JPH0747978A - アクスルビーム式サスペンション搭載車の車体後部構造 - Google Patents

アクスルビーム式サスペンション搭載車の車体後部構造

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JPH0747978A
JPH0747978A JP19620993A JP19620993A JPH0747978A JP H0747978 A JPH0747978 A JP H0747978A JP 19620993 A JP19620993 A JP 19620993A JP 19620993 A JP19620993 A JP 19620993A JP H0747978 A JPH0747978 A JP H0747978A
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    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
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    • B60G2200/34Stabilising mechanisms, e.g. for lateral stability
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    • B60G2204/4302Fittings, brackets or knuckles for fixing suspension arm on the vehicle body or chassis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストラットハウジングの騒音に関する課題を
解決することを目的としている。 【構成】 この発明は、アッパクロスメンバ39の両端
部42に接続されたブレース44をストラットハウジン
グ8真上のリヤピラー43に接続し、且つ前記アッパク
ロスメンバ39の両端部42とブレース44とでストラ
ットハウジング8を覆ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアクスルビーム式サス
ペンション搭載車の車体後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車体後部構造としては、例えば図
5に示されるようなものがある(実開昭61−1476
73号公報参照)。2aはリヤフロアパネルで、2bは
ラゲッジフロアパネルを各々示している。16はスペア
タイヤパンで、1はリヤサイドメンバである。そして、
前記リヤフロア2aパネル及びラゲッジフロアパネル2
bの側方にはホイルハウス6が形成されており、該ホイ
ルハウス6にはストラットハウジング7がリヤピラー4
に沿った状態で一体形成されている。
【0003】そして、リヤフロアパネル2aとラゲッジ
フロアパネル2bとの境界部には、断面ハット形状をし
たアッパクロスメンバ10とロアクロスメンバ12とが
上下向かい合わせ状態で接合されている。ロアクロスメ
ンバ12は図示せぬアクスルビーム式サスペンション機
構を支持するためのものであり、ストラットハウジング
7よりも前側に位置している。また、アッパクロスメン
バ10の両端部には斜め上方へ延びるブレース11が接
続されており、該ブレース11の先端はストラットハウ
ジング7よりも前側位置のリヤピラー4に接続されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ストラットハウジング7自
体がストラット機構からの振動等により外部へ振動音を
発生させる騒音源でありながら、該ストラットハウジン
グ7全体がブレース11の後方位置で、車内空間Rに対
して露出した状態となっているため、車内の騒音対策の
面で大変不利である。本来ならば、ストラットハウジン
グ7をブレース11で覆いたいところであるが、ストラ
ットハウジング7の高さサイズHが大きいこと、また従
来のアクスルビーム式サスペンション機構の構造的理由
によりストラットハウジング7の位置を前側に移動でき
ないこと、などの理由から、ストラットハウジング7を
ブレース11で覆い隠すことは現実的に無理である。
【0005】ところが、最近になって、車体ロールの有
