JP3938481B2 - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートのクッション性、後輪の上下移動量を犠牲にすることなしに、排気装置の重量を低減するための自動二輪車の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体後部に左右一対の消音器を配置した自動二輪車の排気装置としては、例えば、(1)特開平5−77776号公報「自動二輪車の物入れ」、(2)特開昭59−49313号公報「自動二輪車の排気装置」に記載されたものが知られている。
【0003】
上記公報(1)の図1及び図4には、エンジン11(符号については、同公報に記載されているものを使用した。以下同様。)の後方に排気管14,15を延ばし、これらの排気管14,15を集合チャンバ16に接続し、この集合チャンバ16から左右の上方に排気管17,17を延ばし、これらの排気管17,17に左右に配置した排気消音器18,18をそれぞれ接続した自動二輪車が記載されている。
【0004】
上記公報(2)の図1及び図2には、エンジン7の前部シリンダ7aから後方へ排気管14を延ばし、この排気管14にマフラ15を接続し、エンジン7の後部シリンダ7bから後方へ排気管16を延ばし、この排気管16に延長管18を介してマフラ17を接続し、マフラ15の前部とマフラ17の前部との間を連通管23で連通させた自動二輪車が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、上記公報(1)において、排気管17,17を、排気消音器18,18の直前の位置にて、上記公報(2)に示された連通管(連通管23)で連通させれば、排気管17を1本にすることが可能になって重量を低減できるが、連通管を排気消音器18,18の直前のシート9下方に配置すると、シート9のクッション材が薄くなり、クッション性が悪くなって、乗り心地を損なうことになる。
【0006】
そこで、排気管17及び排気消音器18,18と共に連通管の位置を下げれば、シート9のクッション材を薄くしなくてもよいが、これらの排気管17及び排気消音器18,18、連通管に後輪7が干渉しないように後輪7の上下移動量を小さくする必要がある。これでは、リヤサスペンションの能力を発揮できない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、自動二輪車の排気装置の構造を改良することで、シートのクッション性、後輪の上下移動量を犠牲にすることなしに、排気装置の重量を低減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、エンジンから後方へ延ばした排気管をタンデムシートの下方で左右一対の消音器に連結する自動二輪車において、排気管を消音器に向う途中で第1の分岐管と第2の分岐管とに分岐し、第1の分岐管を一方の消音器に連結し、第2の分岐管を、タンデムシートを構成する運転者用シートと同乗者用シートとの間の下部に形成された窪み部の下方を介して他方の消音器に連結したことを特徴とする。
【0009】
第2の分岐管を運転者用シートと同乗者用シートとの間の下方を介して他方の消音器に連結し、例えば、運転者用シートと同乗者用シートとの間のシート底面に第2の分岐管を逃げる窪み部を形成することで、第2の分岐管をシート側に近接させることができ、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション材の厚さを小さくしなくてもよく、しかも後輪の上下移動量を確保することができ、シートのクッション性及び後輪の上下移動量を犠牲にすることなしに、消音器の前方で排気管を一本にすることによる排気装置の重量低減を図ることができる。
【0010】
請求項2は、窪み部の底と第2の分岐管とを所定クリアランスだけ隔てたことを特徴とする。
後輪が車体に対して上昇する際の後輪の移動距離を確保することができる。更に、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション材の厚さを確保することができ、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション性は損なわれない。
【0011】
請求項3は、エンジンから複数の排気管を延ばし、これらの複数の排気管を集合させた後に後輪の前方にて1本の排気管として立上げ、この1本の排気管から第1の分岐管と第2の分岐管とに分岐したことを特徴とする。
従来のように後輪の前方にて排気管を2本立上げたのに比べて、本発明では、排気管を1本立上げるだけで済み、排気装置の重量を低減することができる。
【0012】
請求項4は、第2の分岐管を、上下に偏平にしたことを特徴とする。
