇した
時の第14図と同様の断面図、第16図は第1図
の−線に沿う切断断面図、第17図は第
3図の−線に沿う断面図で第18図は第
2図の−線に沿う拡大断面図である。 4……蓋、22……ねじケーブル、28……係
合部材、37……滑動レール、42……上昇レ
バ、45……ねじナツト、51……連結要素、6
6……扛上要素、77,78,80,81……作
動面、82……静止阻止凹所。
ーフの斜視図、第2図は上昇且後方に最大に移動
した蓋を有する自動車の屋根の斜視図、第3図は
移動してない蓋を有する滑動ルーフの左側を削除
した平面図、第4図は第3図の−線に沿う断
面図、第5図は蓋が上昇し、且後方に最大に移動
した状態の第4図と同様の断面図、第6図は第3
図の−線に沿う断面図、第7図は第3図の
−線に沿う断面図、第8図は第3図の−線
に沿う断面図、第9図は第3図の−線に沿う
断面図、第10図は滑動ルーフの操作要素の展開
斜視図、第11図乃至第13図は連結要素、係合
部材と阻止凹所との間の係合状態の異なつた位置
に於ける切断・拡大図、第14図は滑動ルーフが
閉じた時の上昇装置と連結した位置に於ける上昇
レバの切断拡大断面図、第15図は蓋が上昇した
時の第14図と同様の断面図、第16図は第1図
の−線に沿う切断断面図、第17図は第
3図の−線に沿う断面図で第18図は第
2図の−線に沿う拡大断面図である。 4……蓋、22……ねじケーブル、28……係
合部材、37……滑動レール、42……上昇レ
バ、45……ねじナツト、51……連結要素、6
6……扛上要素、77,78,80,81……作
動面、82……静止阻止凹所。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ルーフの開口に組み込まれ、車の進行方向に
直交する方向に延びた水平軸のまわりに前方の縁
の部分に於て軸支され、車の進行方向に沿う案内
レールに滑動的に支持され、それによつて後方の
固定のルーフ面上に部分的に上昇した位置に移動
し且上昇した角度を維持する上昇し得る蓋と、こ
の蓋の各側部における支持部分に設けられ、移動
可能なねじで上下動する装置を有する上昇装置と
を有し、この上昇装置は前記ねじで上下動する装
置と係合し回転する事によりこの装置を上下動さ
せるねじナツトと、このねじナツトと一緒に回転
するピニオンと、移動によりピニオンを介してね
じナツトを回転させるねじケーブルとよりなるも
のであつて、蓋4を支持する為に、蓋の各側部に
案内レールと移動し得るように係合する滑動レー
ル37が設けられ、この滑動レールの前方の端部
は移動の方向に直角方向にむく水平軸により滑動
レールの方向に位置する上昇レバ42と回転し得
るよう連結されて居り、レバに蓋が固定され、滑
動レールの後端には上昇装置のねじナツト45が
垂直軸のまわりに回転し得るよう軸支され、上昇
装置のねじピン66が上昇レバに連結され、滑動
レール37上に連結要素51が枢着され、連結要
素はねじケーブル22と連結された係合部材28
の動く通路内においてねじケーブルの方向にむく
フツク状の突出部75,76及びこれ等フツク状
の突出部には相互に対応する面77,78を設
け、これら2つの面の間には頂点79で鈍角な2
つの面80,81を有し、前記係合部材28と面
との関連で突出部76を蓋の前方位置においてル
ーフ枠8の上方部分13に設けられた阻止凹部8
2と係合する事を特徴とする自動車の滑動ルー
フ。 2 案内レールはルーフ開口3を包囲するルーフ
枠8の上方部分13として構成され、ルーフ枠8
はねじケーブル22,23の為の案内溝の領域内
に位置する水平面内にあり、前記案内レールは滑
動レール37用の案内軸受面35,36上に案内
リブ34を有し滑動レール37に設けられた案内
溝38に係合する特許請求の範囲第1項記載の自
動車の滑動ルーフ。 3 ルーフ枠8の上方部分13と下方部分11と
は一体に分離し得るように一体に形成された突出
部と凹部とにより連結され、下方部分11の周縁
の突出部16は上方部分13と総ての操作要素を
周縁の水用の溝から区画し、この水用の溝は下方
の部分内に一体に形成され且ルーフ開口と周縁の