無を問わず路面に対するスカッフ変化を小さく抑えられ
ると共に横力作用によるジャッキアップ力の発生を無く
し、凹凸路等での直進または旋回走行時に挙動変化の少
ない安定した車両走行が実現できるようにした新しいタ
イプのアクスルビーム式サスペンションの配設構造が提
案されている(特願平4−243589号)。すなわ
ち、車体前後方向に沿った状態で左右に一対配設された
リヤサイドメンバ間に設けられ、車体下方に向けて凸形
状を呈する車体部材と、一端が前記車体部材に取付けら
れ、他端が左右の後輪を連結するアクスルビームに取付
けられたパナールロッドと、一端が該パナールロッドの
途中位置に取付けられ、他端が前記アクスルビームに取
付けられたアシストリンクと、前記パナールロッドの他
端と前記アクスルビームとの間に介装され、前記パナー
ルロッドの軸方向に変位可能な吸収部材と、を備えた構
造のものである。
【0006】このアクスルビーム式サスペンションの配
設構造は、ストラットハウジングの高さサイズを小さく
することができ、且つストラットハウジングを前側に位
置させることができる有利点を備えている。
【0007】この発明はこのような新しいタイプのアク
スルビーム式サスペンションの配設構造に着目してなさ
れたものであり、ストラットハウジングの騒音に関する
課題を解決せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアクスル
ビーム式サスペンション搭載車の車体後部構造は、上記
の目的を達成するために、車体前後方向に沿った状態で
左右に一対配設されたリヤサイドメンバ間に設けられ、
車体下方に向けて凸形状を呈する車体部材と、前記車体
部材の上側に取付けられた断面概略ハット形状のアッパ
クロスメンバと、前記アッパクロスメンバの左右両端部
とリヤピラーとを連結するブレースと、一端が該車体部
材に取付けられ、他端が左右の後輪を連結するアクスル
ビームに取付けられたパナールロッドと、一端が該パナ
ールロッドの途中位置に取付けられ、他端が前記アクス
ルビームに取付けられたアシストリンクと、前記パナー
ルロッドの他端と前記アクスルビームとの間に介装さ
れ、前記パナールロッドの軸方向に変位可能な吸収部材
と、上端が左右ストラットハウジングの上面部に取付け
られ、下端がアクスルビームの両端に支持されたストラ
ットと、を備え前記パナールロッドの車体部材への取付
点と、両ストラットのストラットハウジングへの取付点
とがそれぞれアクスルビームより車体前方に配設されて
いるアクスルビーム式サスペンション搭載車の車体後部
構造であって、前記アッパクロスメンバの両端部に接続
されたブレースをストラットハウジング真上のリヤピラ
ーに接続し、且つ前記アッパクロスメンバの両端部とブ
レースとでストラットハウジングを覆ったものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、パナールロッドの車体部材
への取付点と、両ストラットのストラットハウジングへ
の取付点とがそれぞれアクスルビームより車体前方に配
設されたアクスルビーム式サスペンション構造を採用し
ているので、両ストラットを前傾させることができ、そ
の分、ストラットハウジングの高さを低く抑えられ、し
かもストラットハウジングを従来よりも前側に位置させ
ることができる。
【0010】従って、アッパクロスメンバの両端部に接
続されたブレースをストラットハウジング真上のリヤピ
ラーに接続し、且つ前記アッパクロスメンバの両端とブ
レースとで前記ストラットハウジングを覆うことができ
るため、ストラットハウジングの車内空間への騒音の発
散を防止でき、騒音対策上有利である。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。図1〜図4はこの発明の好適な一実施例
を示す図である。まず、サスペンションを中心とした床
下構造を説明する。1がリヤサイドメンバで、各々前後
方向に沿った状態で、リヤフロアパネル2a及びラゲッ
ジフロアパネル2bの左右両側の下面に各々接合されて
いる。このリヤサイドメンバ1の途中位置には互いに内
側へ向いた屈曲部3が形成されている。また、このリヤ
サイドメンバ1の後端には、車両輸送時に車体を固定す
るフック(図示せず)を掛けるためのタイダウン5が設
けられている。
【0012】前記リヤサイドメンバ1の左右の屈曲部3
同士は、断面上向きコ字状のロアクロスメンバ12にて