後輪の上下移動量やタンデムシートのクッション材の厚さをより大きくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11から後方且つやや下方にメインフレーム12,12(奥側のメインフレーム12は不図示)を延ばし、これらのメインフレーム12,12の下部にV型のエンジン13を取付け、このエンジン13の前側のシリンダヘッド14から排気管15,16を後方へ延ばし、これらの排気管15,16を一つに集合させた後に排気管としての集合部17に連結し、この集合部17から排気管18を立上げて後輪21の上方に配置した左右の消音器22,23(奥側の消音器23は不図示)に連結し、エンジン13の後側のシリンダヘッド25から後方へ排気管26,27を延ばし、これらの排気管26,27を一つに集合させた後に前述の集合部17に連結し、メインフレーム12,12の後部上部から後方斜め上方へシートレール28を延ばし、このシートレール28にメインフレーム12,12の後部下部から後方斜め上方へ延ばしたサブパイプ31,31(奥側のサブパイプ31は不図示)の中間部及び後端を取付けた車両である。
【0014】
ここで、35はエンジン13の後部に一体的に設けたミッションケース、36はミッションケース35にスイング可能に取付けたスイングアーム、37はスイングアーム36の前部下部及びミッションケース35にリンク装置38を介して下端を連結するとともに上端をメインフレーム12,12の後部に連結したリヤクッションユニット、41はメインフレーム12,12の上部に取付けた燃料タンク、42は燃料タンク41の下部に設けた吸気ボックス、43はシートレール28上に取付けたタンデムシート(44は運転者用シート、45は同乗者用シート)、46,46(奥側の符号46は不図示)は同乗者が掴まるグラブレール、47は消音器22,23を覆うリヤカウル、48はリヤフェンダ、49はテールランプ、51はフロントフォーク、52は前輪、53はフロントフェンダ、54はフロントカウル、55はハンドルである。
【0015】
図2は本発明に係る自動二輪車の平面図であり、エンジン13(図1参照)の前側の各気筒から排気管15,16を後方へ延ばし、エンジン13の後側の各気筒から排気管26,27を後方へ延ばし、排気管18を左右の消音器22,23に連結したことを示す。
【0016】
グラブレール46,46は、消音器22,23よりも車体側方へ突出するため、例えば、車体後部の側方から車体に何等かの外力が作用しても、グラブレール46,46によって、その外力が直接に消音器22,23に作用するのを防止することができる。
【0017】
上記した排気管15,16、排気管26,27、集合部17(図1参照)、排気管18及び消音器22,23は、排気装置60を構成するものである。
【0018】
図3は本発明に係る排気装置を説明する車体後部の平面図であり、排気管18は、前側に設けた排気管前部61と、この排気管前部61から右側の消音器23に接続する右側接続部62と、この右側接続部62と左側の消音器22とを連結する連結部63とからなる。
【0019】
消音器22は、自動二輪車10(図1参照)の車体長手中心軸65に平行な平行部66と、この平行部66から車体後方へ延ばすとともに車体長手中心軸65に徐々に近づけた傾斜部67とからなる。なお、71は平行部66の長手中心軸であり、車体長手中心軸65に平行にした軸である。72は傾斜部67の長手中心軸であり、車体長手中心軸65に対して角度θだけ傾けた軸である。
【0020】
消音器23は、車体長手中心軸65に対して消音器22と対称な形状にした部材であり、平行部74及び傾斜部75からなる。なお、76は平行部74の長手中心軸、77は傾斜部75の長手中心軸であり、長手中心軸76は車体長手中心軸65に平行にした軸、長手中心軸77は車体長手中心軸65に対して角度θだけ傾けた軸である。
上記した平行部66,74は、後輪21の車軸80の上方に配置した部分であり、後輪21が車体に対して上昇したときに後輪21の上部と干渉しないように留意する部分である。
【0021】
リヤカウル47は、タンデムシート43(図1参照)の両側部及び後部の下方に配置した部材であり、消音器22,23の平行部66,74の側方位置で車幅としての最大幅Bとなり、この位置より後方では縁部47a,47bは後方にいくにつれて傾斜部67,75にほぼ沿って先すぼまりとなる。
【0022】
図4は本発明に係る排気装置の配置を説明する側面図であり、左右の消音器22,23(消音器23は不図示)を連結する連結部63(図3も参照)を、タンデムシート43における運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方に配置したことを示す。なお、82は車体に対して最も上昇した後輪21の位置、即ち最上昇位置である。
【0023】
タンデムシート43は、下部に設けた底板43aの運転者用シート44と同乗者用シート45との間の位置に窪み部43bを形成し、この窪み部43bの底と連結部63とを所定クリアランスCだけ隔てた部材である。
消音器22,23は、運転者用シート44の後方、即ち、乗車した運転者83よりも後方に位置する。
【0024】
このように、連結部63を運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方に配置したことにより、タンデムシート43と連結部63とを所定クリアランスCだけ離すことができるとともに、後輪21が車体に対して上昇する際の後輪21の移動距離を確保することができる。更に、運転者用シート44及び同乗者用シート45のクッション材43cの厚さを確保することができ、運転者用シート44及び同乗者用シート45のクッション性は損なわれない。
