JPH0210028Y2 - - Google Patents

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JPH0210028Y2
JPH0210028Y2 JP1983105921U JP10592183U JPH0210028Y2 JP H0210028 Y2 JPH0210028 Y2 JP H0210028Y2 JP 1983105921 U JP1983105921 U JP 1983105921U JP 10592183 U JP10592183 U JP 10592183U JP H0210028 Y2 JPH0210028 Y2 JP H0210028Y2
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JP
Japan
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muffler
side frame
vehicle body
exhaust system
supported
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JP1983105921U
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JPS6013821U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の排気装置、特にこれの車体への
支持構造の改良に関する。
車両用排気装置の車体への取付支持は、従来第
3図に示す如く成されていた。
即ち、第3図は従来例に係る排気装置の支持構
造を示す車両後部の部分平面図であり、同図に示
す如くマフラー3′は3点A′,B′,C′で車体側に
支持されており、そのうちの2点A′,C′は該マ
フラー3′の前、後面に固着されたブラケツト
4′,11′、車前のサイドフレーム101′に固
着されたブラケツト5′,12′及び各ブラケツト
4′,5′間、11′,12′間を夫々連結するマウ
ントラバー10′,10′を介して前記サイドフレ
ーム101′に取付支持され、残りの一点B′はブ
ラケツト6′,7′及びマウントラバー10′を介
して車体後部に固着された補強フレーム102′
に取付支持されている。
又フロントパイプ2a′はブラケツト8′及びマ
ウントラバー10′を介して図示の如く点D′にて
車体に取付支持されている。
このように従来の支持構造にては、マフラー
3′を3点A′,B′,C′で支持する関係上、補強フ
レーム102′を含めた支持部品点数が多くなり、
ために排気装置がコストアツプするという問題が
あつた。
本考案は斯かる問題を有効に解決すべく成され
たもので、その目的とする処は、支持部品点数の
削減、支持構造の単純化によりコストダウンが図
れ、支持剛性、振動等の面で有利な車両の排気装
置を提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、マフラーを
車体のサイドフレームの下方に、且つこれに対し
て斜めに配置し、該マフラーをこれの対角線上の
2点で前記サイドフレームに吊下げ支持したこと
をその要旨とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は本考案に係る排気装置を備える車両の
斜視図、第2図は同排気装置の車体への取付支持
構造を示す車両後部の部分平面図である。
第1図に示す四輪車両において、排気装置1は
車体下部中央に車体長さ方向に亘つて設けられて
おり、該装置1はエンジン燃焼室(図示せず)か
ら拝出される排気ガスを大気に導いて排出する排
気管2と、該排気管2の中間に介設されるマフラ
ー3とで構成される。
ところで、マフラー3の前面には第2図に示す
如くエンジン燃焼室から排出される排気ガスを該
マフラー3に導くフロントパイプ2aの入口端が
連結されており、後面には該マフラー3を通過し
て消音された排気ガスを大気中に排出するための
テイルパイプ2bの出口端が連結されており、該
テイルパイプ2bの他端は大気に開放されてい
る。
而して前記マフラー3は第2図に示す如く車体
の長手方向に延びるサイドフレーム101の下方
に、且つこれに対して斜めに配置されており、こ
れの前面の1点Aは該マフラー3に固着されたブ
ラケツト4、サイドフレーム101に固着された
ブラケツト5及び両ブラケツト4,5を連結する
マウントラバー10を介してサイドフレーム10
1に吊下げ支持されており、後面の前記支持点A
の対角線上の1点Bは同様にブラケツト6,7及
びマウントラバー10を介してサイドフレーム1
01に吊下げ支持されている。
又前記フロントパイプ2aの直角に折曲された
部分の1点Dはブラケツト8及びマウントラバー
10を介して車体に取付支持されている。
以上のようにマフラー3は剛性の高いサイドフ
レーム101に2点A,Bで支持されるため、第
3図に示す従来の3点A′,B′,C′で支持する方
式に比べて支持部品点数を減らすことができ、又
従来必要であつた補強フレーム102′不要とな
り、この結果、排気装置1の取付支持構造を単純
化することができ、延いてはこれのコストダウン
を図ることができる。
又本取付支持構造によれば、ブラケツト4乃至
8の長さを短縮することができ、これにより車体
振動のマフラー3への影響を緩和することができ
る。
更に第2図に示す如く支持点A,B,Dを結ん
で描かれる三角形ABDの内部にフロントパイプ
2aとマフラー3を含めた系の重心Gを位置せし
めることができ、この結果、支持バランスは良好
となり、支持剛性も向上せしめられる。
更に又マフラー3を斜めに配置したため、該マ
フラー3の後方に延出するテイルパイプ2bを第
2図に示す如く折曲することができ、これにより
該テイルパイプ2bの長さを余分に確保すること
ができ、このことは必要排気管長を確保する上で
有利となる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、マ
フラーを車体のサイドフレームの下方に、且つこ
れに対して斜めに配置し、該マフラーをこれの対
角線上の2点で前記サイドフレームに吊下げ支持
したため、支持部品点数の削減、支持構造の単純
化を図つて排気装置のコストダウンを実現するこ
とができ、支持剛性、振動等の面でも有利な排気
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は本考案に係る排気装置を備える車両の斜視
図、第2図は同排気装置の車体への取付支持構造
を示す車両後部の部分平面図、第3図は排気装置
の取付支持構造の従来例を示す車両後部の部分平
面図である。 尚図面中1は排気装置、2は排気管、2aはフ
ロントパイプ、2bはテイルパイプ、3はマフラ
ー、4乃至8はブラケツト、10はマウントラバ
ー、101はサイドフレーム、A,B,Dは支持
点、Gは重心である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マフラーを車体のサイドフレームの下方に、且
    つこれに対して斜めに配置し、該マフラーをこれ
    の対角線上の2点で前記サイドフレームに吊下げ
    支持したことを特徴とする車両の排気装置。
JP1983105921U 1983-07-07 1983-07-07 車両の排気装置 Granted JPS6013821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983105921U JPS6013821U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 車両の排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983105921U JPS6013821U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 車両の排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013821U JPS6013821U (ja) 1985-01-30
JPH0210028Y2 true JPH0210028Y2 (ja) 1990-03-13

Family

ID=30248083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983105921U Granted JPS6013821U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 車両の排気装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536349Y2 (ja) * 1990-11-30 1997-05-21 マツダ株式会社 自動車のサイレンサーマウント構造
JP4692232B2 (ja) * 2005-11-08 2011-06-01 トヨタ自動車株式会社 排気管構造
JP4715475B2 (ja) * 2005-11-30 2011-07-06 トヨタ自動車株式会社 排気系取付構造及び車両の組立方法
JP6414579B2 (ja) * 2016-10-14 2018-10-31 マツダ株式会社 排気消音器の支持構造

Also Published As

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JPS6013821U (ja) 1985-01-30

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