連結されている。そして、このロアクロスメンバ12の
前後の側面には各々逆三角形状のパナールロッドブラケ
ット13が各々接合されている。そして、このロアクロ
スメンバ12とパナールロッドブラケット13により車
体部材14が構成されている。このパナールロッドブラ
ケット13の下端部15は、車体全体に対しては車体左
右中央部よりも若干左側に寄った位置になっているが、
ラゲッジフロアパネル2bに凹設したスペアタイヤパン
16に対してはその略中央に位置している。
【0013】リヤサイドメンバ1の屈曲部3の後側位置
には、両端に後輪17を有するアクスルビーム18が車
体左右方向に沿った状態で配されている。このアクスル
ビーム18の両端部がトレーリングアーム19を介して
リヤサイドメンバ1に接続されており、このトレーリン
グアーム19にて後輪17から入力される前後方向の力
を受けるようになっている。
【0014】このアクスルビーム18の両端部上面には
ストラット9の下端9bが接続されている。また、この
ストラット9の「取付点」としての上端9aは、前述の
如く、ストラットハウジング8の上部に固定されてい
る。このストラット9の上端9aは、下端9bよりも前
側で且つ内側に位置している。従って、前後方向で見た
場合、このストラット9は上端9a側が前傾した状態と
なっているため、その上端9aが固定されるストラット
ハウジング8の高さサイズhは従来よりも低くなり、且
つストラットハウジング8全体が前側に位置している。
このような構造により、この実施例では、ストラットハ
ウジング8、ロアクロスメンバ12と、後述するアッパ
クロスメンバ39とが同じ前後位置となる。更に、左右
方向で見た場合、両ストラット9が後方から見て「ハ」
の字状になっているため、このストラット9により後輪
17から加わる上下方向での入力を受けるようになって
いる。
【0015】そして、20がパナールロッドであり、途
中部分のみ上下幅が大きく設定されていると共にその部
分は前後に分かれた二重構造部21となっている。ま
た、この二重構造部21には前後に貫通する概略縦楕円
状の開口22が形成されている。このパナールロッド2
0の左端20aはパナールロッドブラケット13の下端
部15にブッシュ23を介して取付けられている。パナ
ールロッド20の車体部材14への取付点である左端2
0aは、パナールロッド20の長さが従来より十分に短
いため、車体部材14の真下に位置でき(従来は長いパ
ナールロッドを斜めに配していたため車体部材14の前
方に位置していた)、前記ストラットハウジング8と同
じ前後位置となる。
【0016】また、パナールロッド20の右端20b
は、前記アクスルビーム18の右側に設けられたブラケ
ット24の支持ピン25に「吸収部材」としての異方性
ブッシュ26を介して取付けられている。
【0017】一方、アクスルビーム18の上面のうち、
前記パナールロッド20の開口22に対応する位置に
は、別のブラケット27が設けられており、ここにアシ
ストリンク28の左端28aがブッシュ29を介して取
付けられている。そして、このアシストリンク28の右
端28bは、パナールロッド20の二重構造部21にお
ける右寄り位置にブッシュ30を介して取付けられてい
る。
【0018】次に、その他の床下構造について説明す
る。31は排気管で、右側のリヤサイドメンバ1に沿っ
た状態で後方へ延びている。32はパーキングブレーキ
ケーブルで、前記トレーリングアーム19の外側に配さ
れ、後輪17の中央のパッド部に接続されている。パー
キングブレーキケーブル32をこのようにトレーリング
アーム19の外側に配索できたのは、パナールロッド2
0の長さを短くできたためである。右側においては、パ
ーキングブレーキケーブル32と排気管31とが接近し
た状態になるが、トレーリングアーム19が間に介在し
ているため、このトレーリングアーム19が遮熱板とな
り、パーキングブレーキケーブル32を排気管31の熱
から保護している。
【0019】33はフィラチューブで、燃料タンク34
の左寄り後端にある連結口35にホース36を介して接
続されている。このフィラチューブ33は、車体部材1
4の下側を通過した後、外側へ曲折して延びている。こ
のフィラチューブ33はホース36への接続部付近がブ
ラケット37により下側から固定されている。すなわ
ち、このブラケット37の右端はパナールロッドブラケ
ット13の側面にボルト38にて固定され、左端はリヤ