【0025】
図5は本発明に係る排気装置を説明する背面図であり、背面から見た後輪21の最上昇位置84に対して、消音器22の平行部66及び排気管23の平行部74を側方へそれぞれ距離D1及び距離D2(D2=D1でもよい。)だけ離し、リヤカウル47の側部を消音器22,23の側面に回り込ませるように形成したことを示す。
【0026】
また、排気管18の連結部63をタンデムシート43の直下に配置したことで、従来のように後輪の前方にて排気管を2本立上げたのに比べて、本発明では、排気管18の排気管前部61を1本立上げるだけで済み、排気装置60(図2参照)の重量を低減することができる。
【0027】
更に、連結部63は、後輪21の上下移動量やタンデムシート43(図4参照)のクッション材43c(図4参照)の厚さをより大きくするために、中央部付近を偏平にしたものである、即ち、図4に戻って、連結部63は、タンデムシート43の底板43aと連結部63とを所定クリアランスCだけ離した方向に偏平にしたものである。(即ち、連結部63において、図中の矢印Eの方向の径を、矢印Eの方向と直交する方向の径より小さくした。)
【0028】
図6(a),(b)は本発明に係る排気装置を構成する消音器を説明する説明図であり、(a)は図4の6矢視図、(b)は消音器22の縦断面図である。
(a)において、消音器22は、通常の円形とは異なる外形形状(おむすび形)を有する部材であり、外壁22aを内壁部22bと、上部傾斜壁部22cと、外側傾斜壁部22dとから構成し、上部傾斜壁部22cにシートレール28(図1参照)に取付けるための取付け部86を設け、外側傾斜壁部22dに遮熱板87(図1参照)を取付けるための遮熱板取付け部88を設けたものである。なお、91,92はテールパイプである。
【0029】
(b)において、消音器22((a)参照)の縦断面を三角形に見立てたときに、内壁部22bの断面を、鉛直線94に平行な第1の辺95、上部傾斜壁部22cの断面を、第1の辺95の上端から車体の側方へ延びる第2の辺96、外側傾斜壁部22dの断面を、第2の辺96の先端と第1の辺95の下端とを繋ぐ第3の辺97とすることができる。なお、消音器23(図5参照)の構造は、上記(a),(b)で説明した消音器22の構造と同様である。
【0030】
図7は本発明に係る自動二輪車の要部側面図であり、メインフレーム12,12の後部に設けた上部突出部12a,12aに略S字状のシートレール28の前端を取付け、メインフレーム12,12の後部下部に略S字状のサブパイプ31,31のそれぞれの前端を取付け、これらのサブパイプ31,31の中間部をシートレール28の中間部に取付けるとともに、サブパイプ31,31の後端をシートレール28の後端部に更に取付けたことを示す。
【0031】
このように、シートレール28とサブパイプ31,31とをメインフレーム12,12に対して高低差を付けて取付けることで、メインフレーム12,12とシートレール28とサブパイプ31,31とで三角形状フレーム101を形成することができ、更に、シートレール28の中間部とサブパイプ31,31の中間部とを連結し、シートレール28の後端部とサブパイプ31,31の後端とを連結するために、シートレール28の前半部に加えてシートレール28の後半部の剛性を高めることができる。
【0032】
従って、このような構造で運転者及び同乗者が乗車したタンデムシート43、容量を大きくした消音器22,23及びその他の部品の重量を十分に支えることができる。
【0033】
図8は図7の8矢視図であり、シートレール及びサブパイプを説明する図である。
シートレール28は、この方向から見た状態では、真直に後方へ延びる断面矩形状の部材であり、後端部に、消音器22,23(図5参照)、図示せぬテールランプを取付けたりリヤカウル47(図5参照)を介してグラブレール46,46(図2参照)を取付けるためのブラケット103,104,105を取付けたものである。
【0034】
サブパイプ31は、この方向から見た状態ではシートレール28に平行な平行パイプ部107と、この平行パイプ部107からシートレール28側に近づけた傾斜パイプ部108と、シートレール28の側面に取付けた取付パイプ部111とからなり、平行パイプ部107の後端をシートレール28に貫通させて取付けたクロスパイプ113に取付けた部材である。なお、115はシートレール28をメインフレーム12,12(図7参照)に取付けるためのメインフレーム取付け部である。
【0035】
以上の図1、図3及び図4で説明したように、本発明は、エンジン13から後方へ延ばした排気管15,16、集合部17、排気管18,26,27を左右一対の消音器22,23に連結する自動二輪車10において、排気管18を消音器22,23に向う途中で第1の分岐管としての右側接続部62と第2の分岐管としての連結部63とに分岐し、右側接続部62を一方の消音器23に連結し、連結部63を運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方を介して他方の消音器22に連結したことを特徴とする。
【0036】
