JP3907435B2 - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消音器の容量を大きくした場合でも、車幅を抑え、車体後部をコンパクトに構成するのに好適な自動二輪車の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体後部で後輪の上方に左右一対の消音器を配置した自動二輪車が知られている。このような自動二輪車の排気装置を開示したものとしては、例えば、特開平5−77776号公報「自動二輪車の物入れ」があり、この公報の図4には、エンジンから後方に延びる排気管17,17(符号については、同公報に記載されているものを使用した。以下同様。)にそれぞれ車体後部で排気消音器18を連結し、これらの排気消音器18,18をリヤカウル部24で覆った自動二輪車が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した排気消音器18は、前部が後部より車体側方に位置するように傾斜させたものであるため、リヤカウル部24は、排気消音器18の前部近傍で車体側方に大きく膨らみ、車幅が大きくなる。排気騒音の低減効果を高めるために排気消音器18の容積を増せば、車幅は更に大きくなる。
【0004】
そこで、本発明の目的は、自動二輪車の排気装置を改良することで、消音器の容量を大きくした場合でも車幅を抑えることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、エンジンから後方へ延ばした排気管を左右一対の消音器に連結し、これらの消音器をリヤカウルで覆った自動二輪車において、消音器を、車体長手中心軸に平行な平行部と、この平行部から後方へ延びるとともに車体長手中心軸に徐々に近づく傾斜部とから構成するとともに車体後方斜め上方に延ばし、車体長手中心軸に対称に配置された左右の消音器の外形にほぼ沿うようにリヤカウルを被せ、左右の平行部を、後輪の車軸上方に配置するとともに車幅方向で後輪より外側に配置し、平行部の断面を、三角形状とし、その三角形の一辺を鉛直線に平行にするとともに他の二辺よりも車体内側に配置し、傾斜部を、平面視で車軸よりも後方で車体内側に傾斜させたことを特徴とする。
【0006】
消音器の容量を大きくした場合でも、消音器の平行部を後輪の最上昇位置に近接させるように配置することで、消音器と後輪との干渉を防止しつつ平行部をより車体内側へ寄せることができ、リヤカウルの側方への突出量を小さくして車幅を抑えることができる。
【0007】
請求項2は、メインフレームの後部上部に、後方に延びる一本のシートレールの前端を取付け、メインフレームの後部下部に、後方斜め上方に延びる左右一対のサブパイプの前端をそれぞれ取付け、これらのサブパイプをそれぞれ、平面視でシートレールに平行な平行パイプ部と、この平行パイプ部からシートレール側に近づけられた傾斜パイプ部と、この傾斜パイプ部の後端から後方に延びてシートレールに取付けられた取付パイプ部とから構成し、平行パイプ部より後方に消音器の傾斜部が位置することを特徴とする。
【0008】
サブパイプが、車体内側に傾斜する傾斜パイプ部を有するので、消音器が車体内側に傾斜するのをサブパイプが邪魔しない。そのため、消音器をより一層車体内側に寄せることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11から後方且つやや下方にメインフレーム12,12(奥側のメインフレーム12は不図示)を延ばし、これらのメインフレーム12,12の下部にV型のエンジン13を取付け、このエンジン13の前側のシリンダヘッド14から排気管15,16を後方へ延ばし、これらの排気管15,16を一つに集合させた後に排気管としての集合部17に連結し、この集合部17から排気管18を立上げて後輪21の上方に配置した左右の消音器22,23(奥側の消音器23は不図示)に連結し、エンジン13の後側のシリンダヘッド25から後方へ排気管26,27を延ばし、これらの排気管26,27を一つに集合させた後に前述の集合部17に連結し、メインフレーム12,12の後部上部から後方斜め上方へシートレール28を延ばし、このシートレール28にメインフレーム12,12の後部下部から後方斜め上方へ延ばしたサブパイプ31,31(奥側のサブパイプ31は不図示)の中間部及び後端を取付けた車両である。
【0010】