サイドメンバ1の下面に車体部材14と共にボルト38
にて同じく固定されている。また、この実施例に係る燃
料タンク34は、パーキングブレーキケーブル32が前
述のようにトレーリングアーム19の外側へ配索されて
いるため、その分、左右の幅を拡張でき、タンク容量の
拡大が図られている。
【0020】次に、床上構造について説明する。車体部
材14を構成するロアクロスメンバ12の上には断面ハ
ット形状のアッパクロスメンバ39がボルト・ナット手
段Bにより取付けられている。このアッパクロスメンバ
39の前後のフランジ40のうち、前側のフランジ40
にはリヤフロアパネル2aの傾斜部41に沿って接合さ
れる延長部40aを有し、この部分もボルト・ナット手
段Bにより対応する傾斜部41に取付けられている。
【0021】アッパクロスメンバ39の両端部42は、
その上面42aが斜め上方へ膨出形成されている。この
上面42aの角度はちょうどストラットハウジング8の
真上のリヤピラー43に向いた程度になっている。この
アッパクロスメンバ39の両端部42はストラットハウ
ジング8のほぼ覆った状態となっており、該両端部42
の側面とストラットハウジング8の側面同士もボルト・
ナット手段Bにて取付けられている。
【0022】そして、このアッパクロスメンバ39の両
端部42内には、断面下向きコ字状をしたブレース44
の基端部45が重合され、その側面同士及び上面同士が
それぞれボルト・ナット手段Bにて固定されている。こ
のブレース44の先端部46はフランジ44aを介し
て、ストラットハウジング8の真上位置のリヤピラー4
3に接合されていると共に、それ以外の部分も別のフラ
ンジ44bを介してホイルハウス6に接合されている。
【0023】従って、ストラットハウジング8はアッパ
クロスメンバ39の両端部42とブレース44とで全体
が覆われ、ストラットハウジング8から発せられる振動
音もこのブレース44及びアッパクロスメンバ39にて
遮断されるため、車内空間R側へ発散されず、騒音対策
上有利となる。
【0024】更に、ブレース44がアッパクロスメンバ
39の両端部42と一体的に、ストレート状態でリヤピ
ラー43に接続されているため、アッパクロスメンバ3
9からの入力をリヤピラー43にて確実に受け止めるこ
とができるし、逆にリヤピラー43からの入力をアッパ
クロスメンバ39にて確実に受け止めることができる。
特に、最も入力が集中するアッパクロスメンバ39の両
端部42とブレース44の基端部45とが重合状態で取
付けられていることから、前記入力の伝達が確実に行わ
れる。
【0025】加えて、この実施例のストラットハウジン
グ8は従来よりも前側に位置しているため、その分、ラ
ゲッジスペースの拡大を図ることができる。
【0026】次に、前述した床下構造の優位点を述べ
る。この実施例のサスペンションでは、パナールロッド
20の途中位置の二重構造部21にアシストリンク28
を設けたことにより、車体部材14側では1点支持で、
アクスルビーム18側では2点支持になると共に、パナ
ールロッド20の右端20bに横変位を吸収する異方性
ブッシュ20を介装したため、路面入力に起因した車体
部材14の左右方向での変位自体を小さく抑えることが
できる。また、パナールロッド20の構造自体が、前述
のように車体部材14側において1点支持で、またアク
スルビーム18側において2点支持になっているという
ことは、2点支持される側のアクスルビーム18の位置
関係が保たれ、アクスルビーム18(つまり、路面)を
基準とし、車体姿勢とは無関係に路面に対するスカッフ
変化を小さく抑えることができる。従って、車体ロール
の有無にかかわらず路面に対して車輪がバウンド・リバ
ウンドする時のスカッフ量が小さく抑えられるし、ま
た、車体ロール状態でも後輪17がバウンド・リバウン
ドした場合に、後輪17の接地点に左右方向での力が加
わっても、車体ロールにかかわらずリンク配置の変化が
ないことで、パナールロッド20の上下分力により左端
20aから車体部材14を持ち上げるジャッキアップ力
が発生しない。
【0027】更に、パナールロッド20が取付けられる
車体部材14が逆三角形状で、ロアクロスメンバ12に
対する付け根部分の幅が十分に広いので、パナールロッ
ド20から加わった入力を、リヤサイドメンバ1へ有効
に伝達することができる。加えて、ストラット9の下端
9bをアクスルビーム18のトレーリングアーム19よ
