JPH06127278A - 四輪自動車の排気管の支持構造 - Google Patents

四輪自動車の排気管の支持構造

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Publication number
JPH06127278A
JPH06127278A JP12928691A JP12928691A JPH06127278A JP H06127278 A JPH06127278 A JP H06127278A JP 12928691 A JP12928691 A JP 12928691A JP 12928691 A JP12928691 A JP 12928691A JP H06127278 A JPH06127278 A JP H06127278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
exhaust pipe
tunnel side
hanger bracket
support structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12928691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Onoda
謙一 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH06127278A publication Critical patent/JPH06127278A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 四輪自動車の底面に設けられた溝状通路内に
配置される排気管の支持部の占有体積を小さくするとと
もに支持強度を高めた支持構造を提案する。 【構成】 溝状通路5の両内側面にトンネルサイドメン
バー7a,7bを設け、トンネルサイドメンバーに貫通
孔を設け、マフラーハンガーブラケット12をこの貫通
孔を通してマフラーハンガーブラケットの内部で固定
し、マフラー支持部材11をマフラーマウントゴム10
を介してマフラーハンガーブラケットで支持し、マフラ
ー支持部材で排気管1を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は四輪自動車の排気管の支
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】排気管の支持構造として従来から種々の
提案がなされている。例えば特公昭64−30889号
公報はその例である。図1は四輪自動車の排気管の支持
構造の他の例を概念的に示す斜視図である。排気管は図
示しないエンジンと消音器を連結するマフラー管1と、
消音器2と、消音器2からの排気ガスを空中に放出する
出口パイプ3から成る。マフラー管1は自動車のほぼ中
央を前後に走り、車体の下面で支持されている。
【0003】図2は従来技術による排気管の支持構造の
一例を示すための図1のX−X線断面図である。車体の
底面板4を略コ字形に上方に折曲げることにより形成し
た溝状通路5のほぼ中心部を、エンジンから後輪系に駆
動力を伝達するプロペラシャフト6がトンネルの長手方
向に走り、プロペラシャフト6の下方においてマフラー
管1がプロペラシャフト6と平行に支持されている。
【0004】マフラー管1は、溝状通路5の両内側面下
部に固定された断面が略コ字形のトンネルサイドメンバ
ー7a,7bの一方によって支持されている。すなわち
一方のトンネルサイドメンバー7aの外面に略L字形の
マフラーハンガーブラケット8が取付部材9を介して溶
接され、マフラーハンガーブラケット8は2つの貫通孔
を有するマフラーマウントゴム10の一方の貫通孔を貫
通することによりマフラーマウントゴム10を支持し、
マフラーマウントゴム10の他方の貫通孔をマフラー支
持部材11が貫通することによりマフラー支持部材11
は支持され、マフラー支持部材11がマフラー管1を下
から支持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すような従来
の技術においては、一方のトンネルサイドメンバー7a
とマフラーハンガーブラケットの間の溶接部Aが四輪自
動車の底面に露出している。また他方のトンネルサイド
メンバー7bとマフラー管1の間の間隙Bにおいて振動
による機械的干渉が発生しないように、空間的に十分に
余裕をもって設計しなければならない。本発明は、この
溶接部が底面に露出したり、機械的干渉が発生する可能
性が小さい排気管の支持構造を提案することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、四輪自動車
の排気管のエンジンと消音器を連結する部分であるマフ
ラー管を四輪自動車の底部に設けられた溝状通路内で支
持する排気管の支持構造において、上記溝状通路の両内
側面下部領域にそれぞれ断面略コ字形のトンネルサイド
メンバーの両脚部分が固定され、一方のトンネルサイド
メンバーの中央部に貫通孔が設けられ、該貫通孔を略L
字形状のマフラーハンガーブラケットが貫通し、該トン
ネルサイドメンバーと溝状通路の内側面で囲まれる空間
内で該マフラーハンガーブラケットの一辺がトンネルサ
イドメンバーに固定され、該マフラーハンガーブラケッ
トの他辺は2つの貫通孔を有するマフラーマウントゴム
の一方の貫通孔を貫通することによりマフラーマウント
ゴムを支持し、マフラーマウントゴムの他方の貫通孔を
マフラー支持部材が貫通することによりマフラー支持部
材がマフラーマウントゴムに支持され、マフラー支持部
材がマフラー管を支持することを特徴とする四輪自動車
の排気管の支持構造によって解決された。
【0007】
【作用】トンネルサイドメンバーと溝状通路の内側面で