ここで、35はエンジン13の後部に一体的に設けたミッションケース、36はミッションケース35にスイング可能に取付けたスイングアーム、37はスイングアーム36の前部下部及びミッションケース35にリンク装置38を介して下端を連結するとともに上端をメインフレーム12,12の後部に連結したリヤクッションユニット、41はメインフレーム12,12の上部に取付けた燃料タンク、42は燃料タンク41の下部に設けた吸気ボックス、43はシートレール28上に取付けたタンデムシート(44は運転者用シート、45は同乗者用シート)、46,46(奥側の符号46は不図示)は同乗者が掴まるグラブレール、47は消音器22,23を覆うリヤカウル、48はリヤフェンダ、49はテールランプ、51はフロントフォーク、52は前輪、53はフロントフェンダ、54はフロントカウル、55はハンドルである。
【0011】
図2は本発明に係る自動二輪車の平面図であり、エンジン13(図1参照)の前側の各気筒から排気管15,16を後方へ延ばし、エンジン13の後側の各気筒から排気管26,27を後方へ延ばし、排気管18を左右の消音器22,23に連結したことを示す。
【0012】
グラブレール46,46は、消音器22,23よりも車体側方へ突出するため、例えば、車体後部の側方から車体に何等かの外力が作用しても、グラブレール46,46によって、その外力が直接に消音器22,23に作用するのを防止することができる。
【0013】
上記した排気管15,16、排気管26,27、集合部17(図1参照)、排気管18及び消音器22,23は、排気装置60を構成するものである。
【0014】
図3は本発明に係る排気装置を説明する車体後部の平面図であり、排気管18は、前側に設けた排気管前部61と、この排気管前部61から右側の消音器23に接続する右側接続部62と、この右側接続部62と左側の消音器22とを連結する連結部63とからなる。
【0015】
消音器22は、自動二輪車10(図1参照)の車体長手中心軸65に平行な平行部66と、この平行部66から車体後方へ延ばすとともに車体長手中心軸65に徐々に近づけた傾斜部67とからなる。なお、71は平行部66の長手中心軸であり、車体長手中心軸65に平行にした軸である。72は傾斜部67の長手中心軸であり、車体長手中心軸65に対して角度θだけ傾けた軸である。
【0016】
消音器23は、車体長手中心軸65に対して消音器22と対称な形状にした部材であり、平行部74及び傾斜部75からなる。なお、76は平行部74の長手中心軸、77は傾斜部75の長手中心軸であり、長手中心軸76は車体長手中心軸65に平行にした軸、長手中心軸77は車体長手中心軸65に対して角度θだけ傾けた軸である。
上記した平行部66,74は、後輪21の車軸80の上方に配置した部分であり、後輪21が車体に対して上昇したときに後輪21の上部と干渉しないように留意する部分である。
【0017】
リヤカウル47は、タンデムシート43(図1参照)の両側部及び後部の下方に配置した部材であり、消音器22,23の平行部66,74の側方位置で車幅としての最大幅Bとなり、この位置より後方では縁部47a,47bは後方にいくにつれて傾斜部67,75にほぼ沿って先すぼまりとなる。
【0018】
図4は本発明に係る排気装置の配置を説明する側面図であり、左右の消音器22,23(消音器23は不図示)を連結する連結部63(図3も参照)を、タンデムシート43における運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方に配置したことを示す。なお、82は車体に対して最も上昇した後輪21の位置、即ち最上昇位置である。
【0019】
タンデムシート43は、下部に設けた底板43aの運転者用シート44と同乗者用シート45との間の位置に窪み部43bを形成し、この窪み部43bの底と連結部63とを所定クリアランスCだけ隔てた部材である。
消音器22,23は、運転者用シート44の後方、即ち、乗車した運転者83よりも後方に位置する。
【0020】
このように、連結部63を運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方に配置したことにより、タンデムシート43と連結部63とを所定クリアランスCだけ離すことができるとともに、後輪21が車体に対して上昇する際の後輪21の移動距離を確保することができる。更に、運転者用シート44及び同乗者用シート45のクッション材43cの厚さを確保することができ、運転者用シート44及び同乗者用シート45のクッション性は損なわれない。
【0021】
図5は本発明に係る排気装置を説明する背面図であり、背面から見た後輪21の最上昇位置84に対して、消音器22の平行部66及び排気管23の平行部74を側方へそれぞれ距離D1及び距離D2(D2=D1でもよい。)だけ離し、リヤカウル47の側部を消音器22,23の側面に回り込ませるように形成したことを示す。