りも外側位置に取付けたため、左右の下端9b間の距離
を広くでき、車体ロール時に挙動変化の少ない安定した
車両走行を実現できる。
【0028】尚、以上の説明では、車体部材14をロア
クロスメンバ12とパナールロッドブラケット13の二
部材を組み合わせて構成したが、ロアクロスメンバ12
とパナールロッドブラケット13とを予め一体成形した
ものでも良い。更に、リヤサイドメンバ1間に設けられ
ていれば、ロアクロスメンバ12を有せず、パナールロ
ッドブラケット13のみのものでも良い。
【0029】
【発明の効果】この発明に係るアクスルビーム式サスペ
ンション搭載車の車体後部構造は、以上説明してきた如
き内容のものであって、アッパクロスメンバの両端部に
接続されたブレースをストラットハウジング真上のリヤ
ピラーに接続し、且つ前記アッパクロスメンバの両端と
ブレースとで前記ストラットハウジングを覆うため、ス
トラットハウジングの車内空間への騒音の発散を防止で
き、騒音対策上有利である。
【0030】また、最も入力が集中するアッパクロスメ
ンバの両端部とブレースとを重合状態で取付けられてい
ることから、アッパクロスメンバとブレース間での入力
伝達が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るアクスルビーム式サ
スペンション搭載車の車体後部構造を示す平面図であ
る。
【図2】図1中矢示DA方向から見た状態を示す一部断
面の側面図である。
【図3】図1中矢示DB部分を示すストラットハウジン
グ周辺の斜視図である。
【図4】図3中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図5】従来例を示す図3相当の斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤサイドメンバ 2a リヤフロアパネル 2b ラゲッジフロアパネル 8 ストラットハウジング 9 ストラット 9a 上端(ストラットハウジングへの取付点) 12 ロアクロスメンバ 13 パナールロッドブラケット 14 車体部材 17 後輪 18 アクスルビーム 20 パナールロッド 28 アシストリンク 39 アッパクロスメンバ 42 アッパクロスメンバの両端部 42a 両端部の上面 43 リヤピラー 44 ブレース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に沿った状態で左右に一対
    配設されたリヤサイドメンバ間に設けられ、車体下方に
    向けて凸形状を呈する車体部材と、 前記車体部材の上側に取付けられた断面概略ハット形状
    のアッパクロスメンバと、 前記アッパクロスメンバの左右両端部とリヤピラーとを
    連結するブレースと、 一端が該車体部材に取付けられ、他端が左右の後輪を連
    結するアクスルビームに取付けられたパナールロッド
    と、 一端が該パナールロッドの途中位置に取付けられ、他端
    が前記アクスルビームに取付けられたアシストリンク
    と、 前記パナールロッドの他端と前記アクスルビームとの間
    に介装され、前記パナールロッドの軸方向に変位可能な
    吸収部材と、 上端が左右ストラットハウジングの上面部に取付けら
    れ、下端がアクスルビームの両端に支持されたストラッ
    トと、を備え前記パナールロッドの車体部材への取付点
    と、両ストラットのストラットハウジングへの取付点と
    がそれぞれアクスルビームより車体前方に配設されてい
    るアクスルビーム式サスペンション搭載車の車体後部構
    造であって、 前記アッパクロスメンバの両端部に接続されたブレース
    をストラットハウジング真上のリヤピラーに接続し、且
    つ前記アッパクロスメンバの両端部とブレースとでスト
    ラットハウジングを覆ったことを特徴とするアクスルビ
    ーム式サスペンション搭載車の車体後部構造。
  2. 【請求項2】 アッパクロスメンバの両端部上面を斜め
    上方へ膨出形成すると共に、ブレースを前記両端部上面
    に略沿った傾斜状態でアッパクロスメンバの両端部へ重
    合させて接続した請求項1記載のアクスルビーム式サス
    ペンション搭載車の車体後部構造。
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