囲まれる空間内でマフラーハンガーブラケットがトンネ
ルサイドメンバーに固定される構造であるので、従来技
術による溶接部が車体底面の外面に設けられていること
によるトラブルを回避することができる。またマフラー
ハンガーブラケットを短かくすることができるので、マ
フラー管と他方のトンネルサイドメンバーの間の間隙を
広くすることができ、マフラー管トンネルサイドメンバ
ーの間の機械的干渉を回避することもできる。
【0008】
【実施例】図3は本発明に係る四輪自動車の排気管の支
持構造の好ましい実施例を示すための図1のX−X線断
面図である。図4は図3の支持構造の一方のトンネルサ
イドメンバーとマフラーハンガーブラケットとマフラー
マウントゴムの部分の拡大された斜視図である。
【0009】溝状通路5の両内側面下部領域にそれぞれ
断面略コ字形のトンネルサイドメンバー7a,7bの両
脚部分が固定されている。一方のトンネルサイドメンバ
ー7aの中央部に貫通孔が設けられ、該貫通孔を略L字
形状のマフラーハンガーブラケット12が貫通してい
る。該トンネルサイドメンバー7aと溝状通路5の内側
面で囲まれる空間内Cで該トンネルサイドメンバー7a
に当て板13がスポット溶接あるいはアーク溶接によっ
て固定されている。該マフラーハンガーブラケット12
の一辺12aは該当て板12によってトンネルサイドメ
ンバー7aに固定されている。該マフラーハンガーブラ
ケット12の他辺12bは2つの貫通孔を有するマフラ
ーマウントゴム10の一方の貫通孔を貫通することによ
りマフラーマウントゴム10を支持している。マフラー
マウントゴム10の他方の貫通孔をマフラー支持部材1
1が貫通することによりマフラー支持部材11がマフラ
ーマウントゴム10に支持され、さらにマフラー支持部
材11がマフラー管1を支持している。なお、マフラー
ハンガーブラケットは当て板13を用いることなく、ト
ンネルサイドメンバーに直接固定することも可能であ
る。
【0010】
【発明の効果】
1) 排気管の支持構造の実効占有体積が小さくなるの
で、自動車のスペースレイアウト設計の自由度が高くな
り、特に室内空間を大きくすることができる。 2) マフラーハンガーブラケットがトンネルサイドメ
ンバーの貫通孔を通って固定されているので、支持強度
が大きくなり、小形化、軽量化を図ることができる。 3) 溶接部のサビ等が外から見えないので、外観が良
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】四輪自動車の排気管の支持構造を概念的に示す
斜視図である。
【図2】従来技術による排気管の支持構造の一例を示す
ための図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明に係る四輪自動車の排気管の支持構造の
好ましい実施例を示すための図1のX−X線断面図であ
る。
【図4】図3の支持構造の一方のトンネルサイドメンバ
ーとマフラーハンガーブラケットとマフラーマウントゴ
ムの部分の拡大された斜視図である。
【符号の説明】
1 マフラー管 2 消音器 3 出口パイプ 4 底面板 5 溝状通路 6 プロペラシャフト 7a,7b トンネルサイドメンバー 10 マフラーマウントゴム 11 マフラー支持部材 12 マフラーハンガーブラケット 13 当て板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四輪自動車の排気管のエンジンと消音器
    を連結する部分であるマフラー管を四輪自動車の底部に
    設けられた溝状通路内で支持する排気管の支持構造にお
    いて、上記溝状通路の両内側面下部領域にそれぞれ断面
    略コ字形のトンネルサイドメンバーの両脚部分が固定さ
    れ、一方のトンネルサイドメンバーの中央部に貫通孔が
    設けられ、該貫通孔を略L字形状のマフラーハンガーブ
    ラケットが貫通し、該トンネルサイドメンバーと溝状通
    路の内側面で囲まれる空間内で該マフラーハンガーブラ
    ケットの一辺がトンネルサイドメンバーに固定され、該
    マフラーハンガーブラケットの他辺は2つの貫通孔を有
    するマフラーマウントゴムの一方の貫通孔を貫通するこ
    とによりマフラーマウントゴムを支持し、マフラーマウ
    ントゴムの他方の貫通孔をマフラー支持部材が貫通する
    ことによりマフラー支持部材がマフラーマウントゴムに
    支持され、マフラー支持部材がマフラー管を支持するこ
    とを特徴とする四輪自動車の排気管の支持構造。
JP12928691A 1991-05-31 1991-05-31 四輪自動車の排気管の支持構造 Pending JPH06127278A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004042774A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Honda Motor Co Ltd 車両におけるプロペラシャフトの落下防止装置
JP2006144693A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Mazda Motor Corp エンジンの排気装置
JP2013154731A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Mazda Motor Corp 車両の下部車体構造
JP2020104537A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 ダイハツ工業株式会社 排気管保持構造

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