【0022】
図6(a),(b)は本発明に係る消音器を説明する説明図であり、(a)は図4の6矢視図、(b)は消音器22の縦断面図である。
(a)において、消音器22は、通常の円形とは異なる外形形状(おむすび形)を有する部材であり、外壁22aを内壁部22bと、上部傾斜壁部22cと、外側傾斜壁部22dとから構成し、上部傾斜壁部22cにシートレール28(図1参照)に取付けるための取付け部86を設け、外側傾斜壁部22dに遮熱板87(図1参照)を取付けるための遮熱板取付け部88を設けたものである。なお、91,92はテールパイプである。
【0023】
(b)において、消音器22((a)参照)の縦断面を三角形に見立てたときに、内壁部22bの断面を、鉛直線94に平行な第1の辺95、上部傾斜壁部22cの断面を、第1の辺95の上端から車体の側方へ延びる第2の辺96、外側傾斜壁部22dの断面を、第2の辺96の先端と第1の辺95の下端とを繋ぐ第3の辺97とすることができる。なお、消音器23(図5参照)の構造は、上記(a),(b)で説明した消音器22の構造と同様である。
【0024】
以上の図1及び図3で説明したように、本発明は、エンジン13から後方へ延ばした排気管15,16,26,27、集合部17及び排気管18を左右一対の消音器22,23に連結し、これらの消音器22,23をリヤカウル47で覆った自動二輪車10において、消音器22,23は、車体長手中心軸65に平行な平行部66,74と、これらの平行部66,74から後方へ延びるとともに車体長手中心軸65に徐々に近づく傾斜部67,75とから構成し、車体長手中心軸65に対称に配置した左右の消音器22,23の外形にほぼ沿うようにリヤカウル47を被せたことを特徴とする。
【0025】
排気騒音の低減効果を高めるために消音器22,23の容量を大きくした場合でも、消音器22,23の平行部66,74を後輪21の最上昇位置82に近接するように配置したことで、消音器22,23と後輪21との干渉を防止しつつ平行部66,74をより車体内側へ寄せることができ、リヤカウル47が側方へ突出する突出量を小さくしてリヤカウル47の最大幅Bを抑えることができる。
また、傾斜部67,75を設けることで消音器22,23をリヤカウル47内にほぼ収めることができて車体後部をコンパクトに構成することができる。
【0026】
図7は本発明に係る自動二輪車の要部側面図であり、メインフレーム12,12の後部に設けた上部突出部12a,12aに略S字状のシートレール28の前端を取付け、メインフレーム12,12の後部下部に略S字状のサブパイプ31,31のそれぞれの前端を取付け、これらのサブパイプ31,31の中間部をシートレール28の中間部に取付けるとともに、サブパイプ31,31の後端をシートレール28の後端部に更に取付けたことを示す。
【0027】
このように、シートレール28とサブパイプ31,31とをメインフレーム12,12に対して高低差を付けて取付けることで、メインフレーム12,12とシートレール28とサブパイプ31,31とで三角形状フレーム101を形成することができ、更に、シートレール28の中間部とサブパイプ31,31の中間部とを連結し、シートレール28の後端部とサブパイプ31,31の後端とを連結するために、シートレール28の前半部に加えてシートレール28の後半部の剛性を高めることができる。
【0028】
従って、このような構造で運転者及び同乗者が乗車したタンデムシート43、容量を大きくした消音器22,23及びその他の部品の重量を十分に支えることができる。
【0029】
図8は図7の8矢視図であり、シートレール及びサブパイプを説明する図である。
シートレール28は、この方向から見た状態では、真直に後方へ延びる断面矩形状の部材であり、後端部に、消音器22,23(図5参照)、図示せぬテールランプを取付けたりリヤカウル47(図5参照)を介してグラブレール46,46(図2参照)を取付けるためのブラケット103,104,105を取付けたものである。
【0030】
サブパイプ31は、この方向から見た状態ではシートレール28に平行な平行パイプ部107と、この平行パイプ部107からシートレール28側に近づけた傾斜パイプ部108と、シートレール28の側面に取付けた取付パイプ部111とからなり、平行パイプ部107の後端をシートレール28に貫通させて取付けたクロスパイプ113に取付けた部材である。なお、115はシートレール28をメインフレーム12,12(図7参照)に取付けるためのメインフレーム取付け部である。
【0031】