連結部63を運転者用シート44と同乗者用シート45との間の下方を介して他方の消音器22に連結し、例えば、運転者用シート44と同乗者用シート45との間のタンデムシート43の底板43aに連結部63を逃げる窪み部43bを形成することで、連結部63をタンデムシート43側に近接させることができ、運転者用シート44及び同乗者用シート45のクッション材43cの厚さを小さくしなくてもよく、しかも後輪21の上下移動量を確保することができ、タンデムシート43のクッション性及び後輪21の上下移動量を犠牲にすることなしに、消音器22,23の前方で排気管18、詳しくは排気管前部61を一本にしたことによる排気装置60(図2参照)の重量低減を図ることができる。
【0037】
図4において、例えば、連結部63の位置を排気管18の排気管前部61の高さの中間位置に配置すると、連結部63とシート43、連結部63と後輪21の干渉は考慮しなくてもよくなるが、連結部63自体が長くなったり、連結部63から消音器22,23まで2本の管で連結することになり、排気装置60の重量低減効果は小さくなる。
【0038】
尚、本発明において、連結管をシート下面に沿って断面積を変えずに偏平にすれば、シート下面に連結管をより一層接近させることができ、後輪の上下移動量を増すことができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の自動二輪車の排気装置は、排気管を消音器に向う途中で第1の分岐管と第2の分岐管とに分岐し、第1の分岐管を一方の消音器に連結し、第2の分岐管を、タンデムシートを構成する運転者用シートと同乗者用シートとの間の下部に形成された窪み部の下方を介して他方の消音器に連結したので、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション材の厚さを小さくしなくてもよく、しかも後輪の上下移動量を確保することができ、シートのクッション性及び後輪の上下移動量を犠牲にすることなしに排気装置の重量低減を図ることができる。従って、自動二輪車を軽量にすることができる。
【0040】
請求項2の自動二輪車の排気装置は、窪み部の底と第2の分岐管とを所定クリアランスだけ隔てたので、後輪が車体に対して上昇する際の後輪の移動距離を確保することができる。更に、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション材の厚さを確保することができ、運転者用シート及び同乗者用シートのクッション性は損なわれない。
【0041】
請求項3の自動二輪車の排気装置は、エンジンから複数の排気管を延ばし、これらの複数の排気管を集合させた後に後輪の前方にて1本の排気管として立上げ、この1本の排気管から第1の分岐管と第2の分岐管とに分岐したので、従来のように後輪の前方にて排気管を2本立上げたのに比べて、本発明では、排気管を1本立上げるだけで済み、排気装置の重量を低減することができる。
【0042】
請求項4の自動二輪車の排気装置は、第2の分岐管を、上下に偏平にしたので、後輪の上下移動量やタンデムシートのクッション材の厚さをより大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】 本発明に係る自動二輪車の平面図
【図3】 本発明に係る排気装置を説明する車体後部の平面図
【図4】 本発明に係る排気装置の配置を説明する側面図
【図5】 本発明に係る排気装置を説明する背面図
【図6】 本発明に係る排気装置を構成する消音器を説明する説明図
【図7】 本発明に係る自動二輪車の要部側面図
【図8】 図7の8矢視図
【符号の説明】
10…自動二輪車、13…エンジン、15,16,17,18,26,27…排気管、21…後輪、22,23…消音器、43…タンデムシート、43b…窪み部、44…運転者用シート、45…同乗者用シート、60…排気装置、62…第1の分岐管(右側接続部)、63…第2の分岐管(連結部)、84…最上昇位置、C…所定クリアランス。
Claims (4)
- エンジンから後方へ延ばした排気管をタンデムシートの下方で左右一対の消音器に連結する自動二輪車において、
前記排気管を消音器に向う途中で第1の分岐管と第2の分岐管とに分岐し、第1の分岐管を一方の消音器に連結し、第2の分岐管を、前記タンデムシートを構成する運転者用シートと同乗者用シートとの間の下部に形成された窪み部の下方を介して他方の消音器に連結したことを特徴とする自動二輪車の排気装置。 - 前記窪み部の底と前記第2の分岐管とを所定クリアランスだけ隔てたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の排気装置。
- 前記エンジンから複数の排気管を延ばし、これらの複数の排気管を集合させた後に後輪の前方にて1本の排気管として立上げ、この1本の排気管から前記第1の分岐管と前記第2の分岐管とに分岐したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の排気装置。
- 前記第2の分岐管は、上下に偏平であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車の配置装置。
Priority Applications (6)
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