突出部との間に位置する特許請求の範囲第2項記
載の自動車の滑動ルーフ。 4 ルーフ枠8の上方及び下方の部分13,11
とはプラスチツク材料で形成される特許請求の範
囲2項と3項記載の自動車の滑動ルーフ。 5 蓋4は弾性の高さ調節要素を介在して互いに
離間して位置する2つの位置で2つの上昇レバ4
2の各々に固定される特許請求の範囲1項乃至4
項記載の自動車の滑動ルーフ。 6 弾性の高さ調節要素は弾性材料のバツフアと
して構成され、その各々は蓋4に固定されたねじ
ピン61によつて作動しそのピンはレバ42の対
応する孔55を経て案内され、バツフアから遠い
側で上昇レバに対して係合する調節ナツト65を
有する特許請求の範囲5項記載の自動車の滑動ル
ーフ。 7 上昇装置のねじナツト45は回転的に対象の
外周を有し、滑動レール37の対応する孔44に
回転し得るよう挿入され、その下端にねじケーブ
ル22と係合し滑動レールに対して下方に係合す
る一体に形成されたピニオン46を有し、このピ
ニオンは孔に対する軸方向の動きに対してピニオ
ンと一体の円筒状のナツト45の上端を滑動レー
ル37の上面に固定する特許請求の範囲1乃至6
項記載の自動車の滑動ルーフ。 8 上昇装置の上昇要素はねじピン66であり、
ねじナツト45にねじこまれ、このピンの自由端
67は上昇レバ42の孔68を貫通しそれに自由
に回転しないように取りつけられる特許請求の範
囲1乃至7項記載の自動車の滑動ルーフ。 9 ねじピン66の自由端67は段付であり、上
昇レバ42の大径の孔68を経て小径の頚部71
で挿入され、頭部69を有し、この頭部69と上
昇レバ42との間の角運動が可能なようにこの頭
部は上昇レバに対して係合している特許請求の範
囲8項記載の自動車の滑動ルーフ。 10 上昇レバ42はこのレバに設けられた孔6
8の部分に球状のカツプの形をした凹所70を有
し、それに対して一側に於てねじピンの対応する
端面が係合し、他側に於て頭部69の対応する面
72が係合する特許請求の範囲9項記載の自動車
の滑動ルーフ。 11 上昇レバ42はその略中央部にこのレバに
対してフツク状に下方に突出した止め57を有
し、それに対応して滑動レールに前記止め57と
係合する止め58があり最大の上昇移動を制限し
ている特許請求の範囲1乃至10項記載の自動車
の滑動ルーフ。 12 連結要素51が静止阻止凹所82に係合す
る方向にばね負荷を受けている特許請求の範囲1
乃至11項記載の自動車の滑動ルーフ。 13 連結要素51は車の進行方向に直交する方
向に延びた水平軸のまわりに回転する滑動レール
37の対応する孔50に円筒状の短軸73で下方
から係合し、2つの腕状のレバが構成され、2つ
の端部の各々にねじケーブル22の方向にむかう
フツク状の突出部75,76を有し、この突出部
の互いに向いあう面77,78は長い矩形状の側
部の一方でねじケーブルに固定され且その側部は
ねじケーブルに平行な矩形状の係合部材28の動
く通路内にあり、その間に頂点で鈍角な2つの作
動面があり、その作動面の一方は連結要素が係合
部材と係合する時、連結要素の2つの回転位置に
於て係合部材の自由な長い矩形の側部87に対し
て係合する特許請求の範囲1項乃至12項記載の
自動車の滑動ルーフ。 14 2つのフツク状の突出部76は連結要素を
阻止する状態で阻止凹所82に係合する形をな
し、その一側面に係合面85を有し、それによつ
て連結要素51を回転する為蓋4の開口の方向に
ある阻止凹所の外方の隅部86と共働する特許請
求の範囲13項記載の自動車の滑動ルーフ。 15 阻止凹所82はルーフ枠8の上方部分13
内の蓋の各側部にある特許請求の範囲1乃至13
項記載の自動車の滑動ルーフ。 16 連結要素51にはあぶみ状のばね83が固
定され、このばねは少なくとも凹所82の反対側
で滑動方向に平行なルーフ枠の下方部分11に設
けられた凹所82に対向する上向きの突出面84
と係合する特許請求の範囲1項乃至15項記載の
自動車の滑動ルーフ。
Applications Claiming Priority (2)
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