尚、本発明では、消音器を平行部と傾斜部とから構成したが、これに限らず、車体後方ほど車体長手中心軸に除々に近づく湾曲部(この湾曲部は車体側方に凸にした形状又は車体側方に凹にした形状でもよい。)を平行部に連結した消音器でもよいし、消音器全体をリヤカウルの縁部に沿って車体側方に凸に湾曲させたものでもよい。更に、消音器全体を、前部は車体側方に凸にした形状とし、後部は車体側方に凹にした形状の略S字状部材としてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の自動二輪車の排気装置は、消音器を、車体長手中心軸に平行な平行部と、この平行部から後方へ延びるとともに車体長手中心軸に徐々に近づく傾斜部とから構成するとともに車体後方斜め上方に延ばし、車体長手中心軸に対称に配置された左右の消音器の外形にほぼ沿うようにリヤカウルを被せ、左右の平行部を、後輪の車軸上方に配置するとともに車幅方向で後輪より外側に配置し、平行部の断面を、三角形状とし、その三角形の一辺を鉛直線に平行にするとともに他の二辺よりも車体内側に配置し、傾斜部を、平面視で車軸よりも後方で車体内側に傾斜させたので、消音器の容量を大きくした場合でも、消音器の平行部を後輪の最上昇位置に近接させるように配置することで、消音器と後輪との干渉を防止しつつ平行部をより車体内側へ寄せることができ、リヤカウルの側方への突出量を小さくして車幅を抑えることができる。
【0033】
請求項2の自動二輪車の排気装置は、メインフレームの後部上部に、後方に延びる一本のシートレールの前端を取付け、メインフレームの後部下部に、後方斜め上方に延びる左右一対のサブパイプの前端をそれぞれ取付け、これらのサブパイプをそれぞれ、平面視でシートレールに平行な平行パイプ部と、この平行パイプ部からシートレール側に近づけられた傾斜パイプ部と、この傾斜パイプ部の後端から後方に延びてシートレールに取付けられた取付パイプ部とから構成し、平行パイプ部より後方に消音器の傾斜部が位置するので、消音器が車体内側に傾斜するのをサブパイプが邪魔しない。そのため、消音器をより一層車体内側に寄せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】 本発明に係る自動二輪車の平面図
【図3】 本発明に係る排気装置を説明する車体後部の平面図
【図4】 本発明に係る排気装置の配置を説明する側面図
【図5】 本発明に係る排気装置を説明する背面図
【図6】 本発明に係る消音器を説明する説明図
【図7】 本発明に係る自動二輪車の要部側面図
【図8】 図7の8矢視図
【符号の説明】
10…自動二輪車、12…メインフレーム、13…エンジン、15,16,17,18,26,27…排気管、21…後輪、22,23…消音器、28…シートレール、31…サブパイプ、47…リヤカウル、60…排気装置、65…車体長手中心軸、66,74…平行部、67,75…傾斜部、80…後輪の車軸、94…鉛直線、95…一辺(第1の辺)、96,97…他の二辺(第2の辺、第3の辺)、107…平行パイプ部、108…傾斜パイプ部、111…取付パイプ部

Claims (2)

  1. エンジンから後方へ延ばした排気管を左右一対の消音器に連結し、これらの消音器をリヤカウルで覆った自動二輪車において、
    前記消音器は、車体長手中心軸に平行な平行部と、この平行部から後方へ延びるとともに車体長手中心軸に徐々に近づく傾斜部とから構成されるとともに車体後方斜め上方に延び、
    前記車体長手中心軸に対称に配置された左右の消音器の外形にほぼ沿うように前記リヤカウルを被せ
    前記左右の平行部は、後輪の車軸上方に位置するとともに車幅方向で後輪より外側に位置し、
    前記平行部の断面は、三角形状を成し、その三角形の一辺が鉛直線に平行であるとともに他の二辺よりも車体内側に配置され、
    前記傾斜部は、平面視で前記車軸よりも後方で車体内側に傾斜することを特徴とする自動二輪車の排気装置。
  2. メインフレームの後部上部に、後方に延びる一本のシートレールの前端を取付け、前記メインフレームの後部下部に、後方斜め上方に延びる左右一対のサブパイプの前端をそれぞれ取付け、これらのサブパイプをそれぞれ、平面視でシートレールに平行な平行パイプ部と、この平行パイプ部からシートレール側に近づけられた傾斜パイプ部と、この傾斜パイプ部の後端から後方に延びてシートレールに取付けられた取付パイプ部とから構成し、前記平行パイプ部より後方に前記消音器の傾斜部が位置することを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の排気装置。
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